大好きなものを詰め込んで ‐ブリリアント・ザ・銀座での結婚式の実体験インタビュー-
花嫁レポ(結婚式レポ)2018.7.30 更新2016.3.11 公開
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友人の紹介で知り合ったふたり。最初から自分の素を出して自然体で話ができたという。出会って2週間後には交際をスタートした。その後、2度目の彼女の誕生日に彼がプロポーズ。そんなふたりが選んだのは、アクセスが良くて彼女の理想のイメージに近いブリリアント・ザ・銀座だった。バラとキラキラしたものが好きという彼女が実現した理想の結婚式が行われるまでのプロセスを一挙ご紹介♪
交際時期から結婚情報誌10冊ほど読んでイメージを固めていった
―結婚式のイメージはどうやって詰めていったのでしょうか。
三上さん(以下敬称略)
交際してしばらくたって、「いずれはこの人と結婚するんだろうな~」と漠然と思うようになっていました。そこで結婚情報誌『ゼクシイ』を購入して読むことにしたんです。実は、私、優柔不断なんです。だから結婚式場を選ぶときにも納得してから選びたいと思っていました。雑誌を購入し読み始めると、結婚式場といっても、ホテルだけじゃなく、ゲストハウスやレストランウエディングなどのいろいろな形があると分かってきました。
雑誌を読むことでまずは全体を俯瞰(ふかん)して知ることができたし、雑誌の特集記事で会場やドレス選びだけでなく、結婚式に関するいろいろな知識を得られたので良かったですね。
―それで彼からのプロポーズはいつだったのでしょうか。
三上
交際して私の2度目の誕生日にプロポーズされました。彼の性格上、何もない時にはプロポーズはしないだろうと思っていました。私の誕生日は7月19日なんですが、その2カ月前のゴールデンウィークの時に「ほしいものはない?」と聞かれました。その時に身に付けられるもの、って答えた時に自分では言っていなかったんですが、指輪を買おうという話の流れになって「アレ?」って思っていました。
しばらくすると、彼から誕生日の1週間後に「ご家族と食事がしたい」とアポイントを入れたがったので、「もしかすると?」という気持ちはありましたね。
そこでいよいよ誕生日を迎えました。ステキなレストランを予約してくれて、食事をしたのですが、レストランでは何もありませんでした。
彼は公共の面前でプロポーズとかは苦手なタイプなので、「帰り道か彼の家かな?」と思い家に帰ると、机の上に指輪の入った箱が置かれていました。
―それを見た瞬間、どう思いましたか?
もしかすると、今日、プロポーズされる?という気持ちと、やっぱり別の日かな?という気持ちが半々でした。ですから、指輪を見た瞬間は驚いてしまって・・・。私は驚きと喜びでいっぱいになってしまって、その様子を見た彼から「結婚するよ」と照れくさそうに言われた時には、本当にうれしかったですね。それにその指輪は私がほしいと言ったけど、ムリだろうなと思っていたショーメのエンゲージリングだったんです。もらえるとは正直、思っていなかったのでそれもうれしかったですね。
―それから1週間後には彼と親との顔合わせだったんですね。
三上
はい。「結婚させてください」という話をしてもらって、それから8月には結婚式場に見学の予約を10軒近く入れました。会場を選ぶ時の基準は、まずはアクセスがいいところ。
彼の親族は関西方面から来られるということで重視しました。最初、候補に挙がったには東京駅や横浜駅、品川駅周辺の会場でした。ただ横浜と品川はふたりにとって縁のないところばかりでしたので東京駅が近いところにしようということに。そこでまずはブリリアント・ザ・銀座さんに会場見学に行ったんです。
―1軒目で即決したんでしょうか。
三上
いえいえ。2軒、見てから決めました。彼と見学に行った時、クリスタルを使用したキラキラと輝くチャペルを見た時に一目で気に入りました。そしてプロジェクションマッピングを使った演出でスタッフさんが7~8人でダンスを披露してくれるなど、会場が一生懸命もてなしてくれたところも好印象でした。
ふたりともその演出に感激して、9割ここで結婚式を挙げたいという気持ちになっていました。ただいくら気に入っても、ほかのところを一切知らずに決めてしまうことには抵抗がありました。なのでもう1軒、見てから決めようと持ち帰ることにしました。
そしてもう1軒は代々木上原のウエディングで「アットホームで料理がおいしい。それに費用もリーズナブル」というクチコミを見て、見学に行きました。雰囲気もステキで気に入ったんですが、残念ながら挙式のキャパシティーがオーバーしそうだったので、ブリリアント・ザ・銀座で挙げることに決めました。
今、振り返ってみると、あと数軒くらい会場見学に行けば良かったです。ただ、選んだ会場には後悔はないんですけどね(笑)
最初からプリンセスラインかAラインと決めていた
―会場が決まったのは1年とちょっと前ですが、その後、いつから衣裳選びを始めたんでしょうか。
三上
通常ですと、半年くらい前から選ぶようですけど、こちらの会場ではいろいろなものを成約した段階から始めることができたのは本当に良かったです。会場が決まるとすぐに衣裳選びをスタート。当時は提携先は『プルミエ銀座店』だったので、そちらに行きました。私の母と一緒に行き、選んだんですが、プリンセスラインかAラインかに絞って試着しました。エンパイヤはなんだか似合わない気がしましたし、マーメイドは背が高くないと似合わないイメージがあったんです。
最初はしっかりとボリュームのあるプリンセスラインのドレスを試着して、それにしようと思っていました。でも最終決定が近くなるにつれて、ふとハッと我に返る瞬間があったんです。「自分の好みを考えると、ブリブリしてないのがいいんじゃないかと」。
そして別のドレスを着たのですが、幾重にもドレープが重なっていてキレイだけど、かわいすぎないところが気に入りました。それで最終的にはそのドレスを選びました。
お色直しのカラードレスは、もともとバラの花が好きだったのでそのデザインがあしらっているものが気に入り選びました。ヘアスタイルは、ウェディングではアップにしてスッキリとしたものにしました。だから、カラードレスのヘアスタイルではアレンジを効かせたくて、髪は下ろしたスタイルにしてもらって花冠をつけました。
―花冠はどちらで作られたんでしょうか。
三上
実はコレ、ハンドメイドなんです。衣裳を選び始めた段階で、浅草橋の卸問屋に行き、造花を購入。花冠を作る前に「リストブーケ」という手首に付けるものを作っていました。実際に自分で作ったという花嫁さんのブログ(https://ameblo.jp/pinoko-hitsuji/entry-11561778311.html)を見ながら、その後、花冠を試作として作っておいたもの。それを参考にしながら、製作をお願いしようと思いましたが、結婚式の日取りが近づくにつれ、その試作品を見たら、「コレもよくできている」と思って、これを結局、使用することにしました。
雑誌の切り抜きなどを持参し、自分のイメージを伝えられるように工夫した
―ブーケやテーブル装花も会場の提携先のフローリストさんにお願いされたとのことですが。
三上
はい。色などを口頭で伝えるものが難しいものについては、インターネットや雑誌の切り抜きなどを持参するなど工夫しました。それを見ながら、自分が思い描くイメージを伝えるようにしたので、理想に近いものができたと満足しています。
ちなみにブーケはカスケードの形よりもラウンドのほうが好みに合いました。
それで真っ白過ぎるのがイヤだったので、淡いピンクのバラをポイントに入れていただき、理想通りに仕上げていただきました。
―ウエディングケーキはいくつかの種類の中から選んだんでしょうか。
三上
こちらの会場ではウェディングケーキをオリジナルで作っていただけるということでした。結婚準備の後半には花嫁ブログを見て、いろいろと知識がついていました。その中でもいいと思ったパーツをうまく組み合わせてデザインイメージをプランナーさんと一緒に詰めていきました。バラの花1つでいくらなど、会計が細かく明快でしたが、まとめていくらのほうが私はラクに感じました。
―食事はフレンチのコースを選ばれたんですよね。
三上
はい。試食した時に全部おいしかったので、フレンチのコースを選びました。ただ、そのコースの牛ヒレ肉は少し繊維が残る感じが気になったので、一つ上のものにランクアップ。そこは妥協するところじゃないと迷わず、いいものにしました。またケーキやマカロンなど、種類が20~30もあって楽しいかなと思い、スイートビュッフェをすることにしました。
引出物については、主賓や友人など、来ていただく相手に合わせて贈り分けをしました。親族にはタオル、かつおぶし、うどん、女性主賓にはウエッジウッドの時計、男性主賓にはシューケアセット、女性ゲストにはカフェボトルセット、男性ゲストにはシューケアセット、お子さん連れの方にはほっこりグラタンセットなどを選びました。
―結婚式で大切にしたことを教えてください。
三上
ゲストに楽しんでもらえるもので、自分たちも思い切り楽しみたいというので準備を進めました。準備も楽しかったですし、当日は今まで準備を一生懸命進めてきたものが集約した空間になったので幸せでした。今、当日を振り返ってみると、うまくいかなかったこともいろいろとありました。でもそれ以上にゲストの方、新郎がみんなうれしそうで笑顔だったのを見て結婚式をして良かったと心から思えましたね。
―結婚式で印象に残っていることはありますか?
三上
エンドロールの最後に、新郎の親へ感謝を伝えるシーンを設けました。家族へこれまでお世話になった感謝の言葉と私を守っていくという決意を込めたメッセージに彼の親も号泣。「最後に泣かせてくれるな~」「ああ、来るとは思わなかったよ」といろいろなゲストからうれしい言葉をいただいたことも大切な思い出です。
▼Wedding Profile
挙式日時/2015年9月20日
挙式会場/ブリリアント・ザ・銀座
パーティ会場/ブリリアント・ザ・銀座
マーキーズダイヤモンド
食事/フレンチのフルコース(牛ヒレ肉だけランクアップ)、スウィーツビュッフェ 衣裳/プリンセスラインのものお色直しの衣裳/バラ柄のピンクカラードレス 撮影/会場専属カメラマン ブーケ/会場専属フローリスト 装花/会場専属フローリスト
引出物/KUHASHIタオルセット、かつおぶし、うどん(親族)、ウェッジウッドの時計(女性側主賓ゲスト)、シューケアセット(男性側主賓ゲスト)、カフェボトルセット(女性ゲスト)、シューケアセット(男性ゲスト/ブランドは同じですが男性主賓よりも簡易的なもの)、小さい子供連れの方は、ほっこりグラタンセット。親族以外にはそれぞれにプラスでデニッシュとスープセットをつけた。
プチギフト/マカロン型の入浴剤
■当日のスケジュール
7:00 ヘアメイク開始
10:00 写真館で親族集合写真
12:20 挙式
結婚宣言→シャンパンパーティ→ブーケトス→全員で集合写真を撮影
13:20 披露宴開始
新郎スピーチ 来賓スピーチ 乾杯 友人スピーチ、ケーキ入刀、ファーストバイト、中座、中座中にはプロフィールDVDを上映(8分)、再入場、各テーブルラウンド(フォトサービスも)、新婦同期たちが余興、デザートビュッフェ、新婦から感謝の言葉、新郎父あいさつ、新郎あいさつ、エンドロール
15:50 お見送り
16:30 終了