結婚式の招待状を当日忘れた・なくしたらどうする?対処法や返信はがきの書き方などを紹介
基本的なマナー2020.12.7 更新2020.9.29 公開
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結婚式の招待状を「当日忘れた」「なくした」「汚した」などのトラブルが起こったら、相手へ失礼にならないように適切な対処が必要です。友人や同僚・親戚などの結婚式にお呼ばれしたなら、マナーを守って気持ちよくお祝いしたいもの。
今回は、結婚式の招待状に関するハプニングへの対処法や返信はがきの正しい書き方など、知っておきたい知識やマナーを解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
目次
結婚式の招待状のハプニグ!なくした・忘れた・汚したときの対処法とは?
誰にでも起こる可能性がある結婚式に招待状のハプニング!結婚式の招待状をなくした・忘れた・汚したの3パターン別に、適切な対処法を解説していきます。
結婚式の招待状をなくしたときの対処法
結婚式を紛失したときは、招待状の返信はがきを送っているかいないかで対処法が異なります。
通常招待状は結婚式の2〜3ヶ月前にゲストに届くものです。時間に余裕があるため、後で返信しようとして返信を忘れてそのままなくしてしまうハプニングが起こることも。
新郎新婦のことを考えて、冷静に対処するようにしましょう。
まだ返信はがきを送ってない
まだ返信はがきを送っていないのに招待状をなくした場合は、相手になくしたことを正直に伝えることが重要です。すぐに出欠連絡をしてから官製はがきで返信を送るのがマナー。
せっかく郵送してくれた結婚式の招待状をなくしたり、返信が遅くなるのは新郎新婦に失礼なことなので心から謝りましょう。
また、結婚式の会場や日時もわかならい場合は、友達などに聞いたり新郎新婦にしっかり謝ってから確認するのがよいです。
返信はがきを送付済み
返信はがきを送ったけれど「会場や日時を覚えていない」「チェックする前になくしてしまった」という人は、一緒に出席する友人などに確認するとよいでしょう。また、会場の場所だけわかる場合は、会場に問い合わせて聞くことも可能です。
会場や日時を把握していて、返信はがきを送付しているのであれば招待状をなくしたことを新郎新婦に伝える必要はありません。基本的には受付は名前を名乗るだけでOKですよ♪
結婚式の招待状を当日忘れたときの対処法
結論からいうと、当日準備をしたはずなのに招待状を忘れてしまっても問題はありません。同封の返信はがきさえ送付しているのであれば、新郎新婦も出欠確認が取れているためあなたの準備をしてくれています。
基本的に招待状は受付で提示することもないため、当日忘れてしまったくらいでは新郎新婦に伝えずに冷静に対処しましょう。
もし招待状を汚してしまったらどうする?
結婚式の招待状の本状を汚したか、返信はがきも汚してしまったかで対処法が異なります。
本状のみを汚したなら特に新郎新婦に伝えたりする必要はありません。しかし、返信はがきを汚してしまった場合は、きれいなはがきで返信をするのがマナーです。
お祝いごとの出欠を送るのに汚いまま送付するのはマナー違反となるため、相手に不快な思いを与える可能性も。
どうにもならない汚れがついた場合は、同封したはがきではないけれど返信はがきを送ると、必ず事前に新郎新婦に謝罪の言葉を添えて伝えてください。官製はがきなどに出欠や指名・住所を記入して送付しましょう♪
ゲストカードを忘れた場合はどうする?
ゲストカードとは、芳名帳に記入する代わりに当日受付に提出するカードです。名前や住所、電話番号、メールアドレス新郎新婦へのメッセージを記入するのが基本です。
自宅に招待状と一緒に届いたら、記入して当日に持っていく必要があります。もしゲストカードをなくしてしまった場合でも、当日受付などに置いてあるため特に気にしなくてもよいでしょう。
しかし、新郎新婦へのメッセージはお祝いの気持ちを伝えるものなので、事前に文章を考えて準備しておくのがベストです♡
官製はがきで返信をするときの書き方
返信はがぎをなくしてしまった人のために、官製はがきを使用して返信するときに必要な記入内容を紹介します。
宛名側の書き方
宛名側は通常のはがきと同じ書き方でOKです。
新郎新婦の名前の下にそれぞれ「様」をつけても、2人の名前の下中央に「様」を一文字入れるだけでも問題ありません!
返信はがきをなくしてしまったとの謝罪の気持ちが伝わるように、丁寧な文字で書くように心がけましょう。
出欠確認側の書き方
もし欠席の場合は「残念ながら欠席させていただきます」と記載し、出席する場合と同じように名前や住所・電話番号は記載します。
また、出欠問わず返信はがきには、「結婚おめでとうございます」や「招待ありがとうございます」などのお祝いのメッセージや招待してくれたことへの感謝の気持ちを添えるのが基本です。
さらにアレルギーがある場合は、このスペースに記載しておくと新郎新婦も忘れずに準備ができますよ♪
欠席する場合はお祝いのメッセージだけでなく、欠席理由も軽く添えて残念だけと出席できないことを伝える文章を付け加えるとよいでしょう。
メッセージには句読点を使わないのが無難
返信はがきアートはOKなの?
最近、返信はがきを華やかにデザインする人も増えてきていて「返信はがきアート」とも呼ばれています。シールなどを使って装飾したり、好きな絵を書いておしゃれにするため新郎新婦は返信はがきを見て喜んでくれるでしょう。
しかし、目上の人に返信はがきアートを施して送ると、失礼に当たる可能性があるため避けましょう。友達など気心知れた関係の人への返信はがきなら問題ないので、思い出に残るようなおしゃれなデザインにするのもよいですね♪
返信はがきに関する基本マナーもチェック♡
結婚式の返信はがきはマナーを守って記入し送りましょう。返信はがきについて気をつけたいポイントは以下の3つです。
- 返信期限以内に返信する(2〜3日で返信するのが理想的)
- 濃い黒色ペンを使用し文字を綺麗にかく
- 返信はがきを正しく記入し、余白には新郎新婦へのお祝いの言葉を添える
結婚式は返信期限以内に返信するのが必須です。招待状が届いてから2〜3日で返信するのが理想的♪
もし、予定が決まららず見通しが立っていない場合は「欠席」にするのが相手の準備を煩わせずにすみます。
また、返信はがきを記入する場合は、濃い黒色ペンを使用して文字をきれいに描くのも重要なマナーです。基本的に薄い色のペンは弔事など悲しい場面で使われるため使用するのは避けるのが無難。
濃い黒色ペンを使用して、新郎新婦が読める文字で書くように心がけましょう。毛筆や筆ペン、ボールペン、サインペンなどペンの種類は問われません。
特に結婚式の返信はがきで重要なのが、余白に新郎新婦へのお祝いの言葉を添えること。出欠関係なく「結婚おめでとう」のフレースを入れて、メッセージを書くと喜んでもらえますよ♪
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結婚式にお呼ばれしたら結婚式の持ち物リストをチェックしておこう!
結婚式にお呼ばれしたら、招待状以外にも必要なものがたくさんあります。事前にチェックしておきたい持ち物リストは以下の通りです。
- 招待状
- ご祝儀・ご祝儀袋
- 袱紗(ふくさ)
- 財布
- 携帯電話・スマートフォン
- カメラ
- ハンカチ・ティッシュ
- 予備のストッキング
- メイク用品・手鏡
- 絆創膏
必須なのは以上のアイテムです♪
バッグに余裕があればヘアピンやワックスなども持っていると、髪が乱れたときでも修正できますよ。
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結婚式に関するマナーなども把握しておこう!
結婚式は招待状の返信方法だけでなく、ヘアメイクや服装に関するマナーもしっかり守る必要があります。結婚式にお呼ばれしたら読んでおいて損はない、マナーに関する記事をピックアップしたのでぜひ読んでみてください♪
ヘアメイクに関するマナー
結婚式には友達や同僚・親族の結婚をお祝いするのにふさわしいヘアメイクで参加する必要があります。
場違いや失礼にならないように、しっかりマナーを以下の記事で確認しておきましょう!
服装に関するマナー
結婚式のお呼ばれにおいて、女性はセミフォーマルな場面にふさわしいドレス、男性はスーツを着るのが基本です。しかし、色合いや素材などが適していないと場違いになってしまうことも。
服を選ぶ前に以下の記事をしっかり確認しておいてくださいね♪
ハプニングがあったら適した対処を!気持ちよく結婚式をお祝いしましょう♡
今回は結婚式の招待状を忘れたなど、ハプニングの対処法や正しい返信はがきの書き方などを解説しました。
招待状をなくしたり汚したりするのは相手にとって失礼なことです。なくしてしまったり汚してしまったら適切な対処をし、当日気持ちよく新郎新婦の結婚をお祝いしましょうね♪