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結婚式のテーマは主人と話し合い“Jazzyな大人のSUMMER WEDDING”にしました。
マスク無しでひとりひとりの顔を見られることを大前提とし、2020年の8月20日にザ・リッツ・カールトン東京にてプロポーズをされ、3年後に同会場にてようやく結婚式を執り行う事ができました。
そんな思い入れのある会場で、通常は暑く避ける事が多い8月(SUMMER)に結婚式をあげるため、おもてなしとして新郎の趣味でもあるJAZZギターの演奏を友人の余興とは別に盛り込みました(JAZZY)。
また、3年前ならまだ27歳でしたが、もう30歳になったということで“大人の”と枕詞を付けて完成したのがこのテーマです。
ホテル婚にこだわったのは一流のホスピタリティーを当事者のみならず、ゲストにも体感していただき、またとない瞬間を共に楽しんでいただきたいと思ったからです。
挙式
横の扉を片方開放して外から光を入れることができます。また、閉め切って厳かな雰囲気を全面に押し出すことも可能です。好みや挙式参列の人数に合わせて変えられます。
また、ザ・リッツ・カールトン東京ならではのスワロフスキークリスタルが散りばめられたガラスアートワークがとっても素敵でした!
参加者もワクワクすること間違い無しだと思います🎵
披露宴パーティ
おすすめポイントは、ショーライツだけでなくムービーライトをつけられることです。また、段幕のザ・リッツ・カールトン東京のロゴは好みのデザインにすることができるので一生に一度、こだわってみても良いのでは、と思います!
私はムービーライトもロゴデザインも取り入れました!
式場ならでは、だけでなく自分のオリジナリティも加えるとさらに思い入れが深まると思います♪
コンセプトやこだわったこと
ゲストに感謝の気持ちを伝えることをベースに、男女問わず楽しんでもらえるコンテンツを盛り込むこと。
余興は、2つ入れました。
①ジャズの経験がある新郎自らが行ったギターの演奏✖️ジャズサークルの新郎同期とのピアノセッション。
②ダンスを長年やっていたこともあり、女性が踊るのも良いですが、男女共に楽しんでもらうためにはダンスサークルの男性の同期に盛り上げてもらう方が良いと考え、お願いしました。
可愛い!だけで終わることが多い女性の余興に比べ、インパクトや思い出にも残りやすい少し面白いけどキレキレでかっこいいダンスと歌のパフォーマンス。これは老若男女問わず皆様に大好評でした。
別で行った二次会では、私自身もダンスの余興を行いました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
SECOND DRESSドレス 2着目
OKSANA MUKHA / Julia
オフショルダーをオーダーして特別に作っていただき、取り外し可能にしています。
二次会にもJuliaを着用しましたが、雰囲気を変えることができました。
SHOESシューズ
ウェディングシューズもトータルコーディネートでバランスを考えて選びました。
①Christian Louboutin
最高級ミカドシルクのSISSIに合わせた、白いサテン生地で、Ivory&Co.のAlexandraのティアラにも合う、ハート型のビジューがあしらわれたパンプス。
②JIMMY CHOO
Romy 100
Platinum lce ダスティグリッター・ポインテッド トゥ パンプス
お色直しのJuliaにあわせた細かいグリッターパンプスで、色合いもゴールドすぎず柔らかい印象だったのでベストマッチでした。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
【挙式】
アップでタイトなシニヨン。
挙式は厳かな雰囲気にしたかったので、クラシカルな印象にしました!
【披露宴】
挙式のシニヨンを、少し摘み出してもらい柔らかさを出して雰囲気をわずかに変えました。
【お色直し】
大きめウェーブのダウンヘア。
細かいウェーブよりも大きめウェーブの方がホテルのラグジュアリーな雰囲気にもマッチしてると思います。
ACCESSORIESアクセサリー
【挙式】
リボンボンネとパール✖️ビジューのピアス、パールネックレス、ロンググローブでクラシカルな印象にしました。
【披露宴】
大ぶりのティアラと、Miu Miuの大きめパール✖️ビジューのイヤリングに変更し、雰囲気を変えています。
【お色直し】
ベージュゴールドのグリッタードレスに映えるように、Maria Elenaというアメリカのアクセサリーブランドのアンティークゴールドのクラウンを個人輸入し、イヤリングも同じブランドの同色のものに揃えました。
会場のライトはとても映えるので、アクセサリーもドレスもキラキラして輝きが美しかったです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
【挙式】
・Ferice Matsueda銀座ブティックのリボンボンネ
ドラマ『やまとなでしこ』の松嶋菜々子さんのような大人可愛い雰囲気に憧れてヘアメイクリハーサルのギリギリに思いつき、ドレスショップに問い合わせました。最高級ミカドシルクのマイドレスとの相性も抜群で選んでよかったです。
【披露宴】
・Ivory&Co. / Alexandra
花嫁に大人気のこちらのティアラ、人気な理由が分かりました。着用した際のしっかりとした安定感、王道で飽きないビジュアル。どこをとっても美しく、会場のライトに照らされた際のキラキラ度合いが半端では無いことはInstagramでも先輩花嫁さまの投稿を拝見して知っており、憧れていたので選んでいます。
【お色直し】
・Maria Elena / AIDIA CROWN
前撮りを何度もしており、アクセサリーを知り尽くした感じがしていました。そして、まだ誰も日本で使用されてないものを着用したいと思いました。
Maria Elenaは全て人の手で作られており、繊細でありながら豪華で、その分価格もお高めですが、それ故に唯一無二だと思い、お色直しドレスのJuliaに合いそうなクラウンやティアラをMaria Elenaの公式ホームページで日夜見漁りました!
私の心を掴んで離さなかったのはこの『AIDIA CROWN』で、何度も自分の写真とコラージュして研究し、ドレスとの相性も良さそうだと思ったので、アメリカ現地のファッションディレクターに問い合わせてURGENTで個人輸入して入手しました。
NAILSネイル
ミカドシルクのSISSIとグリッタードレスのJuliaを掛け合わせたようなデザインにしたく、王道のガラスフレンチやシンプルなフレンチデザインは避けました。
ベースはベージュ味のあるオフホワイト、アクセサリーがほぼパール✖ビジューだったので、白の蝶モチーフやパールを全ての指にのせていただきました。
また、お色直しのドレスJuliaの繊細なインド刺繍とパールが施されたビスチェ部分に合わせた、アンティークゴールドのミラーネイルでインド刺繍模様をデザインし、ネイリストさんに描いていただきました。
アンティークゴールドのミラーネイルについても細い線で他の指にも描いてもらい、全体的なバランスとドレスのトータルコーディネートを合わせました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
装花のテイストはDIORのコレクションをオマージュして作ってもらい、ショーライト、ムービングライトが映え、主役のドレスが1番輝くよう、色合いはネイビーと黒をベースにゴールドのアクセントでお願いしました。
主に使用したのは、薔薇や葉物でしたが、そのほかに使うお花は任せしています。
式場提携のCQ Mariageさんにご担当いただきました。
FOODお料理のこだわり
誰が食べても美味しいと思える料理であることを大前提とし、お肉はオプションでアップグレードしました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキのデザインは自分で書き、シェフに再現してもらいました。
いちごの置き方や、クリーム、アラザンの置き方など細かく指示し、期待通りの素晴らしいものができました。
WEDDING FAVORS引出物
引出物は、ザ・リッツ・カールトン東京オリジナルのカードタイプのものにし、日本各地・海外からの友人も居たので持ち帰る際の荷物にならないことを前提に考えました。
また、好きなものを選んでいただけるほうが過去の経験から私も嬉しかったので、カードタイプを選んでいます。
PETITE GIFTSプチギフト
資生堂パーラーのチョコレートボックス。
通常300〜500円前後で済ませるプチギフトですが、単価1500円以上のものを選びました。
感謝の気持ちを伝えるのに、安価なものを選びにくく、美味しいことを何よりも優先しています。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
主人がデザインしてフルオーダーした唯一無二の婚約指輪です。
私の左薬指が3号であり、海外ブランドは号数が限られて選べなかったという理由もありました。
WEDDING RING結婚指輪
Harry Winstonです。
キング・オブ・ダイヤモンドであることもあり昔から憧れておりました。婚約指輪との重ね着けした際のマッチ度がどこのデザインよりも良く、私が選んだデザインが婚約指輪と合わせると3連のように見えるのもこだわりポイント、且つお気に入りポイントです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
1番は決め難いです。
ファミリーミートの瞬間から号泣していました。
そして、親族や友人、会社の方々がとても温かい顔で見守ってくださっていた全ての瞬間に感動してしまいました。
二人らしさとは
“来てくださるゲストへの感謝を伝えたい”“皆様に楽しんでもらいたい”“オリジナリティ溢れたザ・リッツ・カールトン東京で今までに無い結婚式をしたい”という想いが2人らしさです。
嬉しかった参加者の反応
「芸能人の結婚式かと思うくらい豪華でコンテンツに溢れており、飽きる瞬間が無かった」
「これまで参列した結婚式の中で1番楽しくて、参列できて本当によかった」
「照明やスモークなど凝った演出が多くアトラクションに乗ったような感覚だった」
など、嬉しいお声をいただいています。
私にとって結婚とは
皆様への感謝を伝える場、2人のこれからの未来を皆様に誓う場。
後悔していること
・ヘアメイクさんは持ち込みにすべきでした。
式場内でのプレシューティングが出来ないなど制約はありますが、交渉次第だと思います。
ヘアメイクさんを持ち込みすべきだと思った理由としては、持ち込みのヘアメイクさんの方が結婚式当日も積極的にずーっと動画を撮っておいてくれます。
また、ヘアメイクの出来上がりのアップの写真が少なく、こだわっただけにとても後悔しています。
・挙式、披露宴のタイムキープについて、キャプテンからの合図がなかったので二次会の会場時間に間に合わず、かなり遅延しました。
担当プランナーさんにも確認して、万が一、遅延した場合も考慮した時間の設定を行いましたが、あまりにも伸びたので時間が押しました。
二次会を当日中に実施される方は最低でも御披楽喜から3時間は開けて、二次会の開演時間を設定した方がいいです。挙式、披露宴に参加していた二次会受付を担当する友人にも大迷惑をかけてしまいました。
・オープニングムービーとお色直しムービーを2つ用意しましたが、当日、逆転して放映されてしまいました。チェックいただいていたはずですが、こちらからも最終チェックを式場側にしておいた方が良かったと思いました。
・式場オリジナルのギフトを送賓時にゲストに渡す予定でしたが不手際があり、その日のうちに渡せませんでした。
事前の確認を式場側からされるのを待つのではなく、能動的にも確認をすべきです。高級ホテルだからと言ってこうした事態が全く起こらないとは限らない、と思い知りました。
・二次会後に、三次会を実施している友人たちへの挨拶回り用の外履きの靴と私服がホテルの不手際で宿泊ルームに移動されておらず、ビューティサロンに放置されていました。
私たちはウェルカムスペースや他の荷物が多く1セットしか用意しておりませんでしたが、履いてきているものと私服はもう一つずつ予備があると良いと思います。
二次会後の22時頃にはウェディングサロンは閉まっており、対応スタッフは別のセクションの方で確認に時間を要してしまい、結局複数箇所で複数の友人が開催してくれていた三次会には行くことができませんでした。
・式場側の理由で結婚式10日前にプランナーが変更されました。上記不手際は新プランナーのもと起こったものですが、プランナーの引き継ぎは完璧にされたと説明されておりました。たまたまホテルに立ち寄った際の立ち話で、プランナー変更を知り、数分のお話で終わりました。
初回からラストミーティングまでを見守ってくださったプランナーさんではない方になるのに、その対応でしたので、10日前の忙しい時期であっても、時間を作ってもらい細かいところの確認を双方で行うべきだったと思っています。式場側からの確認の時間を設ける提案はありませんでした。
・アレルギーのある方へのお料理対応について、シェフにも共有していることを当初の担当プランナーさんとも話していたにも関わらず、当日アレルギー対象のお料理がゲストに渡ってしまいました。
あまり耳にしないアレルギーだったこともあり、もっと入念にこちらからの確認をすべきだったと思っております。
ホテルもプロなので信頼していたこともありましたが、念には念をで、何事についても確認を怠らないことが後々の自分たち夫婦のためになると思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
・流しテーブル
私たちが選んだ披露宴会場のザ・リッツカールトン グランドボールルームは人数や演出によりスペースを区切ることができます。
もっと広くしたかったのですが、ゲストの人数が多いと気づいた時には隣のスペースに予約が入っていました。
ザ・リッツ・カールトン東京の流しテーブルに憧れていたのに、人数が多いことと披露宴会場が半分しか押さえられなかったことで諦めざるを得ませんでした。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
ザ・リッツ・カールトン東京で結婚式を控える皆様におかれましては、高級ホテルであっても全てが完璧なわけでは無いことを前提に、能動的な確認とチェック、早め早めの準備をお勧めします。
ラグジュアリーな空間で、都会の喧騒を忘れさせるザ・リッツカールトン グランドボールルームはとても素敵で、あの空間で結婚式を挙げることができたのかと、思い返すだけでも大切でかけがえのない場所でした。
だからこそ、なるべく後悔することがないように、自分のこだわりや、やりたいことはなるべく諦めず、一生に一度の瞬間を、都内そして世界でも名のあるザ・リッツ・カールトン東京で結婚式を出来ることに誇りを持ってリッツ花嫁を謳歌して欲しいです。
プロポーズもザ・リッツ・カールトン東京、そして結婚式もザ・リッツ・カールトン東京で挙げられた私は間違いなく幸せ者です!