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私たちの結婚式は『五感で感じられること』『その時にしか味わえない感情を大切にすること』をテーマに、準備を進めてきました。
当日は、ゲストの皆さんに「この空間で起きている全てを自由に、心から楽しんでほしい」という思いを込めて、いくつかのこだわりを取り入れています。
アンダーズ東京を選んだ最も大きな決め手は、会場の開放感と美しい景色、自由度の高さ、そしてプランナーさんとの相性でした。
いかにも結婚式という演出が私たちには少ししっくり来ず、もっとラフで、自然体でいられるようなカジュアルなパーティーを思い描いていました。
また、式場探しを始める前から夫がアンダーズ東京の雰囲気に魅了されていて、ブライダルフェアで詳しく話を伺ってからは、さらにその想いが強まり、ここしかないと感じて決めました。

挙式
ゲストとの距離が近く、比較的バージンロードが短いところがとても気に入っています。

披露宴パーティ
ドリンク片手にゲストと語らうひとときなど「外」と「内」を自由に行き来できるスタイルが、他にはない特別感があると思います。
また、会場全体に自然光がたっぷりと差し込むため、あたたかくやさしい空気に包まれる春のシーズンには特におすすめです!
コンセプトやこだわったこと
冒頭でお伝えしたテーマを意識し、感覚で楽しんでもらえる以下の演出を取り入れました。
目に見えるものだけでなく、その時の空気、音、香り、ぬくもり、感情。その「瞬間」にしか感じられないものを、大切にしたい。
そんな想いから生まれた一日が、ゲストの皆さんにとっても心に残る時間となっていたら嬉しいです。
・音楽 × 空間の心地よさ
披露宴会場に邦楽を合わせることに違和感があり、音楽には特にこだわりました。
サウンドデザイナーさんにご協力いただき、景色・会場の雰囲気・ゲストの盛り上がりに合わせて、選曲や音のボリュームなど細やかに調整していただきました。
・香り
招待状には香りをしのばせ、届いた瞬間からわくわく感を届けられるようにしています。
また、バブルシャワーのシャボン液には檜のエッセンシャルオイルを混ぜ、ほんのり香る日本らしさを加えました。
・五感に響く料理選び
香りも楽しめて、幅広い方に美味しく召し上がっていただけるお料理を意識しています。
・季節感ある装花
春らしく、あたたかくてやさしい空気感になるように、グリーン、ホワイト、イエローを基調に装花をまとめていただきました。
・ペーパーアイテムの質感
手に取った瞬間に“いいな”と思ってもらえるよう、紙の手触りや質感にもこだわっています。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ショップ
- Bridarium MUE
Soi(ソワ)です。
袖を通した瞬間に「あっ…これだ」と思えるトキメキがあり、迷わず決めました。
春らしいやわらかな空気感がありつつ、どこか自分らしい雰囲気も感じられました。着せられているのではなく、自然体の自分でいられる感覚が心地よく、このドレスと一緒に当日を迎えたいと、心から思えた一着です。
SECOND DRESSドレス 2着目

Bee's Knees DRESS BOUTIQUEさんでお借りしたPetra(ペトラ)です。
当初は、これを着たい!という明確なイメージにとらわれず、直感でときめくものを選ぼうと、ドレス選びを楽しんでいました。
しかし、なかなか“これだ!”と思える一着に出会えず、オーダーも視野に入れはじめていました。
そんな時、まさにオーダーしようとしていたようなデザインと色味のドレスに偶然出会ったのです。
その瞬間の嬉しさと驚きは、今でも鮮明に覚えています。理想を言葉にするよりも先に、感覚が“これだ”と教えてくれた、運命の一着でした。
SHOESシューズ

ウェディングシューズは、CHARLES & KEITHのものを選びました。
挙式では、オールホワイトのパンプスを合わせています。
シンプルながらも美しいシルエットで、ウェディングドレスの雰囲気を引き立ててくれました。
お色直しでは、ブラックカラーのパンプスにチェンジしています。
踵部分がリボンで編まれているデザインで、カラードレスとの相性もぴったりでした。大人っぽさの中に少し遊び心もあるデザインが気に入っています。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

ウェディングドレスのときは、低めの位置でシニヨン風にまとめた上品なスタイルにしました。
髪をくるくるっとリボンのような形にまとめてもらい、仕上げに生花をポイント使いして、ナチュラルで柔らかい雰囲気に仕上げています。
カラードレスのときは、ハーフツイン風のダウンスタイルで、華やかさと抜け感を演出しました。
ドレス自体が大きなビッグリボンのインパクトあるデザインだったので、ヘア小物はあえて使わず、ヘアだけでバランスを取ってもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー

ウェディングドレスのときは、祖父母がお祝いにプレゼントしてくれたJIMMY CHOOのパールピアスを身につけました。
当日は2人とも参列できなかったのですが、このピアスをつけることでそばにいるような気持ちになれて、私にとって特別な時間を一緒に過ごしてもらえたような気がしています。
カラードレスのときは、シルバーのキラキラとしたネックレスとピアスを合わせて華やかにしました。
こちらはBee's Knees DRESS BOUTIQUEさんにご提案いただいたもので、ドレスの雰囲気にぴったりだったため、その場で即決しました✨
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ウェディングドレスのときは、生花をヘッドアクセサリーとして使用しました。
当日だけの特別な装いとして、香りや瑞々しさのある生花ならではの華やかさがあり、とても記憶に残るものになりました。
NAILSネイル

シンプルなチークネイルです。ほんのり血色感のあるナチュラルなカラーで、爪先にはラメをプラスしました。
ドレスが全く異なる雰囲気だったので、どちらにも合うような上品なものに出会えてよかったと思っています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

春らしさを感じていただきたくて、春のお花を中心に、ナチュラルな雰囲気でまとめてもらいました。ホワイト、イエロー、グリーンをベースに、あえてかっちりさせすぎず、風に揺れるような柔らかさや動きの抜け感を大切にしました。
ほとんどお任せで作っていただいています。
LIBERTEの菊池さんにご担当いただきました。
FOODお料理のこだわり

試食会を経て、香りや見た目でも楽しめるお料理を選びました。ただ、アンダーズ東京のお料理はどれもこれも美味しくて、とっても悩みました。
ゲストの方からも「とっても美味しかった」と感想をもらえて、嬉しいです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは無しにしました。
その他演出もしていません。
WEDDING FAVORS引出物

ギフトカードを贈りました。
PETITE GIFTSプチギフト
Kneippのバスソルトと、オリジナルのシールを貼った330mlのお水をお渡ししています。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

Tiffany&Co. ソレストシリーズの指輪です。
夫がプロポーズに際してサプライズ購入してきてくれました。名前にちなんでデザインを見ながら考えてくれたそうです。
WEDDING RING結婚指輪

Tiffany&Co. ミルグレインです。
普段使いしやすいもの、そして婚約指輪にダイヤが入っているので、ダイヤのついていないお揃いでつけられるものを選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

「どこが一番感動したか?」と聞かれると、正直答えるのが難しく、あの日のすべてが、感動そのものでした。
自分たちの目に映った景色、ゲストの笑い声、会場に漂う温かい空気、差し込む光の強さ…そのすべてが今でも鮮明に思い出されます。
あの日の記憶は、まるで昨日のことのように心に残っていて、一つひとつが宝物です。
二人らしさとは

結婚式の中で感じた「2人らしさ」とは、いつも通りの私たちでいられることでしょうか。
飾らず、無理せず、自然体で笑い合いながら支え合うこと。言葉にしなくても伝わる安心感や、静かに寄り添うあたたかさ。そして、そんな日々を当たり前のように愛し合っていること。
結婚式という特別な日でも、それは変わらなくて。だからこそ、あの日の空気がとても心地よくて、幸せでした。
嬉しかった参加者の反応

結婚式のあと、たくさんの方が「本当にいい時間だった」と言ってくださりました。
また「お料理がとても美味しかった!」「司会者さんの話が面白くて、ご飯食べる時間がなかったよ〜!」
なんて声も。笑
そんな風に楽しんでもらえたことが、何より嬉しかったです。
私にとって結婚とは

私たちにとって結婚とは、いつも通りの自分たちでいられることです。
無理に背伸びしなくても、飾らなくても、自然に笑い合えて、自然に支え合える関係。そして何より、どんな時も「1人じゃない」と思える心強さがあること。
特別な言葉がなくても、そっと隣にいるだけで伝わる安心感。そんな日々をこれからも一緒に重ねていけることが、私たちにとっての結婚です。
後悔していること
ホームビデオのようなカメラをもっと気軽に回しておけばよかったかもと思いました。
当日は自分たちが見えていない場面もたくさんあって、ゲスト同士の会話や、司会の方がどんなお話をしてくれていたのか、あとからすごく気になってしまいました。笑
きっとそこにも、私たちの知らない“幸せな時間”があったんだろうなと思うと、こっそりのぞいてみたかったな〜なんて思ってしまいます。
やりたかったけれど諦めたこと

特にありません!
節約のための工夫

ペーパーアイテムのデザインや制作を自分で行ったことです。こだわりが詰め込めて、よかったかもしれない!と思っています。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

結婚式を終えた今、心から思うのは「プロの力を信じて、たくさん頼ってよかった!」ということです。
準備中は迷うことや不安もたくさんあると思います。でも、遠慮せず、わからないことはどんどん聞いて、プロの力を信じて任せてみてください。
私たちが結婚式をやってよかったと思えるのは、間違いなく、いろんな人が全力で力を貸してくれたからだと思っています。
自分たちらしさを引き出してくれたり、思いがけない感動を形にしてくれたり…その積み重ねが、あの日の幸せな空気をつくってくれました。