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リラックスして食事と会話を楽しむ式をコンセプトにしました。
食事と会話をメインにしたかったので、余興などは一切取り入れず、シンプルな形式にし、ゲストの間で話題が尽きたとしても、お食事にサプライズが多く、話が途切れる心配がなさそうなENEKO Tokyoを選びました。
四部形式(ピクニック→セレモニー→カクテル→パーティー)を採用されていましたが、他の多くの式と同じようにパーティー(披露宴)の時間が一番長くなっていたので、そこをメインにプランを組み立てています。
厳かな挙式の時間以外は、食べて飲んで喋って笑う、賑やかで和やかな式を意識しました。

挙式
挙式は、本来披露宴会場であるところを教会仕様にしていただき、そこで行いました。お花にこだわり、パーティーとはまた違った、静かで落ち着いた空間に仕上げていただきました。
挙式の時間は全体の中でもそう長くはないので、静かな雰囲気にしたことで、メリハリのある半日の過ごし方になったと思います!

披露宴パーティ
季節を選ぶかもしれませんが、中庭でのお食事は本当におすすめです!それでなくても、少しずつ雰囲気の異なる様々なお部屋を、カスタムして使用させてもらえるのは魅力的だと思います。ゲストの人数が多くても少なくても、満足のいく使い方ができる自由度の高い式場です!
コンセプトやこだわったこと
ゲストにストレスなく、来て良かったと思ってもらえるように心がけました。好きな服装で、お腹を空かせて来ていただくように伝えていて、ついたら楽しむだけになるようにと、心を尽くしたつもりです。
中でも、本来挙式を行うための中庭を、パーティーにあてたことがポイントです。開閉式の屋根があり、全天候に対応できる仕様でしたので、迷いませんでした。お花をふんだんに使ってもらい、リラックスしながらも華やかな気分になれる空間にしていただきました!
当日は11:30-16:00という、お昼を挟んでのんびりとしたスケジュールでしたが、お天気も良く、開放的な空間で、ゲストの皆さんには一切ストレスなく、美味しく楽しい時間を過ごしてもらいたいという願いが叶ったと感じています。
ゲストには忙しい日々の中でわざわざ集まってもらうので、久しぶりに会えるみんなに感謝を伝えて会話をしたいという思いから、高砂は設けず、テーブルに空席をいくつか作ってもらって、そこを回るスタイルにしました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- ANTONIO RIVA
ANTONIO RIVAのソフトマーメイドドレスです。
長いトレーンを付け外しできるタイプで、挙式の時は広がるトレーンを目で楽しめて、パーティーでは外して歩き回れるのが決め手でした。
SHOESシューズ

15センチヒールの白いエナメルシューズです。
ドレスが一番綺麗に見えて、夫の背丈を超えない身長になるものを選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

挙式ではシニヨン風にまとめ、パーティーではダウンスタイル、ツインハーフアップにしました。
ACCESSORIESアクセサリー

ゴールドのピアスとネックレスです。
カクテルの時はピアスを小ぶりなものにし、挙式とパーティーではぶら下がるタイプのものにしました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

挙式では、ピンでとめるタイプのアクセサリーを写真にも映えるよう、サイド寄りにつけてもらいました。
パーティーでは、会場のお花と同じものを使ってアクセサリーを作っていただき、飾りました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

落ち着いたピンクと紫をメインにしていただき、可愛らしくなりすぎない、くすんでいながらも華やかな色合いの装花にしていただきました。
担当フローリストのUtilize the Materials (Um)さんを全面的に信頼していたので、寂しい印象にならないよう季節のお花をたくさん使っていただくことをお願いしたくらいで、あとは色合い含め完全にお任せです。
当日は本当に心の底から感動しました!日本ではできないだろうと思っていた空間が目の前に広がっていて、イメージが固まっていたわけではないのにイメージ通りの光景を見た不思議な感覚でした。カトラリーなど細かいことの指定は一切していませんでしたが、テーブルと空間全てが調和していて、何もかもが美しかったです。
FOODお料理のこだわり

お料理もお酒も格別です!スタンダードのプランのお料理がどれも美味しかったので、ほぼご提案通りにしました。年齢層が比較的高めだったので、お肉を赤身が多いものに変更し、ワインとパーティーのお料理の一品を、ランクが上のプランのものから引っ張ってきて、追加でお願いしました。
ゲストからは口を揃えて「本当に美味しかった」と感想をいただきました。特にカクテルの時間帯のフィンガーフードは感動したとの声が多かったです。
コースではパッと見て味の想像がつかないものも多く、予想や感想が飛び交い、皆さん楽しんでくださいました。
お酒好きな方はワインも堪能してくださいましたし、お酒を飲めない方は質の高いソフトドリンクを美味しいと喜んでくださったことも嬉しかったです。アレルギーにもしっかりと対応してくださいました。
WEDDING FAVORS引出物

全員にオレンジジュースと、ブドウジュース(赤白セット)を計3本を用意しました。当日は手ぶらで帰っていただき、後日配送で届くよう手配してもらいました!
PETITE GIFTSプチギフト
ミルクで溶かすチャイティーと、ティーバッグのセットです。ゲストの一人が勤めているお店のおすすめを注文しました。
WEDDING RING結婚指輪

ネットで適当にポチったものです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

当日テーブルセットが終わって、お花で溢れた陽射しの降り注ぐ無人の中庭の光景は、一生忘れないと思います。会場の使い方に前例がなく、お花を完全にお任せしたこともあり、当日まで心配こそなかったものの、はっきりと固まったイメージはありませんでしたが理想そのものでした。笑顔で歓談するゲストの姿が記憶が蘇るかのように想像できて、今日は素晴らしい日になると確信した瞬間でした。
それから職業柄、ソロの写真が欲しいゲストが多いと、カメラマンさんになるべくゲストのポートレイトも撮って欲しいと無茶なお願いをしてしまったのですが、嫌な顔せずご快諾いただき、追加料金もなく、要望通り素晴らしい写真をたくさん撮ってくださいました。
会場全体の景色、笑い合うゲストや親族の様子も、ぬかりなくたくさん撮ってくださっていて、たった一人でどうしてこんなに撮れるんだろうと感激しました。
前撮りなどもしていなかったので、二人での写真が見たこともないくらい綺麗だったこと、家族との写真がどれも一生宝になるものだったこと、本当に嬉しかったです。
二人らしさとは

「気軽さ、ざっくばらんさ」です。こだわるところは悩みますが、こだわらないところの方が多いです。
嬉しかった参加者の反応

「今まで出席してきた中で一番良い式だった」「本当に楽しかった」「皆、最高だね」と言っていただけて、嬉しかったです。
運ばれてきたお料理を口にする前に、びっくりしていたり、一口目を食べる人を皆がじっと見つめてリアクションを待っていたりと、そういったシーンも面白くて嬉しい時間でした。
私にとって結婚とは

一緒に生きていく人を決めることです。
結婚式を挙げるにあたっては、負担がどちらかに偏らず、一つ一つを二人で悩むことができたので、この先も、何事もこうして二人で決めていけると思えました。
後悔していること
後悔していることは2つあります。
1つめは、挙式の時のライティングを、当日のリハーサルで決定する予定だったのですが、入場から退場までの手順を覚えることに精一杯でそこまで気が回らなかったことです。
すっかり忘れていて、結果お任せしてしまっていましたが、挙式が始まってから「あぁもっと照明を落とせば良かった」と気がついて、時すでに遅しでした。会場全体を素晴らしいセンスでまとめていただいていただけに、最後の仕上げを詰められなかったことが悔やまれました。
2つめは、引出物が大きすぎたことです。
ジュース3本にしたのですが、私がサイズを勘違いしていてかなりの重量感になってしまい、2本セットだけで充分だったと反省しました。夫は最初からわかっていたそうで、確認と相談不足でした。
やりたかったけれど諦めたこと
挙式の音楽はできれば信頼できる演奏家にシンプルな演奏をお願いしたかったですが、パックになっていたので諦めました。とはいえ、短い時間のことなので、不満は特にありません。
節約のための工夫

音楽に関しては、料金を払えば変更できたかもしれませんが節約を優先しました。また、夫のタキシードは、自前のものを使わせてもらい、レンタルしませんでした。動画撮影もなしにしましたが、ゲストの方がたくさん撮ってくださっていたので、問題なかったです。
他は、あらゆることがパッケージになりすぎておらず、最低限のことをカスタムすれば良かったので、そもそも節約する必要がなかったです!
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

最近は結婚式をしない人も多く、実際私たちもしなくても良いかと思っていたくらいでしたが、やっぱり親や親族が喜んでくれて、やって良かったと思いました!
私たちの場合は「結婚式」というだけで、華やぐ気分になる年齢を通り過ぎていたので、友人たちには祝ってもらうというより、会えて良かったという場にすることを意識しました。大人になると、たくさんの友人が一堂に会すという機会が減っていくので、はからずもかけがえのない時間になりました。楽しんでもらうことを考えさえすれば、臆することなく結婚式はした方が良いと思います。
費用面では、数々の結婚式に出席してきた私が出すべきと決めたポイントはお花だけです。あとはお食事が美味しいところを選ぶと良いと思います。その点でENEKO Tokyoは本当におすすめです!
もともとの決め手は、飾り立てなくても洗練されていて、リラックスできる素晴らしい会場だったことです。また、お料理がよくあるコースではなく、サプライズたっぷりで、それなのにあまり出会うことのないバスク風料理で、どこよりも美味しかったのも決め手のひとつでした。
とにかくゲストが肩の力を抜いて楽しそうにしてくださっていて、本当にこの式場で良かったと思います。そんな空間づくりが叶ったのが嬉しかったです。
準備中は、フローリストさん・カメラマンさんを提携先から選ぶ段階があったのですが、テイストこそ違えど、誰を選んでもクオリティに間違いないと思えたことも良かったです。そして、ずっと寄り添ってくださった担当さんに出会えたことが何よりでした。
当日は、初めてお会いするカメラマンさん・メイクさんなどのスタッフさんも多かったですが、皆さんが常に笑顔で明るく迅速に動いてくださっていて、本当にプロフェッショナルでした。
両親には専属のバトラーさんがついてくださり、私たちが忙しくしていても、細々と両親及び親族のケアをしていただき、心強かったです。