ゲストの満足度急降下!元プランナーが感じた!結婚式の「やりすぎ演出」7選*解決策も♡

ゲストの満足度急降下!元プランナーが感じた!結婚式の「やりすぎ演出」7選*解決策も♡のカバー写真 0.6675

たくさんあるアイデアの中で、何を取り入れるか迷ってしまう結婚式の【演出】。「自分たちのやりたいことをしたい」と「ゲストにも楽しんで欲しい」という2つの気持ち。どちらも叶えるには、メリハリが必要!?今回は、たくさんの現場を経験してきたプランナーが教える「やりすぎ!」だと思った結婚式演出をご紹介していきます。

本コンテンツはウェディングニュース編集部と卒花ライターが協力して、独自に制作しています。アフィリエイト広告を利用しているリンクも含まれますが、コンテンツの内容やランキングの決定は編集部が自主的な意思で企画、編集、制作しています。

プランナーさん教えて!結婚式の「やりすぎ演出」って!?

ウェディングニュースライターのARISAです!
これまでウェディングプランナーとして約5年、600組以上ものカップルの結婚式をお手伝いしてきました♪

その中で、「演出」について悩まれるカップルにたくさん出会ってきました。

演出を決めるポイントとしては、限られた披露宴時間の中で〈自分たちのやりたいこと〉と〈ゲストに楽しんでもらうこと〉を両立させるのが大切なんです!

この記事では、新郎新婦だけでなく、ゲストの反応やパーティー全体の雰囲気を見てきた私だからこそ分かる!ゲストが引いてしまう「やりすぎ」な演出をご紹介していきます。

自己満の結婚式にはしたくない・・・そんな心配をしている花嫁さんは、是非チェックしてみてください!

①新郎新婦がほぼ不在【お色直し衣装が4着も!?】

ウェディングドレスやカラードレス、白無垢や色打掛の和装など結婚式衣装には様々な種類がありますよね。

どれかになんて決められない!!着たい衣装がありすぎて・・お色直し衣装が3回以上に!?

1回の衣装チェンジに約15分、ヘアメイクチェンジが入るとプラス15分、和装だとお着付けにもっと時間が掛かります。

2時間半の披露宴の中で衣装を4着、3回のお色直しをするとなると、主役不在の時間は全部で1時間半ほど

披露宴中、あまりにも新郎新婦不在の時間が長くなってしまうとゲストも「今日は何をしに来たんだろう・・?」とモヤモヤ。

またお色直しの度に、毎回入場シーンを作る必要がありゲストの反応も徐々に薄くなってくる傾向も・・。

お色直しは1回、多くても2回ほどに押さえておくと良いでしょう*

どうしてもお色直しが諦められない場合は・・・

*ヘアメイクチェンジに留める

*ドレスチェンジのみで時間短縮をする

*前撮りや後撮りで着るようにする

の方法を取り入れるのがオススメです!

②会場内がずっと暗いまま!?【映像演出が多い・ムービー1本が長い】

結婚式での人気の演出【映像上映】。
映像演出の持つ効果は素晴らしく、これまでの思い出を振り返るきっかけになったり、会場内を感動的な雰囲気で包んでくれます。

映像を上映するときは、もちろん会場内の照明を暗くしますよね!
ゲストも映像を見るために隣の人と話すことをやめ、食事の手を止める方も・・。

映像の上映が3本以上、さらに1本の映像が5分以上となると、会場内がずっと暗いままで、ゲストがお食事や歓談を楽しむ時間が少なくなります。

映像を作成するときは・・・

*1本あたり原則5分以内にまとめる

*新郎新婦それぞれの余興で、映像演出が被らないようにする

*連続上映はタブー。上映タイミングの間を空けるようにする

これらに気を付けて、映像演出を効果的に取り入れましょう!

③出るはずの涙も引っ込んだ!?【花嫁の手紙が長すぎる】

披露宴後半のビッグイベント【花嫁の手紙】。
今まで育ててくれた家族に、感謝の気持ちを伝える感動のシーンです。

伝えたい思いがありすぎて・・・手紙が長くなってしまい、朗読にかかる時間が5分以上に!?

最初は感動して聞いているゲストもあまりにも手紙が長すぎると、だんだん涙も乾いてきてしまいます。

*目安は600〜800文字程度。

*ゆっくりめに読んで3〜4分ぐらいがちょうどイイ◎

感謝を伝えたい方がたくさんいるのはよく分かりますが、ここは両親への想いだけに絞ってみて。

④ゲストのリアクションにも疲れが【サプライズ演出が多すぎる】

いろんな人の想いが集まって出来上がる披露宴では【サプライズ演出】を秘かに準備されることも多いです!

素敵なサプライズ演出は、見ている方も幸せな気持ちになりますよね♡

そんなサプライズ演出も、1回、2回、さらには3回以上と複数回続くと・・・「また!?」なんてサプライズ慣れしてしまい、ゲストの盛り上がりも段々薄くなってきます。

*披露宴にはメリハリが大切

*サプライズは多くても2回まで!

一番大切なサプライズ演出で、会場内の雰囲気がグッと良くなるよう工夫をしましょう。

⑤参加型の演出は嬉しいけれど【ゲストへのお願いが多すぎる!】

最近流行りのゲスト参加型の演出。
一方的に新郎新婦が行う演出を見てもらうだけでなく、ゲストにも参加してもらって、一緒に思い出を作るというスタイルです。

受付で結婚証明書制作に協力して、披露宴前にカラードレス色当てクイズに投票して、披露宴中にムービーに入れるゲストコメントをもらって・・・などなど。

ゲストへのお願いがあまりにも多くなり過ぎるのも、少し困ったことに。

新郎新婦さんからのオーダーなので私もスタッフとして現場に入る時には、ゲストに協力のお願いに回ることもありましたが「また〜?」なんて、少しネガティブな言葉が聞こえてくることも・・。

また、座って食事を楽しんでいるゲストを、ガーデン演出や別の場所に誘導する際は披露宴開演前やコース料理提供後など、タイミングに配慮をしましょう。

ゲスト参加型の演出は、ゲストが楽しんでくれることが大前提です!

*披露宴中のゲストの移動導線、タイミングに配慮!

*ご面倒をお掛けしすぎないように、たくさんのお願いをしすぎるのは控えた方がベター

⑥もらった後どうすれば!?【新郎新婦の顔がプリントされたギフト】

2人が主役のパーティーだからこそ、オリジナリティを出すことは大切です。
似顔絵やイニシャル、名前や結婚式の日付を入れたウェディングらしいギフトはとっても人気♡

しかし、2人の顔写真がプリントされたマグカップやお皿、グラスやポーチ、Tシャツなどは結婚式後の使い道に困る・・・なんてお声も。

写真がプリントされているので、捨てるのにも気が引けるし・・・なんて、ゲストを困らせる結果になりかねません。

オリジナルギフトにこだわることは、決して悪いことではありませんが、貰い手側の気持ちを考えて、制作しましょう!

顔写真をプリントするなら・・・

*食べてなくなるようなお菓子やドリンク、ペーパーアイテムなどに取り入れる

のがGOOD★

⑦写真撮影が式の進行を妨げる!?【細かな指定ショットが多すぎる】

カメラマンさんに撮って欲しいシーンやカットを伝えるための「撮影指示書」を準備される花嫁さんも増えてきました。

前撮りや挙式前後撮影では、2人だけの時間なので自由に使ってもOKですが披露宴中の指定カット撮影は、ゲストを巻き込むことになります。

「兄弟との2ショットが欲しい」
「○○ちゃんとのショットが欲しい」

など、この程度の希望であれば、何の問題もありませんが・・・

「高校時代のグループ全員で集まって、テラスでブライズメイド風の写真が撮りたい」
「ウェディング雑誌で見つけた、このポーズにみんなで挑戦したい」

など、あまりにも細かい指定ショットが多過ぎるとカメラマンさんもそのショットを撮るために必死になり、他の写真が撮れません。

撮影中はもちろん進行が止まってしまいますし、ゲストにも協力を頂くことになりますよね・・!!

撮影に参加しているゲストは楽しいかもしれませんが、見ている側のゲストは少し寂しい思いをしているかもしれません。

*大まかなオーダーであればOKですが、撮影に時間を要するような複数の細かい指定ショットは披露宴をスムーズに進めるためにも避けた方がベター

何のために「演出」をするのか・・・もう1度よく考えてみよう!

一回しかない結婚式だからこそ、やりたいことが次から次へとたくさん出てくるのは当たり前のこと!

しかし、「自己満」の結婚式はゲストの満足度を上げてくれません。

「やりすぎ!」を防ぐために、頑張りすぎず余裕を持って計画したい。
でも「やったら良かった」では後悔が残る・・。

そうならないためにも、今までたくさんの結婚式を経験してきたプランナーさんを頼ってみて♪
アナタの悩みを吹き飛ばす、的確なアドバイスをくれるはずですよ!

Photo by @miicowedding.yucco

LINEウェディングニュース相談カウンター
担当アドバイザーが結婚準備をサポート
何も決まっていない方でも大歓迎
無料相談受け付け中♪
ウェディングニュース相談カウンター
マイレポイメージ

プロポーズされたら、アプリがおすすめ

結婚準備に必要な情報がサクサク見れる
結婚式場の口コミ・レポまとめ読みするなら

保存するには登録が必要です