後悔しない! 結婚式当日の写真撮影ガイド
結婚式当日の思い出を写真として記録する「結婚式当日の写真」。かかる費用や依頼先について、当日の撮影の流れなどまとめてご紹介します*
フォト(当日)2022.4.16 更新2021.3.23 公開
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結婚式当日の写真とは?
結婚式当日はカメラマンがお二人やゲストとの写真を撮影します*
挙式や披露宴など、式当日のさまざまな場面を撮影する
*記念撮影
親族集合写真や新郎新婦2人でポーズを決めて撮影する
出来上がった写真は後日アルバムやデータで受け取るケースが多いです。
(※ゼクシィトレンド調査2021参照)
グラフの通り、先輩花嫁さんのほとんどが結婚式当日の撮影を行なっています!
結婚式の思い出を残す手段として、当日撮影はほぼ必須と考える方が多いみたいですね*
費用はどれくらいかかる?
結婚式当日写真にかかる費用は、平均20.9万円。(※ゼクシィトレンド調査2021参照)
費用のランキングは以下の通りです。
1位:20〜25万円未満・・・18.9%
2位:15〜20万円未満 ・・・18.5%
3位:10〜15万円未満 ・・・17.3%
4位:30〜35万円未満 ・・・10.8%
5位: 5〜10万円未満 ・・・10.7%
6位:25〜30万円未満 ・・・ 9.9%
単価は高めですが、結婚式当日の思い出を残せる当日写真にお金をかけてこだわる花嫁さんが多いようですね*
結婚式当日写真の準備の流れ*
では、結婚式当日写真の一般的な準備の流れをご紹介していきます*
①式場に持ち込みの可否を確認する
まず最初に、カメラマンの持ち込みが可能か式場に確認しておきましょう。
式場によっては、外部のカメラマンの持ち込みを禁止している場合もあるので、すでにお願いしたいフォログラファーが決まっている場合は、式場契約前に確認することをおすすめします。
また、持ち込みOKな場合でも、持ち込む際の注意事項などを必ず聞いておくようにしましょう。
②依頼先を決める
式場に注意事項などを確認したら、次は写真撮影の依頼先を決めます。
プロのカメラマンにお願いする場合、依頼先は2種類に分かれます。
*式場専属・提携カメラマン
*外部のカメラマン
このように、式場専属・提携カメラマンに依頼した花嫁さんがほとんどのようですね*
では、それぞれのパターンの特徴やメリット&デメリットを見ていきましょう♪
・式場専属・提携カメラマン
デメリット:カメラマンの指名ができないこともある
式場専属・提携カメラマンは式場との打ち合わせ時に紹介されるケースがほとんどです。
その式場での撮影に慣れているカメラマンなので、おすすめのフォトスポットを知り尽くしていますし、式場内を自由に行動できる分、撮影できるシーンや場所も広がり希望も叶えやすいです。
ただ、こちらからカメラマンの指名ができない場合もあるので、注意してください。
・外部のカメラマン
デメリット:撮影可能な場所の制限が発生することがある
式場外部のカメラマンの場合は、自分でネットやSNS、結婚式情報誌などで探して申し込みます。
手間はかかりますが、好きな雰囲気の写真を撮ってくれるカメラマンを自分で選ぶことができるので、写真にこだわりたい方にはおすすめです♡
しかし、式場スタッフではないため、撮影可能な場所に制限が発生することがあるので注意が必要です。
撮って欲しい場所などがある場合は、あらかじめプランナーさんに外部のカメラマンの立ち入り禁止の場所がないか確認しておきましょう。
③フォトグラファーを選ぶ
依頼先を決めたら、次は当日撮影する担当のフォトグラファーを選びます。
自分で選びたい場合は、指名ができるか担当プランナーに相談してみましょう。
人気のフォトグラファーはすぐに予約が埋まってしまうので、挙式日の1年〜6ヶ月前までには予約しておくことをおすすめします*
④撮影プランを申し込む
フォトグラファーが決まったらいよいよ申し込みをします。
式場専属・提携カメラマンに依頼した場合、手続きは基本的に式場側で対応してくれます。
外部カメラマンを持ち込みする場合は、業者のホームページの問い合わせフォームやメール、電話などで問い合わせます。
その時に、
・結婚式日時の空き状況
・撮影料金
を確認するのが一般的です。
挙式日によってはすでに予約が埋まってしまっていることもあるので、特に人気のカメラマンに依頼したい場合は当日の1年前には予約しておくなど、できるだけ早めに問い合わせをしましょう*
複数の業者で迷っている場合は、各社初期見積もりのみをもらって、比較してから正式に申し込みするのも◎
⑤撮影指示書の作成
撮影指示書とは、撮ってほしいアングルやアイテムなどをイメージ写真とともにまとめたもののこと。
撮ってもらいたいポーズや場所、シーンなどがある場合は、撮影指示書を作成して事前にカメラマンに渡しておくと◎
ただし、要望が多いほど当日の撮影の自由度が下がってしまうので、あくまでも要望は最小限にし、あとは写真のプロであるカメラマンにお任せするのがおすすめです*
⑥カメラマンとの打ち合わせ
*式場専属・提携の場合
カメラマンと直接打ち合わせをすることはあまりありません。
その場合は、担当プランナーに作成した撮影指示書をカメラマンに渡してもらうと◎
*持ち込みをする場合
式当日までに事前に打ち合わせを行うことが多いです。直接会って話す場合もあれば、電話のみの場合もあります。
回数は1・2回で、結婚式の1ヶ月〜3週間前までに詳細な打ち合わせ、1週間前に最終確認の連絡といった流れが一般的です。
・どんな場面を撮影して欲しいか(撮影指示書があればこの時に提出)
・式場での撮影制限の確認
・納品について
結婚式の進行については、タイムスケジュールを提出するケースが多いです。
カメラマンはそれを見て、当日の撮影プランを考えます。
撮影の希望を伝える際は、撮影指示書があるとイメージが伝わりやすいので、作成したものを提示しながら打ち合わせをしましょう*
また、式場から撮影制限の注意がある場合は、この時に必ず伝えるようにします。
式当日の主な流れ
では、結婚式当日撮影の一般的な流れをご紹介します*
①挙式前
カメラマンは挙式開始の2時間前くらいには会場入りし、撮影準備後、挙式前までの様子を撮影します。
・ファーストミート
・挙式リハーサル
・親族紹介
・挙式前の撮影
ただ、式場によっては「外部カメラマンはブライズルーム立ち入り禁止」の制限がある場合もあります。
持ち込みでブライズルームでの様子を撮影したい人は、あらかじめ式場に確認しておきましょう。
ブライズルームでの撮影がない場合は、挙式開始の1時間前くらいに会場入りすることが多いです。
また、この間に受付中のゲストの様子や、ウェルカムスペースなど装飾系を撮影することも*
②挙式本番・挙式後
・新郎新婦退場
・ゲスト全員の集合写真撮影
・ウェルカムパーティーの様子
次に挙式・挙式後の撮影に移ります。
挙式でも「外部カメラマンはチャペルの祭壇での撮影禁止」などの制限があることがあるので、事前に必ず確認を!
③披露宴
・新郎新婦入場
・演出系
・料理やケーキの撮影
・お色直し中座
・再入場前にお色直しした新郎新婦の撮影
演出プログラムが多い披露宴はシャッターチャンスがいっぱい♡
お二人がお色直し中は、ゲストの歓談の様子を撮影してもらうのも◎
④退場後・お開きの撮影
・両親との記念撮影
・プチギフトなど小物撮影
退場後のお見送りの様子も撮影してもらいましょう。
ゲストと会話中の自然な笑顔を収めることができます*
アルバムやデータの納品について
写真の納品は、アルバムとCD-ROMをセットで行われることが多いです。
結婚式後1〜2ヶ月後くらいが一般的ですが、データだけなら2週間ほどで納品してくれる場合もあります。
結婚報告ハガキに写真を載せたいなどで早めに写真が欲しい場合は、データだけ早めにもらえないか確認してみましょう。