コロナ禍に結婚式の二次会する?しない?実施するときのポイント・おすすめ演出アイデア
「コロナ禍だけど結婚式の二次会してもいいの…?」と悩んでいる花嫁さん・花婿さんは多いのではないでしょうか。今回はそんなお悩みを抱える人のために、コロナ禍の結婚式二次会するorしないの疑問にフォーカス。二次会会場を選ぶポイントや取り入れたい感染対策についてもご紹介します。
二次会2021.9.16 更新2021.1.8 公開
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目次
コロナ禍で結婚式の二次会を中止した人はおよそ60%
コロナ禍では結婚式を挙げるか挙げないかでも、さまざまな考えがありますよね。
その中で結婚式の二次会…となると、「今の状況ではしないほうがいいのかも…」とさらに悩むプレ花嫁さんもいるはずです。
そこで気になるのが、コロナ禍で結婚式の二次会を中止した人の割合。
株式会社pmaが行ったアンケート調査及びWeb面談の結果、2020年3月~6月に結婚式の二次会を延期した人の割合は37%。
キャンセルした人の割合は63%と、多くのカップルが結婚式の二次会を諦めたことが明らかになっています。
二次会となると結婚式・披露宴よりも密になりやすく、立食やビュッフェなどで感染リスクが懸念されます。
往来の結婚式の二次会をイメージすると、コロナ禍の今は開催を断念せざるを得ないと考えるカップルが多いのかもしれませんね。
コロナ対策をすれば結婚式の二次会の参加率は上がる可能性が!
コロナ禍で結婚式の二次会を延期・キャンセルするカップルは多いと聞くと、「やっぱりやめとこうかな…」と思ってしまいますが、諦めるのはまだ早いです!
株式会社pmaが行ったアンケート調査及びWeb面談の結果、以下のようにコロナ禍でも、結婚式の二次会参加に肯定的な意見を述べるゲストが多いことが明らかになっています*
通常の結婚式の二次会でも参加したい人は51.4%。
コロナ対策がされている二次会なら60%、着席・個食スタイルであれば82.9%と、感染対策が実施されるにつれ参加したい人の割合は増加傾向にありました。
このデータを見ると、コロナ禍でも結婚式の二次会を開催する希望が見えてくるのではないでしょうか*
コロナ禍に結婚式の二次会を行いたい花嫁さん・花婿さんは、感染対策をしっかり実施できる会場を選び、積極的に対策を取り入れてみましょう**
コロナ禍で結婚式の二次会会場を選ぶときのポイント4つ
コロナ禍でも結婚式の二次会を実施することを決めたら、会場選びスタート!
感染対策が重要なコロナ禍では、二次会会場を選ぶポイントも変わってきます。
これから、コロナ禍で結婚式の二次会会場を選ぶポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
会場が行っている感染対策をチェック!
コロナ禍で開催する結婚式の二次会会場を選ぶ際には、会場が行っている感染対策をチェックするのが重要です。
とくに、以下のポイントは押さえておきたいところ。
- ブッフェスタイルにする場合、料理の提供方法
→トングの定期的な取り換え実施、料理の個別包装、スタッフが取り分けてくれる など
- 会場もスタッフも感染対策を徹底している
→アルコール消毒を数か所に設置、スタッフによる検温検査実施 など
個食スタイルのほうが感染対策になりますが、予算の都合でブッフェスタイルになる場合もあるでしょう。
その場合は、ブッフェスタイルでも感染対策を実施している会場を、しっかり見極めることをおすすめします。
また、会場全体やスタッフが実施している感染対策もしっかりチェックして、ゲストが安心して参加できるような会場を選んでみてくださいね*
換気対策もチェックする
コロナ禍の結婚式二次会会場を選ぶときは、会場の換気対策もチェックしておくとより安心感がアップします*
窓があって、開けて換気できるかどうかはチェックしておきましょう。
2方向から空気の入れ替えができるような窓の数・位置の会場だと、空気の循環がしやすいのでより感染対策に繋げられます。
窓があることに加えて、空気清浄機も設置されていると安心感がアップするはずです*
一人ひとりの距離が十分とれるかどうか
コロナ禍に開催する結婚式の二次会では、人と人との距離を確保する必要があります。
そのため、一人ひとりの距離が十分とれるかどうかも、会場選びの際にチェックしておきましょう。
希望する会場は下見をして、実際の広さを確認してから予約するのがベター。
人数に対して十分な広さがある会場なら、密を回避して楽しいひとときを演出できるでしょう*
キャンセル規定が厳しくないか
コロナ禍の結婚式及び二次会は、状況によって開催をキャンセルしなければいけなくなる可能性があります。
二次会会場選びでも最悪の場合を想定して、キャンセル規定が厳しくない二次会会場を選ぶのがおすすめです。
とくに以下の点は要チェック*
- キャンセル料が発生する時期
- 緊急事態宣言が発令した場合のキャンセル料の条件
キャンセル料が発生する時期ができるだけ短い会場だと、ギリギリまで状況を見られるので安心でしょう。
また、緊急事態宣言が発令した場合のキャンセル規定についても、しっかりチェックしておけば余計な負担を回避できます。
状況が刻々と変わるコロナ禍では、念には念を押してチェックしておくと、2人もゲストも安心して二次会を開催できるでしょう**
結婚式の二次会会場の基本の選び方が知りたい人はこちら▼
コロナ禍の結婚式の二次会にできる感染対策
ここでは、コロナ禍の結婚式の二次会でできる感染対策をご紹介します。
ゲストが安心して楽しい時間を過ごせるように、ぜひ参考に取り入れてみてください。
会費は事前決済にする
結婚式の二次会会費は、事前決済にすると受付での接触を避けて、密の状態になるのを防げます。
たとえば二次会の招待状を「Web招待状」にすると、事前決済機能を利用できて、ゲストにスムーズにお支払いしてもらうことが可能です。
Web招待状はカジュアルな雰囲気が二次会にぴったりなので、感染リスクをできるだけ控えたいと考える花嫁さん・花婿さんは利用を検討してみてはいかがでしょうか*
Web招待状について知りたい人はこちら▼
個別にできる食事スタイルにする
ブッフェスタイルではなく、個食スタイルにするとより感染リスクを軽減できます。
コロナ禍に結婚式の二次会を開催する場合は、個食を選択する方がゲストにも安心してもらえるでしょう*
ただし、個食スタイルのほうがブッフェスタイルよりも費用がかかる場合もあるので、予算と相談してみてくださいね。
少人数パーティーやオンライン二次会を検討してみる
大人数より少人数のほうが密になりにくいので、感染リスク軽減につながります。
可能であれば二次会も少人数で開催することを検討してみましょう。
また、新型コロナウイルス流行により、オンラインで行う二次会スタイルも登場しています。
オンラインだとさらに感染リスクを避けられ、遠方の人や直接出向くのが難しい人でも参加できるというメリットも*
「オンライン二次会も楽しそうかも♪」と思う花嫁さん・花婿さんは、オンライン二次会を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
マイクの使い回しは避ける
マイクの使い回しは感染リスクが高いので、コロナ禍では避けるのがマストです!
司会者用とゲスト用に別々のマイクを用意して、何人もの人が1本のマイクを使うことのないようにできるよう、会場に相談してみてください。
マイクの使い回しを避けるだけでは心配な人は、マイクカバーをかけたり、使用の度にアルコール消毒をしたりできないかも検討してみましょう。
ソーシャルディスタンスを保てるレイアウトにする
コロナ禍では、結婚式の二次会でもソーシャルディスタンスを保てると安心感がアップします。
テーブルの距離やイス同士の間隔に気を配りながら、一人ひとりの距離がとれるレイアウトを、会場のスタッフと相談してみてください。
参加ゲストにマスク着用をお願いする
結婚式の二次会に参加するゲストには、マスク着用をお願いしましょう。
新型コロナウィルスの流行によってマスクは必須となりましたが、出席をお願いする際にもアナウンスしておくと丁寧です。
予算に余裕がある人は、二次会でマスクやマウスシールドを配布する方法も◎
ゲストに感染対策が行われていることも伝わりやすく、安心感をもって参加してもらえるでしょう。
感染リスクを考慮した演出を考える
コロナ禍の結婚式二次会では、演出も感染リスクを考慮して決めることが感染対策になります。
大声を出すような演出や、密集しないとできない余興は感染リスクを高めてしまうので注意です。
声をはらずにできるゲームや、ソーシャルディスタンスを保ってできるムービーやオンライン企画など、感染リスクが低いとされる演出・余興だとゲストも安心して楽しめるでしょう*
感染リスクを考慮した演出が知りたい人はこちら
ゲスト見送り時に密にならない工夫をする
二次会で密になりやすいのが、ゲストをお見送りするとき。
感染リスクを避けるためには、ゲストの見送り時は密にならない工夫をプラスするのがベターです。
テーブルごとに順番に退場してもらったり、プチギフトの手渡しは避けたりなど、密にならないアイデアを実施してみましょう。
最後まで感染対策を抜かりなく行うことで、コロナ禍でも好印象の二次会にできるはずです。
withコロナの結婚式二次会におすすめの演出・余興
コロナ禍でも感染リスクを避けつつ、花嫁さん・花婿さんも、ゲストも楽しめる演出はあります!
これから、感染対策やソーシャルディスタンスを保てる演出をご紹介します*
ムービー上映
パーティーのはじまりを告げるオープニングムービーや、2人の生い立ちを綴ったプロフィールムービーなど、ムービーをつかった余興は二次会でも人気があります。
ムービーならソーシャルディスタンスを保ったままで、参加ゲストみんなが楽しめますね♪
オープニングムービーで二次会の感染対策をコミカルに伝えるといった、コロナ禍ならではのシーンをプラスしてもいいかもしれません*
二次会のムービー余興アイデアが知りたい人はこちら▼
フォトシャワー
ゲストがその場で撮った写真を、スクリーンに飛ばして楽しむフォトシャワーも、コロナ禍の結婚式二次会におすすめ*
ムービー同様にソーシャルディスタンスを保ち、ゲストも参加できるという楽しさもプラスできます♪
やり方はスマホから飛ばしたい写真をスワイプするだけ!
みんなが思い思いに撮った写真で、会場の雰囲気も和やかになるはずです**
フォトシャワーについて知りたい人はこちら▼
マスクケースやユニークなマスクを配布
マスクケースやユニークなマスクを配布するのは、コロナ禍ならではの演出です。
マスクケースで細やかな心遣いをプラス*
ネコやクマなどの口元がプリントされているユニークタイプや、レースやボーダーなどのおしゃれなデザインのマスクを配布すれば、SNS映えを楽しむことができます♪
感染対策をしつつ、楽しい時間をゲストと共有できることでしょう**
リモートクイズ
リモートクイズは、コロナ禍の結婚式二次会でも楽しめる可能性大*
リモートクイズツール「REMOQ(リモキュー)」を使えば、オリジナルクイズを作るのもリモート出題も簡単にできます!
参加も簡単で、URLにパソコンやスマホでアクセスするだけでできるので、オンライン二次会でも取り入れられるのもポイントです。
二次会で行うクイズアイデアが知りたい人はこちら▼
コロナ禍の結婚式二次会は、感染対策込みで楽しもう♪
コロナ禍の結婚式二次会開催は、感染対策がポイント。
感染対策と聞くと仰々しく大変に感じるかもしれませんが、ちょっとした心遣いでできることはたくさんありますよ*
また、感染対策やソーシャルディスタンスをあえて利用して、できる演出・余興を実施することも。
コロナ禍でも感染対策を実施して、結婚式二次会で大切な人たちと楽しいひとときを過ごしてくださいね*