挙式
誰もが一度は憧れたことのあるような広大なチャペルです。真っ白な壁と高い天井、自然光が優しく入るステンドグラスが、とても神聖な雰囲気を演出してくれました。
列席者の席はシックな茶色、新郎新婦のみが歩くバージンロードと祭壇は白色と、しっかりと色が分かれていることで、より新郎新婦を目立たせてくれる様に作られていると思いました。
また、バージンロードが長いため、これまで歩んできた道のりを思い返し、そしてこれから新たに始まる人生に心を躍らせながら一歩一歩進んでいくことができました。
披露宴パーティ
2020年9月にリニューアルしたばかりの、
エリザベートという披露宴会場で行いました。
この会場のオススメポイントは、左右に分かれた階段とその中央に大きく輝くシャンデリアです。
スポットライトを思いっきり浴びてギラッギラに輝きながら階段を降りたことがいちばん印象に残っています。
また、プロジェクションマッピングや大スクリーンが3面装備されている等、映像関連も充実しています。
さらにバーカウンターやオープンキッチンもあるため、料理が出来上がる瞬間を目で見て、香りで楽しめる空間になっています。
コンセプトやこだわったこと
『ワタシ史上最高キレイ』がコンセプトである
B.A.L-beauty-laboratoryさんにヘアメイクを依頼して持ち込んだことです。
一生に一度の結婚式。
最愛の人の花嫁となり、これまで支えてくれたゲストたちにお披露目する日なので。せっかくなら、人生で一番最高に綺麗で輝いた姿を見せたいと思いました。そういった私の思いと、B.A.Lさんのコンセプトがピッタリ合いました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
BLEESのウエディングドレスです。
決め手は、広いチャペルに映える長いトレーンです。また、レースのトレーンにフリルがついていて他のウェディングドレスにはないデザインだったので、選びました。
このトレーンは取り外しができます。
また、私は使用しませんでしたが、レースの袖もつけられるため、1着のドレスで3つの表情を見せてくれます。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- DOLCE
DOLCE pourchic(ドルチェ プルチーク)のレッドドレスです。
ウェディングドレスはフリルのついた甘めなイメージだったので、カラードレスは真っ赤で光沢のある生地のエレガントなイメージのドレスを選びました。
また、ウエストのビジューがスポットライトに照らされてキラキラ輝き、会場の豪華さにぴったりでした。
THIRD DRESS和装 3着目
- スタイル
- 色打掛
和装は、これまであまり私が身に付けたことのない
水色×金色の色打掛にしました。
これまた豪華な柄で、会場に負けず映えました。
3着それぞれ違ったイメージの衣装を選んだことで、『私ってこんな表情も持ち合わせているんだ』という新たな発見も出来ましたし、見ているゲストたちも変化を楽しむことができたそうです。
SHOESシューズ
当日は長時間になるため歩きやすさ重視で、つま先も広いタイプの式場のシューズを履きました。旦那さんとのバランスを合わせるために12cmヒールでした。
前撮りではシルバーのグリッターが輝く8cmヒールのウェディングシューズを履きました。
『ヘッジホッグ』という、おとな可愛い靴をプチプライスで取り扱っているお店です。
有名なハイブランドのシューズも憧れましたが、ヘッジホッグさんのシューズがプチプラからは想像できないくらい高見えしたので、これは節約しようと思い選びました。念願のシンデレラショットや、お支度ショットも撮れました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
B.A.Lさんに『良い感じにしてください』とだけオーダして、想像以上の素敵な仕上がりになりました。
そのため、ポイントは私は詳しくご説明ができないので、実際にヘアメイク担当をしてくださった
B.A.L-beauty-laboratory代表の中島由美さんに聞いてみました。
中島さん「なんと言っても白い美肌が最大の武器なゆりさんなので、元の肌を厚いファンデで隠さないように、より自分の肌に近くその肌に浮かないように顔のパーツを和らげながら際立たせました。
ヘアはトップの高さを作ることで、下めのまとめ髪でも重心を上にして首元にスッキリ感を出しました。
カラードレスはボリュームを出したくてウィッグを使用しました。べアトップなので肌の露出が多くなります。あみおろしにするとコンパクトになり、肌の割合が多くなります。ゆりさんは白肌なので、より大きく見えてしまうから髪で横幅をだして肌の見える面積を減らしました。」
とのことです。
また、和装はこれまでのドレスとはまた異なったイメージの、キリッとした芯の強さがある仕上がりにしていただきました。
さすが、美の研究所とお店の名前を称しているだけあって、花嫁がいちばん輝ける姿が計算されていて『ワタシ史上最高キレイ』に仕上げてもらったんだなと感じます。3着とも同じ花嫁なのに、良い意味で別人のように仕上がり、自分の可能性を広げてもらえたヘアメイクでした。
ACCESSORIESアクセサリー
アクセサリーもB.A.Lさんにどんなものが似合うかいくつか提案していただき、その中で自分の好きなものを選びました。
アクセサリーを作成していただいたのはハンドメイド作家の『mee’s accessory』さんです。
現在はハンドメイドブライダルアクセサリー専門で『Ruban accessory』さんも立ち上げられたそうで、より一層花嫁向けの素敵なアクセサリーを作られています。
B.A.Lさん曰く、「ネックレスもつけずに首元に抜け感をだしました。お顔のパーツがしっかりしているので、おおぶりのアクセサリーを合わせても、負けません。」とのことです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ウエディングドレス、カラードレスは、それぞれのブーケと同じ花を使って装花パーツを作ってもらいました。飾り方はB.A.Lさんのセンスです。バランスがとても良く、生かされています。
和装はB.A.Lさん手持ちの紫色と白色の装花、金色の和紙の様なパーツを組み合わせていただきました。
NAILSネイル
それぞれ違ったイメージの3着の衣装どれにでも合い、私の武器である白い肌に馴染む色合いとデザインでお願いしました。
仕事上ネイルが出来ず、前撮りと挙式日に約1ヶ月の空きがあったのでネイルチップを作成してもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
お花もB.A.Lさんとアダチさんでイメージを共有していくつか提案してもらい、その中から私が好きなものを選んでいきました。アダチフローリストさんにこだわった点をお聞きしてみました。
アダチさん「まず、白ドレス用で使ったお花はラナンキュラス、アストランチア、ニゲラ、グリーンはラムズイヤー、セージなどグリーンもシルバーグリーンを多種使って透明感を出しました♪
カラードレス用はアネモネ、クリスマスローズ、ラナンキュラス、バラ、アマランサス、グリーンはユーカリの実、ローズマリーの濃いグリーンで赤がキレイに映えるように作りました。」とのことでした。
FOODお料理のこだわり
どのゲストにも合う様に、和洋折衷のコースを選びました。
また、オリジナルメニューとして新郎が考案した
『ゆうとの〜special〜焼きそばパン』
新婦が考案した『ゆりの〜delicious〜マカロン』を追加しました。
食べることが大好きな新郎新婦としては、ゲストにお腹いっぱいになってもらいたかったので(笑)
充分既存のコース料理でお腹いっぱいなんですけどね(笑)
なぜ焼きそばパンにしたかというと、コース料理はどこか普段と違ったかしこまったイメージですが、そんなに堅苦しくならず楽しく披露宴に参加してもらいたかったので、みんなに馴染みのある焼きそばパンにしました。
あとは、絶対これまで参加した結婚式では出てこなかったものを出したかったので。そんな中でも1番の理由は、新郎の大好物だったからです(笑)
マカロンは、新郎がオリジナルメニューを出すなら私も出したい!という新婦の対抗心で生まれました(笑)
絶対にゲストは焼きそばパンでお腹がはち切れそうになっていると思うので、別腹で気軽に食べられるマカロンを選びました。マカロンの色はランダムにしたので、特に女性ゲストには楽しんでいただけた様です。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ベルクラシック甲府のラグジュアリーな雰囲気を大事にしつつ、ナチュラルな結婚式もしたい欲張りな気持ちがあったので、ケーキのデザインはボタニカルケーキにしました。
会場の豪華さに負けない様に、旦那さんの好きな黄色を取り入れ沢山のレモンで彩ってもらいました。
また、ちょっとみんなと違う演出がしたかったので、ケーキ入刀ではなく、新郎新婦で仕上げの蜂蜜ソースをかけるドリップケーキスタイルにしました。
WEDDING FAVORS引出物
ゲストによって好きなものが異なるので、どうせなら好きなものをプレゼントしたいと思い、カタログギフトをメインにしました。
また、ギフトを選びながら一息ついてもらいたかったので、シフォンケーキとコーヒー、紅茶のセットもつけました。
カタログギフトは男性、女性それぞれのゲストに合った内容(男性なら工具やビジネス用品、女性ならコスメや美容品が多い等)にしました。
そのカタログは見終わった後は中身を抜き取り、ポケットアルバムとして使えるデザインで好評でした。
PETITE GIFTSプチギフト
『PIARY』さんで外注しました。
安くて可愛い商品が多かったので。中でも、化粧品のような可愛い箱にクッキーが入ったギフトを選びました。1個単位で注文できたので便利でした。
また、無料でサンクスカードを作成してもらえるオプションがあったので、即決しました。
そのカードは、披露宴の中でゲスト参加型ゲームを企画する際にも使うことができ、便利でした!
また、受付係などで協力していただいたゲストには
甲府市にあるギフトショップ『Lupinus』さんでセレクトしたギフトを贈りました。
御礼は別の形で既に渡していたのですが、披露宴の最後にどうしても自分たちの手で渡したいなと。
そこでLupinusの店長さんに相談し、一緒にギフトを選んでいただきました。
Lupinusさんで取り扱っている商品も本当に素敵ですが、自分で持ち込んだギフトをラッピングしてもらえるところも魅力です。ギフトを貰う人のイメージやテーマを伝えると、その内容に合ったラッピングをしてもらえます。
プチギフトを入れているバスケットは、Instagramで繋がった卒花様より幸せバトンとして譲り受けたものです。
WEDDING RING結婚指輪
婚約指輪を身につける機会がないので、その分結婚指輪にたくさんのダイヤを使ってもらいました。
宝石の街山梨で生まれ育ったので、知人の宝石職人さんに依頼して、オリジナルで作成してもらいました。新郎新婦それぞれ好きなデザインを選んだのですが、最終的にはしっかりとペアリングとなるように仕上げていただきました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
どの場面もいちばんなので選ぶのが大変ですが……。
プランナーさんにお願いして、新婦母に内緒で挙式前にチャペルでファーストミートのセレモニーをしていただいたことです。
私は一人っ子で、その上女手ひとつで育ててもらったので、母に恩返しできるサプライズがしたかったんです。チャペルの扉が開いた瞬間、祭壇前で待つ母の後ろ姿が見えて。その光景を目にしただけで、これまで母娘で歩んできた時が思い浮かんで涙を流しそうになりました。
またプランナーさんの計らいで、扉を開けた瞬間、聖歌隊の方々の演奏と歌が流れ出して。その演出は私にとってもサプライズだったので、本当にプランナーさんには感謝しています。
二人らしさとは
その夫婦によって、二人らしさって違いますよね。
私たちは、お互い好きなことを好きなようにやりつつ、それを認め合い、補い合うことだと思います。
これまでのレポの流れだと、だいぶ新婦のこだわりが強い印象を受けるかもしれませんが『新婦が好きな様に輝けるように見守ること』が新郎にとってのこだわりだそうで。私たちらしいスタイルなのだと思います。
嬉しかった参加者の反応
実はこの結婚式のためにダイエットをしました!
新郎は2ヶ月で−8kg、新婦は7ヶ月で−17kg減量しました。
なので、ゲストみんなから「綺麗だね、かっこいいね」よりも「痩せたね!!!」と驚いてもらえたことが、何より嬉しかったです!
美しい姿で当日を迎えられるように、
『パーソナルジムAMATERASU』のトレーナーである、横内章裕さん、小野ちひろさんにサポートしてもらいながらかなり努力しました!
なので「痩せたね!」が、私たちにとって何よりも祝福の言葉であり、嬉しい場面でした!
私にとって結婚とは
お互いにないものを補い合い、良さは尊重し合いながら、共に成長していくこと、だと思います。
私たち夫婦は食べること以外趣味も全く違いますし、性格も真逆です。だからこそ気付かされることも支えられることもあり、結婚して良かったなと心から思います。
後悔していること
和装前撮りのロケ撮影をしなかったことです。
ベルクラシック甲府さんでは前撮りで武田神社でのロケ撮影ができます。
元々和装は前撮りだけの予定でしたが、当日も着ることを決めたので、披露宴の写真もたくさん撮るだろうしロケはしなくていいかな、と思ったんです。
ですが、他にも武田神社でロケ撮影をしている新郎新婦様のお写真を見て、やっぱりやれば良かったな〜!素敵だな〜!と思いました。
式場内の撮影だけでも十分綺麗ですが、違ったテイストの写真も残せたかなと。
やりたかったけれど諦めたこと
結婚式二次会です。
新婦は医療従事者であるため、このコロナ禍で結婚式を行うこと自体がギリギリでした。本当は二次会でみんなとより近い距離で楽しみたかったのですが諦めました。
しかし、披露宴でも充分ゲスト一人一人と会話をしたり写真を撮ったりする時間も取れたので満足はしています。これも、プランナーさんと司会者さんの素晴らしいプランニングのおかげです。
節約のための工夫
プチギフトの外注や、ウェディングシューズのプチプラメーカーを選んだことです。
また、『どこにこだわりお金をかけたいか』をしっかり二人で話し合ったことが、節約に繋がったと思います。あまりこだわらないところにお金を使うのはもったいないですから。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
全部自分で準備しようとすると、私生活や仕事と並行しながらなので大変だと思います。なので私はポイントを絞ってプロにお願いすることで、忙しい日々の中でも理想の結婚式を挙げることができました。
コロナ禍で、思い描いていた結婚式が出来ずに悲しい思いをされている方もいらっしゃると思います。そんな中でも、今私たちに出来る最高の結婚式を考え実現することで、今後の人生への自信にも繋がると感じました。みなさんが素敵な花嫁様になれますように。