【同棲準備リスト】親への挨拶から引っ越しまでの段取り10項目*失敗しないルールも必見!
同棲をすることになり、準備を始めようとしているなら準備リストを活用してスムーズに運びましょう。こちらの記事では、ふたりで共有しておきたい準備についてのポイントをご紹介。「やるべきこと×必要なもの」を10項目ピックアップしているほか、同棲で失敗しないため準備しておきたい大切なルールについても解説しますので、ぜひ、参考にしてくださいね♩
同棲2021.2.25 更新2020.12.21 公開
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同棲準備はしっかりと!スムーズに引っ越ししよう**
ふたりで同棲することが決まったら、やるべきこと、揃えるものなど準備がたくさん。段取りよく準備を整えて、スムーズに同棲生活を始めましょう。
● 同棲する場所の目途を立てる
● いくらくらいの家賃で探すか話し合う
● 同棲に必要な生活費を計算しておく
● 同棲開始までのスケジュールを共有する
ここでは、同棲に向けた準備をする前に、ふたりで確認しておきたいポイントを紹介します。
同棲を始める時期を決める
ふたりの生活状況や仕事の状態なども考慮しながら、いつ同棲を始めるのか時期を決めましょう。また、春や秋の引っ越しシーズンになると物件の空きが減ったり、引っ越し業者との予定が合いづらくなったりするため、準備を早めに始めることもポイントです。
同棲する場所の目途を立てる
ふたりにとって、どこで暮らすのがベストなのか場所の目途を立てるのもポイントです。たとえば、ふたりの職場が同じか近ければ通勤に便利な場所も選択肢のひとつですし、逆に離れているなら中間地点やアクセス良好なエリアなどから探すのもよいでしょう。
いくらくらいの家賃で探すか話し合う
ふたりで暮らすとなると1人で暮らしていたより広い部屋が必要ですから、現在よりも高い家賃の物件を探すことになります。ただ、ふたりで家賃を折半するのであれば、現在よりも出費が減る可能性はあるでしょう。どのような割合で家賃を払うのかについても話し合っておくことが大切です。
同棲に必要な生活費を計算しておく
これから探す物件の家賃だけでなく、ふたりで暮らすための生活費についてもシミュレーションしておきましょう。食費や光熱費、通信費など、毎月いくら生活費が掛かっているのか改めて計算し、ふたりでの生活ならどれくらいになるのか算出するのがポイントです。
同棲開始までのスケジュールを共有する
たとえば、退去待ちなどがなく希望の物件にすんなり入居できる場合、一般的には2か月程度で同棲生活が始められます。
2ヶ月〜1.5ヶ月前 | 入居先を探し始める |
1ヶ月〜2週間前 | 入居先が決まったら契約など各種手続きをする |
3週間〜2週間前 | 引っ越しの準備を始める |
1週間前 | 水道、ガス、電気、通信などを整備する |
引っ越し当日 | 引っ越し作業、近隣への挨拶 |
物件の空き状況や不動産業者の混み具合は時期によって異なるため、仲介を任せる担当者などに詳しく聞いておくのもポイントです。
同棲準備段取りリスト【やるべきこと×必要なもの】10項目
同棲生活のスタートに向けた準備をスムーズにするため、準備リストを作成しておくと便利です。
ここでは、同棲を決めてから引っ越しするまでのスケジュールに沿って、やるべきこと×必要なものをピックアップしていますので、ぜひ、リストの作成に役立ててくださいね♩
同棲準備リスト*10項目
お互いの親に同棲の挨拶をする
ふたりの同棲が結婚を前提にしたものかどうかに関係なく、できれば親への挨拶をしておきましょう。
お互いの実家と同棲を予定している場所の距離が離れていたり、ふたりが1人暮らしを数年以上続けていたりなどする場合、すぐ親に同棲が知られないにしても、いつか転居先を知らせることになりますから、前もって報告しておくと丁寧です。
ただ、いきなり『同棲します!』と宣言すると驚かれる可能性もあるため、付き合っている人がいるということから伝えるのもひとつ。親の反応やタイミングを見ながら『一緒に暮らそうと思ってる』など言葉を選んだ上で報告するのがベターです。
同棲に必要な初期費用を準備する
ふたりで暮らすため新しい住居に引っ越す場合、家賃の5~6か月分を初期費用として準備しましょう。
- 敷金・礼金・前家賃・仲介手数料など20万円~
- 引っ越し業者を手配すると5万円~/人
- 生活に必要な家電や日用品など30万円~
場合によっては、敷金ゼロの物件があったり、不動産業者がキャンペーンをしていたり、初期費用を抑えられる可能性もあります。お得な情報がないか不動産サイトをチェックするなど入念にリサーチしましょう。
希望の物件を探して契約する
希望の物件をインターネットなどで探し、5つほどに絞りましょう。候補の物件が絞れたら、管理している不動産業者に連絡をして実際に内覧させてもらいます。
インターネットに掲載されていない良質物件を紹介してもらえる場合もありますから、担当者には細かく希望や条件を伝えるのがポイントです。
最終的に「ここ」と物件が決まったら、契約をして入居日を決めます。契約には入居審査が必要なため、早めに入居の意思を伝えて申し込みをしましょう。
退去の連絡や各種手続きをする
まず、現在どこか賃貸物件に住んでいるなら管理会社に退去の連絡をしましょう。一般的には1か月前までに連絡をする義務があるのですが、必ず契約書に載っていますので事前に確認してください。
また、市役所などの窓口に「転出届」を出したり、郵便局で郵便物の「転送手続き」をするのもお忘れなく。最終的には銀行やカード会社などにも住所変更をした後に新住所を伝える必要があります。
引っ越し業者を手配する
入居日が確定したら、引っ越し業者を手配しましょう。できるだけ費用を抑えるために、インターネットで一括見積をするのがおすすめ。荷物の大きさや量、引っ越しの日時などを入力するだけで、最安値の引っ越し業者がわかります。
不用品を適切に処分する
いま使っているものでも入居先に持っていかないで捨てるなら、自治体の規定に沿って適切に処分しましょう。特に、家具や家電などは指定日であっても勝手に捨てられない場合があるため注意が必要です。
同棲生活に必要な荷物を梱包する
入居先に持っていく荷物は、素材別や用途別などに分けて梱包しましょう。たとえば、食器などの割れ物には新聞紙やクッション材が必要です。
あとは雑誌などを束ねる紐や、衣類などを収納するケースも要ります。段ボールはスーパーやドラッグストアで譲ってもらうか、引っ越し業者から購入しましょう。
同棲先でのインフラを整備する
たとえば、電気・ガス・水道・公共放送・インターネットなど入居先でのインフラを整備し、入居日から生活できるようにします。どちらかが契約を継続させる場合は住所変更だけでも構いませんが、その場合は不要になる契約を解約しなければなりません。
近隣に挨拶するなら粗品を用意する
地域の慣習や物件の通例によっては、入居先の大家さんや隣の部屋などに挨拶が必要な場合もあります。挨拶が必要かどうかについては不動産業者に訊ねておくとよいでしょう。
もし挨拶に訪れるなら、のしに「ご挨拶」とした粗品を渡します。粗品ですから、300円~500円/個の予算で地域のゴミ袋やハンドタオルなどの生活雑貨を用意しましょう。
同棲生活に必要なものを購入し揃える
入居先での生活に必要なものとしては、家具などの大型品からスリッパなどの小物まで数多くあります。入居日からの生活に不便がないよう必要最低限のものは早めに購入し、インテリアなど急がないものは徐々に揃えるのでもよいでしょう。
同棲生活で失敗しないルールも準備しよう**
ふたりの同棲生活が始まってから『こんなはずじゃなかったのに!』と後悔しないよう、ルールを準備しておくのも大切。ここでは、同棲前に決めておきたいルールを紹介します。
同棲生活のお金関連はキッチリと
結婚生活を始める新婚夫婦と違い、同棲生活をスタートさせるカップルにとって「財布は別」というトーンが強いため、お金に関することはキッチリと決めておきましょう。
- 家賃や光熱費の引き落としはどうするのか
- 毎月の食費はどうやって管理するのか
- 家具や家電を買い替えるときの出費はどうするのか
- デートや旅行などの費用はどう分けるのか
ただし、実際に同棲をして時間が経たないとわからない出費もありますので、その都度『これはこうする』と話し合って決めるのがお金での「失敗」を防ぐ効果的な対策です。
同棲中の家事分担は得意分野も考えて
同棲生活=毎日の家事の連続でもありますから、ひとりに押し付けると「失敗」の原因になります。たとえば、「日替わり」「週替わり」で分担するのもひとつですが、お互いの仕事の状況によっては臨機応変さも求められるでしょう。
家事の分担をスッキリさせる方法として、「得意分野を生かす」というのもおすすめ。それぞれが得意なものを重点的に引き受けながら、ときに自炊を外食に替えたり、週末だけ掃除係を交代したりなどして、お互いに「休み」を設けるのも円満な同棲生活のための秘訣です。
将来や結婚も踏まえ、同棲期間を相談しよう
どのような理由やタイミングで同棲に踏み切ったにせよ好きな相手と暮らすわけですから、結婚など将来のことを話し合っておくのも大切です。
- いつか結婚する予定(意思)はあるのか
- いつ頃まで同棲を続ける予定なのか
- 結婚をするとして何年先なのか、お金を一緒に貯めるのか
勢いだけで同棲を始めて何年も暮らしたものの、結局は結婚に至らず破局した……というケースも少なくありませんから、目を背けずに将来にフォーカスしましょう。
同棲準備・引っ越しの段取りはしっかりと♩
愛し合うカップルにとって、同棲には結婚とは違った魅力があるものです。入居先の物件探しや行政手続きなど準備が多く大変ですが、ふたりで始める生活には胸がときめくことでしょう。
ぜひ、今回ご紹介した準備リストを参考にして、ふたりが決めた時期や希望の場所での同棲生活がスムーズに始められるよう、楽しく準備をすすめてくださいね。