見積もりに載ってない!?結婚式費用の忘れがちな出費17選と費用を抑えるコツ

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結婚式の費用は当初の見積もりより金額が高くなりがちです。数百万円アップするケースもあるので、事前に対策しておきましょう。この記事では、なぜ金額が高くなるのかだけでなく、節約できるポイントや見落としがちな費用についてもまとめています。これから結婚式準備を始めるプレ花嫁さんは、ぜひチェックしてみてくださいね♡

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想定外の出費で予算オーバー!?結婚式費用が見積もりから大きく上がる理由

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結婚式の費用は最初の見積もりから大幅にアップすることがしばしば…

どうしてそこまで金額が上がってしまうのでしょうか?その理由を知っておけば、ゆとりを持って結婚式準備に臨めるはずです。

まずは、結婚式費用が見積もりから大幅アップする要因と、見積額を実際額に近づける方法を紹介します◎

結婚式費用はなぜ見積額から大幅に変動するの?

そもそも結婚式費用はなぜ見積額から大幅にアップするのでしょうか?

大きく分けて以下の3つの項目が見積もり額アップの要因です。

・ゲストの人数の変動
・演出内容の追加や変更
・プラン変更

まず、見積額アップの要因の一つがゲストの人数の変動です。ゲストがひとり増えると、その分料理やドリンクが必要になるので値段はアップします。

最初に想定していた招待人数よりも参列客の数が多くなる場合は、見積額が大幅に変動することを想定しておきましょう。

次に、演出内容の追加や変更も見積額から費用が変動する理由です。人気のスイーツビュッフェやキャンドルセレモニーなど、演出を増やせばその分費用はかかります。

最後に挙げられるのがプラン変更です。

最初の見積もりでは、ドレスや料理のランクが最低レベルに設定されていることがほとんど。気に入ったドレスや平均的なレベルの料理を選ぶと、その分費用がかかることを想定しておきましょう。

最初から見積額を実際額に近づける方法はある?

当初の見積額から費用がどんどんアップしていくと焦ってしまいますよね…

おすすめなのは最初から見積額をリアルな金額に近づけておくことです!

そのためには、事前に平均額での見積もりをお願いしておきましょう。「料理のグレードは人気のものがいいです」「ドレスは平均的な価格にしてください」と依頼するのがおすすめ。

また、プランナーさんに大体どのくらい最初の見積もりからアップするのか聞いておくと、リアルな数字をイメージしやすいですね♪

見積もりに入っていない!見落としがちな結婚式費用12選

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意外と盲点なのが、見積もりには入っていない金額です。

見積もりに入っていない項目には、式場以外に支払う費用や、当初の見積もりには含まれていないものの後から追加になる費用などが該当します。

当初の見積もりからプラスになりやすい見落としがちな項目をチェックしておくことで、予想外の金額アップを防げますよ!

ここでは、見積もりには入っていない見落としがちな費用項目を具体的に紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

遠方ゲストへの交通費や宿泊費(1人1万円~3万円×人数分)

遠方から列席してくれるゲストには、交通費や宿泊費といった「御車代」が必要になってきます。

具体的な金額はそのゲストがどこに住んでいるのかによって変動しますが、一般的には1人1万円〜3万円程度です。交通費の実費をお渡ししたり、宿泊する場合は多めに包んだりします。

遠方から列席するゲストが多ければ多いほど費用がかかるので、遠方ゲストのリストアップは早めにおこないましょう。

ゲストや式場スタッフへの心付けや謝礼(2万~4万円程度)

ゲストや式場スタッフへの心付けや謝礼も、見落としがちな費用です。

受付やスピーチを引き受けてくれた友人には、お礼の意味を込めて謝礼を渡すのが一般的。他にもプランナーさんやヘアメイクさんといった式場スタッフさんに心付けを渡す場合もあります。

金額の目安は次の表を参考にしてください♡

対象者金額相場
受付・スピーチ・余興を引き受けてくれた友人3,000〜5,000円
二次会の幹事や司会を引き受けてくれた友人10,000~30,000円
介添人3,000~5,000円
プランナーさん
ヘアメイクスタッフさん
3,000~5,000円(品物でも◎)

ただし、式場によっては心付けを辞退する方針のところもあるので、お菓子やちょっとしたギフトで代用するのもおすすめです。

親族・ゲストの着付けやヘアメイク(1人5千円~1.5万円)

親族やゲストの着付け、ヘアメイクといった金額も見落としがちな項目です。

新郎新婦の母親や親族が着物を着る場合、着付け代やヘアメイク代がかかってきます。だいたい1人あたり5千円〜1.5万円が目安です。

かかった費用を新郎新婦が負担する場合もあれば、親族が自分で支払うケースもあるので親御さんとよく相談しておきましょう。

他にもゲストが着物で列席したいと申し出てくれた場合や、ゲストとの関係性によっては、新郎新婦側で着付けやヘアメイクを手配する場合もあります。

事前に何人くらい着付けやヘアメイクが必要になるのか想定しておきましょう。

新郎のヘアセット・メイク(5千円~1万円)

新婦のヘアメイクは見積もりに含まれているケースが多いですが、意外と盲点なのが新郎のヘアメイクです。

新郎のヘアセットやメイクには、5千円〜1万円程度の費用がかかります。

一生に一度の晴れの日だから、ヘアセットやメイクをお願いしたいと考える新郎も多いでしょう。最初の見積もりのときにプランナーさんに頼んで含めてもらうと、後から誤差が出ないですよ♪

招待状や返信ハガキの切手代(1人150円前後×人数分)

招待状を送る際や、返信ハガキに使う切手代も見落としがちな費用です。

1人150円前後の費用が必要になるので、招待状を送る人数が決まったらどのくらいの費用が必要になるかを計算しましょう。

最近ではWeb招待状が一般的になっています。切手代がかからないので節約したい方は活用してみてください♡

衣装の保険料(1万円~3万円)

ドレスやタキシードといった衣装の保険料も必要になってきます。

衣装はレンタルするものですから、万が一破損や汚れを発生させた場合は弁償しなければなりません。そうならないためにも、衣装へ保険をつけておくのがおすすめです。

1万円〜3万円程度必要になるので、最初から見積もりに組み込んでもらうと良いでしょう。

フラワーシャワー代(1人300円~600円×人数分)

結婚式の定番演出であるフラワーシャワーも、見落としがちな費用です。

1人あたり300円〜600円程度が必要になるので、人数が多ければ多いほど費用はかさみます。

生花だと金額が高くなりがちなので、造花で依頼したり持ち込んだりすると節約になりますよ♪

ただし、式場によっては花代はセットプランになっており最初から組み込まれている場合もあるので、事前にプランナーさんに確認するのがおすすめです。

衣装・装花などの持ち込み料(1点5千円~2万円など)

衣装や装花を持ち込む場合、持ち込み料を式場に支払うのが一般的です。ドレスや装花は自分の好みや理想に合わせて外部で手配したいという方も多いのではないでしょうか。

しかし、式場外で手配したドレスや装花などのアイテムはひとつひとつに持ち込み料がかかり、最終的な費用がかさむケースが多いです。

外部発注した場合にかかる費用はこちらの表を参考にしてください。

アイテム金額相場
衣装1着あたり
20,000円~50,000円
ブーケ・装花1点あたり
5,000円~10,000円
引出物1点あたり
300円~500円
ペーパーアイテム無料~1セット数百円
ウエディングケーキ1台あたり
10,000円~30,000円

式場によって設定額が大きく異なるため、ドレスや装花にこだわりたいという方は、見積もりの段階でプランナーさんに相談しておくのがおすすめですよ♪

BGM使用料(5万円~10万円)

結婚式に必要不可欠なBGMですが、実は使用料が必要になります。式場によっては10万円程度の費用が必要になることも…。

自分で購入したCDを持ち込んだり、著作権フリーの楽曲を使ったりすることで節約できるので検討してみましょう。

式場によっては、BGM使用料が「音響代」として既に見積もりに含まれていることもあります。事前にチェックしておくと、後から費用がアップしにくくなりますよ。

ブライダルインナーや小物類(1万円~)

ブライダルインナーや衣装に使う小物類も見落としがちです。

ブライダルインナーは普段のインナーとサイズが異なるため、試着の段階でサイズを確認しておくとよいでしょう。だいたい上下セットで2〜3万円程度が必要です。

ただし、周りの卒花に譲ってもらう人も多いので節約できるポイントではあります。その際ドレスによって身につけられるインナーのタイプが異なるため、事前に確認しておきましょう!

他にベールやアクセサリー、新郎のネクタイやカフリンクスといった小物類にも費用がかかります。こだわりがある方や、節約したい方は自分で用意したい旨をドレスショップに相談してみましょう。

ヘアメイクリハーサル(1回5千円~3万円)

実際の挙式披露宴の前に、当日のヘアメイクをリハーサルすることができます。

1回あたり5千円〜3万円が必要になるので、最初から見積もりに組み込むかプラン内に入っているかを確認しておきましょう。

節約のためにヘアメイクリハーサルを希望しない花嫁さんもいますが、あまりおすすめはできません。「思っていたのと違う…」とならないよう、事前にヘアメイクリハーサルはしておきましょう。

引出物の袋代(1枚400円~600円×人数分)

引出物代は最初の見積もりに組み込まれていますが、案外見落としがちなのが袋代です。

式場の袋代は1枚400〜600円程度かかるので、人数分になるとだいぶ大きな出費になるでしょう。

持ち込んだり、引出物宅配サービス「ヒキタク」を利用したりすることで袋代を節約できるので、ぜひ検討してみてくださいね♡

予算に入れ忘れがち?花嫁美容にかかる費用5選

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結婚式費用の予算に入れ忘れがちなのが花嫁美容!一生一度の晴れの日ですから、最高にきれいな自分で迎えたいですよね♡

式場に支払う金額ではありませんが費用がかかりやすい項目ではあるので、どれくらい必要なのかイメージしておきましょう。

ブライダルエステ(数万円~10万円)

ゼクシィトレンド調査2024によると、 89.3%の花嫁さんが利用したブライダルエステ。コースや契約にもよりますが、数万円〜10万円程度がかかります。

なるべく安く済ませたいのであれば、直前だけ利用できるブライダルエステを活用しましょう。お肌のコンディションを整えたり、むくみを取って体のラインを綺麗にしてくれたりします。

シェービング(5千円~1万5千円)

ドレスは普段見られないうなじや背中があらわになるので、ブライダルシェービングを利用する花嫁さんが多いです。

シェービングすることで肌が綺麗に見えたり、化粧ノリが良くなったりします。1回あたり5千円〜1万5千円程度かかってくるので、予算に組み込んでおきましょう。

ブライダルネイル(5千円~1万2千円)

指先は、結婚式では何かと見られがちなパーツです。映像や写真にも残りやすいため、ブライダルネイルで華やかにしておきたいですよね!

ネイルサロンを利用するとなると、1回5千円〜1万2千円程度の費用がかかります。節約したい場合は、セルフネイルも検討してみてくださいね。

まつ毛エクステ(5千円~1万2千円)

結婚式にはまつ毛エクステをする方も多いと思います。

普段のメイクよりも濃い方がドレスに映えるので、まつ毛エクステでナチュラルに目元を強調するのがおすすめです。

1回5千円〜1万2千円程度の費用がかかるので、予算にいれておきましょう。節約したい場合はつけまつ毛をお願いしてみても良いですね。

ヘアカラー(5千円~1万円)

結婚式前にヘアカラーをする場合、5千円〜1万円程度の費用がかかってきます。

せっかくの花嫁姿がプリンヘアだと悲しいですよね。挙式の数日前にヘアカラーを予約する花嫁さんが多いので、事前に必要な費用として押さえておきましょう◎

見積もり内でも要注意!ランクアップで費用が跳ね上がる項目

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見積もりに入っている項目でも、ランクアップすることで総額が跳ね上がるケースがあります。

例えば「見積もりに入っている最低グレードの料理だと、ボリュームが物足りない」となった場合、料理のランクを1つ上げただけでも、1人あたりにかかる金額が数千円アップします。

打ち合わせを重ねていく段階でびっくりしないように、具体的にどんな項目が跳ね上がりやすいのかをチェックしておきましょう!

装花・両家への花束(見積もりの2倍以上になることも)

装花は費用が跳ね上がりやすい項目のひとつです。

希望のボリュームやデザインにしようとすると金額が高くなって、見積もりの2倍以上になるケースもしばしば…

例えば高砂からソファ席への変更は人気ですが、その分お花を沢山使用するため数万円アップする可能性が高いです。

お花にこだわりたい方は、その旨をプランナーさんに伝えたうえで見積額に組み込んでもらうと、ギャップが生まれにくいでしょう。

他にも両親へ贈呈する花束も1つ5千円〜1万円程度かかります。節約したい場合は他のアイテムで代用できないか考えてみましょう。

料理・ドリンク(1人あたり+3,000〜5,000円で総額が大幅アップ)

料理やドリンクは総額が大幅にアップしやすい項目です。最初の見積もりでは最低ランクで組み込まれていますが、実際ランクを上げる新郎新婦がほとんど。

料理やドリンクのランクはゲストの満足度に直結するという意見も多いので、ランクアップは最初から想定しておきましょう。

ランクアップには1人あたり3000円〜5000円程度かかるので、人数分となると総額が大幅にアップします。最初から平均的なランクでの見積もり作成をお願いしましょう。

引出物・プチギフト(1人500円アップでも人数分で大きな差に)

引出物やプチギフトといったアイテムも、ランクアップしやすいので注意しましょう。1人500円アップしたとしても、人数によって大きな差につながります。

特に引出物は地域の慣習によって豪華にするケースも多いため、心配な場合は両親やプランナーさんに確認して現実的な数字で見積もりを作ってもらいましょう。

写真やムービー(焼き増しやデータ追加で+数万円)

ランクアップで金額が高くなりやすい項目が、写真やムービーといった形に残るアイテムです。

写真は最初のプランに含まれているケースが多いですが、「せっかくの晴れ舞台だから」「家族や友人にも共有したいから」と後々枚数を増やす方が多いです。

枚数アップや焼き増しにはプラスで数万円かかることが多いため、あらかじめ予算に織り込んでおくと安心です。

他にも指名カメラマンをお願いする場合や、エンドロールムービーを頼むとなるとその分金額は跳ね上がるので注意してください。

お色直しの衣装・ヘアメイクチェンジ(+10万円以上も)

お色直しをする場合、衣装やヘアメイクチェンジで10万円以上かかるケースもあります。

だいたいドレスは1着15万円以上、ヘアメイクチェンジは1万円程度必要です。

お色直しをしない新郎新婦も増えてきていますが、「カラードレスも着たいな」と考えているのであれば費用がアップすることを念頭に置いておきましょう。

予算オーバーを防ぐ!結婚式費用を抑えるリアルなコツ

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このように、結婚式にはかなりの金額がかかるため、予算オーバーを防ぐために費用を抑えたいと考える方も多いはず。

打ち合わせや準備を進めていくうちに、費用がかさんでブルーな気持ちにならないように、節約できるポイントをあらかじめチェックしておきましょう♡

演出を工夫する

予算オーバーを防ぐためには、演出を工夫するのがおすすめです。定番の演出でも、工夫次第で費用を抑えられますよ♪

例えばオープニングや中座のムービーは、凝ったものにしなければ自作もできます◎式場や業者に頼むと高額になりがちな部分なので、節約しやすいポイントです。

他にもケーキ入刀をデザートバイキングに変更したり、キャンドルサービスをなしにしたりすることで費用を節約できます。

小物類は自作する

ウェルカムボードや席札といった小物類は、自作することで費用を抑えられます。

節約になるだけでなく、自分たちのイメージやテーマに近いデザインを実現できるので、最近は自作する新郎新婦がほとんどです。

インスタやインターネットにアイデアや作成方法が掲載されているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

フリマアプリやネット通販を活用する

ブライダルインナーやベールなど、結婚式でしか使わないアイテムはフリマアプリで出品されていることが多いので覗いてみましょう。

アクセサリーや受付のアイテムも、ネット通販で安く済ませられる場合があります。工夫次第で費用を抑えられるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

安心して当日を迎えるための”予算の立て方”まとめ

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結婚式は見積もりから跳ね上がる項目や、想定外の出費が多いものです。

準備していくうちにお金で悩まないよう、予算は+10〜20%程度余裕を持っておきましょう。また、最初からリアルな見積もりになるようお願いしたり、不安な部分を確認したりするのも重要。

事前に予算をプランナーさんに伝えておけば、準備しながら費用にも気を遣ってくれるはずです。

また、予算を気にして何でもかんでも節約したくなるかもしれませんが、こだわる部分にはしっかりこだわるのがおすすめ。特に衣装や料理は後悔しないよう、こだわるべきです。

節約できる部分は節約しつつ、こだわりとのバランスを取っていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

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