花嫁の手紙は何を書く?全文例文つきで書き出し・結び・読む時間も解説

花嫁の手紙は何を書く?全文例文つきで書き出し・結び・読む時間も解説のカバー写真 0.6658333333333334

結婚式のラストを飾る定番演出【花嫁の手紙】。ゲストの感動を呼ぶ定番の演出ですが、扱うテーマによって会場の雰囲気がガラッと変わるため、メインエピソードの決め方がとっても重要です!この記事では、花嫁の手紙のアイデア出しのヒントや書き方のコツ、そのまま使える例文をご紹介します。

本コンテンツはウェディングニュース編集部と卒花ライターが協力して、独自に制作しています。アフィリエイト広告を利用しているリンクも含まれますが、コンテンツの内容やランキングの決定は編集部が自主的な意思で企画、編集、制作しています。

花嫁の手紙とは?感動を呼ぶ理由と基本のルール

hinaao_wd

結婚式で花嫁が両親や家族への感謝の気持ちを込めて読む「花嫁の手紙」。ゲストの感動を呼ぶ定番の演出です。

いざ書こうと思っても、なにをどう書けばいいのか・・・なかなか筆が進まないことがありますよね。

ここではまず、花嫁の手紙をスムーズに書くために知っておきたい基本ルールと花嫁の手紙が人気の理由を解説します。

「花嫁の手紙」なぜ結婚式で人気なの?

「花嫁の手紙」は結婚式での定番の演出で、式の終盤に行われます。

両親や家族に普段なかなか言葉にできない「感謝」や「想い」を伝えることができ、その想いをゲストの皆と共有できる、またとない機会です。

子供の頃の嬉しかった出来事や反抗期に迷惑をかけたエピソードなど、家族間での思い出がよみがえり懐かしい気持ちや切ない気持ちにもなります。

手紙を書くことで今までの人生を振り返ることができ、新たなスタートを迎えるための心の準備にもなりますよ♪

花嫁の手紙の基本構成・文字数・時間の目安はどれくらい?

「花嫁の手紙」を作成するにあたり、基本の構成や文字数、時間の目安をご紹介します。

手紙を書き始める前に、構成を決めておくことで文章がまとまりやすくなります。一般的に使われる構成は次の通りです。

  • 前置き
  • 書き出し
  • エピソード
  • 義理の両親への一言
  • 結び

内容の中心となるエピソードを真ん中に置き、はじめとおわりの挨拶ではさむような構成です。

結びの前に義理の両親への一言を入れることで、結婚して「家族になる」という前向きな印象になりますよ◎

文字数は600~1000文字程度が目安です。これは、便箋にすると2~3枚程度に収まる分量です。

本番では緊張して手元が震えたり、照明が暗かったりすることもあるので、読みやすいように大きな字で書いておきましょう。

読む時間はゆっくり読んで2~3分程度。短すぎてもあっけなく感じてしまい、長くても飽きてしまうので5分以内にはおさめましょう。

次の項目では、花嫁の手紙でそのまま使える例文を各パートごとにご紹介します!

花嫁の手紙でそのまま使える例文集【各パートごとに紹介】

rio.0331

ここからは手紙を書くときの定番のフレーズを交えながら、実際にそのまま使用できる例文をご紹介します。

例文を3つずつ紹介しますので、自分に合った文章をそのまま使ったり、自分なりに多少アレンジを加えたりして活用してみてください♪

前置きの定番フレーズ例

まずはじめに「前置き」として、結婚式に参列してくれた両親やゲストへの挨拶と感謝の言葉を綴ります。

両親への手紙を読む時間をもらうため、ゲストに断りを入れる文章を書いてもいいでしょう。

前置きをすることで、スムーズに本題へとつなげられます。

書き出しのパターン例

次に「書き出し」です。親への感謝の気持ちや、メインのエピソードに繋がる文章を書きます。今の気持ちや、手紙を書く理由などを添えてもいいでしょう。

メインエピソードの例

続いて、本題である「メインエピソード」を書きます。メインエピソードは「お父さんへの想い」「お母さんへの想い」「二人への想い」という構成が多く使われます。

楽しかったことや、心配や迷惑をかけて謝りたいことなど、自分の感情が大きく動いた経験談を盛り込むと思い出が鮮明によみがえってきます。

義理の両親への一言

義理の両親へも、感謝の気持ちやこれからの結婚生活への意気込みを伝えるメッセージとして一言書くといいでしょう。

エピソードを交えたり、義理の両親の良いところなどを具体的に書くと気持ちが伝わります。

締めくくりのまとめ方例

最後に「結び」です。締めくくりの一言として、再度感謝の気持ちを綴ります。

これから夫婦としてお世話になることへの挨拶や、未来に向けた抱負なども盛り込むといいでしょう。

花嫁の手紙の主役はここ!メインエピソードに使う題材の選び方

aoooi0703

「花嫁の手紙」で何を題材に書けばいいのだろう…と悩んでしまうことも少なくありません。

ここでは、メインエピソードに書くための題材を具体例をあげながらご紹介します。

忘れられない思い出や、ターニングポイントとなった出来事のエピソードなど、個性的な内容を選んで書いてみましょう!

家族との思い出エピソード

「家族との思い出のエピソード」は、家族の関係性が垣間見え、会場があたたかい雰囲気に包まれます。

兄弟(姉妹)が多い人や、ペットがいる家庭で育った場合、忘れられない思い出も多くあるでしょう。

家族みんなと過ごした大切なエピソードを会場にいるゲストと共有することで、心温まるステキな時間を過ごせます♡

なかなかしっくりくるエピソードが見つからない方は、次のような瞬間を思い返してみてくださいね。

・家族の恒例行事の思い出
・今でも家族の話題にあがるような衝撃的な思い出話
・家族旅行の思い出
・家族みんなで乗り越えた”ある危機”の話
・家を離れてみてわかった、何気ない日常シーンの愛おしさ

あの時伝えられなかった感謝&謝罪

「あの時伝えられなかった感謝&謝罪」のエピソードは、会場にいるゲストも自分のことのように感情移入でき、グッと感動モードになります。涙を誘うような感動的な雰囲気になるでしょう。

少女時代に思っていたけどずっと言えなくて後悔していることがある人は、これを機にしっかり感謝と謝罪を伝えてみるといいかもしれません♪

次のような、感謝の気持ちと謝罪が込められたエピソードも、結婚式という特別な場で伝えるのにふさわしい内容です。

・両親を泣かせてしまったエピソード
・両親に心配をかけてしまったエピソード
・両親の反対を押し切って決めた進路・就職・引っ越しのエピソード
・わがままを言って困らせてしまったエピソード
・強がって親の優しさを突っぱねてしまったエピソード

クスッと笑えるエピソード

「クスッと笑えるエピソード」では、お父さんやお母さん、家族の意外な一面を知れて、会場が楽しく温かい雰囲気になります。

しんみりする空気が苦手な人や、大勢の前で感謝を伝えるのが恥ずかしい人は、クスッと笑えるエピソードで会場のみんなを笑顔にしちゃいましょう!

次のようなエピソードを参考にしてみてくださいね。

・子供の頃のおっちょこちょいエピソード
・ちょっとズレてる両親の天然エピソード
・今では笑える両親の夫婦喧嘩のエピソード
・プチ反抗期のエピソード

両親に対する尊敬エピソード

「両親に対する尊敬エピソード」は、両親の素晴らしい一面を知れ、会場全体が温かく感動的なムードになります。

大人になって初めて親の偉大さを理解した人や、今でも親には勝てないなぁと思うようなエピソードがある人はこのテーマを選んでみるといいでしょう。

とくに次のようなエピソードがしっくりくる方におすすめです♪

・親の働く姿勢から学んだこと
・仕事も家事も手を抜かず、いつも忙しくしていたお母さんのエピソード
・家族のために毎日一生懸命働いてくれるお父さんのエピソード
・いつも笑顔で楽しい雰囲気にしてくれるお母さんのエピソード
・仕事で悩んだときにアドバイスをくれたお父さんのエピソード

花嫁の手紙に関するよくある疑問

wd03_m

ここからは、花嫁の手紙に関して「これでいいのかな?」と悩む花嫁さんの疑問を解消していきます。万全の準備で本番を迎えたい方は、ぜひチェックしてみてください。

花嫁の手紙でNGワードや避けた方がよい内容ってある?

花嫁の手紙でのNGワードは、「忌み言葉」や「重ね言葉」です。

「忌み言葉」とは、別れや不幸を連想させる言葉、縁起の悪い表現、不吉な印象を与える言葉などのことを指します。

結婚という晴れの日にはふさわしくないため、できるだけ避けるようにしましょう。

結婚は一生に一度の特別な行事であるため、同じ言葉を2回繰り返す「重ね言葉」も避けるべきとされています。

花嫁の手紙を作成する際には、具体的に以下のような言葉を使用しないように気をつけましょう。

・別れを連想させる言葉(別れる、終わる、離れる 等)
・重ね言葉(度々、重ね重ね、再び 等)
・不幸・不吉な言葉(忙しい、苦しい、戻る、返す 等)

花嫁の手紙を読むときに気を付けることは?

いざ本番!手紙を読むときって緊張しますよね。手紙を読むときはどうしても視線が下に向きがちです。視線が下に向くと姿勢も前かがみになり、見た目にもよくありません。

手紙に視線を落としつつも、目の前の両親をときどき見ながら笑顔で読むように意識しましょう。

また、緊張すると早口になりがちです。せっかくの感動的な手紙なので、焦らずゆっくりと読み、適切な間を取るように意識すると自然に聞こえますよ。

花嫁の手紙をもっと素敵にするには?

ただ手紙を読むだけではなく、ちょっとしたサプライズや少し変わった演出を加えるとオリジナリティのある花嫁の手紙になります。

例えば次のような演出を取り入れると、両親や義両親にさらに感謝の想いが伝わること間違いなし♡

  • 自分の両親だけでなく、義両親に相手の尊敬できるところを伝えてみる演出
  • 花束を渡すシーンでは、両親の好きなもの(お酒が好きならワインなど)を一緒にプレゼントする
  • サンクスムービーを作成して、手紙の朗読後に流し、DVDを両親にプレゼントする

など、自分たちだけの特別な演出を考えてみてくださいね♡

心を込めた自分だけの手紙を書こう

mii_wedding1123

結婚式の定番演出「花嫁の手紙」について解説してきました。参考になりましたでしょうか?

花嫁からの手紙は両親にとっても忘れられない一生の思い出になります。

文章の構成や避けたいワードなどをふまえ、両親へ向けたまっすぐな想いを表現して素直な気持ちで書いてみましょう♪

「花嫁の手紙」は育ててくれた両親に感謝の気持ちを伝えられる、とても貴重な機会です。感動的でいつまでもステキな思い出として残るよう、ぜひいろいろと工夫してみてくださいね。

photo by @maa_wed

LINEウェディングニュース相談カウンター
担当アドバイザーが結婚準備をサポート
何も決まっていない方でも大歓迎
無料相談受け付け中♪
ウェディングニュース相談カウンター
マイレポイメージ

プロポーズされたら、アプリがおすすめ

結婚準備に必要な情報がサクサク見れる
結婚式場の口コミ・レポまとめ読みするなら

保存するには登録が必要です