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今まで歩いてきた人生の、ひとつひとつの選択が私たち二人を、そして大切なゲストの皆様とを巡り逢わせ、結婚式を挙げることができるーーー
そんな感謝の気持ちを伝える式にしたいと、選んだテーマは「手紙」です。
最初にゲストが目にするプロフィールブックの挨拶文は、形式張ったありきたりなものにはしたくないと、ゲストへの手紙のつもりで二人で考えました。
入籍前夜に新婦が父から渡された手紙をはじめ、両親が新郎新婦に宛てて書いた手紙を挙式前にゲストに読んでもらえるようにしたこと。
手作りの馴れ初めムービーでは、ふたりが今日の結婚式を迎えるまでをゲストとの思い出を交えながら綴ったこと。
ゲストとより結婚式の感動を分かち合えるような工夫を考えました。
「結婚式っていいな」と思ってもらえるような本当の意味での「ゲスト参加型」の結婚式を目指しました。
挙式
ステンドグラスや燭台はイギリスの教会で実際に使われていたものだそうで、とっても落ち着いた雰囲気のチャペルです。照明も暗めにしてキャンドルの灯りを楽しむことができ、厳かな雰囲気で式を挙げたい方にはとてもおすすめです。
披露宴パーティ
披露宴会場はアンティークな雰囲気で、以前ヨーロッパで訪れたお城のようでテンションが上がりました!
木目調のピアノやバーカウンターもあります。わたしはこちらの珍しいチョコミント色の椅子に一目惚れしてしまいました。
マナーハウスのような大きな邸宅の一階が披露宴会場、二階がチャペルになっており、ゲストの方の移動が少ないところもおすすめポイントです。また邸宅を一軒まるごと貸し切れるのが魅力でした。
コンセプトやこだわったこと
・プロフィールブック(席次表)
ゲストへ宛てた手紙のような挨拶文にはじまり、ふたりの関係性がわかる一問一答、DIYアイテムの紹介、長野のおすすめグルメマップ、そして両親からの手紙などなど
こだわりの詰まったブックになりました。
・自分たちらしい人前式
厳かな中にも自分たちらしい式にしたいと思い、お酒好きな自分達にぴったりの「ワインボックスセレモニー」を行いました。新婚旅行先のフランスで見つけた二人が付き合い始めた年につくられたワインと十年後のお互いへ宛てた手紙を、ゲストに見守られる中木箱に納め二人で鍵をかけました。
十年後に結婚式のことを思い出しながら二人でワインを飲むのが今からとても楽しみです。
・オリジナルのウェルカムドリンク
ふたりの好きな曲をイメージしたカクテルや、職業にちなんだオリジナルのウェルカムドリンクを6種類つくりました。ドリンクの組み合わせはもちろん、グラスの形までこだわってふたりで考えたので、みんなが楽しそうに選んでくれてとても嬉しかったです。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- JILLSTUART
初めての試着で直感で選んだドレス。
その後何度も試着に通いたくさんのドレスを試しましたが、結局最後に選んだのはこのドレスでした。
胸元のビジューとボリュームのチュール、きらきらのトレーン…どれも大好きです。
披露宴では雰囲気を変えたかったのでトレーンを外しインナーボレロを着用しました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- JILLSTUART
カラードレスにもともとあまり興味がなかったこともあり、なかなか気に入ったものが見つからずお色直しはなしにしようかと考えていたところ、提携のドレスショップのスタッフの方が「お好きな雰囲気だと思って…」と用意してくださったドレスです。
新作でショップで最初の試着だったこと、ウェディングドレスと同じブランドだったこともあり、運命を感じてこちらのドレスを選びました。
THIRD DRESSドレス 3着目
二次会ではネットで購入したスレンダーラインのドレスを着ました。
二次会も披露宴と同じ会場で行ったので、介添さんなしでも歩き回れるようにセミオーダーで裾を短くしてもらいました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式はチャペルの雰囲気に合わせて、とことんクラシカルにしたかったので王道のシニヨンにして前髪もあげました。披露宴では雰囲気を変えるためにナチュラルなポニーテールに。
カラードレスは憧れていたふわふわのハーフアップにしてもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式で身につけたアクセサリーはすべて母の手作りのものです。ティアラ、イヤリング、ネックレスすべてビーズで作ってくれました。
どんな高価なアクセサリーにも勝る、大切な大切な宝物です。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式:母手作りのティアラ
披露宴:シルバーの小枝アクセサリーと葉っぱ
挙式とは違うナチュラルな雰囲気にしたかったので、グリーンを合わせてもらいました。
お色直しドレス:リースブーケに合わせたドライフラワーのヘッドパーツ
ダウンヘアだったのでアクセサリーなしでも華やかになるようドライフラワーをたくさんつけてもらいました。
NAILSネイル
仕事の都合で三日間のだけでしたが、人生初のジェルネイルをしてもらいました。
サムシングブルーになぞらえて大好きなブルーと、シルバーのグリッターのシンプルなデザインでお願いしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
アンティークな会場の雰囲気に合わせてくすみカラーのお花をお願いしました。あまり派手な感じにはしたくなかったので、小花やグリーンも多めに入れてもらいました。
FOODお料理のこだわり
料理はゲストに直結するところなので一番こだわりました。バランスを考えつつコースを組み立て、お肉の種類やソースとの組み合わせも試食を繰り返し吟味して選びました!
自分たちだけでなく、試食会には家族も来てもらって意見をもらいました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
シンプルな二段重ねのショートケーキに会場装花に合わせたお花やグリーンを飾ってもらいました。
ケーキ入刀の際、グリーンのヘッドパーツとケーキの装花がとても合っていて後から写真を見て感動しました◎ケーキがすごく美味しかったとゲストから好評で嬉しかったです。
当初はシュガーケーキも検討していましたが、ゲスト数が多いため難しいということで断念しました。
WEDDING FAVORS引出物
上司、友人、親族で主に贈り分けしました。上司・親族にはカタログギフト、友人には式を思い出してもらえるように木箱入りのグラスを贈りました。
PETITE GIFTSプチギフト
新婦が開発にかかわったお菓子にふたりのオリジナルステッカーを貼りました。二次会までの待ち時間に飲んでもらえればいいかなと思いmoogyも。
二次会のプチギフトはみんな大好きHARIBO♡
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ROYALASSCHER
夫が選んでくれたものです。
オーソドックスな一粒ダイヤの婚約指輪です。
WEDDING RING結婚指輪
ROYALASSCHER
婚約指輪に合わせて二人で選びに行きました。
お互い相手の分の指輪を購入し交換しました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
史上最大とまでいわれた台風のなか、100人以上のゲストが私たちのために集まってくれたことです。
また、来られなくなってしまったゲストの代わりに急遽出席してくれた方、公共交通機関が止まってしまいヒッチハイクをしてまで来てくれた方もいました。
そんな風に集まってくれたゲストの顔を見た瞬間、言葉にできないほどの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
二人らしさとは
お互いを補いあって、優しさとユーモアを忘れないこと。
嬉しかった参加者の反応
こだわったところがたくさんあったので、「やさしくて二人らしい結婚式だった」と言ってもらえたことが嬉しかったです。
夫はウェルカムドリンクや自作のアルバムなど、頑張ったところを「いいね!」と言ってもらえたことが嬉しかったそうです。
私にとって結婚とは
夫に聞いてみたところ「相手の人生に責任を持つこと」だそうです。
私は遠距離恋愛が長かったので、美味しいごはんを笑いながら毎日一緒に食べられる今がとても幸せで、結婚してよかったなと思います。
後悔していること
結婚式当日の撮影指示書を作らなかったことです。
絶対に撮ってもらいたい写真は事前にお伝えしていましたが、カメラマンさんと直接打ち合わせができなかったのでイメージと違う写真になってしまったものがありました。
やりたかったけれど諦めたこと
・ブライダルエステなどに行かなかったこと。
結婚式の準備で忙しく行く時間が取れませんでした。
・当日の衣装での前撮り
結婚式当日はほとんど撮影にかけられる時間がないのでカラードレスの写真など前撮りで残したかったなあと思いました。
節約のための工夫
撮って出しのエンドロールムービーは絶対にやりたい演出だったのでそのためにオープニングムービーとプロフィールムービー、馴れ初めムービーは自作して節約しました!
またアクセサリー類は母の手作りだったので実質的に節約になりました。
新婚旅行がてらウェディングドレスでセルフ前撮りをしたことも前撮り代の節約になりました!
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式準備って本当に大変だと思います。
準備が間に合わなかったり、やりたいことができなかったり頑張って準備してきても、雨が降ったり、台風が来たり(!)
いろいろと後悔が残るかもしれません。
それでも、結婚式って素晴らしいです!
ふたりで力を合わせて準備した期間も含めて、結婚式をやって本当によかったなあと一年経った今でも思います。
どうか素敵な結婚式になりますように。