soie_wedding
韓国ウェディング×和モダンがテーマです。
結婚式のテーマを決める前に式場探しをなんとなく始めました。
当初和婚の予定はなかったのですが、八芳園見学時のお料理の美味しさや庭園の美しさに惹かれ、会場選びの決め手となりました。
元々韓国ウェディングのような式を挙げたいとも思っていて「ウェディングドレスも着たい!けれどもせっかく八芳園で結婚式をするのならば和装もしたい」と思い、挙式はチャペルでドレス、披露宴は和モダンさがある会場で和装を着ることに。
そのため、それぞれの要素を掛け合わせた韓国ウェディング×和モダンをテーマに式を作りました。
挙式
八芳園は挙式会場がいくつか選べるのですが、光がたくさん入り明るく、グリーンに囲まれたオリエンタルチャペルを選びました。
チャペル周りは木々ではなく竹で囲われていて、ガラス越しに見えるのも印象的で気に入っています。
会場も広く、ゲスト席もハの字形に向いているのでどの席からも新郎新婦が見えやすかったのではないかと思います。
披露宴パーティ
私たちはグレースという会場を選んでいます。
テラスからは八芳園の庭園が見渡せて、天井の華やかな竹の装飾や金屏風を連想するかのようなゴールドの壁が和モダンさを演出しており、唯一無二な空間が気に入りました。
また、テラスからの入場も可能です。
9月中旬ですと、ちょうど青々とした爽やかなグリーンの庭園が見渡せました。
グレースのようなテラスのある会場は、桜や紅葉などお好みの四季で結婚式の日取りを決めるのも良さそうだなと思います。
コンセプトやこだわったこと
装花やテーブルコーディネートなどの空間作りに一番力を入れました。
私たちの年齢的にも参列経験の多いゲストばかりだったので「今までにないような空間を楽しんでほしいな」という気持ちが強かったです。
それもあり、韓国ウェディング×和モダンというオリジナルのテーマで式作りをしようと思っていました。
また、八芳園では提携先ドレスショップで成約すると着用衣装の定額利用が可能だったので、披露宴は色打掛でスタートし、お色直しでカラードレスを着用しました。
そのため色打掛とカラードレスどちらにも合う会場コーディネートを考えるのは大変でしたが、仕上がりを見た時の達成感はとても大きかったです。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ショップ
- FOURSIS & CO.
FOUR SIS & CO. のHazelを選びました。
挙式の半年前からドレス選びを始めたため、初めから提携先で選ぶと決めていました。
ドレス選び初回でぱっと目についたHazelを試着。
個性的な縦ラインのフリルと、低身長な私でもスタイルが良く見えた点が決め手となり即決しました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ショップ
- FOURSIS & CO.
FOUR SIS & CO. の御所庭園飛翔鶴という色打掛です。
赤メインで金糸の刺繍がたっぷりな華やかな色打掛で、裾にかけて黒へグラデーションしていくデザインに惹かれました。
このグラデーションのおかげで低身長な私でもバランス良く見え、大人っぽい印象になりお気に入りの衣装でした。
THIRD DRESSドレス 3着目
- ブランド
- KIYOKO HATA
- ショップ
- FOURSIS & CO.
FOUR SIS & CO. に取り扱いがあったKIYOKO HATAのウィスタリアです。
落ち着いたらくすみラベンダー色にキラキラとしたグリッターが散りばめられたドレスで、韓国ウェディングのようなキラキラ感とイメージが近かったためこちらを選びました。
お色直しで着用したことで、花嫁の手紙など暗転シーンが多い披露宴後半にキラキラ輝くぴったりな一着となりました。
SHOESシューズ
FOUR SIS & CO. で12cmの厚底ヒールをお借りしています。
私の場合ドレスの形的にあまりシューズが見えなかったので、それならば歩きやすさを重視しようと思いました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ウェディングドレスは、王道ナチュラルピンクメイクにしました。
髪型も韓国風タイトシニヨンに。
披露宴前半の色打掛では、和装チェンジに時間がかかるためヘアメイクは時短重視。
前髪の分け目とヘアード、リップのみチェンジしました。こちらも王道の赤リップを選んでいます。
お色直しではがらっとイメージチェンジがしたく、韓国風ダウンヘアにしてメイクもドレスに合わせて深みのあるボルドー系のメイクで大人っぽく仕上げてもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー
抜け感のあるスタイリングにしたかったので、アクセサリーは盛りすぎずシンプルなもので統一しました。
洋装ではそれぞれ自分の節目ごとにお迎えした、思い入れのあるダイヤモンドネックレスを着用しています。
挙式ピアスはスワロフスキーのものを。
お色直しのイヤリングはInstagramで以前から拝見していたジュエリーショップのKeicoさんにオーダーさせていただきました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式ヘアスタイルはティアラも迷いましたが、ウェディングドレスがフリルたっぷりなため甘い印象に転ばないようにシンプルなヘアードをシニヨンの上に留めました。
こちらはたまたまECサイトのBRIDE MEというショップで韓国ウェディングっぽいデザインを見つけて購入したものです。
色打掛は生花ヘアードが希望だったので、式場の装花担当さんに用意していただきました。
ここはあえて王道の胡蝶蘭ではなく、遊び心のあるカラーとサンダーソニアの組み合わせに。
サンダーソニアは歩く度にゆらゆら揺れて「印象的だった」とゲストに好評でした。
NAILSネイル
ネイルは元々シンプル派なので、式当日はベイビーブーマーに。
韓国っぽさも出るよう爪先にシルバーラメも入れています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
装花は八芳園のplantscollectionにご担当いただきました。
披露宴会場のゴールドの壁、赤い色打掛とラベンダー色のカラードレス、全てに合う装花を考えるのに苦労しました。
色々と考えた結果、テーマカラーはピンク、パープル、オレンジ、レッドで大人カラフルな装花にすることに。
大好きなアンスリウムや和モダンさが出る胡蝶蘭、ダリア、利休草、野ばらの実と、韓国ウェディングを感じるガーベラ、サンダーソニア、カラーを上手く合わせたのがポイントです。
装花は一番こだわりたかったので、担当さんと何度も打ち合わせを重ね、当日イメージ通りに仕上げていただいていた時はとても嬉しかったです。
FOODお料理のこだわり
前菜に使われる野菜を、新郎新婦で数日前に農園で収穫作業をしたことがこだわりポイントです。
こちらは当時の八芳園のオプションメニューで、収穫の様子を撮影してもらい当日オープニングムービー後に併せて上映、ゲストに前菜を楽しんでいただくという演出でした。
また、中座中に鯛めしパフォーマンスも取り入れ、どちらも「今までにない!」とゲストにとても好評でした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは既存デザインではなく、一からパティシエさんと打ち合わせをしたオリジナルケーキにしました。
「幸せが舞い込む」という花言葉を持つ胡蝶蘭や金箔を取り入れ、和モダンさもありつつケーキ入刀時のカラードレスにも合うような大人可愛いデザインにしたことがポイントです。
WEDDING FAVORS引出物
引き出物はル・スールカップを贈っています。
職人さんによる筆書きで名入れされた木箱は席札代わりにもなりました。
箱の中には、ゲストの名前から連想された世界に一つだけの色形の湯呑みが入っています。
筆書きされた木箱がテーブルコーディネートの良いアクセントとなっていて、選んで大正解なアイテムでした。
PETITE GIFTSプチギフト
和婚っぽさを感じられるよう、亀と梅の形のお茶漬けもなかを贈りました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
大切な家族、友人たちが一堂に揃ったことです。
コロナ禍もあり中々会えていなかった人も多かったので、式当日に大切な人たちの顔を一度に見渡せた瞬間はとても感動しました。
二人らしさとは
ゲストファースト。
日頃から人のために動いたり、おもてなしが大好きな夫婦なので、ゲストが楽しんでくれるような空間作り、演出、お料理を考えることが最優先で、その準備に二人で一生懸命取り組んでいる瞬間は「私たちらしいなぁ」と実感していました。
オープニングムービーも新郎新婦はほぼ登場せず、新居を紹介するルームツアー風にして結婚祝いにゲストからもらったアイテムを紹介する動画にしたのですが、それも二人らしかったかなと思います(笑)
嬉しかった参加者の反応
「二人らしい結婚式だった」と言ってもらえたこと。
自分たちらしさやゲストへの感謝が伝わる結婚式にしたかったので、そのメッセージがちゃんと伝わったんだなと感じられて嬉しかったです。
私にとって結婚とは
人生のパートナーになること。
楽しいことも大変なことも二人で分かち合ったり、支え合えた時に結婚して良かったなと思います。
後悔していること
ドレス探しを式の半年前よりももっと早くに行えば良かったなと思っています。
提携先でしか選ぶつもりがなかったのに、いざ試着に行くと元々のイメージに合うドレスがなかった、ということも。
いざ提携外を探すにも予約は取れない、探す時間が足りない、となり結局諦めて提携先で済ませてしまいました。
やりたかったけれど諦めたこと
式場カメラマンの指名です。
どうしても撮影していただきたかったカメラマンさんが他にいて、その方を持ち込みカメラマンとして依頼をしたので、指名料の節約も兼ねてあえて式場カメラマンは指名をしませんでした。
けれどもより好みのテイストに撮影してもらうには、やはりそちらも指名が必要だったかなと思います。
節約のための工夫
プロフィールブックや席次表はあえてなしでシンプルなテーブルコーディネートにしました。
結果、ペーパーアイテムの節約になっていたかと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
「ゲストにこんな風に楽しんでほしいな、喜んでほしいな」と思いながらの結婚式準備はとても楽しかったです。
式準備に追われてくると焦ったり、不安になることもあると思いますが、そんな時こそ周りの大切な方の笑顔を思い浮かべながら一度きりのプレ花期間を思いきり楽しむのがおすすめです!