挙式
時間帯によって印象が変わるチャペル。
真っ白な挙式会場は、午前の部は水の音を聞きながらさわやかに、午後の部はライトを照らしてロマンチックな演出ができます♡︎ヴァージンロードが参列者の席より高い位置にあるので、ゲスト全員に、当日の綺麗なドレス姿をしっかりと見てもらうことができます。
また、ここが私たちの決め手になったポイントなのですが、天井が開閉式になっているんです!ゲストを楽しませたいというプレ花嫁さんにはとてもおすすめです☺︎
披露宴パーティ
・サプライズ演出がしやすい開放感溢れる空間
披露宴会場は天井が高く開放感があり、白を貴重としているので、どんな装花もマッチするような造りになっています。
午前の部でお式を執り行った私たちは、コンサバトリーから入ってくる自然光に、白と緑とゴールドを基調とした装花が照らされ、とても明るく上品なお写真を撮ることができました。入り口が何箇所かあるので、サプライズ演出にはおすすめの会場です!
コンセプトやこだわったこと
・幅広い年齢層のゲストが気兼ねなく楽しんでくれる演出
主人と私はひとまわり以上歳の差があるので、ゲストの年齢差も幅広く…。どの年代のゲストにも気兼ねなく楽しんでもらいたいという思いから、演出にこだわりました。
クリスマス前ということでジャズの演奏を随所で入れてみたり、お子さんも楽しめるようフレアーバーテンダーの演出も取り入れました。BGMは流行りの曲から懐メロを織り交ぜて流したところ、式後「あの曲って何だったのー?」と彼希望の懐メロに興味を示してくれる私のゲストもいたり…。笑
また、敢えて高砂をつくらずソファ席にし、ゲストとの距離感を大切にした空間をつくれるようにしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- ANTONIO RIVA
- ショップ
- MIRROR MIRROR
ウェディングドレスは、ANTONIO RIVA SISSI (MIRROR MIRROR)
SISSIが着たくて着たくてたまらなかったので、試着1着目で即決しました。笑
王道のプリンセスラインで、ふわっとした生クリームのような見た目ですが、生地はしっかりとしたハリ感があり、日本人の体型にものすごくマッチした立体感のあるドレスだと思います。座ったときのふわふわ感が何とも言えない可愛さ♡︎
ただ、SISSIはかなりのボリュームなので、首・肩・背中・二の腕のラインを絞らなければ、力強い印象になってしまいます…。SISSIに合わせた体型作りがとても大変でした!
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Vera Wang
カラードレスは、VERA WANG Fernanda Shade Blue
カラードレスに興味が湧かなかったので、当初はウェディングドレスを形違いで2着選ぼうと思っていました。そんな中、前撮りでVERA WANG 12709を着用し、フィット感とデザインの可愛さから、一気にVERA WANGの虜に♡︎
インスタで深みのあるShade Blueを見つけた時、こんなに美しいドレスがあるのか…と感動しました。ウェディングドレスは甘い印象のSISSIと決めていたので、カラードレスは大人っぽいドレスで、ゲストの印象をガラッと変えたいという思いでFernandaに決めました。
SHOESシューズ
MANOLO BLAHNIK Hangisi London gray
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ヘアメイクは憧れのCEUさんに。CEUさんありきで青山迎賓館に決めたところもあるので、お任せできると決まった時、とても夢のようでした!
・挙式は、クラシカルで上品な印象にしたくて、つるんとした質感を重視したヘアスタイルに。メイクもSISSIに合わせた柔らかな印象に仕上げていただきました。
・披露宴のお色直し後は、Fernandaの大人かっこいい印象に合わせ、ふわふわダウンヘアに、赤リップを合わせたシャープなメイクをしていただきました。女性ゲストに大好評のヘアメイクでした♡︎
ACCESSORIESアクセサリー
王道のティアラは似合わず…。笑 シンプルかつ上品にドレスやブーケをメインにしました。
・挙式はシンプルにしたかったので、母がくれたパールのピアスのみ。ティアラは着けようか迷ったのですが、致命的に似合わず諦めました。笑
・披露宴会場に移動してからは、大好きな fio da aranha オルテンシアフィオーレに♡︎こちらもインスタで一目惚れし、これしか着けたくない!(気に入ったら一直線な性格です笑)と、CEUさんにご用意いただきました。SISSIのふわふわとフィオーレの花びらがとてもマッチしていて、着けた瞬間とてもテンションがあがりました!
・お色直しはダウンヘアだったのとFernandaをメインにしたかったので、アクセサリーは控えめに。Bride meさんのブラックのタッセルピアスで、赤リップに合わせたシャープな印象に仕上げました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
テーマカラーにマッチした、繊細でおしゃれなヘッドアクセサリーを。ヘッドアクセサリーは、挙式・お色直しでは着用せず、披露宴会場に移動したタイミングでfio da aranhaのオルテンシアフィオーレに合わせたヘッドアクセサリーを着けました。
テーマカラーにぴったりで、挙式後もおうちに飾っておきたいくらい繊細でおしゃれなアクセサリーでした♡︎
NAILSネイル
ブライダルネイルではなく、ニュアンスネイルを。
ネイルは、あまり手元を見られることもないし、シンプルなワンカラーでいいかなぁと思っていたのですが、指輪交換やゲストとお話しする時に意外と見られているということを卒花さんのレポで学び、デザインを考えました。
仕事もあるので、あまりキラキラなブライダルネイルというものにはしたくなくて、青みがかったベージュベースのニュアンスネイルにしていただきました!
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
ホワイトローズと名前の由来のジャスミンをメインにしました。
FOODお料理のこだわり
デザイン性より、万人受けするお料理を。
試食会でいただいたお料理はどれも美味しく、見た目も華やかでした。ただ、緑鮮やかなハーブだったり、脂身の多いお料理は避けていただき、子供からお年寄りまで楽しんでもらえるようなメニューにしていただきました。
またコロナ対策の一つとして、デザートビュッフェは取り入れず、食事は個々の席で完結するよう、密になる演出は避けました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
テーマに沿ったシンプルなケーキを。
正直そこまでケーキに拘りがなかったので、フルーツやお花で装飾することは極力避け、テーマに沿った白を基調とした小さいお花や緑を添えていただきました。
WEDDING FAVORS引出物
一味違ったおしゃれな引き出物を。
ゲストの荷物をなるべく少なくしたかったので、カタログギフトを選びました。
ただのカタログギフトだと面白みがないなと感じたので、式場と提携していた BARNEYS NEW YORK でおしゃれなギフトを選んでもらえるように手配しました。ゲストからは、「いつもと違う引き出物で、選ぶのが楽しかった」と言っていただけました♡︎
引き菓子は青山迎賓館オリジナルのバームクーヘンに。個人的にこちらの箱が JO MALONE ぽくてお気に入りです!
PETITE GIFTSプチギフト
彼の得意料理・私の出身地の名産品でゲストのお見送りを。プチギフトは小瓶に入ったオリーブオイルを。彼の得意料理がパスタなので、我が家ではよくオリーブオイルを使うということと、私の出身地がオリーブの名産地香川県なので、こちらをプチギフトに選びました。
ゲストは「ん?オリーブオイル?」といった不思議そうなリアクションでしたが、一風変わっていて面白かったかなと思います。笑
ENGAGEMENT RING婚約指輪
Tiffany & Co. ハーモニー
WEDDING RING結婚指輪
Cartier バレリーナ
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
コロナ禍の結婚式で大好きなゲストの笑顔が見られたこと。連日コロナのニュースで騒がれている中、私たちの結婚式直前あたりから急激に感染者数が増え始め、地方出身の私の親戚はほとんど欠席になってしまいました。
とても落ち込みましたが、優しい言葉をかけてくれて、私たちの結婚式を楽しみにしてくれるゲストたちの期待に応えたいという一心で、当日を迎えました。コロナ禍で久しく集まれていなかった家族や友人が、同じ空間にいるということが嬉しすぎて、気を緩めると涙が出てきそうなくらい、最初から最後まで感動していました。
特に、高校時代から一番仲の良い友人は、一人で参列してもらわねばならず、とても申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、周りのゲストが声を掛けてくれて、違うコミュニティー同士で楽しく写真を撮ったりしているところを見て、とても幸せを感じました。
この高校時代からの友人は、友人代表のスピーチで、私の今までの人生で一番心に残る感動的な言葉をたくさん贈ってくれて…この時のお手紙は一生の宝物です♡︎
二人らしさとは
ありきたりではないけど、自然体で居心地のいいところ。
嬉しかった参加者の反応
年末でありながら、コロナの影響で今年初めての結婚式となるゲストがほとんどで、彼のゲストは参列経験も豊富で、結婚式自体が久しぶりの方が多く、私のゲストは参列経験も浅く、一部は生まれて初めて結婚式に参列するというゲストもいました。
そうした幅広いゲストのみんなに、「おしゃれなこだわりが詰まった結婚式だった」、「とてもあたたかい結婚式だったよ」と心温まる感想をいただくことができました。「暗いニュースが多い中、招待してくれてありがとう」と言われた時は、結婚式をしてよかったと心の底から思いました。
私にとって結婚とは
お互いの弱みを強さに変えられるもの。
後悔していること
家族との時間
1日を通して、家族と触れ合う時間が少なかったです。
私たちは、挙式前後に何やかんやで写真を撮るだろうと、親族の集合写真の撮影を省いてしまったのですが、当日は全くそんな時間がありません!
また、挙式前に親族紹介の場があったのですが、その時私たちは準備を優先して、その場をお互いの父に任せてしまったので、この時間は私たちが率先してつくるべきだったと思います。ご家族との思い出を残したい花嫁さんは、ご注意ください!
節約のための工夫
招待状は外注、その他ペーパーアイテムはDIYしました。
招待状はテーマに沿ったデザインで外注し、発送の際にコロンで香りづけをして、ゲストに参列前から雰囲気を楽しんでもらえるように工夫しました。
エスコートカード・テーブルナンバー・席次表はすべて JO MALONE ぽく手作りで仕上げました。元々こういう細々した作業が好きなので、準備をしていて楽しかったです♡︎
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
このような時期、結婚式を挙げることが、まるでいけないことをしているように感じてしまうプレ花嫁さんが多くいらっしゃることと思います。人一倍、悩み、こだわった分、幸せな瞬間が待っていると信じています。
これから、少しでも多くのプレ花嫁さんが、幸せを感じながら、笑顔で一生に一度の一日を迎えられますように。