結婚式二次会*服装の基本マナーと会場・季節・年代別おすすめコーデ♡
結婚式はドレスやスーツなど、フォーマルな恰好で参列するのがマナー* しかし二次会の服装に関しては、正しいマナーを知らない方が多いのではないでしょうか。 そこで今回は、結婚式二次会の服装マナーについて徹底解説♡ 季節や年代別におすすめしたい二次会コーデも紹介しているので、是非参考にしてみて♩
基本的なマナー2020.10.9 更新2020.3.23 公開
本コンテンツはウェディングニュース編集部と卒花ライターが協力して、独自に制作しています。アフィリエイト広告を利用しているリンクも含まれますが、コンテンツの内容やランキングの決定は編集部が自主的な意思で企画、編集、制作しています。
目次
結婚式の二次会に参加するなら、服装マナーは大丈夫?
結婚式の二次会に招待されたら、服装は結婚式と一緒でいいのか、二次会用の服装に着替えた方がいいのか…迷いますよね。挙式や披露宴に参加する場合も服装マナーがあるように、二次会にも服装のマナーはあります*
そもそも、結婚式の二次会は、通常の挙式や披露宴と何が違うのでしょうか?
「結婚式の二次会」は、形式ばった挙式や披露宴とは別に、友人や同僚、または先輩や後輩を呼んで行う、いわゆるカジュアルなお披露目の場所と言われています。2019年の調査では44%のカップルが実施しています。(※)
二次会には、挙式・披露宴からそのまま参加する方や、二次会から参加する方など、様々なシチュエーションがありますよね。
もちろん、ホテルやカフェ、レストラン、BAR貸切など、会場も様々!
今回は二次会に参加するゲストへ向けて、二次会での基本的な男性・女性の服装マナーや、さらに会場別・季節別・年代別のコーディネートも合わせて紹介していきますよ♪
二次会の服装・基本マナーはこれ!
まずは基本的な服装マナーを抑えましょう。これさえ知っておけば、二次会も楽しんで参加できますよ♪
二次会服装マナーの基本①平服でお越しください
結婚式の二次会でも、招待状をいただくことがあると思います。最近は紙ではなく、ウェブ上の招待状も多くありますね!招待状に「平服でお越しください」と記載されてるのを、見たことある方もいるはずです。
平服とは?
正礼服(フォーマル)や準礼服(セミフォーマル)を簡略化した、略礼服(インフォーマル)を指します。カジュアルすぎる「普段着」とは異なるので注意が必要。
このように、「平服でお越しください」の言葉には、「正礼服、準礼服が望ましいが、シーンに合わせてお気軽にお越しくださいね。」という招待側からの気持ちが添えられています。くれぐれも、Tシャツにスニーカーなど、カジュアルすぎる服装は控えてくださいね。
二次会服装マナーの基本②フォーマル・セミフォーマルって?
結婚式の参列衣装でよく目にする「フォーマルドレス」という単語。実は女性のドレスコードでも、場面や時間によってどういった服装が適しているのか変わってきます。
フォーマル度 高 ↓ 低 | ドレスコード | シーン | 服装 | 袖 | スカート丈 |
フォーマル (正装) | 格式高い結婚式 ・披露宴 | ワンピース | 長袖〜 6分丈 | ロング | |
セミフォーマル (準礼装) | 一般的な結婚式 ・披露宴 | 袖あり 袖なし | 膝丈〜ミディ | ||
インフォーマル (略礼装) | ”平服”指定の結婚式・披露宴 結婚パーティー・二次会 | 袖・スカート丈に規定なし フォーマルな服装 | |||
スマート エレガンス | ワンピース・ブラウス・スカート |
このようにドレスの種類も複数ありますが、最近ではルールにとらわれずに略式として結婚式・披露宴・二次会を楽しむ方も増えているみたいです。
近年のフォーマル事情
1980年代ごろから従来のルールや形式にとらわれず、略式化されてきています。
ただ、いくら略式化されているとはいえ、従来の形式をわきまえることが重要ですよ。
日本の結婚式のシーンでは、新郎新婦(主役)のご家族は黒留袖や光沢のないドレスなどの「フォーマル」、参列するゲストは「セミフォーマル」が基本になってきているようです。
二次会服装マナーの基本③挙式・披露宴参加後は着替えるべき?
挙式や披露宴から招待され、二次会にも参加する方は多くいらっしゃると思います。
ホテルや教会式でのしきたりだった挙式・披露宴の後に、レストランやバー、二次会専用会場に移動して開催の場合、このままの服装で正解なの?と不安になる方もいますよね。
例えば、挙式・披露宴後に着替えて二次会に参加する方は、以下のケースが多いようです。
・結婚式に参加したときの服装が二次会の会場に合っていない場合
例:神社挙式で和装 → カジュアルレストランで二次会、など
・大切な衣装を汚したくない場合
例:ハイブランドドレスをレンタルした、など
・結婚式と二次会で参加する人の顔ぶれが大きく変わる場合
例:親族のみの結婚式 → 友人だけの二次会
・結婚式と二次会で気分を変えたい場合
また、地域によっては二次会での着替えが常識になっているところも*
不安な場合は同じ式に参列する人に服装をどうするか相談してみるといいかもしれませんね。
二次会の服装これってNG?
「平服」や「インフォーマル」と言っても、どれくらいのリラックスした服装が良いのでしょうか?
二次会に適した服装は、季節や場所によってバラバラ*とはいえ、中にはお祝いの場にふさわしくない服装もあるので要注意!
“絶対にこれを着なきゃダメ!”というルールは決まっていませんが、“これだけはNG!”な服装やコーディネート、“これくらいなら良いのでは?”のラインも抑えて、会場でマナー違反にならないように注意しましょう。
白・ホワイト系の服装
新郎新婦とかぶる『まっ白コーデ』は絶対にNG
【避けたいNG】
薄いピンクやベージュ(光の当たり具合で白く見えがち)
これは、披露宴でももちろん、二次会もNGとされる服装マナーです。
黒・ブラック系の服装
上から下まで真っ黒な服装。喪服を連想させます
【これならOK】
小物やシューズでポイントカラーをイン、透け感や華やかさのある素材をチョイス
せっかくのお祝いの場なのに「葬式と間違えた?」なんて思われる服装で参加してしまっては大変!ドレスやスーツで黒を選んだ場合は、小物で華やかさをプラスしましょう♡
最近ではブラックのドレスも増えていますが、ドレスの生地やデザインは華やかな物を選びましょう♪小物を使ったポイントカラーを一緒にコーディネートするのも正解!
主役より目立つ服装
主役よりも目立つ服装は絶対に避けましょう。
例:派手すぎる柄、奇抜なデザイン、大きな髪飾り、等
他にも、露出が多い服装もNG!二次会でも許されません。
例:極度のスリットが入ったドレス、ミニスカート、へそ出し、胸元が大きく開いた衣装、など
華やかさを演出するのはいいですが、あくまでも主役より目立たない服装を意識して♭
ファー素材・動物柄や革の服装、小物
冬の二次会コーデを華やかにするファー素材やレザー素材の小物。しかし、実はお祝いの場である結婚式や二次会で身に着けるのは、マナー違反と言われています。
ファー素材のボレロなど装飾品。同様に動物柄や動物革もNG
例:ファーのボレロ、目立ちすぎるファーのヘアアクセサリー、パイソン柄の小物類、クロコダイル型押しのバッグ、等
①動物の毛・皮を使っている=殺生を連想するため、お祝いの場での着用はNG
②ファー素材は防寒着とされるため(着物でも外で着用するもの)会場での使用はNG
③ファーの抜け毛など、周囲に迷惑になる衣装はマナー的にNG
④花嫁(主役)よりも豪華に見えることもあるのでNG
最近ではあまり厳しく言われなくなったようですが、やはり周囲の目を気にするのであればなるべく避けたほうが良さそうですね。
カジュアルすぎる服装
二次会のテーマにもよりますが、先ほど申し上げたように平服が推奨されるケースは少なくありません。平服=普段着ではないので、くれぐれも間違えないように気を付けてくださいね*
スニーカー、Tシャツ、ジーンズ、カジュアルなハーフパンツ、ジャージ、等
ただし、結婚式の二次会やウェディングパーティーによっては、ドレスコードがTシャツやスニーカーの場合もありますので、その際は参加するメンバーと相談しながらコーディネートを決めてみましょう♩
結婚式二次会はどんな服装がベスト?〜会場別〜
では、実際に結婚式の二次会にお呼ばれした際のおすすめの服装を紹介していきます♩
まずは会場別にご紹介!セミフォーマル、インフォーマルの判別を、会場シュチュエーションに合わせて紹介します*
ホテル会場での二次会
ホテル婚の花嫁さんは、会場を移動せずに二次会をそのままホテル内の他の会場で行うことも少なくありません。グランドハイアットや椿山荘、パレスホテル、ニューオータニなど、大きな会場の場合は、そのまま二次会を行う花嫁さんが多そうです*
服装は、披露宴と同じような服装、セミフォーマルな装いが良いでしょう。結婚式からの参列者も一緒のことが多いため、カジュアルすぎる服装は避けたいですね。
高級レストランでの二次会
ホテルや神社婚などをした後に、特別なデートで使うような高級レストランで結婚式の二次会をする花嫁さんもいますね。挙式会場から少し離れている、または同じ敷地内にある場合もあります。
服装は、上品でシックなドレスやスーツなど、セミフォーマルな服装が理想です。光沢のある素材、シルクやウール素材など高級素材の衣装を選びましょう。
夜の二次会なら、袖をレース素材やノースリーブでもOKです!
カフェ・Ber・ライブハウスなどの二次会
カジュアルなウェディングを好む新郎新婦に多いのが、カフェやBAR、ライブハウスなどの二次会。花嫁さんもシンプルなドレスや、カジュアルなドレスが多いですね。
会場も比較的狭いところが多く、女性なら服装も張りのある素材よりも、カジュアルなドレスやセットアップ、ワンピースがおすすめ。
男性はジャケットを着用しないで、ベストやシャツスタイルでも良いでしょう*
結婚式二次会はどんな服装がベスト?〜季節別〜
次は季節に合わせた服装選びです。季節をテーマに取り入れたウェディングをする花嫁さんも多くいらっしゃいますよね♡
二次会の服装では、男性はジャケット+スラックスが主流、女性も基本はセミフォーマル・インフォーマルなドレススタイルになりますが、季節に合わせた色や素材選びで、会場をより華やかにしましょう♩
春の結婚式二次会におすすめの服装
春に行われる結婚式の二次会は、桜のピンクや新緑の爽やかな緑など、季節感が出る明るい服装がおすすめ♩
ただし明るい色を意識しすぎて、白っぽいドレスやジャケットを選んでしまわないように気を付けてくださいね*
また、寒さが残る3月~4月にかけては、何か1枚羽織ものを持っておくと便利♡
ラメ入りのストールやボレロを羽織って、春らしい華やかさを演出してみて*
夏の結婚式二次会におすすめの服装
汗が気になる夏の季節は、ブルー系のドレスやレースのワンピースなど、涼しげに見える服装がおすすめ*
露出のしすぎはNGですが、髪をアップしたり、オープントゥパンプスを履いたりして、季節感を出すのは問題ありません。
アクセサリーも夏っぽさを感じさせるクリアなモチーフや、ターコイズカラーなどが◎
秋の結婚式二次会におすすめの服装
秋は春と同じように寒暖差があるため、羽織ものを持つか袖付きタイプのドレスを着用するのがおすすめです♡
色は秋っぽいマスタードやボルドーなど、シックで上品なものを選ぶと◎ベロア素材で季節感を出してみるのもいいですね♩
冬の結婚式二次会におすすめの服装
冬の結婚式二次会は、くすみカラーの服装にするとおしゃれ感が一気にアップ♩パキッとしたカラーのドレスよりも、若干落ちつきのある色合いを選んでみて。
なお、室内の寒さ対策に関しては、厚手のストールを持ち歩く程度でOK。
冬の結婚式といえども、会場内は暖房が効いているので、暖かい恰好で逆に汗をかいてしまわないように注意しましょう*
結婚式二次会はどんな服装がベスト?〜年代別〜
おすすめの服装、最後に年代別の服装です。
20代で友人や同級生の結婚式・二次会に参加する方もいれば、30代で会社の同僚、40代では会社の上司として、または既婚者としての参列もあるかもしれませんね。
特に女性は年代での見え方、振る舞いも変わってきます。ぜひおすすめの服装を参考に、二次会の衣装選びをしてみてくださいね。
20代におすすめしたい二次会コーデ♡
こちらは妖精のような見た目がキュートなカクテルドレス。鮮やかな色合いで結婚式を華やかにしたい方におすすめです♡
若々しさが感じられるコーデですが、安っぽく見えないのでフォーマルな会場での二次会にも◎
足元は写真にうつっていませんが、シャンパンゴールドのパンプスなどが似合いそうですね♩
続いて紹介するのが、春っぽさを感じられる二次会コーデ❀
ヘアスタイルもハーフアップにして、可愛さを演出しつつ、短すぎないドレスが大人っぽくも見えます。
また、ウエストサイズもリボンで調整できるから、マタニティドレスとしても活用OK。
画像のようにパールネックレスなどを付けると華やかさがアップしますよ*
30代におすすめしたい二次会コーデ♡
くすんだピンクベージュとレースでアンティークドレス感を演出。二の腕や脚など、全体的に体型をカバーしてくれるシルエットも嬉しいですね♡
ベルトや、小物に差し色をして、引き締めましょう。
こちらはパンツスタイルコーデ。落ち着きのあるブルーは、どの年代にもおすすめですよ♡
靴やバッグなどの小物で華やかさ、アクセサリーで輝きをプラスすると、パンツスタイルでも男性的には見えないので◎
ヘアスタイルはアップの方が重心が上がって、すっきり見えますね*
40代におすすめしたい二次会コーデ♡
特徴的なジャガード織が大人っぽく、光沢感とクラシカルなスタンドネックで大人な雰囲気にできるドレス。
ハーフスリーブで露出控えめなのも、40代には嬉しいポイントですね。
ウエストベルトはラフに結べるようになっているので、体型カバーも叶います♡大人女子だからこそ着こなせそう!
落ち着きのある上品なコーデに仕上げたい方におすすめしたいのがこちらのドレス♡
くすみのあるオフカラー×小物のブラックでメリハリを出しつつ、アクセサリーや髪型で大人っぽさを演出した二次会コーデです*
女性らしいコクーンドレスは体型カバーもあり、人気のスタイルですよ♩
\二次会のお呼ばれドレスはレンタルがおすすめ/
結婚式二次会の服装が決まったら…アイテムや髪型・マナーをチェック*
二次会にどんな服装をするか決まったら、次はバッグやアクセサリー、男性ならネクタイなどのアイテムも忘れずにちぇっくしましょう。
挙式や披露宴のお呼ばれと同様、結婚式ならではの身だしなみマナーがあるので要チェック**
*クリックで詳細をチェックできます。
女性向け身だしなみマナー
男性向け身だしなみマナー
男女共通:結婚式の二次会マナー
結婚式二次会を華やかな服装でもっと盛り上げちゃおう♡
挙式や披露宴はかしこまったフォーマル・セミフォーマルな服装での参加となりますが、二次会はルールを守りつつ、もう少し自由におしゃれを楽しんでもOK♩
とはいえ、結婚式や二次会はご祝儀代、ドレス代、メイク・ヘアセット代、ドレス用のバッグや靴、アクセサリー、そして二次会の参加費用など、出費が増えるのはお財布的に困る・・という方も多いのではないでしょうか?
最近は二次会用のパーティードレスをレンタルできるサービスも多く増えています!ウェブ上で試着なしでレンタルできたり、靴やバッグなど、小物もセットでレンタルなど、バリエーションも豊富♩
ぜひ、素敵な二次会コーディネートで、新郎新婦をさらに華やかにお祝いし、二次会会場を盛り上げちゃいましょう♡