【結婚式ムービー】種類・価格・注意点など知っておきたい基礎知識*
結婚式で上映する「結婚式ムービー」。実際どんな種類があるのか、どれくらい費用がかかるのかなど、これからムービーの準備を進めていく方にとって、知っておくと為になる基礎知識をまとめました*
披露宴2022.4.16 更新2021.3.18 公開
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結婚式ムービーの種類はどんなものがあるの?
結婚式の披露宴で上映するムービーを総称して「結婚式ムービー」と呼びます。
主に3種類あり、それぞれに役割や特徴があります。
オープニングムービー
「オープニングムービー」とは、新郎新婦が会場に入場する披露宴開宴前に上映するムービーです。
お二人の簡単なプロフィールやゲストに向けたメッセージを添えた内容が一般的。
これから始まる披露宴を盛り上げ、ゲストに新郎新婦入場を知らせる合図にもなるムービーです*
プロフィールムービー
「プロフィールムービー」とは映像演出の定番となるムービーで、新郎新婦それぞれの生い立ちを懐かしい写真とともに振り返り、ムービーの後半には、お二人の馴れ初めや結婚に至るまでのエピソードなどを紹介します。
このムービーにはゲストにお二人の事を深く知ってもらう役割があり、ゲスト同士懐かしい写真で盛り上がることも♪
披露宴の半ばに、新郎新婦が中座している間に上映するのが一般的です。
エンドロールムービー
披露宴を締め括るムービーで、新郎新婦が退場した後に上映するのが一般的です。
ゲストとの思い出写真とともに、感謝のメッセージを添えることも。
最近では、結婚式当日の様子を撮影した写真や映像を上映する「撮って出し」タイプのムービーが人気です◎
以上3種類の他にも、サプライズムービーや両親や友人に向けたサンクスムービーなどがあります。
結婚式のコンセプトや演出・予算によって、どのムービーを用意するかを決めましょう*
どうやって準備する?価格はいくら?
結婚式ムービーを準備する方法は大きく分けて3つあります*
それぞれの方法ごとにかかる費用も見ていきましょう!
式場に依頼する
《メリット》
・クオリティの高いムービーが制作できる
・制作にかかる手間が減る
《デメリット》
・金銭的なコストがとてもかかる
・オリジナル感が出せない
1つ目は式場に依頼する方法です。
各ムービー、プランやオプションに含まれていることが多く、写真や音楽など素材を用意するだけで、あとは式場側がクオリティの高いムービーを制作してくれるのでとても手軽です*
ただし、その分コストが大幅にかかるので、
「エンドロールムービーのみ依頼して、他のムービーは自作で節約した」というケースが多いです。
外注する
・ムービー制作会社の場合:2〜4万円程
・友人に依頼する場合(謝礼):3〜5万円程
《メリット》
・クオリティの高いムービーが制作できる
・制作にかかる手間が減る
・式場に依頼するより低コスト
《デメリット》
・(友人に依頼する場合)ムービー制作会社に依頼するより手間がかかる
・たくさんの制作会社から選ぶ必要がある
2つ目はムービー制作会社に外注する方法です。
式場に依頼するよりも低コストで、クオリティの高いムービーを制作してもらえるので、式場がムービー持ち込みOKな場合ならクオリティと費用のバランスが良く、一番おすすめな方法です◎
また、ムービー制作が得意な友人や知人がいる場合は、依頼するのも節約になります。
ただし、制作会社に依頼するよりも手間がかかるので注意!
また、いくら友人でもマナーとして謝礼は必要なので、謝礼分の費用はかかることになります。
自作する
《メリット》
・節約になる
・オリジナルムービーを制作できる
《デメリット》
・高いクオリティのものを制作することが難しい
・制作に時間・手間がかかる
3つ目は自分たちの手で制作する方法です。
主に動画編集ソフトを使って制作していきます。
コストもかからず一番節約できる方法ですが、動画編集の為に必要な道具として、
・パソコン
・動画編集ソフト
・スキャナ
・DVDディスク
が最低限必要になるので、これらを持っていない場合は外注するよりもコストがかかってしまうので注意!
なので、動画制作初心者の方は、1つだけ自作して残りのムービーは外注するなど工夫をすると、無理なく準備ができるのでおすすめです*
ムービー制作に必要な素材とは?
結婚式ムービー制作のために必要になる素材はこちら!
外注するにしても自作するにしても、準備をスムーズに進めるために早めに準備しておくことをおすすめします*
写真
幼少期〜青年期、出会ってから結婚するまでのお二人の写真を用意します。
特に幼少期の写真はプロフィールムービーには欠かせない素材です!
昔の写真を実家から取り寄せたり、どの写真をムービーに使うかを選別したり、結構時間がかかる作業となるので、できるだけ早めに取り掛かるようにしましょう。
コメント
ムービー内に表示するコメントを考えるのも重要な準備の一つです。
写真1枚ずつに添えるコメントや、ムービーの冒頭や締めの部分でゲストに向けたメッセージを作っていきます。
制作するムービーによって必要になるコメントの数や内容は異なりますので、具体的なムービーの構成を決めた後に写真選びと同時進行で準備を進めていくと良いでしょう。
写真ごとにどんなコメントにするのかメモを残しておいて、最後にムービー全体の流れを見ながら内容を調整していくと◎
音楽
ムービーのBGMで使う音楽を決め、そのCDや音楽データを用意します。
外注する場合は、どのような形態で音楽を用意すればいいかあらかじめ確認しておきましょう。
数ある音楽の中から、ムービーの雰囲気や結婚式のコンセプトに合うものを見つけるのはなかなか大変な作業!
使いたい音楽が決まっていない方は、早めに準備に取り掛かることをおすすめします*
楽曲によっては使用のための手続きや費用が必要な場合があります。
担当プランナーによく確認し、使いたい音楽の著作権についてきちんと調べてから使用するようにしましょう。
映像素材(自作する場合)
ムービーを自作する場合は、映像素材を準備する必要があります。
「映像素材」とは、様々な用途で使うために撮影・編集された動画用の素材のこと。
結婚式ムービーでは、冒頭や締めの部分で使用することが多いです。
最近では高クオリティな映像素材が無料で配布されていたりするので、好みの素材をいくつか収集しておくと制作する際に役立つ場合があります*早めに準備しておくと良いでしょう◎
ムービー制作する際の注意点
結婚式ムービーを準備する際、いくつか注意点があるのでご紹介します*
外注か自作するかを早めに決める
ムービー制作を外注するか自作するかは、できるだけ早めに決めましょう!
ムービー制作は結婚式準備の中でも特に時間のかかるものの一つです。
特に自作をする場合は、外注するよりも時間と手間を要するので、動画制作に自信のない方は早めに決断をすることをおすすめします*
スケジュール管理をしっかりと!
ムービー作成で最も注意すべきなのがスケジュール管理です。
ムービー制作は写真選びなどの事前の準備から始まり、制作方法(外注か自作か)を決め、出来上がった映像のチェックや修正、完成したDVDの式場での事前試写など、とても時間と手間がかかります。
遅くても結婚式当日の3ヶ月前には準備に取り掛かるようにしましょう!
式場に注意事項を確認する
式場にムービー制作を依頼する場合は問題ありませんが、外注もしくは自作する場合は式場に事前に確認すべきことがいくつかあります。
・映像サイズ
・音楽の著作権について
・事前試写は可能か
・いつまでに納品するか
そもそもムービーが持ち込み可能なのかを契約前、 もしくは初回打ち合わせの時点で確認しておく必要があります。
また、実際作成したムービーの映像サイズが合っていなくてギリギリで作り直しに・・・なんてことにならないように、あらかじめ映像サイズはいくつで制作すればいいか、また会場で事前試写が可能か、を担当プランナーに必ず確認しておきます。
音楽の著作権については複雑かつ分かりづらいところもあるので、使いたい曲が決まったら一度担当プランナーに相談しておくと安心です◎