【結婚式ご祝儀が2万円】はやっぱり失礼?知っておきたい金額マナーを徹底解説!
結婚式のご祝儀は一般的に「3万円」が相場と言われています。しかし、状況によっては3万円包むことが難しい場合もありますよね。そんな時に「ご祝儀を2万円」で包むことはアリなのかナシなのかを詳しく解説していきます!
基本的なマナー2021.1.5 更新2020.6.26 公開
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目次
ご祝儀で「2万円」包むのはアリ?ナシ?
まず、「結婚式のご祝儀で2万円包むのはアリなの?ナシなの?」という問題ですが、実は絶対にダメ!というわけではないです。
その理由を詳しく解説していきましょう!
ご祝儀に含まれている金額の意味とは?
結婚式のご祝儀の相場は一般的に「3万円」と言われており、ゲストが用意するご祝儀には、2つの金額が含まれていると言われています。
2.ゲストから新郎新婦へのお祝いのお金
1の新郎新婦がおもてなしにかける費用とは、主に「披露宴の料理代」と「引き出物」になります。
一般的な相場は、
・料理+飲み物代:平均19,000円
・引き出物代:平均5,400円
(※ゼクシィトレンド調査2019参照)
となっており、つまりゲスト1人に対して2万円前後はかかっているわけです。
これを踏まえて考えると、相場の「3万円」のご祝儀は、「おもてなしのかかる2万円」に「お祝い金1万円」をプラスした金額となるわけですね。
なので、お祝いの気持ちとしては「3万円」が適切な金額と言えます。
どうしても3万円準備できない場合は?
結婚式のご祝儀の相場が「3万円」が適切な理由を説明してきましたが、どうしても3万円が準備ができない場合は、2万円でもマナー違反ではないとされています。
つまり、せめて「おもてなしにかかる金額」だけでもご祝儀としてお返しし、きりのいい金額であれば、マナー違反にはならないという事です。
とはいえ、やはり一般的には「ご祝儀は3万円」というイメージが強いです。
「基本的には3万円、一部の場合は2万円でも良い」という認識でいましょう!
ではその「一部の場合」とはどんな場合のことなのか、詳しく見ていきましょう*
ご祝儀が「2万円」でもOKな場合とは?
ご祝儀が2万円でもOKなのは、以下の場合とされています。
・学生
・社会人1~2年目
・経済的にどうしても苦しい状況
学生や社会人になってまだ日が浅い場合は、経済的に余裕がないこともあるかもしれません。
その場合なら、ご祝儀が2万円でも良いとされています。
ただし、自分が先に結婚式を挙げていて、ご祝儀として3万円いただいていた場合は、同じように3万円を包むのがマナーです。
「2万円」は縁起が悪い?
「ご祝儀の金額が偶数だと縁起が悪い」と一度は聞いたことがありませんか?
一般的にご祝儀の金額は、「偶数を避けて、キリのいい金額にする」ことがマナーとされています。
偶数を避ける理由としては、「2で割り切れる」ことから「2人が別れる」ことをイメージさせるからだそうです。
しかし最近では、偶数でも「2」という数字は、「夫婦、ペア、二重の慶び」など縁起のいい意味があるという考え方をする人も増えてきたようです。
また、縁起を気にする人も少なくなってきています。
新郎新婦が縁起を気にしない場合は、縁起が悪いからという理由で2万円を避ける必要はなさそうですね!
ご祝儀「2万円」の包み方*
では、ご祝儀が2万円の場合の包み方を解説していきます。
2パターンあるので、ご祝儀を送る新郎新婦の気持ちに合わせて選んでくださいね*
①1万円札を1枚+5千円札を2枚
1つ目の包み方は、「1万円札1枚+5千円札2枚」の計3枚で包むパターン。
1万円をわざわざ5千円2枚に分ける理由としては、「金額」は偶数になったとしても、「お札の枚数」を奇数にして縁起を担ぐ、という意味があるから。
新郎新婦が縁起を気にする人で、「偶数は縁起が悪い」と感じそうなら、この包み方がおすすめです*
②1万円札2枚
こちらはお札の枚数にこだわらず、1万円札を2枚で包むパターンです。
一般的にゲストがご祝儀として用意するお札は1万円札が多く、5千円札を入れることは少ないです。
5千円札が混ざっていると、新郎新婦がご祝儀を集計しているときに、1万円札と見間違えて混乱してしまうかもしれません。
また、5千円札を2枚にして、お札の枚数が奇数になるように配慮したつもりでも、「1万円札が足りなくて5千円札にしたのかな?」と勘違いされてしまうことも。
新郎新婦が縁起を気にしなさそうであれば、素直に「1万円札を2枚」で包む方が、受け取る側も分かりやすいかもしれませんね*
2万円じゃ少ないかも?と気になる人へ*
「せっかくのお祝いでご祝儀が少なくなってしまって申し訳ない」と気になる方は、ご祝儀以外の方法も合わせてお祝いの気持ちを伝えるのがおすすめです♩
・結婚式後に友達と一緒に新郎新婦を食事に招待する
・結婚式のお手伝いをする
など、お祝いの気持ちが伝わるような、新郎新婦に喜んでもらえることを考えるといいですね*
【結論】基本は「3万円」、一部の場合は「2万円」でも大丈夫!
結婚式のご祝儀の金額は、「3万円」包むことが一般的ですが、経済的な理由がある場合は、「2万円」でも問題はありません。
しかし、お札の枚数などの包み方に気を付けたり、新郎新婦へのお祝いの気持ちを別の形で伝えるなど、相手の気持ちに配慮することが大切になってきます。
新郎新婦に喜んでもらえることを1番に考えて行動すると良いですね*