ch2021_0710
テーマは、「Care , Responsibility , Respect , and Knowledge」です。
エーリッヒ・フロムの『愛するということ』という本の中に出てくる一節となっています。(愛とは、相手に配慮し、相手のことを知り、尊敬し、関わりにおいて責任を担うという要素がある、という意味です。)
主人も私もこのフレーズに共感し、好きな本でもあるのでテーマに選びました。プロフィールブックのタイトルや、ウェルカムスペースに飾ったフレーズとして使用しています。
コンセプトは、「ナチュラル・アットホーム」です。
緑が沢山の空間で、温かみを感じる挙式・披露宴にしようと思いました。
別アカウント:ccchiiii
挙式
ウッド調の造りとなっていて、入った瞬間から温かみを感じます。周りが緑に囲まれているので、渋谷の喧騒の中に居ることを忘れるくらいナチュラルな空間です。挙式はチェロの生演奏のため、カジュアルさがありつつも上品な雰囲気を取り入れたい方にはオススメです!
披露宴パーティ
披露宴は「MORI」の会場を選びました。
ウッド調の壁に窓からは緑が見える造りになっており、ナチュラル・アットホーム という私たちのコンセプトにぴったりの空間だったため、会場を見た時に即決しました!
緑に囲まれたテラスからの入場は、写真映えにはうってつけ。テラスの中でBBQができるプランもあります。(テラスには屋根が付いているので雨天を気ににしなくていいところもオススメです!)
MORIの会場を出た受付スペースは素敵なデザイナーズホテルのようで、何も装飾しなくてもお洒落で大好きな空間です!
コンセプトやこだわったこと
①緑とキャンドルを沢山使った装花
ナチュラルで温かみを感じる空間にしたかったので、ゲストテーブルや高砂の装花は緑を沢山使ってもらいました。
ナイトウエディングだったため、キャンドルも多めに取り入れて、照明を落とした際にゆらゆら揺れるキャンドルの炎が綺麗でした!
②コロナ禍対策
ゲストの不安をなるべく軽減できるように、会場側が行う感染対策にプラスして、ゲストテーブルにアクリル板の設置、ゲスト一人一人へコロナ対策グッズ(マスクケース・除菌シート・不織布マスクを一式まとめたもの)を配布しました。
③好きを詰め込んだお色直しスタイル
お色直しはブラックをアクセントにしたコーデにしました。
新郎はブラックシャツ、新婦はブラックのアクセサリーを身につけ、シューズは2人が好きなブランドのシューズを履いてお揃いにしました!
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
ギャレリアコレクションのオフショルダードレスです。
プリンセスラインなのでクラシカルな雰囲気もあり、サテンの生地が上品なドレスでした。後ろのくるみボタンもさりげない可愛さでお気に入りです。
SECOND DRESSドレス 2着目
ギャレリアコレクションのAラインドレスです。
上下でデザインが切り替わっていて、上半身はレース生地、スカート部分はシフォン素材となっています。
全体的に淡いベージュのような色合いで、可愛すぎず柔らかい印象になるところに惹かれました!
SHOESシューズ
1着目はギャレリアコレクションさんで、12cmヒールのパンプスをレンタルしました。
2着目は私の好きなブランドであるMaison Margielaの足袋ブーツでアクセントを出しつつ、モード感も出るよう意識しました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
1着目のヘアメイクは、ドレスに合わせて、低めの位置でのシニヨンでクラシカルな雰囲気にしていただきました。メイクも極力、素肌を生かすようなナチュラルメイクにしました。
2着目のヘアメイクは、雰囲気をガラッと変えて、前髪をウェットな束感に、アクセントカラーのブラックの黒リボンを巻いてタイトに仕上げていただきました。ブーケの色味に合わせたオレンジ・イエロー多めのメイクがお気に入りでした!
ACCESSORIESアクセサリー
・挙式
ピアスはシンプルに、小ぶりの一粒パールにしました。
・披露宴
華やかさを出しつつも、カジュアルなA.B.ELLIEのピアスにチェンジしました。
・お色直し
アクセントカラーのブラックを取り入れた、こだわりポイントの1つです!
CHOCOLATE CAMPBELLのミニチュアシリーズのブラックピアスをつけました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
・挙式
シンプルな中にも特別感や上品さが欲しかったので、あまり主張しない低めのティアラをつけました。
・お色直し
モードな雰囲気も取り入れたかったので、ブラックのリボンを使いました。
NAILSネイル
アシンメトリーを意識したのがこだわりです!
左手はゴールドの結婚指輪に合わせて、ウェディングカラーを意識したゴールド×乳白色の色合いに、右手はお色直しのブーケをイメージしてテラコッタ系のオレンジブラウンにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
プランにある緑の葉と白いお花をメインにしました。
FOODお料理のこだわり
“山吹”のプランを選びました。
式場見学で頂いた際とても美味しかった記憶があったのと、ゲストは目上の方より友人が多かったので、他のコースよりも味付けが濃い若い人向けのプランにしました。
メインのお肉がとても美味しかったとゲストにも好評でした!
WEDDING CAKEウェディングケーキ
シンプル且つ、装花に合ったデザインのケーキを選びました。
WEDDING FAVORS引出物
ゲスト各々が自由に選べる物を贈りたいと思ったので、ギフトカードにしました。トランクホテルのギフトカードにある品物は、サステナビリティでお洒落な物が多いです!ギフトカードの価格帯は友人・上司・親戚で贈り分けしました。
また、お菓子は好みが分かれない、シンプルなパウンドケーキにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
Lotusのビスケットにしました。
一つ一つ袋詰めして、自分たちでDIYしたデザインカードを入れました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
BRILLIANCE +というショップのものです。
プロポーズの際にダイヤモンドだけをプレゼントしてもらい、後日主人と一緒にリング部分を作りに行きました!
WEDDING RING結婚指輪
結婚指輪はハンドメイドにしました。
特にブランドにこだわりがなかったのと、2人で作ったということも思い出作りになると思い、手作り指輪工房のCRAFYさんでお願いしました。
素材、デザイン、刻印などオリジナルで作れるので自由度が高く、作成工程もビデオで撮ってくれます。記録としても残るので、こちらを選んで良かったです!
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
①新郎からの手紙
お支度が終わりファーストミートの際、新郎が内緒で手紙を用意してくれていました。コロナの影響で一度の延期を経て、長かったプレ花嫁期間や準備の苦労が一気にフラッシュバックしたのと、今後の2人の将来に向けて温かい感動的なメッセージをくれたので、一生の思い出になりました。
②友人からのサプライズメッセージムービー
コロナ禍の影響で参加できなかった遠方のゲストから、サプライズでメッセージムービーを貰いました。
披露宴中に突然流れ始めたので、驚いて感極まったのと同時に、友人各々のらしさが伝わるメッセージでとても温かい気持ちになりました。
取りまとめてくれた友人には本当に感謝です。
二人らしさとは
自然体でいることだと思います。
2人とも飾らず、どんなことがあっても嘘なく素直に伝え合うことを大切にしています。
嬉しかった参加者の反応
友人から「絶対行くからね!」と励ましの言葉をもらったり、「感染対策してくれてありがとう」と言ってもらったことで、準備に試行錯誤しながらも無事に開催できて良かったと心から思いました。
披露宴最後のエンドロールムービーは「感動してもらい泣きした」と言ってくれたゲストが多く、今でも私たちで何度も見返すほど素敵な作品になりました。トランクホテルのエンドロールムービーは頼んで後悔ないと思います!
私にとって結婚とは
「喜びは倍に、悲しみは半分に」という言葉がぴったりだと考えています。
後悔していること
遠方住まいで来られないゲストの方も多くいたため、同時にzoom配信も行いました。当日の序盤、接続が上手くいかなかったりして少し手こずったので、もう少し入念にリハーサルしておけば良かったと思いました。
当日のカメラマンさんの写真は、どのシーンをマストで撮って欲しいか等、もう少し具体的に伝えておくべきだったと少し後悔しています。
やりたかったけれど諦めたこと
リーフシャワーです。
写真映えもするのでやりたかった演出のひとつでしたが、予算の関係で断念しました。ただトランクホテルのチャペルはコンパクトなので、リーフシャワーがなくても寂しさなどを感じることはありませんでした。
節約のための工夫
引き出物バッグです。
会場へ持ち込みが可能だったので、今後ゲストにエコバックとして使ってもらえそうなトートバッグを探して、バッグ一つ一つにサンキュータグを付けました。
バッグは花嫁さん御用達の、トートバック工房というところのコロリドコットンバック(M)ナチュラルという種類にしました!手間はかかりましたが、3万円ほど節約できました。
ウェルカムスペースについては自分好みの空間にしたくて色々模索しましたが、ほぼ百均でつくることができました。他の花嫁さんのDIYを参考にさせていただきました❤︎
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
今の社会情勢上、結婚式を挙げていいのか、と悩んでいる花嫁様が多くいらっしゃると思います。私自身、コロナ禍での開催に悩み、毎日のように不安は尽きませんでしたが、式中の写真等当日の記録を見返すたびに、幸せな気持ちになり「本当に挙げて良かった」と心から思います!
こんなに祝福してもらえる場は一生に一度ですし、お祝い事でもあるので、全ての花嫁様に挙式をする権利があると思います。
ゲストの人数が減ってしまったり、やりたかった演出ができなかったりと色々落ち込むこともあると思いますが、このご時世だからこそ、周囲の方々の温かみをより一層感じ、人との繋がりを再確認できると思います。一喜一憂しても前向きに、プレ花嫁期間を楽しんでいただきたいです!!
全ての花嫁様が納得いく形で素敵な結婚式を挙げられることを願っています♪