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テーマは「Cher'」
フランス語の手紙の書き始めで「親愛なる」という意味です。幼い頃から、大切な時に手紙にして想いを伝える習慣があった私たち。お付き合いを始めてからも、彼が節目節目に長文のお手紙で感謝を伝えてくれたことから、手紙をキーアイテムにしました。
ヴィラ・デ・マリアージュさいたまが 「南フランスの街」をコンセプトにしていることもあり、フランス語でCher' というwedding nameにしました。
《手紙を綴るように一人ひとりに感謝を伝えたい》という思いから、結婚式の1週間前に2度目の招待状を送付。中には、テーマのご紹介/新郎新婦直筆のご挨拶/当日のタイムスケジュール/お料理のこだわり/シェフの紹介/プロデュースしてくれるスタッフの紹介などを載せて、当日を楽しみに待っていただけるようなものにしました。
テーブルコーディネートでは、手紙の形に折ったナフキンの上に、くるくると巻いたお手紙を忍ばせた小瓶の席札を置きました。
挙式前には 両親とのファーストミートや、新郎から両親へ手紙を読む時間を作り、とても心温まる時間となりました。
披露宴では、一般的に退場後に流すライブエンドロールを、新婦の感謝のお手紙の前に流し、より気持ちが伝わるようにしました。ライブエンドロールでは、プランナーと新郎が新婦の実家に行き、新婦のルーツを探るための取材をするシーンが入っています。
挙式
全天候型の温かみのあるチャペルで、当日は雨の中の挙式でしたが素敵な時間を過ごせました。新婦の入場では父との思い出の曲を聖歌隊にリクエストし歌ってもらうことができとても感動的な時間になりました。
また、ウエディングキスシーンで照明が暗転したり、両親の座る席が他のゲストの方よりも近い位置でしっかり見ることができて良かったと両親にも喜ばれました!
披露宴パーティ
窓がたくさんあり自然光が注ぐ明るい会場で、2階席もあるほど天井も高いため、コロナ禍でも換気を徹底した安心の披露宴を行うことができました。また、階段が2つあり、新郎新婦が左右の階段から降りる珍しい演出もできます!
コンセプトやこだわったこと
ゲスト全員に楽しんでいただけるものとして、お料理やドリンクにはとてもこだわりました。ヴィラ・デ・マリアージュではミシュラン一つ星シェフ監修のお料理が提供でき、ゲストの方からも「今まで参列した中で一番美味しかった」と言っていただけてとても嬉しかったです。
ドリンクも乾杯酒のシャンパンがフリードリンクとして提供されたり、葡萄ジュースやみかんジュースなどのノンアルコールも入れて、妊婦さんやお酒の苦手な方にもお料理とペアリングで楽しんでいただけるようにしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
ショップは「メゾン・ド・ブランシュ」のイタリアのドレスにしました。ヴィラ・デ・マリアージュさいたまでは、カラー骨格診断をもとに似合う1着を提案してもらえるので、安心でした。タフタという生地がおきにいりです。
SECOND DRESSドレス 2着目
会場装花とも合うよう、ホワイト×淡いモスグリーンのカラードレスにしました。お気に入りポイントは、レースのオフショルダーになっているところです!
SHOESシューズ
前撮りでも使用した淡いグリーンのシューズを持ち込みました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
担当のヘアメイクさんを本当に信頼していたので全てお任せしたのですが、メイクは艶肌でパーソナルカラーに合うメイクをしていただきました。
ヘアは挙式でゆるくまとめたスタイル、披露宴入場でダウンスタイル、お色直し入場でローポニーにしていただきました。
ACCESSORIESアクセサリー
終始ネックレスはつけず、ピアスとヘッドアクセサリーのみにしました。挙式、披露宴入場では三連のパールピアス、お色直しではゴールドの揺れるリーフピアスをつけました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式はベールがあるのでヘッドアクセサリーはつけず、披露宴入場はダウンスタイルだったので会場装花に合わせたお花をつけていただきました。
お色直し入場では、ローポニーにオーガンジーのベージュのリボンを巻いていただきました。
NAILSネイル
くすみピンク×ベージュのテーマカラーに合わせたものにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
淡いベージュ、くすみピンク、アプリコット、アイボリーをメインに、ボルドーをスパイスカラーとして甘すぎないテイストにしていただきました。深いウッド調のテーブルが少しのぞくように柔らかい生地の布をアシンメトリーにかけていただきました。
FOODお料理のこだわり
ヴィラ・デマリアージュさいたまでは、地産地消のお野菜や長崎の五島列島から直送の鮮魚や伊勢海老、那須ノ河原産の和牛など、食材にこだわったミシュラン一つ星のコースを提供していただけるので、試食会を経てコースを選びました。
また、デザートはメニューに載せず、サプライズとしてさっぱりとしたパフェを提供しました。ゲストからも「今まで参列した中で一番美味しかった」と言っていただけてとても嬉しかったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
3段のフルーツショートケーキにしました。パティシエさんにワゴンで運んでいただき、キーアイテムでもある手紙型のモチーフを新郎新婦で載せて完成としました。
WEDDING FAVORS引出物
ほぼ全員に贈り分けをし、スタッフさんは本当に大変だったと思います。。笑 ゲストの方の顔を一人一人思い浮かべながら決めていきました。
親族にはカタログギフトと式場オリジナルのエリザマロン(これが本当に好評でした)や当日も提供されたオリーブオイル、ワイン好きな上司にはグラス一杯分のワインが詰め合わせになったセットやフェルミエのチーズ。
男性友人には木箱入りのビアグラスやタンブラーセットと式場オリジナルのサブレ、女性友人にはサボンのシャワーオイルセットやクレイ入浴剤とタオルセットとサブレなどを渡しました。
PETITE GIFTSプチギフト
寒い12月の結婚式だったため、帰った後温まっていただけるよう、個装の紅茶にしました。妊婦さんもいたので、ノンカフェインのものも含めた全6種類をランダムにお渡ししました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
俄の「初桜」
いつまでも初心を忘れないように、という意味だそうです。
WEDDING RING結婚指輪
俄の「祈り」
婚約指輪が《過去》にフォーカスした意味合いだったため、結婚指輪は《未来》にフォーカスしたものをセレクト。手を取り合うようなデザインになっており、いつまでもこの幸せが続くよう祈る姿をイメージしているようです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式で父との幼い頃の思い出の曲とともに入場したこと。仕事で忙しい父が、よく車の中で歌ってくれた「サウンドオブミュージック」の映画で流れるエーデルワイスという曲です。
父は12年前に大きな交通事故にあっており、思い出の曲をBGMにバージンロードを歩けたことが本当に奇跡のようでした。そして教会の扉が開いた瞬間、大好きなゲストの方々の顔が見えた時には、本当に感動しました。
二人らしさとは
2人らしさ、とは飾らないありのままの自分たちでいること。着飾らず、背伸びもせず、等身大の自分達でおもてなしをできたことが本当に良かったです。
私たちの2人らしさは、文字にして感謝を伝えること。言葉にすることも大切ですが、それに加えて、この先もずっと形に残る文字で伝えることが、私たちの2人らしさだったと思います。
嬉しかった参加者の反応
・今までの結婚式で泣いたことがなかったけれど、感動して号泣してしまった
・料理が今まで参列した結婚式で一番美味しかった
私にとって結婚とは
結婚式とは、になりますが、、
今までお世話になった方々が一同に会し、感謝を伝えられる機会であり、今までの人生を振り返り、後悔などを精算できる機会。
コロナ禍での結婚式でしたが、何のために結婚式を挙げるかを2人で何度も話し合ったことで、ゲストに感謝を伝えられる1日になったと思います。
節約のための工夫
ペーパーアイテムを手作りにしたこと、プロフィール映像を持ち込んだこと。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
何のために、誰のために結婚式を挙げるのかを2人で話し合うことがとても大切だと思います。結婚式に対してモチベーションの差を感じたら、新郎はその目的を見失っているかもしれません。(我が家はそうでした笑)
2人で結婚式の目的を擦り合わせることで、ゲストへのおもてなしのひと手間も楽しんで準備でき、夫婦の絆も深まったと思います!