結婚パーティー(1.5次会)のご祝儀マナーって?会費制の場合の注意点も解説
結婚パーティー(1.5次会)に招待されてまず悩まされるのが、新郎新婦へ渡すご祝儀ではないでしょうか。 最近では会費制が増えてきていることもあり、ご祝儀は必要なの?相場はいくら?どうやって渡せばいいの?と悩んでしまう方も少なくありません。 そこで今回は、結婚パーティーのご祝儀マナーについてご紹介していきたいと思います♡
基本的なマナー2020.10.26 更新2020.10.26 公開
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目次
披露宴と結婚パーティーのご祝儀マナーは違う?
全くの別モノと捉えられがちな披露宴と結婚パーティー。それぞれでご祝儀の相場や渡し方も違ってくるのでは?と疑問に感じている方も少なくないことでしょう。
しかし、実をいうと披露宴も結婚パーティーのひとつ。ご祝儀のマナーに関しては、披露宴も結婚パーティーも、基本的には同じなんです♩
ただ、1.5次会と呼ばれる結婚パーティーは会費制であるケースも多いため、場合によってはご祝儀マナーが変わってくることも。
披露宴と同じようにご祝儀を包んでしまうと、新郎新婦にかえって気を遣わせてしまうので注意が必要です。結婚パーティーに招待されたら、まずは状況に応じたご祝儀マナーをしっかりと確認しておきましょう*
結婚パーティー(1.5次会)でご祝儀が必要なケースとは
前述の通り、結婚パーティー(1.5次会)は状況によってご祝儀マナーが変わってきます。
では結婚パーティーでご祝儀が必要となるのは、具体的にどういった場合なのでしょうか。
まずは会費についての記載があるか確かめよう
結婚パーティーでご祝儀が必要かどうかは、招待状を見ることで簡単に解決できます♩
基本的に会費が記載されていない招待状をもらった場合は、ご祝儀を包んで持っていくのが正しいマナー。
ご祝儀の金額については後ほど詳しく解説しますが、友人・知人であれば大体2~3万円を包むことが多いようです*
会費制の結婚パーティーや1.5次会はご祝儀不要?
一方、招待状に会費が記載されている場合は、ご祝儀ではなく会費を持参するのが一般的。
たとえご祝儀の相場と会費の金額に大きな差があっても、基本的にはご祝儀なしでOKです♩
ただ、会費制の結婚パーティーでご祝儀を用意するのが絶対にNGというわけではないので、個人的にもう少しお祝いの気持ちを贈りたい場合は、ご祝儀を別で用意しても問題ありません。
もしご祝儀を贈る場合は、結婚パーティー当日を避け、別日に渡すようにしましょう。なお、渡すタイミングは結婚パーティー当日より先でも後でもOKです♡
会費制の結婚パーティーに
\出席する際のマナーも併せてチェック!/
結婚パーティーを欠席する場合
結婚パーティーを欠席する場合のご祝儀は、いつ欠席の連絡を入れたか、自分たちの結婚式でご祝儀をもらったかなどで対応が変わってきます*
▶招待状で欠席の連絡をした場合
招待状が届いた時点で都合が悪く、どうしても結婚パーティーに列席できなさそうな場合は、新郎新婦とのお付き合いを考えてご祝儀を用意するのが◎
友人や会社関係者など、親しい間柄であれば、結婚祝いとしてご祝儀を贈ったほうがいいでしょう。
会費制の結婚パーティーに招待された場合や、新郎新婦が気を遣ってしまいそうな場合は、ご祝儀の代わりに祝電や結婚祝いのプレゼントを贈るのもアリですよ♡+。
▶急遽欠席になってしまった場合
出席と返信した後に、何かしらの事情で結婚パーティーに出られなくなってしまった場合は、もともと渡す予定だったご祝儀(会費)をそのまま贈るのがベター。
欠席の連絡をしたタイミングによっては、料理や引き出物のキャンセルができないこともありますから、新郎新婦に負担をかけさせないよう、きちんとご祝儀(会費)を用意しておきましょう♭
▶自分の結婚式でご祝儀をもらっている場合
自分たちの結婚式でご祝儀をもらっている場合は、受け取った金額と同額を包むのがマナーです。(会費制の場合はご祝儀相場から会費を引いた金額程度でOK)
会費+お祝いの品を贈るという形でもよいですが、できることなら現金でお祝いを渡したいところ。
今後のお付き合いしていくことを考えて、どちらかが気を遣ったり、モヤモヤしたりしてしまわないような金額を包みたいですね♩
結婚パーティーを欠席する場合の
\マナーも併せてチェックしよう♡/
結婚パーティー(1.5次会)のご祝儀相場
結婚パーティーでご祝儀の用意が必要とわかったら、今度は包む金額の相場をチェックしておきましょう♥
ここでは大きく3つのパターンに分けて、結婚パーティーのご祝儀相場を紹介していきたいと思います°˖✧
ご祝儀制の結婚パーティー
新郎新婦との 関係性 | 【ゲストの年代別】ご祝儀相場 | ||
20代 | 30代 | 40代 | |
家族 | 3~5万円 | 5万円 | 5~10万円 |
親族 | 2~3万円 | 3~5万円 | 5~10万円 |
会社関係者 | 2~3万円 | 3~5万円 | 3~5万円 |
友人・知人 | 2~3万円 | 3~5万円 | 3~5万円 |
その他 | 2~3万円 | 3~5万円 | 3~5万円 |
↑クリックで関係性別の詳しい相場情報がご覧頂けます。
前述でもお伝えした通り、ご祝儀制の結婚パーティーに列席する場合は、披露宴と同じぐらいの金額を包んでお渡しするのがマナー。
ご祝儀の相場は新郎新婦との関係性やゲストの年代によって多少異なりますが、一般的には3万円が相場とされています*
なお、より詳しいご祝儀相場に関しては以下の記事に掲載されておりますので、自分がどのぐらいの金額を包んだほうがいいのか知りたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね♡+。
会費制の結婚パーティー
会費とは別にご祝儀も贈る場合は、通常のご祝儀相場よりも少ない金額でOK。新郎新婦の上司や親友であれば1~3万円、親族の場合は3~5万円程度でご祝儀を包むといいでしょう♩
ただし、現金は新郎新婦に気を遣わせてしまう可能性が高いため、できることならお祝いの品を贈るのがおすすめです*
どうしても「何を贈っていいのかわからない」「現金で自分たちの好きなものを選んで買ってほしい」という場合は、一言メッセージを添えてご祝儀を渡しましょう♥
結婚パーティーを欠席する場合
こちらも前述で触れましたが、結婚パーティーを欠席する際のご祝儀相場は、基本的にケースバイケースです。
最初から欠席が決まっていた場合は、結婚パーティーで提供される料理や引き出物の金額を差し引いた1~2万円、急遽欠席になった場合は3万円(もしくは会費と同じ金額)が相場とされているので、状況に応じて包む金額を決めましょう*
結婚パーティー(1.5次会)のご祝儀の包み方
結婚パーティーのご祝儀の包み方は、ご祝儀制・会費制・欠席する場合のどれに該当していても基本的に同じです♭
以下のリストを確認しながら、正しくご祝儀を用意しましょう♡+。
チェック | ご祝儀を用意する際のチェックリスト |
□ | 金額が縁起の悪い数字になっていないか(4や9など) |
□ | 偶数の金額を包んでいないか(2万・8万・10万はOK) |
□ | 新札またはピン札を包んでいるか |
□ | ご祝儀袋の水引が「結び切り」「あわじ結び」「輪結び」のいずれかに該当するか |
□ | ご祝儀袋の装飾が包んでいる金額に合っているか |
□ | ご祝儀袋の記入に毛筆や筆ペンを使用しているか |
□ | 中袋(中包み)と短冊(上包み)に必要事項を記入しているか |
□ | 中包みからお札を取り出した際、表側の肖像画が先に見えるようになっているか |
詳しいご祝儀の金額マナーやご祝儀袋の選び方・書き方などは以下の記事に掲載しています*
中包み・上包みの正しい折り方など、細かいマナーに関してもイラスト付きでわかりやすく紹介しているので、こちらもぜひ併せてチェックしてみてくださいね♩
結婚パーティー(1.5次会)のご祝儀の渡し方
ご祝儀の用意ができたら、あとは結婚パーティー当日、もしくはその前後の日にご祝儀を渡すだけ♡
ここでは結婚パーティーのご祝儀の渡し方マナーについて解説していきます*
ご祝儀はふくさに包んで持っていくのがスマート
ご祝儀制の結婚パーティーに列席する場合は、ご祝儀袋をふくさに包んで持参するのが大人のマナー°˖✧
披露宴よりカジュアルといわれている1.5次会でも、なるべくご祝儀袋はふくさに入れて持ち歩いたほうがよいでしょう♩
会費制の場合は財布からお金を出すため、基本的にふくさは必要ありません。ただ、封筒などに入れて渡す場合はふくさがあったほうが◎
状況に応じてふくさを用意するかどうか決めてくださいね♡
ふくさの包み方や選び方は
\こちらをチェック♡/
会費とご祝儀は一緒にしないように注意
結婚パーティーが会費制の場合は、会費とご祝儀をまとめてしまわないように注意することが必要です。
会費はご祝儀袋などに包まず、財布から取り出して直接受付に手渡しするのが一般的。もちろん、新札やピン札じゃなくても問題ありません♩
もし財布からお金を出して渡すことに抵抗がある場合は、糊付けされていない白い無地の封筒に入れて受付に会費を渡しましょう。
ご祝儀を渡すタイミングは?
ご祝儀制の結婚パーティーであれば、ご祝儀は当日の受付時に渡すのが一般的です。
「本日はおめでとうございます」と一言挨拶して、用意しておいたご祝儀を受付の方に渡しましょう♡
また、何度もお伝えしていますが、会費制の結婚パーティーでご祝儀を渡す際は、パーティー当日を避けるのがマナー。
会費と一緒にご祝儀を渡すと、受付の方も混乱してしまいますので、必ず別日を選んで渡すようにしてくださいね*
ご祝儀だけじゃない!結婚パーティー(1.5次会)で注意したいマナー
結婚パーティーで気を付けておきたいポイントはご祝儀だけではありません!
たとえ披露宴よりカジュアルな雰囲気で行われる結婚パーティーといえども、やはり服装や髪型、メイクなどのマナーは意識しておきたいところ。
そこで最後に、ご祝儀以外に注意してもらいたい、お呼ばれゲストのための服装マナー関連記事をご紹介します♩
クリックで詳しい情報をご覧頂けますので、ぜひ結婚パーティーに向けての準備にお役立てくださいね♡
ドレスから髪型/ネイル/小物まで♡女性ゲストの身だしなみマナーまとめ**
結婚パーティーのご祝儀は状況に合わせて正しく包んで♡
結婚パーティーのご祝儀マナーは基本的に披露宴と同じですが、会費制の場合はご祝儀の相場や渡すタイミングが違ってくることがお分かり頂けたかと思います♩
最近はゲストへの負担を考慮して、会費制を選ぶカップルも増えてきていますから、1.5次会などの招待状が届いた際は、まず真っ先にご祝儀制か会費制かをしっかり確認しておきましょう♡