結婚のメリット・デメリットを徹底解説!コスパが悪いって本当?
結婚する・しないなど、自由な選択ができる現代。男女ともに「結婚するメリットって何?」と考えている人は多いでしょう。結婚に関する考え方は人それぞれですが、メリットもたくさんあります。 今回は結婚するメリットだけでなく、デメリットも紹介します。結婚に悩む男女の参考になれば幸いです。
お悩みQA2021.12.15 更新2021.6.7 公開
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最近は結婚しない人が増えている
現代では結婚に対する選択が自由になっているため、結婚しない人が増えています。1975年〜2015年の未婚率(45歳〜54歳までの平均)は以下の通りです。
年代 | 男性 | 女性 |
1975年 | 2.1% | 4.3% |
1995年 | 9.0% | 5.1% |
2015年 | 23.4% | 14.1% |
(参考:平成29年版 少子化社会対策白書 全体版)
表を見てみると未婚率が徐々に増えていることがわかります。2015年時点では1975年に比べ男性は10倍以上、女性は3倍以上も増えています。
ライフスタイルの変化や女性の社会進出が進み結婚に関する選択が比較的自由になったことで、結婚に魅力を感じない人が増えていったことも原因のひとつです*
しかし、結婚するメリットを感じている男女もいます。メリットとデメリットを把握したうえで、結婚するかどうか考えてみてはいかがでしょうか?
【女性編】結婚するメリット
はじめに、女性が感じる結婚するメリットを紹介します。
- 好きな人と生涯を共にできる
- 子供を安心して産める
- 扶養に入れるなどの金銭的にお得
- 金銭的・精神的に安定する
- 将来の不安が軽減される
それぞれのメリットについて解説します。
好きな人と生涯を共にできる
好きな人と生涯を共にできるのが女性にとって結婚する大きなメリットです!恋人では不安定な関係も結婚することで安定した関係になるので、安心してそばにいられます。
好きな人と夫婦になれるのはこの上ない喜びです♪
子供を安心して産める
結婚することで子供を安心して産めるのは、女性にとってのメリットです。結婚する理由として「子供が欲しい」という女性は少なくありません。
夫婦になれば生活を共にし協力し合うことが義務付けられるので、経済的にも精神的にも安心して子が産めます♪
扶養に入れるなど金銭的にお得
結婚して専業主婦になる場合は、扶養に入れるなど金銭的にお得な制度を利用できるのも結婚するメリットのひとつ。また、パートをしていても所得が一定以下であれば、扶養に入れるので健康保険や年金などを納めずにすむのです!
また、夫の職場によっては扶養に入っていれば手当が出る場合もあるので、金銭面で得することが多々ありますよ。
金銭的・精神的に安定する
結婚後も共働きをする場合は世帯年収が増えるため、独身時代より金銭的に安定します。独身だとひとりだけの収入なので不安定で、将来の保証が何もありません!
しかし、夫婦になれば片方が働けなくなった場合も、一定の収入を確保できるので支え合って生きていけるのです。将来を見据えて支え合って生きていけるのは、精神的な安定にもつながります♪
将来の不安が軽減される
結婚すれば将来の不安が軽減されるのも、女性にとっての結婚するメリットとなります。女性の場合正社員でも男性より年収が低い人が多いため、独身だと「老後一人で過ごせるの?」など結婚しないリスクも多いです。
夫婦になることで、「老後もひとりで過ごさなくてすむ」など将来の不安が軽減されます*
【男性編】結婚するメリット
続いて、男性が感じている結婚するメリットは以下の通りです。
- 独身時代より家事を効率よく行える
- 控除などが受けられる
- コスパがよい
- 健康管理をサポートしてもらえる
- 社会的信頼度が高くなる
- 生きがいが増え、人として成長できる
特に男性にとって、日々の生活をサポートしてくれる人ができることがメリットとなるようですね。それぞれの項目について解説します。
独身時代より家事を効率よく行える
男性の場合、独身時代より家事を効率よく行えることが結婚するメリットと感じているようです。家事が得意な男性ばかりではないので、炊事や掃除が分担されることで生活しやすくなるのです♪
自分以外に家のことに気を配ってくれる人ができるので、仕事にもより集中できるようになりますね。
控除などが受けられる
結婚することで控除を受けられるのは大きなメリットです。配偶者控除や扶養控除などが受けられると、税金がお得になります!
しかし、配偶者が専業主婦や扶養の範囲内で稼ぐパートタイマーであることが条件となるので注意してください。
また、納税者の合計所得金額や配偶者の所得金額によっても、控除額が変わってくるので共働きをする場合は調べてみるとよいでしょう。
さらに、配偶者の年収が130万円未満であれば、第3号被保険者になれるので健康保険や年金を支払わなくても加入できます。結婚することで経済的にお得になることがあるのは嬉しいですね♪
コスパがよい
結婚するのはコスパがよく、メリットであると感じている男性もいます。結婚すると生活費が増えるイメージですが、実際は生活費が2割削減されます。
一緒に暮らせば一人当たりの家賃負担が減り、食費や日用品などの生活費も削減されるのです。特に共働きであれば、貯蓄もしやすいため将来的な金銭面においてメリットがあるといえます♡
健康管理をサポートしてもらえる
結婚することで健康管理をサポートしてもらえるのは、男性が感じるメリットのひとつ。独身だと食事を適当に済ませるなど不健康な生活を送りがちです。
結婚することで栄養バランスの取れた食事が摂れ、休日でも朝早く起きるようになるなど健康に気をつかえるようになります。
また、風邪を引くなど体調を崩しても、看病してもらえるのも結婚してよかったと感じる瞬間ですね♪
社会的信頼度が高くなる
社会的信頼度が高くなるのも男性が結婚するメリットです。日本では結婚して家庭を持てば一人前のような風潮にあります。
妻と子供がいることで「守るものがあるから頑張るだろう」と周りから思われ、仕事面でプラスになることも*
働く男性にとっては大きなメリットとなります!
生きがいが増え、人として成長できる
結婚すると家族が増えるので、生きがいが増え人として成長できるのもメリットです。妻は日常生活で強い味方となり、子供が生まれれば人としてだけでなく父としても成長できますよ♪
どちらも基本的には結婚しないと得られないものです。人生において大きな意味をもたらし、人として成長するきっかけにもなります。
男女別に感じる結婚するメリットを紹介してきましたが、デメリットを感じている人もいます。次では結婚するデメリットについて紹介するので、合わせてチェックしてください。
【女性編】結婚するデメリット
女性が感じている結婚するデメリットは以下の通りです。
- 親戚付き合いが増える
- 家事の負担が増える
- お金や行動の自由がなくなる
- 子供を産むプレッシャーを感じる
女性は主に自由がなくなることが結婚するデメリットだと思っています。
それぞれの項目について詳しく解説します。
親戚付き合いが増える
親戚付き合いが増えるのも結婚するデメリットのひとつ。恋人同士は当人同士のだけの関係でしたが、結婚することで家族を含めた付き合いが発生するためです。
親戚とはいえ気が合わない人もいるので、何かと気を遣う場合もあります。
しかし、冠婚葬祭など協力して行うこともあるものです。適度な距離感を保ちつつ、穏やかな関係が築けるように気をつけましょう!
家事の負担が増える
結婚することで家事の負担が増えるのは女性にとって大きなデメリットです。日本では結婚すると主に女性が家事をすることが普通のような流れになります。
しかし、現代では男性同様に働いている女性が多いので、家事の負担が増えると忙しさが倍増することも。夫婦の不仲の原因にもなるため、家事は分担することを結婚前に決めておくと良いですね*
お金や行動の自由がなくなる
お金や行動の自由がなくなるのも女性が結婚するデメリットのひとつです。独身なら好きなブランドアイテムを購入でき、気軽に旅行に行けます!
しかし、結婚をすると将来のために貯金をするなど、堅実になる人が多く独身時代のような出費ができません。
スキンケアアイテムを安いものに変え、全く自分のものを購入しなくなるのは結婚生活の中でもストレスになってしまいます。
誕生日などに自分への程度のご褒美を贈ったり、温泉に行ったりと時々は自由を感じられるようにするとよいでしょう。
子供を産むプレッシャーを感じる
結婚すると子供を産むプレッシャーを感じる女性もいます。周囲から「子供は?」と聞かれたり、両親から「孫を早く見たい」と言われたりするとプレッシャー感じるのです。
「子供が欲しい」「子供ができるか」などは繊細な問題なので、触れて欲しくない女性も多いでしょう。
特にキャリアを築いている女性にとって、子供を産み育てることは悩みになることも。子供は授かりものなので周囲の話は適度にスルーして、ゆったりとした気持ちで結婚生活を送るのを心がけることが大切です*
【男性編】結婚するデメリット
男性が感じる結婚するデメリットは以下の通りです。
- 自由な時間やお金の自由がなくなる
- 他の人と恋愛ができなくなる
- 責任が増える
- 離婚することになるとダメージが大きい
男性も女性同様、自由でなくなることがデメリットと感じるようです。
それぞれの項目について解説します。
時間やお金の自由がなくなる
男性は結婚することで自由な時間や、お金の自由がなくなることがデメリットと感じるのです。独身だと趣味に時間を費やしたり、好きなものを好きなタイミング買えたり自由に過ごせます。
結婚することで生活を共にする義務が生じるため、1人の時間が減ります。また、お小遣い制になり貯蓄のために節約生活を送るなど、金銭的な自由がなくなるのです。
しかし、家族ができると独身時代ではできない尊い時間を過ごせ、子供や幸せなどお金に代えがたいものを手に入れられますよ!
他の人と恋愛ができなくなる
他の人と恋愛ができなくなるのも男性にとっては結婚のデメリットのひとつ。夫婦になることで法的にお互いを縛るため、他の人とは恋愛ができません。
特にいつまでも若い気持ちでいたい男性にとっては、恋愛ができなくなるのは辛いでしょう。しかし、結婚すれば恋愛では感じられない、精神的に深い繋がりのある相手と安定した関係を築けますよ♪
責任が増える
結婚すると家族に対する責任が増えるのは、男性によってはデメリットになります。家族を養っていくための仕事への責任や、子供を立派に育てる責任などが増えるためです。
しかし、責任とは人のやる気を生み出すものでもあります。より仕事に打ち込むパワーに変えて生活をすれば、メリットになりますよ♪
離婚することになるとダメージが大きい
離婚することになるとダメージが大きいのも、男性にとって結婚するデメリットのひとつ。結婚にはマイナスなイメージを抱えている男性は多いです。
特に日本では3組に1組の夫婦が離婚すると言われているので、結婚を考えると同時に離婚するのを不安に思う男性もいます。
どんなに好きで結婚をしても離婚することになると、精神的にも金銭的にもダメージが大きいのです。離婚しないために協力し合うことを心がけて生活をすれば、不安も軽減するでしょう!
デメリットもメリットにできる相手と結婚しよう!
今回は男女別に結婚するメリットとデメリットを紹介してきました。結婚をすれば好きな人と生涯を共にできるのが最大のメリットです。2人で協力しあいながら生活していくうちに感じていくメリットもあります。
デメリットを考えすぎて結婚しないのではなく、2人でいることでメリットにできる相手と結婚するとよいでしょう♪