
同棲カップルにおすすめの間取りは?1LDKと2LDKどっち?後悔しない間取り選びのポイントを徹底解説

同棲するならこだわりたいのが間取り。お互いの生活リズムや価値観に合わせた方が、今後生活していくうえでのトラブルを回避できるでしょう。この記事では、1LDK・2LDK・2DKそれぞれの間取りについてのメリットや、どんなカップルにおすすめなのかいついて解説しています。自分たちに合っている間取りを事前に確認しておきましょう。
同棲2025.5.8 更新2025.5.8 公開
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目次
同棲の間取りはなぜ大切?選び方を間違えるとストレスの原因に
大好きな恋人と毎日一緒に過ごせる同棲は、うきうきしますよね♪
だからこそ同棲準備のときに気をつけたいのが間取り選びです。
どれだけ仲の良いカップルだったとしても、物理的な距離感がないとトラブルの原因となってしまいます。
特に生活リズムが違う場合、プライベートスペースがないとストレスを感じてしまうかもしれません。
実際、同棲の経験がある先輩カップルさんたちも、間取り選びに苦労しているとの声が…
楽しい同棲を後悔させないためにも、間取りはしっかり選びましょう。
カップルの同棲におすすめの間取りは?【1LDK・2LDK・2DK】徹底解説
カップルの同棲には、どんな間取りが良いのでしょうか?今回は、同棲におすすめな間取りを3つご紹介します♡
それぞれのメリットや魅力について解説していくので、自分たちにはどんな間取りが合っているのか確認してみましょう。
\ 間取り別おすすめ早見表 /
項目 | 1LDK | 2LDK | 2DK |
家賃相場 | ◯ | △ | ◯ |
動線の良さ | ◯ | ◎ | △ |
掃除のしやすさ | ◎ | △ | ◎ |
個室の数 | △ | ◎ | ◎ |
音の干渉 | △ | ◯ | ◯ |
1LDKの同棲|カップルの距離が近く、コスパ◎
1LDKはカップルの距離感が近めで、家賃も抑えやすいのが特徴です♪
だいたい30平米〜50平米のお部屋が多く、寝室とリビングに分かれています。
2人の距離感は近くても、最低限のプライベートスペースを分けられるので喧嘩してしまっても安心。
他の間取りと比較しても家賃が低く、まずは費用を抑えて同棲したいというカップル向きです♡
コスパを重視したいのであればぜひ1LDKのお部屋を探してみてください。
ただ、音が干渉しやすい間取りでああることがデメリット。
そのため、生活リズムが全く異なるカップルには不向きかもしれません。
間取り的に自分だけの部屋を確保するのは難しいので、趣味や仕事に没頭するスペースが欲しい方にとってはきついでしょう。
また、1LDKのお部屋の中には単身者向きもあるため、物件を探すときは注意が必要です。
1LDKで同棲するメリット・家賃が比較的安くコスパに優れている
・カップルの距離感が近くコミュニケーションが取りやすい
・最低限のプライベートは確保できる
・カップルの距離感が近くコミュニケーションが取りやすい
・最低限のプライベートは確保できる
1LDKで同棲するデメリット・生活音が気になりやすい
・生活リズムが異なるとトラブルに発展しやすい
・単身者向け物件も多い
・生活リズムが異なるとトラブルに発展しやすい
・単身者向け物件も多い
2LDKの同棲|一人時間や在宅ワークに最適
一人時間を確保したい方や、在宅勤務の多いカップルにおすすめなのが2LDKです。
2LDKとはリビングの他に、2つ部屋がある間取りのこと。仕事部屋を作ったり、寝室を分けたりと間取りの使い方に幅が生まれます♪
それぞれのプライベートルームを作ることで、生活リズムの違いによる喧嘩やストレスを回避できるのがメリット。
お互い在宅勤務の場合でも、2LDKであれば干渉せずに仕事に励めます。
デメリットとしては、家賃が高くなりやすいこと。東京23区の場合、2LDKの家賃相場は15.5万円になるといわれています。
予算と相談して、慎重に選ぶことが大切です。また、部屋数が多いので掃除の手間がかかりやすいのも、2LDKのデメリットでしょう。
1LDKで同棲するメリット・生活リズムの違いに左右されにくい
・さまざまな部屋の使い方ができる
・在宅勤務しやすい
・寝室を分けることもできる
・さまざまな部屋の使い方ができる
・在宅勤務しやすい
・寝室を分けることもできる
1LDKで同棲するデメリット・家賃が高くなりやすい
・掃除に手間がかかりがち
・掃除に手間がかかりがち
2DKの同棲|レトロだけど、意外と穴場
家賃は抑えたいけれど、部屋数は欲しいカップルには2DKという間取りがおすすめです♪
2DKとはダイニングとキッチンがいっしょになった部屋の他に、2つの部屋がある間取りのこと。
食事する空間と、寝室やプライベートスペースをはっきり分けられるので、生活リズムが異なるカップルでも使いやすいです。
最近ではLDKタイプが主流なため、2DKはレトロな物件が多く、その分家賃も低いところが多め。
なるべくお手頃な家賃で、2部屋以上の間取りを選びたいカップルにおすすめですよ♡
ただし、築年数が古いので綺麗さを求めるカップルにとっては物足りないでしょう。
エアコンやオートロックといった設備がきちんと備えられていない物件も多いため、事前に確認することが大切です。
1LDKで同棲するメリット・部屋数があるのに家賃は抑えやすい
・食事に関するスペースとその他のスペースを分けられる
・生活リズムが異なるカップルでも使いやすい
・食事に関するスペースとその他のスペースを分けられる
・生活リズムが異なるカップルでも使いやすい
1LDKで同棲するデメリット・最近主流の間取りではないのでレトロ感がある
・設備が不十分が可能性もある
・綺麗さを重視するカップルには物足りない
・設備が不十分が可能性もある
・綺麗さを重視するカップルには物足りない
同棲カップルに聞いた!どの間取りを選んだ?感想と理想の間取り
実際同棲を経験している先輩カップルたちは、どの間取りを選んでいるのでしょうか?
今回は、先輩カップルたちにアンケートを実施してみました♡
選んだ間取りに住んで実際にどうだったのかも記載しています!
リアルな声を参考にして、自分たちにぴったりな間取りを探してみましょう♪
みんなが選んだ間取りは?【アンケート結果】
まずは先輩カップルたちが同棲で選んだ間取りをチェックしてみましょう。
最も多かったのは1LDKで47.6%と全体の半数を占めています。
次に多いのが2LDKの28.6%、2DKの9.5%、1DK以下の8.3%と続きました。
1LDKはお互いの距離感を保ちつつ、コミュニケーションを取りやすい間取りです。予算的にも現実的な価格帯が多く、選ぶカップルが多い結果となりました。
お互いのプライベートを重視したいカップルは、広めの2LDKを選んでいる印象です。
その間取りを選んだ理由は?
\ 1LDKを選んだ理由 /
1LDKの間取りを選んだカップルの多くが、2人暮らしにちょうどいい広さだったことを理由に挙げています。
生活スペースと寝室を分けたかったという理由も多く、1LDK特有の適度なプライベート感がカップルのニーズとマッチしていることが分かりますね♪
家賃と広さのバランスもちょうどよく、同棲を始めやすい間取りです。
どの間取りを選ぼうか悩んでいるカップルは、ぜひ1LDKをチェックしてみてくださいね。
\ 2LDKを選んだ理由 /
2LDKを選んだ先輩カップルは、プライベート空間を重視していることが多いです。
58.33%がプライベート空間を確保したかったと回答しており、在宅や趣味のために部屋数を必要とするカップルに適していることが分かります。
一方で同棲費用を節約する目的で2LDKを選んだ先輩カップルは4.17%と少ないです。
費用をなるべく抑えたい場合は、2LDK以外の間取りを選んだ方が良いでしょう。
\ 2DKを選んだ理由 /
部屋数を確保しつつ家賃を抑えやすい2DKは、コスパを求めるカップルから人気です。
2人暮らししやすい広さでありながら家賃とのバランスも良いので、最初は同棲費用を節約したいカップルにおすすめ。
実際に33.33%のカップルが同棲費用の節約を目的に2DKを選んでいます。
実際に住んでみてどうだった?


初めて住んだ間取り:1LDK
1LDKで片方の部屋にエアコンがなくて困りました。部屋が分かれていたのでお互いにリモートでも差し障りなく仕事ができたのはよかったです。
okayu/東京都(25〜30歳)
1LDKで片方の部屋にエアコンがなくて困りました。部屋が分かれていたのでお互いにリモートでも差し障りなく仕事ができたのはよかったです。
okayu/東京都(25〜30歳)

初めて住んだ間取り:1LDK
主人が在宅ワークの時は気遣いしてしまい、ゆっくり出来ませんでした。また、喧嘩した時など気まずさはあります。ですが、掃除は楽!あとは一緒の趣味(私は映画、主人はゲーム)で過ごすようになり楽しさが増えました。
coro/大阪府(25〜30歳)
主人が在宅ワークの時は気遣いしてしまい、ゆっくり出来ませんでした。また、喧嘩した時など気まずさはあります。ですが、掃除は楽!あとは一緒の趣味(私は映画、主人はゲーム)で過ごすようになり楽しさが増えました。
coro/大阪府(25〜30歳)

初めて住んだ間取り:2DK
収納スペースが思ったほどなく、すぐにいっぱいになってしまいました。ケンカしたり早く寝たいときに寝室が分かれているのは、お互いのリズムや気分の切り替えにも良かったです。
saorin/大阪府(25〜30歳)
収納スペースが思ったほどなく、すぐにいっぱいになってしまいました。ケンカしたり早く寝たいときに寝室が分かれているのは、お互いのリズムや気分の切り替えにも良かったです。
saorin/大阪府(25〜30歳)

初めて住んだ間取り:2LDK
結婚が前提だったため、2LDKで同棲スタートしましたが、正直広くて1部屋物置になっています。常に一緒に居たいタイプの2人なので、余計不要だったかもしれないです。今後家族が増えたらちょうどいい広さになるのかも知れませんが、とりあえず同棲するカップルであれば2LDKは広すぎる気がします。
みこ/神奈川県(25〜30歳)
結婚が前提だったため、2LDKで同棲スタートしましたが、正直広くて1部屋物置になっています。常に一緒に居たいタイプの2人なので、余計不要だったかもしれないです。今後家族が増えたらちょうどいい広さになるのかも知れませんが、とりあえず同棲するカップルであれば2LDKは広すぎる気がします。
みこ/神奈川県(25〜30歳)

初めて住んだ間取り:2LDK
2LDKであれば、在宅ワークをする時は別の部屋へ移動することもできるので便利です!またLDKの横に1部屋あり、すりガラスを開け閉めできるため、開いて広く使うこともできるし、来客の際に閉めて見せたくない場所を隠すこともできます。
lily/埼玉県(25〜30歳)
2LDKであれば、在宅ワークをする時は別の部屋へ移動することもできるので便利です!またLDKの横に1部屋あり、すりガラスを開け閉めできるため、開いて広く使うこともできるし、来客の際に閉めて見せたくない場所を隠すこともできます。
lily/埼玉県(25〜30歳)
もう一度同棲を始めるなら?みんなの理想の間取り
今回は「もう一度同棲するなら、理想の間取りは?」という質問も行いました。その結果、46%の人が「一人ずつの部屋を確保できる2LDKが理想」と回答!
長く一緒に住むことを考えると、お互いのプライベート空間を確保できるかどうかは重要なポイントになります。
また、2LDKは収納スペースも比較的多く、将来の結婚も見据えた同棲を始めたいカップルにとって、特におすすめの間取りです♡
同棲する間取りを決める時のポイント3選!【失敗しないため】
同棲を失敗させないために、間取り選びは重要です。
でもどのように間取りを選べば失敗しないのか、分からないカップルも多いはず…
同棲前にチェックしておきたい、間取り選びのポイントを3つまとめてみました♪
これを押さえておけば、自分たちのライフスタイルに合った物件に出会えるはずですよ。
①長く住むことを前提に選ぶ
②一人時間やライフスタイルも考慮
③間取りだけでなく、収納・動線・周辺環境もチェック
②一人時間やライフスタイルも考慮
③間取りだけでなく、収納・動線・周辺環境もチェック
①長く住むことを前提に選ぶ
同棲の間取りは、長く住むことを前提として選ぶのがおすすめです。
同棲を始めたばかりのときは、毎日新鮮で楽しいかもしれません。
でも長く住んでいると喧嘩をしたり、ストレスを感じたりすることもあります。
これから何年も一緒に生活することを想定して間取りを決めたほうが、後々トラブルが起こりにくいでしょう。
②一人時間やライフスタイルも考慮
同棲の間取りは、一人時間やライフスタイルにも考慮する必要があります。
趣味や仕事など、一人で集中するための部屋がないと生活しにくいかもしれません。
また、カップルで休日や出かける時間が異なる場合、お互いのライフスタイルを尊重できる間取りがおすすめです。
同棲前に、自分たちの普段の生活やライフスタイルを共有しておきましょう。
そうすることで、生活しやすい間取りが見えてくるはずですよ。
③間取りだけでなく、収納・動線・周辺環境もチェック
同棲する際は、間取りだけでなく収納・動線・周辺環境もチェックするべきです。
お互いの荷物が収納できる平米数や収納スペースがないと、部屋の中が物で溢れてしまいます。
また、帰宅してからの動線や、家事をする際の動線がしにくい物件だと生活しにくいです。
ただ間取りだけに着目して物件を探すのではなく、生活のしやすさにもこだわりましょう。
駅からの近さや治安といった周辺の環境も、生活のしやすさを左右します。
スーパーの有無やコンビニの近さなど、物件の利便性も事前に確認してみてくださいね。
同棲の間取りに関するよくある質問【Q&A】
Q1:同棲で1Kやワンルームはあり?
結論から言うと【あり】です!
ただ、常に同じ空間で過ごすため、お互いの生活リズムが同じでなければ難しいでしょう。
収納スペースも確保しにくく、荷物が多いカップルにはおすすめできません。
同棲で1Kやワンルームを選ぶ場合は、間取りではなく平米数にこだわってみてください。
30平米以上あったほうが、生活しやすいです◎
ただし、1Kやワンルームは単身者向け物件が多いため、不動産屋に確認しましょう。
Q2:同棲で1LDKはきついって本当?
同棲で1LDKがきついかどうかは、2人の生活リズムや考えによって異なります。
平日毎日同じ時間帯に出勤するカップルであれば、1LDKでも気を遣わず生活しやすいかもしれません。
ただし、生活リズムや就寝時間が異なる場合はストレスを感じる可能性もあります。
また、趣味を持っている場合や、ひとりの時間が好きな場合は1LDKだと物足りなさを感じる可能性があるでしょう。
Q3:結婚を見据えた同棲でも、間取りは変えるべき?
結婚を見据えた同棲である場合でも、間取りはこだわって選ぶのがおすすめです!
これから先長く共に過ごしていく相手ですから、なるべくトラブルを減らしましょう。
間取りが原因でトラブルを増やすのではなく、快適に2人が生活できるかを重視するのがおすすめ◎
その方が結婚も見据えやすくなるでしょう♪
もしも結婚後も同じ物件に住み続けるのであれば、お互いの荷物が収納できて、長く住み続けやすいお部屋を探してくださいね。
同棲するなら間取りをチェック!お互いが暮らしやすい物件を探そう
大好きな恋人と同棲が決まったのであれば、間取りにこだわって物件探しをしましょう。
費用を抑えるために1LDKを選ぶのか、部屋数を重視して2LDKを選ぶのか。
2人ですり合わせておくことが大切です♪
特に生活リズムにズレのあるカップルや、趣味や在宅勤務などでパーソナルな空間を必要とするカップルにとって間取りは重要。
せっかくの楽しい同棲で喧嘩したり、ストレスを溜め込んだりしたらもったいないです!
ぜひ、ニーズに合った間取りを選んでください。
今回はさまざまな観点から同棲カップルの間取りについてまとめてみました!
どんな間取りが自分たちに合うのか相談して、楽しい同棲生活をスタートさせてくださいね♡
お互いの勤務時間が違い、別の部屋はいらなかったので1DKで十分でした!ですが、風呂が古くて狭すぎたので、もう少しいいところ探せば良かったです
らてこ/東京都(20〜24歳)