kyoo
テーマは「"いつも"の延長」です。
特別な日には違いないですが、私達だけが主役ではなく、ゲストの皆さんが主体的に楽しめる時間にしたいという思いがありました。
食事やお酒好きなゲストが多いので、レストラン婚を選び、ゲストには「美味しいレストランにお洒落して出かける♪」という気分で来てほしいと思っていました。
挙式前に、ゲストをお迎えして喋ったりお酒を楽しむ時間を設けたいと思い、ENEKO Tokyo特有のpicnic time(挙式前のウェルカムタイム)に私たちも参加しました。
挙式前に皆さんと会話やお酒を交わすことで、リラックスしたムードでアットホームな挙式ができたと思います。
披露宴では高砂を移動式にして、ゲストのテーブル席を回り、たくさん乾杯しました。いつもの飲み会に結婚式の要素を加えたようなイメージです!
お互いのゲストのコミュニティが近いこともあって、100名近くのパーティーになりましたが、結婚式に加えて、同窓会や親睦会などの側面も持たせることができたと思います。
挙式
一番のおすすめポイントは、自由度が高いことです!挙式前にウェルカムタイムを設けることができるのも、ここならではの特徴だと思います!
挙式時のゲスト席も自由に配置換えできるため、私たちはひし形状にベンチを並べていただき、その中に私たちが入り、大好きなゲストに囲まれる形で挙式をしました。『theチャペル』のような長いバージンロードはありませんが、挙式中にゲストと会話したり笑いあったり、アットホームな空気感はここじゃないと作れなかったと感じています。
ガーデンスペースは洗練されたシンプルなお洒落さがあり、晴れの日は天井が開き光が差し込み美しいです。曇りや雨でもお洒落な独特な雰囲気を醸し出してくれるので、天気でテンションが左右されることがないのも良かったです♪
披露宴パーティ
こちらもおすすめポイントは、自由度が高いことです!私たちは高砂を移動式にしました。せっかくのパーティータイムはゲストの皆さんと存分に喋りたいと思っていたので、長テーブルのゲストの間に私たちが座れるスペースを順に作っていただきました。
ゲストの皆さんには「同じテーブルで食事ができるのは初めて!」と喜ばれましたし、自分たちが新郎新婦であることを忘れるくらいリラックスして乾杯もでき、良い時間でした。
普段レストラン営業をされているENEKO Tokyoさんだからこそ、スムーズに柔軟に叶えていただけたと思います。
披露宴中、私たちは食事よりもゲストとの会話や写真を楽しみたかったので、食事はピンチョス程度にしていただきましたが、コミュニケーションに全振りできたので、そうして良かったと思いました♪
コンセプトやこだわったこと
ゲスト全員と話す時間をしっかりとること、BGMを自分たちで決めたことの2つです。
BGMについては、音楽好きの夫がプレイリストを全て作ってくれました。音楽で空間の雰囲気がかなり左右されると思っていたので、自分たちの好きな雰囲気を作ることができた大きな要因になったと思います!
結婚式前からその音楽を聴いてテンションを上げたり、終わってからもプレイリストを流すとその時々の場面が思い出せたりと、やって良かったと思いました!
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
Maison de blancheの「INUNEZ V14-22」というドレスです。ウェディングドレスは、花嫁らしいボリューミーなタイプか、シンプルなパーティー仕様なドレスか悩みました。花嫁らしさも欲しいが、量産型になりたくない…とわがままな私に、担当の方がずっと寄り添ってくださって、挙式2ヶ月程前にイメージ通りの新作を紹介してくださいました。
形はシンプルですが、首元や腕の透明感には洗練された花嫁感もあり、欲しいもの全てが叶うドレスでした!最後までボリューミーなドレスに後ろ髪をひかれて少し悩みましたが、担当の方が背中をグググと押してくださって、今では「本当にこれにして良かった!」と思います。ゲストの方にも「見たことのないウェディングドレス!ウェディングモデルみたいだよ!」と、とっても褒められました。
SECOND DRESSドレス 2着目
ドレスは同じくMaison de blancheの「SV2401 HELEN(ブラック38SLEEVE付き)」というドレスです。夫のシャツはJIL SANDER、ジャケットはMaison Margielaで持ち込みです。
お色直しはレッドやカーキなど他のカラーと悩みましたが、「洗練された、シンプルな」をテーマにしたいと思っていたので、オールブラックコーデで揃えました。
ブラックだけどビジューが華やかで、シンプルなドレスにボリューミーなスリーブが一癖足してくれていて、とってもお気に入りな一着です!白→黒に着替えたことで代わり映えもして、登場した時にはゲストが盛り上がってくれたので嬉しかったです。
SHOESシューズ
ショップでドレスに合わせたものをお借りしました!1着目はオールホワイト、2着目はオールブラックに合わせました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
メイクの一番のポイントは、クリアストーンを頬~耳~ヘアにつけていただいたことです!
ヘアはシンプルにトップでまとめていただきました。
2着目のブラックドレスではダウンスタイルにし、完璧なストレートで1着目とのメリハリをつけました。メイクとお花の担当の方々のセンスで、お洒落にしていただきました!
ACCESSORIESアクセサリー
1着目はRaponesa General Storeのピアス、2着目は生花のイヤーカフを主役にしたかったのでピアスはなしにしました。指輪は結婚指輪(CHAUMET)と、夫とペアのTom Woodをつけました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
1着目のベールは、透明感のあるものをお願いしました。ヘアにつけたクリアストーンは100均で買ったものです!
2着目はお花担当の方に生花でイヤーカフを作っていただき、会場の装花や夫のブートニアと合わせ、完璧なトータルコーディネートになったと思います♪
NAILSネイル
ネイルチップをオーダーしました!
白・クリアベースで透明感のあるデザインでお願いしました。粘着テープはネットで取れないと人気だったものを注文しましたが、当日服を脱ぐ時に外れてしまうなどのハプニングがありました。ネイルをいくつかトイレに流してしまい(笑)、急遽予備で持っていたパールを爪につけることにしました!むしろ可愛くなったので良かったです。ヘアメイクを担当してくださったスタッフさんが臨機応変に助けてくださり、本当に感謝しかありません!
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
パーティー会場はレッドを差し色に大人っぽく仕上げていただきました。お花に関してはイメージをざっくりお伝えしただけなのですが、Massa&artistsの伊集院さんにお任せしたところ、自分だけじゃ絶対にイメージできなかった、洗練されたお洒落な仕上がりをプロの力で作っていただきました。仕上がりが素敵すぎて、びっくりしました!
FOODお料理のこだわり
ENEKO Tokyoのお料理は、何を食べても美味しいのでゲストに絶対楽しんでもらえる安心があります。
picnic timeで出した生ハムや、カクテルタイムでのおつまみも、全てが美味しかったとゲストの皆さんからかなり喜ばれました!家族からもここで食事ができることを羨ましいと言われた、と言っているゲストもいました。
誕生日や出産後のゲストの方にはデザートプレートにメッセージを書いていただいたのですが、サプライズだったと大喜びしてくださいました!
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは“透明感”をテーマに作っていただきました。シンプルながら、洗練された仕上がりでとてもお気に入りです。バルーンバーストはケーキにあわせてシルバーにしました。
WEDDING FAVORS引出物
ゲストの荷物を極力増やさないようにしたかったので、BARNEYS NEW YORKのギフトカードを選びました。ご祝儀の事前決済を導入したので、多くいただいた方には、価格帯の違うギフトカードを入れています。
PETITE GIFTSプチギフト
プチギフトはSOLAN DE CABRASです。
お酒を飲むタイミングが沢山あったので、気をつけて帰っていただきたくて、お水にしました。
WEDDING RING結婚指輪
CHAUMETの指輪です。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
人前式のゲストからの誓いの言葉です。
私たちの友人2名ずつと、両家の両親からオリジナルの誓いの言葉をいただきました。これまでのエピソードも盛り込んでくださって、唯一無二の誓いになったと思います。友人たちが泣いてくれるので、つられて号泣してしまいました…!
二人らしさとは
私たちは得意なことがバラバラなんです。
だからこそ互いを補い合えるのが、私たちらしさだと思います。
嬉しかった参加者の反応
「最初から最後まで、新しいことばかりだった!」「センスしかなかった!」と嬉しい言葉をいただきました!
私にとって結婚とは
「覚悟!」です。
他人なのに自分よりも大事なものが初めてできましたし、結婚式で誓ったように一生大切にする覚悟ができました。
後悔していること
ネイルチップの粘着確認を事前に行わなかったことと、直前に塩抜きした際に栄養不足になったのか、背中にニキビが出現したこと、扉にぶつかって腕に痣が出来てしまったことです。ボディメイクを頼んでいたので救われました!
他にも、キメ顔をするのが恥ずかしくて、カメラ前でヘラヘラしてしまったことも後悔しています。後から見返した時に自分が気に入る写真があった方がアガるので、皆さん恥ずかしがらずにたくさんキメてください!
やりたかったけれど諦めたこと
小さい頃から、結婚式と言えば「教会での誓いと、ボリューミーな白ドレス」でしたが、それは諦めました!今の年齢の私に合った形を選ぶことにして、それでも定番的なことをしたければ、後撮りでやれば良いやという気持ちでした。
節約のための工夫
節約目的ではなかったですが、移動式高砂にしたのでメインのお花代は結果的に浮いたと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
全てを叶えるのはなかなか難しいと思いますが、事前調べを沢山して自分で選択していけば、悔いがないという意味で満点の式が作れると思います!
結婚式での後悔は一生ものになってしまう気がするので、自分のためにたくさん考えて準備することをおすすめいたします♪
私たちがENEKO Tokyoを選んだ決め手は、自由度が高いことと、挙式前のウェルカムタイムが設けられること、食事が美味しいことでした。
式場決めを迷いに迷って疲労困憊だった私たちでしたが、会場の洗練された空気感や、プランナーさんの営業感のないサラリとした感じにも惹かれました。気張ってない感じが、私たちがイメージする挙式と近かったです。
私たちは2拠点生活をしているため東京にいないことも多く、ほとんどのやりとりをLINE とテレビ電話で行っていただき助かりました。フローリストさん、カメラマンさん、ヘアメイクさん、ドレスなど提携先が全てお洒落なので自然にお洒落な結婚式ができます!