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_yurie07_wedding

築100年の邸宅の雰囲気を最大限に活かしたアンティークウェディング。蚤の市やアンティークショップをたくさん回って小物を集めたり、DIYを楽しみながら準備しました。アットホームな気軽さもありながら、大人っぽくしっとりした雰囲気を目指しました。

挙式のカバー写真

挙式

挙式の満足度5
2020-01-18
旧石丸邸ガーデンテラス広尾
50人以下

ガラスのアトリウムに包まれたガーデンテラスは自然光がたっぷり入り、当日はあいにくのお天気でしたが明るく過ごせました。

また天井が高いので、開放感があって広く感じられます。地面はレンガ敷きで周りにぐるりと緑があるので、ドレスの汚れやゲストの足元を気にする心配もなくガーデン挙式を楽しむことができました。

披露宴パーティのカバー写真

披露宴パーティ

披露宴パーティの満足度5
2020-01-18
旧石丸邸ガーデンテラス広尾
50人以下

築100年のアンティークな邸宅を一日丸ごと貸し切れるのが何よりの魅力。あちこちに置いてある調度品やシャンデリアがとっても良い雰囲気でした。

昔からの柱が残っているので席次が悩ましかったですが、コンパクトな会場だからこそゲストとの距離が近く、歩き回ってたくさん話すことでカバーできました。

披露宴会場のすぐ隣がガーデンチャペルなので、披露宴後半ではそちらにゲストを案内しておしゃべりとデザートビュッフェを楽しみました。

コンセプトやこだわったこと

邸宅を一日貸し切るため自分たちの家にゲストをお招きするような気持ちでやりたかったので、受付は新郎新婦の二人で行って主賓挨拶はカットし、ゲストに何かをお願いする余興や演出はなくしました。

またゲストと過ごす時間をできるだけ長く持ちたかったので、お色直しはせず、すべてのゲストテーブルで一皿ずつお食事して回るお料理ラウンドをしました。最初はゲストも驚いていましたが、とても喜ばれた演出でした。

WEDDING ITEMS
ウェディングアイテム

FIRST DRESS
ドレス 1着目

フルオーダードレス(アトリエひなぎく)

なんとなくスレンダーシルエットがいいな、ということだけ決めて10軒ほどショップを回りましたが、なかなかしっくりこず…
途中でいわゆる「純白」ではない方が好みなんだということに気付きましたが、レンタルショップではやはり純白が多かったのでオーダードレスを検討し始めたところ、Instagramでたまたま見つけた「アトリエひなぎく」さんへ。

デザインだけでなく感性もぴたりと合うと感じ、フルオーダーで作ってもらうことに決めました。
コンパクトな会場に合わせてスレンダーシルエットで、大好きな刺繍とレースをふんだんにあしらってもらい、唯一無二の一着が出来上がりました。

モカ色の下地に、ラベンダー色とオフホワイトの生地を重ね、うっすら色が付いているけれどバニラホワイトのような色を目指して、デザイナーさんと何度も相談しながら調整しました。
有機的なボタニカルモチーフのレースに、アンティークのビーズなど、30種類ほどいろんな素材が使われていて、複雑で繊細な雰囲気。

一年間ほぼ毎月アトリエに通い、真っ白な紙に書かれたデザインが少しずつ立体的な形になって出来上がっていく過程は、レンタルでは味わえない、とても貴重な経験になりました。

SECOND DRESS
ドレス 2着目

1着目のドレスに、同じくフルオーダーのボレロを重ねました。(アトリエひなぎく)

SHOES
シューズ

たまたま出会ったオーダーシューズ屋さんで2足作りました。

挙式用にシャンパンカラーにゴールドのグリッター7cmヒール、披露宴用はテーマカラーのボルドーに、ちょっと珍しいライトブラウンのグリッターのチャンキーヒールを。

ヒールをグリッターにした分、どの角度から見ても華やかになりました。結婚式が終わっても履き続けられるデザインでお気に入りです。

HAIR & MAKEUP
ヘアメイクのポイント

挙式ではクリーンさを意識したオレンジメイクに。
前髪もすべて上げたミドルアップですっきりとまとめました。

披露宴では、遊び心を出したアレンジポニー。
テーマカラーのボルドーで作ってもらったドライフラワーのヘッドパーツをたくさん付けて、新郎タキシードとおそろいカラーのモスグリーンのベロアリボンをラフに巻き付けました。

ACCESSORIES
アクセサリー

挙式ではゴールドで統一。蚤の市で買ったアンティークのバレッタ、ピアスを。孔雀のブローチもヘアピンを使ってヘアアクセとして付けてもらいました。

披露宴では、ヘアが華やかになる分、アクリルのピアスで色の引き算を。ボリュームあるデザインで華やかにまとめました。

HEAD ACCESSORIES
ヘッドアクセサリー

挙式では、蚤の市で買ったゴールドのバレッタと、ゴールドの孔雀のブローチをつけました。

披露宴では、ボルドーのドライフラワーのヘッドパーツと、モスグリーンのベロアリボンでアレンジしました。

NAILS
ネイル

テーマカラーのボルドーのワンカラーに、ゴールドでラメやミラーを散らして、真鍮のようなアートをしてもらいました。

FLOWERS
メインで使った花や装花のテイスト

胡蝶蘭、バラ、クリスマスローズなどエレガントなお花をリクエスト。海外の結婚式を参考に、ハゴロモジャスミンなどグリーンがぴょんぴょんした感じも入れてもらいました。

FOOD
お料理のこだわり

世代を問わず食べやすいフレンチ懐石に。
コースのデザートの代わりにデザートビュッフェにしてもらい、歓談タイムに充てられるようにしました。

WEDDING CAKE
ウェディングケーキ

ウェディングケーキをなしにしてデザートビュッフェをしました。カップケーキタワーや、秋冬らしい芋・栗を使ったものをリクエストし、舌だけでなく目でも楽しめる飾り方をお願いしました。女性だけでなく男性もとても楽しんでくれてよかったです。

WEDDING FAVORS
引出物

主賓・親族・女性ゲストはナカタハンガーの名入れハンガーか、ロイヤルコペンハーゲンの食器をお相手と家族構成によって贈り分け。
同年代の男性にはKINTOのトラベルタンブラーを選びました。

ハンガーはWebでもサンプル取り寄せできましたが、店頭で実物を見比べながらオーダー。(ついでに自分たちの分もオーダーしました)

木製ハンガーは自分ではなかなか買わないものですし、引出物らしいしっかりした重厚感があって、喜んでもらえてよかったです。箱が大きいので、ヒキタクにして正解でした。

PETITE GIFTS
プチギフト

中身はクラブハリエのドライバウム。
縁起のよいバウムクーヘンをドライにしたもので、クッキーのような食感。 二人のお気に入りのお菓子をジュートの巾着に入れてお渡ししました。

ENGAGEMENT RING
婚約指輪

婚約指輪・結婚指輪ともに、結婚が決まる前から憧れていたmederu jewery(メデルジュエリー)。
繊細な温もりある手仕事が、工芸品や職人技が好きな二人の感性にぴったりでした。

婚約指輪は、珍しいアクアブルーのローズカットのサファイアをあしらったプラチナのリング。その日偶然出会った一点物でしたが、サイズもぴったりで運命を感じました。

WEDDING RING
結婚指輪

結婚指輪としておそろいで選んだのは、月桂樹の彫りがアンティーク感あるイエローゴールド。
毎日着けたかったのと、手持ちのリングとも合わせたかったのでシンプルなフォルムを選びました。

なめらかなつけ心地で、おばあちゃんの形見のように懐かしいような温かみがあり、歳をとっても愛し続けられる一品です。

Q&A
先輩花嫁に質問

結婚式で一番感動したこと

私も涙もろい母も、挙式では泣かず披露宴も楽しんでいましたが、最後の記念品贈呈で渡した瞬間に母の目から涙が。つられて私も泣いてしまい、あらためて母への愛が溢れました。

二人らしさとは

「ありがとう」「ごめんね」「だいすき」は惜しまず毎日でも伝え合います。
誓いの言葉にも入れましたが、日々どんな些細なことも話し合い、伝え合い、共有することを大切にしています。

嬉しかった参加者の反応

こんな結婚式初めて!楽しかった!と多くのゲストに喜んでもらえてよかったです。

私にとって結婚とは

自分を理解し支えてくれる人がいるというのは安心感と自信につながります。
一方で、相手が持つ自分とは違う部分は学びであり、自分の視野や経験が広がるのが結婚の良い点だと思います。

何より、相手の実家も含めて、家族が増えるというのはしあわせなことです。

後悔していること

当日はみぞれ雨でかなり寒い一日でした。
式場にひざかけが6枚しかなくゲスト全員に配ることができず、申し訳なかったです。せめてホッカイロは用意しておくべきでした…

やりたかったけれど諦めたこと

・挙式退場でコンフェッティをやりたかったのですが、式場からNGと言われあきらめました…

・本当はジミーチュウを履きたかったけれど、予算の関係で節約ポイントとして断念。

節約のための工夫

・ペーパーアイテムや小物はできるだけDIY。
もともと好きだったので楽しくできました。

・カメラマンとヘアメイクを持ち込み。
提携だと割高になるため、持ち込みにしてよかったです。

MESSAGES
後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

結婚式の準備期間は悩んだり迷ったり、意見がすれ違ったり大変なこともありましたが、これから人生の中で起こりうるさまざまな出来事を映したような、人生の縮図であったような気もします。

たくさんの話し合いを経て、夫に対してもますます感謝と愛情が湧き、「この人と結婚してよかった」という思いが強くなりました。

結婚式は感謝を伝える一日でもあり、また新たな感謝を学ぶ一日でもあったのかもしれません。
お互いの人生観や家族観をすり合わせるのも結婚式準備の醍醐味の一つだと思います。

ぜひご夫婦でたくさん話し合い、たくさんいろんなことを経験して最高の一日を迎えてください。
その日がどんな日になっても、きっと忘れられない最高の一日になりますよ。

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