マタニティー新婚旅行は国内で!特典プランを楽しもう!
今回は妊娠しても、夢のハネムーン」に行きたい!という方のために、「妊婦さんにオススメの国内旅行」をお伝えしたいと思います!
国内2023.7.14 更新2016.6.22 公開
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目次
妊婦さんには近距離でまったり国内新婚旅行♪
一般的に、「新婚旅行」は「海外」というイメージが強いかもしれません。
しかし、妊娠中は飛行機での移動や慣れない国で体調が悪くなった時のことを考えると不安になりますよね。
我慢して行かない!と思っている方もいるかもしれませんが、今は「マタ旅(たび)」というプランもたくさん出ていることもあるので、気を付けることは多くなりますが、絶対に行けないというわけではありません。
「近距離でまったり♡」をテーマに行ってみても良いかもしれませんね♪
国内の妊婦さんに優しいお宿などご紹介いたします!
妊婦さんにオススメのマタニティープランとは?
マタニティプランとは、妊娠中でも心身ともにリラックスして、大切な人との時間を過ごせるように、サービスを充実させた旅行プランのことです。
妊娠中は急な体調変化が起こりやすいもの。妊婦さんの場合はキャンセル料がかからないものや、料理のメニューについて細かい注文に応じてくれるもの、マタニティウェアや抱き枕を多く用意してくれるなど、宿によって内容は異なりますが、妊婦さんに配慮したプランを提供しています。
宿によってサービス内容が異なるので、自分の希望に合ったサービスや宿を見つけてください♪
やっぱり国内旅行は温泉!妊婦さんも入れます!
少し前は妊娠中の温泉は禁止と定められ、温泉が流産や早産を招くなどの噂がありましたが、実は何の医学的根拠もないようで、環境省では2014年4月より妊婦の方でも温泉に入っても良いと認めています。
ラジウム温泉は放射能が微量含まれており、妊娠中は気にされる方がいますが、ラジウム温泉に含まれる放射能量は、レントゲンと比べてごくごく微量(およそ0.3~0.5マイクロシーベルト)で、日常生活でもこれ以上の放射能を浴びていると考えると、特に問題はありません。
露天風呂付客室や貸切風呂にすれば、「温泉に入りたいけどおなかが気になる」という方にも安心。
旦那さんと一緒に入ることもできますし、急な体調変化にも対応できるので安心です。
好きな時間に好きなだけ入ることができるので、体調を考えながら入れるのが嬉しいですよね。
また、宿によってはマタニティーエステや、高層階で夜景が楽しめるレストランや貸切風呂など、館内だけでも楽しめるようなところがたくさんあります。
体調を崩しても、病院との連携が取れたホテルの方がサポートしてくれますので安心感は格別です。
マタニティープランを設けた宿はたくさん!
【新潟】 角屋(かどや)旅館
新潟県にある「角屋旅館」は妊婦さんがたくさん利用されている有名な旅館のひとつです。
近くには「安産」と「子宝」の仏様「優婆尊(うばさま)」がいらっしゃり、安産祈願ができるのも魅力の1つです。
- 日帰り利用や宴会がない
- 10室前後のあまり大きくない宿
- ぬるめの温泉が貸切できる
- 妊婦さんのお肌に優しい石鹸の用意
- 薄味を心掛けている丁寧なお料理
という細かいサービスが妊婦さんに好評で、妊婦さんに優しい宿と言われています。
<角屋旅館> HPはこちら
参考価格:10,000~26,000円
【新潟】 ホテル小柳(おやなぎ)
こちらには妊婦4大症状解消料理というお料理の用意があり、むくみやカルシウム不足、貧血、便秘に効くのだそうです。体に良いものを提供していただけるのはとても嬉しいですね。その他にも、
- チェックイン14:00アウト11:00の21時間ゆっくり滞在
- いつでもくつろげるよう、一組お布団を敷く
- 夕食時、イス・テーブルか部屋食どちらか選べる
- マッサージチェアー付き客室(※マッサージチェアーの使用はかかりつけの医師に要相談)
- 自家製のノンカフェインハーブティー用意
- 由緒ある青海(あおみ)神社の安産お守りプレゼント(上杉謙信を身ごもった母が安産祈願した神社)
- MOGUの3点セット&足元ぽかぽかスリップ防止スリッパ、空気清浄機を準備
至れり尽くせりの大満足サービスを体験してみてはいかがですか?
<ホテル小柳> HPはこちら
参考価格:7,884~20,520円
【神奈川】 懐石旅庵 阿しか里(あしかり)
贅沢に過ごすハイレベルな旅館。こちらでもマタニティープランが充実です。
- チェックアウト11時・ゆとりの20時間ロングステイ
- CDプレーヤーとCDの貸出(お部屋で癒し音楽)
- リクライニングチェアの用意
- 作務衣、湯たんぽ、抱き枕の貸出可
緑豊な高台に建つ全18室の宿。上質な懐石料理が人気の宿です。
開放感溢れる露天風呂で温泉気分を満喫できます。和風庭園や山並みを眺められる和室はゆったり静かにくつろげます。
<懐石旅庵 阿しか里> HPはこちら
参考価格:16,350~70,890円
【石川】 たちばな四季亭
旅行比較サイトで特に人気だった旅館・ホテルの総合人気ランキングにも登場する高級旅館です。せっかくのハネムーンなので、贅沢したいですね♡こちらのマタニティープランは、
- 鮑(あわび)を食べると目のキレイな赤ちゃんが生まれるという言い伝えから、鮑料理が出される
- ゆったり部屋食(椅子テーブルも用意可能)
- いつでも入れる露天風呂付き客室
- 体質に合わない素材などの配慮
- 簡易ベッド・車椅子用意が可能
- ダイニング・ベッドルームはオールバリアフリー
- チェックイン13:00~、チェックアウト12:00
高級旅館での高級料理に舌鼓を打って、旦那様と二人だけののんびり露天風呂。妊娠中だから味わえる贅沢です。
<たちばな四季亭> HPはこちら
参考価格:18,684~90,800円
【三重】 季さら
安産祈願へ近くの伊勢神宮も近くにあります。二人っきりでゆっくり出来るのは今だけなので、離れの温泉露天風呂付客室で誰にも気兼ねせずのんびり過ごせる静かな宿も良いでしょう。こちらでのマタニティープランには、
- チェックイン時、自家製スイーツ&ドリンク
- 大自然林に囲まれた約2,500坪に、たった10部屋だけの内風呂・露天風呂付き離れの客室
- 選択できる座敷での食事か椅子テーブル席
- 妊娠中の生物を控えている場合も、1人分のみ加熱調理対応
海鮮好きの旦那様にはお刺身を楽しんでもらって、妊婦さんにはまた別の楽しみ方で美味しい料理を味わえるのはとても嬉しいです♡
<季さら> HPはこちら
参考価格:24,500~43,900円
【岡山】 清次郎の湯 ゆのごう館
こちらはマタニティー専用の8大特典付のプランがあります!
- 夫婦水入らずで周囲を気にせず入浴できる貸切露天風呂・無料サービス
- 妊婦さんにやさしいテーブルの個室食事処優先予約
- 「体調が不安定だから当日まで不安…」に応えた前日までキャンセル料無料
- アレルギー、苦手食材に対応する安心の食事
- 抱き枕用意
- 冷え防止の足袋やエチケット袋を用意
- エレベータ近くの部屋を優先で用意
- 布団をチェックインから準備可能
これだけの特典満載のマタニティプランで、プラン追加料金がかからないという充実したサービスです。
<清次郎の湯 ゆのごう館> HPはこちら
参考価格:10,800~18,360円
【熊本】 人吉(ひとよし)温泉 鍋屋本館
パワースポットが近くに2つもあるこの旅館。安産祈願もして旅を楽しみましょう!
このプランには、
- 近くに産婦人科「愛甲産婦人科ひふ科医院」あり
- ひざかけ&クッションの貸出しで個室食確約
- 安産祈願のパワースポットあり
パワースポット情報/ 「新宮寺」(宿より車で12分)、 「白髪神社」(宿より車で30分)
産婦人科が近くにあり、とても安心です。母子手帳と保健証は忘れず準備しましょう。
<人吉温泉 鍋屋本館> HPはこちら
参考価格:5,000~25,380円
温泉だけじゃない!テーマパークもマタニティーに優しい♡
ディズニーランドでは「ゲストアシスタントカード」を活用!
妊婦さんだからといって、ディズニーランドやシーへの入場を制限されることはありません。ただし妊婦さんの体に負担をかけるアトラクションには利用制限があります。
「ゲストアシスタンスカード」という、病人、ケガ人、妊婦さんなど介助サポートが必要な方を示す証明書が用意されています。
ゲストアシスタンスカードで受けられるサポートには、決まった内容はありません。
妊婦さんの場合は、立ったままで長時間列に並ぶことが困難なため、アトラクションに乗車するまでの待ち時間を別の安全な場所で過ごすことができるなどのサポートが受けられます。
ゲストアシスタンスカードは無料で発行してもらえ、パーク来園予定日の1ヶ月前から電話で予約受付が可能です。
チケットは購入していなくても、パークに行く日が決まっていれば予約できます。また、当日にエントランスで申請しても発行してもらえますディズニーリゾートに来園する日のみ使用可能です。
<ゲストアシスタントカード>についての詳細はこちら
「国内マタ旅」絶対安全ではない!注意点まとめ
移動手段を見定める
国内旅行をおススメする理由として、まず長時間飛行機に乗らず、自家用車や電車で移動できるこということです。
旅先で万が一体調を崩しても、自家用車や電車で近くの病院へ駆けつけることができ、言葉の壁もなく、保険も適用されるので海外ほど大きな問題がないと予想できます。
もちろん、妊婦だから飛行機に乗ってはいけないという決まりはありません。
ただ、機内で急に体調を崩した場合や、つわりが長引いて気分が悪くなってしまった場合など、飛行機を途中で降りることができませんので、対応がしきれないケースが出てきます。
自家用車は自身のペースで移動できるのでオススメなのですが、渋滞に巻き込まれる可能性もあります。
寝台列車でのんびり移動という方法も楽しそう♪
体調を優先して無理は禁物
妊婦さんが旅行に行っていいと言われている時期は「安定期」と言われています。安定期は、中期(16週~27週)頃になります。
この時期になると胎盤も安定してくるため、流産のリスクも少なく旅行にも行けるとされています。
しかし、つわりが長引いていたり流産の可能性があると診断されている時には、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性がないよう、無理は禁物です。
旅程を詰め込み過ぎない
普段の自分達であれば、何の問題もないプランであっても、妊娠中になると何が起きるかわかりません。
「無理や負担がない、余裕を持たせた」計画を立てましょう。
現地の病院をチェック
妊娠期間中はほんとに予期せぬことが起きてしまうことがあります。もしもの事を考えて、旅程、現地の病院をチェックしておくようにしましょう。
休憩はこまめにとりましょう
気分が悪くなったら、疲れたなぁと感じたら、無理せず休憩をとりましょう。ドライブなどで座っているだけでも、同じ姿勢をキープしているので疲れてしまうものです。そのため、自家用車で移動をする場合は、2時間に1度程度はパーキングで休憩を取り、体の負担を軽くするようにしてください。
保険証&母子手帳は忘れない
当然のことながら、現地でのアクシデントに備えて常備しましょう。
真夏・真冬は避ける
日常生活であっても真夏と真冬は妊婦さんには大変な時期。脱水症状や熱中症、路面凍結による転倒など起こる可能性のある時期です。
この時期はできるだけ避けて計画を立てましょう。
温泉での注意事項
長時間の入浴に注意
妊娠中はのぼせやすくなるため、10分以上の入浴は避けた方が良いでしょう。
また、42℃以上の温泉や30℃以下の温泉(冷泉)は、血圧を上昇させるので、避けた方が無難です。
刺激の強い泉質に注意
妊娠中は多少肌が敏感になりやすいため、硫黄泉や濃い食塩泉、ラジウム泉などの刺激の強い泉質では、お肌がかゆくなる場合があります。
お肌が敏感な方は気を付けた方がいいかもしれません。
転倒注意
妊娠中は体のバランスがとりづらいため、特に注意しなければいけないのは、転倒です。硫黄泉など足元が見えないような泉質の場合は、温泉内の階段などでつまづかないように注意してください。
細菌感染に注意
温泉は共同の場所ですし、気になるのは脱衣所や座椅子、共有のタオルなどからヘルペスに感染する恐れは少なからずあります。
特に注意すべきは、妊娠後期に入ってからの感染です。
妊娠後期にヘルペスに感染すると、赤ちゃんにも感染し、新生児ヘルペスとなることがあります。
共同の場に行く際は、極力直接肌が触れないようにしましょう。
妊娠初期・後期は温泉は控えましょう
妊娠初期では、およそ15%の流産があると言われています。
安定期に入るまでは血圧の変動やつわり、出血など変化が起きやすい時期なので、特に注意しましょう。
妊娠中の温泉は、環境省が良いとしましたが、決して推奨しているわけではありませんので、自己責任で赤ちゃんを守りましょう。
行くも行かぬも、後悔だけはないように
今では妊婦さんでも新婚旅行に行ける時代ですし、妊婦さんのためのプランもたくさん出てきました。
妊娠記念旅行として、マタニティー期でしか味わえない特典を楽しみましょう!
ただ、妊娠中はおなかの赤ちゃんのことを第一に考えて、無理なく、ゆったりと楽しめる旅行を計画して楽しんできてください。
妊娠中は何かと注意点もありますので、一度かかりつけの医師に相談してからの方が安心ですね!