結婚適齢期っていつ?男性・女性別の初婚年齢をチェックしてみよう
最近、立て続けに友人から結婚報告を受けているみなさん! もしかして自分も結婚適齢期なのでは?と焦りを感じてきてはいませんか。 最近はマッチングアプリなどの普及で、オープンに婚活を行う人達も増えてきました。 でも、果たして結婚適齢期に結婚するのが本当に幸せなの? 気になる結婚適齢期の謎について迫っていきたいと思います♡
新生活2020.3.23 更新2020.3.23 公開
本コンテンツはウェディングニュース編集部と卒花ライターが協力して、独自に制作しています。アフィリエイト広告を利用しているリンクも含まれますが、コンテンツの内容やランキングの決定は編集部が自主的な意思で企画、編集、制作しています。
目次
結婚適齢期とは
現在、日本の法律で定められている婚姻適齢年齢は、男性が18歳、女性が16歳からとなっています(※)。
しかしこの婚姻適齢年齢というのは、みなさんがイメージしている “結婚適齢期”とは別モノ。
世間一般的にいわれる結婚適齢期とは、その名の通り『結婚に適した時期』を指します。
※民法第731条「婚姻適齢年齢」より。2022年4月以降は女性の婚姻年齢が18歳~に引き上げられる予定。
今時男性・女性の結婚適齢期っていつからいつまで?
結婚適齢期といっても、明確に『何歳から何歳までが結婚に適している』という決まりはありません♭
ただ一般的には男女ともに、結婚適齢期は30歳前後と考えている人が多いそう*。
厚生労働省が発表しているデータ(※)においても、男性は31.1歳、女性は29.4歳が平均初婚年齢となっています。
※平成27年度 厚生労働省人口動態統計月報年計の結果データより
とはいえ、結婚適齢期は地方や職業によっても異なるので、焦りすぎなくても大丈夫♩
あくまで平均初婚年齢なので、『結婚が早い人もいれば遅い人もいる』という感覚を忘れずに♡
田舎は早い!?結婚適齢期は地方によって違う?
田舎は都会に比べ、早いうちから結婚する人の割合が多いそう。
先程紹介した厚生労働省のデータをさらに詳しく見ると、その実態がよくわかります*
東京の平均初婚年齢は男性32.4歳、女性30.5歳。
一方で地方の平均初婚年齢は、早いところで男性30.1歳、女性28.6歳となっています。
ここまで差が開くのは、それぞれの生活環境が大きく異なるからでしょう。
都会は人との出会いが多く、遊びまわる場所がたくさんあることから、つい独身を楽しんでしまう人が多いようです*
職業でも結婚適齢期に差がある
職業によっては、結婚適齢期が遅くなってしまうことも。
中でも結婚適齢期が遅くなるのが、教師や警察官の職業に就いている人。
出会いの場が少ない上に多忙であることから、こういった職種の方は30代を過ぎてから結婚することが多いのだとか。
また、看護師や弁護士など、1人前になるまでに時間がかかる職業も、結婚適齢期はやや遅くなる傾向があるようです。
海外と日本の結婚適齢期の違い
晩婚化が進んでいるのは日本だけではありません。
中国や韓国、アメリカなどにおいても、大体30歳を過ぎた頃に初婚を迎える人が多いと発表されています。
世界的に見てみると、先進国ほど結婚適齢期が高く、反対に、途上国は早い頃から結婚をする方が多いようです。
昔は何歳頃が結婚適齢期とされていた?
結婚適齢期は昔と今でだいぶ違います。
歴史を辿ってみると、平安時代は何と男性16~20歳、女性13~15歳頃が結婚適齢期だったそう。
同じく、鎌倉時代・室町時代も、10代中盤で結婚するのが当たり前の時代でした。
そして江戸時代になると、男性が20代後半、女性が20歳前後で結婚するのが一般的に。以降、明治・大正・昭和と時代を重ね、徐々に晩婚化が進んでいきました。
その後、昭和から平成にかけてのバブル期になると、女性の結婚適齢期はクリスマスケーキに例えられるように*
23日(23歳)
クリスマスを前にし、ケーキそろそろ予約をする人が増えてくる。
24日(24歳)
最も多くの人がケーキを食べる日(=結婚する年)
25日(25歳)
定価でケーキが販売される最終日。日にちが終わる頃にもなると、徐々に値引きが始まる。
26日(26歳)
クリスマスにケーキを買えなかった人たちが、売れ残ってしまったケーキを求めてやってくる。
27日(27歳)
シーズン終了でどんどん買い手が少なくなる。
28日(28歳)
消費期限ギリギリ。鮮度が失われて、廃棄されてしまうことも!?
当時は24~25歳が結婚適齢期とされていたため、26歳以上は売れ残りと言われる始末だった模様。
今の時代ではとてもじゃないけど考えられない話ですね。
そんなクリスマスケーキ論も今ではすっかり昔話となり、現在は多くの方が30歳前後で初婚を迎えるようになりました。
適齢期の晩婚化が進んだのはどうして?
それにしても、あんなに早かった結婚適齢期が、なぜ時代の変化とともに遅くなってしまったのでしょうか。
厚生労働省の機関の1つである国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、以下の理由が晩婚化の原因になっているようです。
【早い段階での結婚を見送る理由】
- (昔の結婚適齢期は)年齢が若すぎるから
- 仕事や勉強など、まだやりたいことがあるから
- 結婚する必要性が感じられないから
- 結婚で趣味を楽しめなくなるのが嫌だから
- 結婚で肩身の狭い思いをしたくないから、自由でいたいから
- 異性と付き合うのが苦手だから
- 結婚資金が足りないから など
結婚する前にもっと色んなことに打ち込んだり、たくさんの人と出会ったりしたい!
そんな意見も多数ありましたが、やはり上記の理由以上に多かったのが、「出会いがない」という意見。
自分に合った人になかなか巡り合えないことが、結婚適齢期を遅らせている最大の原因となっているようです*
結婚適齢期の結婚=正解とは限らない
現代の結婚適齢期は30歳前後と考える人が多いですが、結婚のタイミングはあくまでも人それぞれ。
適齢期よりも早く結婚してしまった、もしくは適齢期を過ぎたのにまだ結婚できていないと悩む必要はありません*
むしろ結婚適齢期より早い時期・遅い時期でも、メリットはたくさんあります♡
結婚適齢期よりも早い時期に結婚するメリット
出産や子育てのことを考えると、早い段階での結婚はメリットがいっぱいです♡
10代後半~20代半ばの妊娠・出産は、30代での妊娠・出産に比べてリスクが低く、体力的にも楽チン。
子供が大きくなった時に復職しやすいのも大きなメリットです♩
さらに結婚の時期が早いと、その分パートナーといられる時間も長くなります*
子供から手が離れる頃には、結婚当初より絆が深まっているので、夫婦水入らずの時間を思う存分楽しめちゃうかも♡
結婚適齢期に合わせて結婚するメリット
一般的に結婚適齢期と言われている30歳前後は、仕事も遊びも一通り楽しんだ後。
独身時代を思いっきり謳歌しているので、悔いなく結婚に踏み切れることがメリットといえます♩
また、収入が安定し、経済的にも余裕が出てくる頃なので、ライフプランに沿った結婚ができることも結婚適齢期ならではの良いところ。
結婚適齢期よりも遅い時期に結婚するメリット
適齢期を過ぎてしまえば、もはや結婚する意味などないのでは?いえいえ、そんなことありません。
色々な経験を積んで、酸いも甘いも知った後の結婚は、お互いを尊重して支え合っていけることが一番のメリット♡
キャリア的にも満足でき、経済的な余裕もある。二人で楽しみを共有するのであれば最高の時期といえます♩
結婚適齢期に結婚するなら婚活はいつから始めるべき?
世間一般の結婚適齢期に合わせる必要はありませんが、「○歳までに結婚したい!」という希望があるのならば、それに向けて婚活を始めておくべき*
婚活を始めるタイミングとしては、自分が結婚したいと考える年齢から3~5年遡ったあたりがおすすめです♩
というのも、多くの方は結婚を決意するまで、1~3年の交際期間を必要としているから。
また、フリーの方はパートナーを見つけるまでの時間もプラスでつくっておかなくてはなりません。
そういったことを踏まえると、やはり婚活は余裕を持って早い時期から始めるのが吉◎
結婚適齢期を気にするよりも、まずは自分の人生設計を立てて婚活を始めていきましょう♡
来たる結婚適齢期に備えて今からやっておきたいこと
幸せな結婚適齢期を迎えるためには、婚活以外にもやっておかなくてはならないことがたくさん!
具体的にどんなことを行っておけばいいのか紹介します⋈
お金を貯める
一番にやっておくと便利なのが、結婚に備えて貯金を行っておくこと*
結婚すると、挙式や新居など、何かとお金がかかります。いざというときに慌ててしまわないためにも、必要最低限のお金は準備しておきましょう♩
自分用のへそくりを貯めておくとさらに安心できるかも♡
家事のスキルを磨く
独身時代と違い、結婚後は家事にも手が抜けません。
ご飯の支度はもちろん、洗濯や掃除もほぼ毎日することになるので、やはり基本的な家事スキルは身に着けておいたほうがよいでしょう。
昨今は男女ともに働くのが当たり前の時代ですから、女性だけではなく、男性もある程度の家事はできるようになっておくと◎
自身のメンテナンスを行う
素敵な出会いは突然訪れるもの。ひょっとしたら、その出会いがきっかけで結婚に至ることも♡
しかし、いくらあなたが相手を気に入っても、相手があなたに魅力を感じない限り、それ以上の発展が起こることはありません。
自分の魅力を感じてもらうためには、普段から美しさに気を配ることが大切です。
お肌のケアやダイエット、脱毛などのメンテナンスで、外見も磨く努力をしてみて*
多くの異性と交流する
素敵なパートナーと巡り合うためには、とにかく出会いの場に参加することが重要!
異性との交流を重ねれば、より相手を見極める目を養うことができます♩
面倒に感じる方もいるかもしれませんが、フリーのうちは婚活パーティーや合コンなど、積極的に参加してみて。
また、結婚後は異性と交流をとることがめっきりなくなりますから、この時期に仲の良い男友達とご飯に行っておくのもおすすめです*
自分の結婚適齢期に結婚することが一番の幸せ♡
昔は意識されがちだった“結婚適齢期”という言葉も、晩婚化が進む現代では、ほとんどの方が気にしなくなってきています。
結婚のタイミングは人それぞれ。あまり年齢にこだわらず、自分が結婚したい相手と巡り合うまでは焦らず婚活を続けていきましょう♡