≪withコロナ≫結婚式を諦めたあなたへ♡新しい結婚式のカタチを元プランナーがご提案します*
「コロナだから結婚式は諦めた方がいいのでは…」ホントにそうなんでしょうか?結婚式はおふたりだけではなくご両親やご家族にとっても大切なセレモニーです。思っていたカタチとは違えども、おふたりやご家族にとって一生忘れられない大切な一日があるはず。そこで今回はwithコロナの今に合わせた新しい結婚式のカタチを元プランナーがご提案します。
お悩みQA2022.2.10 更新2021.1.18 公開
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目次
「コロナだから」と結婚式を諦めないで欲しい
2020年新型コロナウィルスの流行により結婚式のカタチは大きく様変わりをしました。結婚式を中止または延期など苦渋の決断を迫られている新郎新婦さまは、いまも尚たくさんいます。
公益社団法人日本ブライダル文化振興協会によると新型コロナウィルスの感染拡大により影響を受けたカップルは推計で24万組にもおよぶのだとか……。
結婚式を中止する決断も、コロナ禍の今となっては間違った選択ではないのかもしれません。けれどそれはおふたりが心から納得をしていればの話。
もしこの先「本当は結婚式をやりたかったのに」と後悔が残りそうなら、結婚式の方法を見直してみませんか?
結婚式のカタチは新型コロナウィルスに関係なく、年々カジュアルダウンする傾向にあります。一昔前の、たくさんのゲストを招待して挙式と披露宴をするばかりが“結婚式”ではなくなっているんです。
結婚式の場所だって式場だけではなく、公園やキャンプ場などアウトドアウェディングも最近話題に。
今や結婚式は、おふたりやご家族の思いと価値観、そしてその時の状況に合わせて様々なスタイルに変化してもOKな時代になっているんです*
≪withコロナ≫接触を避けて新しい結婚式のスタイルで♡
コロナ禍での結婚式は、感染予防に対する価値観や意識に合わせてスタイルを選ぶことができます。
もし「接触感染が心配で……」と結婚式を諦めてしまおうとしているなら、ぜひ今知って欲しい結婚式のスタイルが2つあります。
2.フォトウェディング
詳しく解説していきましょう。
withコロナにおすすめの結婚式①オンライン挙式
『オンライン挙式』とは、その名の通りオンラインを通してゲストに結婚式を見守っていただくスタイルです。リモートで行う結婚式なので『リモートウェディング』『WEB結婚式』などと呼ばれることもあります。
ゲストにはZoomなどビデオ通話アプリを使って結婚式の様子を見守っていただきます♡
オンライン挙式の方法は2つです。
オンライン挙式の準備と費用目安
オンライン挙式は、『どこから配信するのか』『準備は誰がするのか』など選択肢の幅が広いため、費用の幅が広いのも特徴です。
①新郎新婦ふたりで準備する
結婚式やオンラインの段取りなどを、新郎新婦自らがすべてプロデュースするパターン。
自分たちで準備するので、式場やプロデュース会社に依頼することに比べれば費用を格段に安く抑えられるというメリットが◎
必要となる費用といえば、衣装代や挙式に必要な小物類など。自宅から無料アプリを使って配信する場合には場所代も必要なく、費用を最小限で抑えられます。
ただし、自分たちですべて準備することになるので、段取りがわからず時間がかかってしまう心配も……。
②式場またはプロデュース会社に依頼
式場やプロデュース会社にオンライン挙式を依頼した場合、専用のカメラマンや設備を整えてくれて10~40万円くらいが費用の目安。
自分たちで準備するよりも費用は高くなってしまいますが、その分手間が省けるところが最大のメリット。
そのため「通常の挙式と披露宴を予定していたけど、感染状況が悪化したので急遽オンライン挙式に切り替えた」など急を要するときにはプロに任せた方が安心です。
またプロに依頼すると、プロフィールムービーを追加で配信できたりするなどオプションも豊富。『挙式のみオンラインで配信』など予算に合わせて選ぶこともできますよ☆
『オンライン挙式』~メリット~
- 密集・密接・密閉の3密を避けられる
- ゲストはどんな場所からも参列OK♪
- 移動に伴う感染リスクが避けられる
- 新郎新婦さまの準備も縮小できる
- 妊婦やお子さま連れのゲストも気軽に出席できる
オンライン挙式の最大のメリットは、やはり3密を避けた環境でゲストにおふたりの結婚を見守ってもらえるところ*
結婚式場に直接来ていただくワケではないので、移動に伴う感染のリスクもありません。妊婦さんや小さなお子さまがいるゲストも、オンラインなら気軽に出席ができますしね♪
またオンラインでつなぐだけなので、ゲストはどこにいても気軽に参列することができるのもポイントです☆国内はもちろん、海外にお住まいのゲストにだって出席していただくことができますよ♡
結婚式自体に直接出席するゲストが少ない分、新郎新婦さまの負担が大幅に軽減されるのも大きなメリット。席次を考えずに済みますし、席札などのペーパーアイテムを作る必要もありません。
『オンライン挙式』~デメリット~
- オンライン操作に慣れていないゲストの中にはハードルが高いと感じる方も
- ネット環境によっては不具合が出る心配が
- 服装やご祝儀をどうすれば良いか戸惑うゲストも
オンライン挙式は、新型コロナウィルスの流行に伴い新たに見いだされた結婚式のスタイルです。そのため「オンラインで結婚式をします」とお知らせしても、参列経験のある人は少なく、ハードルが高いと感じてしまうゲストも。
ただし上記のデメリットは、以下のようにすれば事前に解消することができます◎
▶オンラインの操作PCやスマホになれていないご年配ゲストからは、操作方法に対する不安の声も。ゲストの不安を払拭するためには、事前に“オンライン挙式リハーサル”をおすすめします♡
リハーサルでは
ゲスト:操作方法やインターネットの接続状況を把握
新郎新婦:画像の明るさやBGMの音量、カメラ位置のチェック
と、オンライン挙式本番に向けて双方が確認できるようにしておきましょう。
▶オンライン挙式の参列マナー~ご祝儀~オンライン挙式に招待されたゲストが頭を悩ませるのは、ご祝儀。まだ新しい挙式スタイルのためオンライン挙式のご祝儀相場が定まっていないのが現状です。
一般的にご祝儀とは、結婚式に招待された際のお料理や引き出物などでおもてなしいただく際のお礼の意味も込められているので、友人関係なら相場は3万円程度。
オンライン挙式で、料理や引き出物の準備がない場合は、その分を差し引きした1万円程度が相場といえるでしょう。
このようにご祝儀金額は、料理や引き出物の有無によって大きく左右されます。つまりゲストはこれらが事前にわかっていれば、ご祝儀の準備の目安にもなるということ*
そのためオンライン挙式を開催する場合には、新郎新婦おふたりから事前にお料理や引き出物の有無をお知らせしておくと親切です。
▶オンライン挙式の参列マナー~服装~また挙式参列といえば、服装もゲストを悩ませるポイントに。特にオンライン挙式の場合は、その場にいるわけではないので、判断が難しいと思われがちです。
ですがオンライン挙式はオンラインとはいえ、結婚式への出席です。新郎新婦さまはドレスとタキシードを着用しているので、ゲストも合わせてセミフォーマルが正解◎
式場でのオンライン挙式に参列する場合は、大きなプロジェクターにオンラインで参加しているゲストの表情が映し出されます。結婚式場で上映されても違和感のない服装が目安です。
ゲストにはその旨事前に伝えておいてあげましょう。
▶編集部おすすめ配信アプリ WeddingLive
ゲストになるべく負担を感じさせないオンライン結婚式をしたい方におすすめなのが、結婚式ライブ配信専門アプリ「Wedding Live」です。
スマホ1台で結婚式を高画質ライブ配信できて、ゲストは招待URLにアクセスするだけで視聴できるからアプリのダウンロードなど面倒な準備は必要なし。アーカイブも残るから、ライブ配信に参加できなかった人に観てもらうこともできます。
ゲストがチャットでお祝いコメントしたり、クレジット決済でご祝儀を贈ったりできる機能もありますよ。
withコロナにおすすめの結婚式②フォトウェディング
『フォトウェディング』とは、結婚式をする代わりに写真撮影をして結婚の証を残すこと♡こちらもゲストを招待して行うものではないので、感染リスクはありません♪
新型コロナウィルスの感染拡大により結婚式を延期や中止した新郎新婦さまの中には、元々結婚式を予定していた日に合わせてフォトウェディングをする方も多いんですよ♡
フォトウェディングは
- 屋内のスタジオや式場で撮影
- 屋外でのロケーション撮影
と2つの方法があります。
特にコロナ禍の今は、3密を避けられる公園や海辺などで行われるロケーション撮影が人気に♪
また3密を避けた場所で撮影といえば、式場でのフォトウェディングもおすすめです♡式場は、結婚式当日はたくさんのゲストでごった返していますが、結婚式が行われていない日は3密を回避できるスペースになっているからです*
結婚式場とういう特別な空間でのフォトウェディングはより思い出深いものになりますよ♪
『フォトウェディング+ふたり挙式』で特別な一日を♡“フォトウェディング”だからといって、写真撮影だけをするのがフォトウェディングではありません。せっかく衣裳を着ているのだからおふたりだけの『ふたり挙式』もフォトウェディングに加えてみては?♡
大がかりな挙式進行はせずとも『指輪の交換』や、これを機にお互いへ『手紙』を読んでみるなど+αの演出を添えて写真とともに思い出に残してください。.:*☆
フォトウェディングの費用目安
フォトウェディングの費用は、衣裳の点数や撮影場所によって大きく異なります。
また撮影する場所によっても相場は異なり……
ロケーション撮影:168,000円
と、若干ロケーション撮影の方が高くなる傾向に。これは、スタジオ撮影に比べロケーション撮影は
- 撮影時間が長くなる(カメラマンやメイクさんの拘束も長くなる)
- ロケーション場所に入場料が必要になる場合も
などの理由があります。
ですがフォトウェディングの良いところは、予算に合わせてプランを選ぶことができるところ◎衣裳点数や撮影場所によって費用が変わるので、おふたりの予算に合うフォトウェディングが叶いますよ♪
『フォトウェディング』~メリット~
- 結婚式を挙げるのに比べて圧倒的に予算を抑えることができる
- 準備の手間が少ない
- ゲストはおらずスタッフも最小限なので感染リスクが低い
- 日程変更もゲストの気を使うことなく可能
フォトウェディングの最大のメリットといえば、結婚式を挙げることに比べると圧倒的に予算が抑えられるところ。なのに、衣裳を着用し結婚式当日を思わせる非日常な気分を味わえます♡
またフォトウェディングの準備といえば、スタジオやカメラマンとの打ち合わせと衣装合わせのみ。半年以上かけて準備を行う結婚式とは違い、数週間で準備が可能です◎
そして何よりフォトウェディングは、新郎新婦おふたりとカメラマン、メイクさんといった最少人数での撮影のため感染リスクを抑えることができます。
ゲストを招待する結婚式の場合は、新型コロナウィルスの感染拡大状況によっては、結婚式を延期もしくは中止の判断を迫られます。けれど、ふたりだけのフォトウェディングならゲストの都合を考えなくてもOK♪この気軽さも、コロナ禍の今はフォトウェディングの大きな魅力と言えるのかもしれません☆
『フォトウェディング』~デメリット~
ふたりだけのフォトウェディングは、ドレス姿を他の人に見せられないというデメリットがあります。
そこでご提案したいのが、このフォトウェディングの様子をオンラインで見てもらう方法♡感染状況を考慮すると、直接見ていただくことは難しいかもしれませんが、オンラインなら気軽に見ていただくことができますよね♪
特にご家族はおふたりの晴れ姿が見たかったはず☆ぜひオンラインで撮影風景をつなぎながら、リアルタイムでおふたりの幸せな様子を見ていただいてください。
オンライン挙式やフォトウェディングは『0.5次会』という考え方
『0.5次会』という言葉を聞いたことはありますか?
結婚式を『1次会』と考え、結婚式後の友だちとのパーティーを『1.5次会』もしくは『2次会』とするのなら、その前段階のオンライン挙式やフォトウェディングを『0.5次会』と位置付ける考え方です。
新型コロナウィルスの感染状況を考えると、今すぐには結婚式の日程を決めるのは難しいかもしれません。
だからこそまずは入籍をしたけじめとして徹底した感染対策をとった『オンライン挙式』や『フォトウェディング』を。これは、いつかたくさんのゲストを招待して叶えるお披露目の機会までの橋渡し役です。
そして新型コロナウィルスの感染が落ち着いてきたころに改めて披露宴や、カジュアルパーティーをする機会を設けてみませんか?
『結婚式を諦める』のではなく“つなぐ”ことで、おふたりらしい結婚式のカタチを実現できるなら♡
コロナ禍でもふたりらしさが光る結婚式を叶えて♡
新型コロナウィルスの感染拡大が続く今、これまでの結婚式にはない工夫を凝らした結婚式が求められています。
これまでのたくさんゲストを招待する結婚式は難しいかもしれない。けれど今だからこそおふたりらしい結婚式のカタチがあるはず。
感染の心配があって日程を変更したり、ゲストに連絡をしたり……。たくさんの苦労を重ねてしまうのであれば、今はゲストと接触のない『オンライン挙式』や『フォトウェディング』も一つの選択肢にしてみてはいかがでしょうか?
おふたりと、そしてご家族もみんなが何年か先に後悔を残さないよう結婚式を諦める以外の方法をいちど検討してみてください。
こちらの記事では、コロナ禍の今の悩みや思いに合わせて答えて進めば、おふたりに合わせた結婚式のスタイルへと導くチャートをご紹介しています。合わせてぜひ読んでみてください。