

akari_nu
私たちが結婚式を挙げようと決めたのは「自分たちのため」というよりも、お互いの家族が顔を合わせ、交流できる場をつくりたかったからです。祖父母や両親に、結婚という節目をしっかり見せたいという想いも大きな理由でした。
当日はその想いが形になるよう、シンプルな人前式を行い、全員での記念撮影後はレストランへ移動。1本の長テーブルを囲むように座席を配置し、親族同士が自然に顔を合わせられるよう工夫しました。歓談の時間をたっぷり設けて、お互いの家族を知るきっかけづくりにもなったと思います。
余興やケーキカットなどの演出はあえて取り入れず“自分たちらしく、家族との時間を大切にしたい”というテーマに集中した、満足のいく式になりました。
式場の決め手は、正直に言えばフィーリングと直感、そして勢いです。笑
眺めの良さや、建物のちょうど良い規模感に惹かれ、見学の時に「ここ好きかも」「ここなら楽しそう」と感じた感覚を信じました。今振り返っても、直感を信じて良かったと思います。
準備の過程では、漠然とした希望しか言えなかった私たちのイメージを丁寧に汲み取り「自分たちらしい式」を形にしてもらえたことが何より嬉しかったです。祖父母への配慮も行き届いていて、駐車場から屋内で完結する動線や車椅子の準備、料理の細やかな対応なども心強く、この式場にして良かったと心から感じています。

挙式
親族と会社の方数名という小規模な式だったため、落ち着いた雰囲気を演出できました。挙式会場「ザ・ブリリアンス」はまさにその趣にぴったりでした。
私が着用したドレスは、パキッとした「真っ白」というよりも、柔らかい印象の白であったため、ブラウンの椅子と、会場内の色味が良く調和していたと思います。
また、参列者が少なかったためか、バージンロードがやや長く感じられましたが、逆に趣や味が出て良かったと、今では感じています。

披露宴パーティ
もともとレストランとしても使われている場所を披露宴会場として利用させてもらったのですが、カジュアルな雰囲気にもできる一方、シックで落ち着いた内装のおかげで、おしゃれで上質な空間を演出することもできました。
さらに、会場が25階にあるため、晴れていれば富士山や静岡の景色を一望でき、非日常的なセレブ気分も味わえます。高齢の祖父母も思わず席を立って景色を眺めに行くほどで、とても楽しそうにしていたのが印象的でした。
コンセプトやこだわったこと
親族と職場の方のみをお招きした少人数の結婚式だったので、全員がゆったりと過ごせて、誰一人退屈しないような時間にしたいと考えました。
そのため、ドレスは1着のみでお色直しによる中座は行わず、歓談の時間をたっぷり取る構成にしました。私たちもできるだけゲストのテーブルを回って写真を撮ったりお話をしたりと、距離の近い、あたたかい時間が流れていたと思います。
余興の代わりに取り入れたのが「親族インタビュー」です。「新郎はどんな子どもでしたか?」「新婦との思い出は?」といった質問を、司会の方が上手にリードしてくださり、それぞれの家族の言葉を通して、会場全体があたたかい笑いと感動に包まれる、心に残る時間となりました。
このインタビューは、特に「やって良かった」と思える演出のひとつで、参列者の方々からも「とても良い式だったね」と嬉しい言葉をいただけました。
式全体としては、結婚式というより「食事会の延長」のようなリラックスした雰囲気を大切にし、笑顔と会話が溢れる和やかな時間を目指しました。
親族同士の交流の場にもなり、改めて感謝の気持ちを伝えることができて、本当に心に残る一日になったと思います。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ショップ
- TAKAMI BRIDAL
「Marronnier(マロニエ)」というホワイトのサテン生地のドレスを選びました。やわらかく上品な色味に惹かれたのが決め手です。
シルエットはAラインで、落ち着いた大人っぽさもあり、試着した瞬間に「これだな」と直感で思いました。
自分の骨格や身長を考えて、デコルテが綺麗に見えるデザインや、下半身をカバーできる形を意識して選んだのもポイントです。
もともとサテン素材が好きだったこともあり、見た目も気分も、自分にしっくりくる一着でした。
私は結婚式まであまり時間がなかったため、ドレスショップは1店舗に絞り、シルエットの異なる数着を試着しました。その中でも、最初に「素敵だな」と思ったこのドレスに戻ってきた時には、もう迷いはありませんでした。限られた時間の中でも、自分の「好き」という気持ちを大切にして選んで良かったです。
ドレスを着ることはずっと憧れだったので、試着だけでもテンションが上がり、写真もたくさん撮らせてもらいました。一生に一度の機会だからこそ、ドレス選びも含めて、本当に幸せな時間でした。
SHOESシューズ

シューズは、ドレスショップでレンタルした白のエナメル素材で、シンプルなデザインのものです。
最初は自分で用意しようか迷いましたが、ドレスで隠れてほとんど見えないことや、少しでも結婚式費用を抑えたい気持ちがあったので、レンタルにしました。
私が選んだドレスに合うヒールの高さは「高くても9cmくらいまでに」と言われていたので、その範囲内のものをチョイスしました。ヒールが高すぎるとドレスの重みが体に負担になったり、逆に低すぎると裾を引きずってしまうこともあるそうなので、ドレスショップのスタッフさんに確認しながら決めるのがおすすめです。
当日は普段あまり履かない高さのヒールだったこともあり、少し足が疲れてしまいました。今思えば、事前にヒールに慣れておいたり、バンドで固定したり、クッションになるようなインソールを入れておけば良かったなと感じています。
シューズは見えない部分かもしれませんが、1日中過ごす大切なアイテムなので「履き心地」や「安心感」も意識して選ぶと良いと思います。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

ドレスは1着のみでしたが、挙式では王道のシンプルなシニヨンヘア、披露宴ではロングヘアを活かした巻き髪スタイルにチェンジすることでメリハリをつけました。
髪型はギリギリまで悩みましたが、ドレスがシンプルで綺麗めな印象だったこともあり、全体のバランスを考えて、選びました。
メイクは髪型に合わせて、ブラウン系の落ち着いた雰囲気に仕上げてもらっています。最初は「ウェディングメイク=濃くしないといけない」と思っていましたが、自分が心地良く感じられるカラーや、普段のメイクの延長のようなナチュラルな仕上がりでも、十分に華やかさが出ると気づくことができました。
挙式は3月で、ちょうど花粉の影響で肌荒れがひどい時期に、リハーサルメイクでファンデーションをのせてみたところ、かえって肌荒れが目立ってしまいとても悩みました。
メイクさんに相談した結果、当日は日焼け止めと部分的なコンシーラーだけのナチュラルなベースメイクに変更し、リハーサルで事前に試すことができて本当に良かったと思います。気になることは遠慮せずに相談し、いろいろ試してみることをおすすめします!
本番に向けては、肌の調子を整えるために保湿を徹底し、肌に負担のかかる食事を控えるなど、自分なりにできることをコツコツ続けました。披露宴での巻き髪スタイルでこれまで大切に伸ばしてきた髪を綺麗に活かすことができて、とても嬉しかったです。
また、担当ヘアメイクさんとの出会いはとても印象に残っています。式当日は緊張や不安もありましたが、担当してくださったヘアメイクさんがとにかく明るくてパワフルで、準備の時間からずっと元気をもらっていました。プロとしての技術はもちろん、場の空気をパッと明るくしてくれるような存在で、「この人がそばにいてくれて本当に良かったな」と心から思えました。結婚式が終わった後も、友人の結婚式でのヘアセットもお願いさせていただきました。
さらに、他のヘアメイクスタッフさんたちも応援に来てくださっていて、その方たちもエネルギッシュで明るくて!ヘアメイクの時間が、ただの支度の時間ではなく、私にとって“パワーチャージ”のような大切な時間になったと感じています。
メイクやヘアセットをしてもらっただけでなく、気持ちの面でもしっかり支えてくださり、本当に大きな存在でした。
ACCESSORIESアクセサリー

アクセサリーは、ドレスショップのスタッフさんが私の選んだドレスに合うものをいくつか提案してくださり、その中から選びました。中でもこだわったのが、ヘッドパーツとイヤリングです。
ネックレスはあえてつけませんでした。その方がドレスそのものが引き立ち、結果的に「つけなくて正解だったな」と感じています。シンプルなドレスだからこそ、あえて“引き算”することで、その美しさがより際立ったように思います。
イヤリングは、ボンネに合わせたシルバーのストーン付きデザインで、少し大ぶりのものをチョイスしています。ネックレスをしなかった分、耳元に華やかさを加えたことで、全体のバランスがとても良くなりました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ヘッドアクセサリーはすごく悩んで、Instagramでもたくさん調べました。最終的に選んだのは、シルバーにストーンがあしらわれた、上品で綺麗めなボンネです。2つで1セットのデザインで、挙式では1つだけ、披露宴では2つつけて、さりげない変化を楽しみました。
「どんな雰囲気にしたいか」「ドレスとのバランス」を意識して選ぶと、自分らしいアイテムに出会いやすいと思います。私は、年齢や好みも踏まえながら「落ち着きと大人っぽさ」そして「自分らしさ」も大切にしたいと考えていました。
ドレスショップのスタッフさんと相談しながら、ひとつひとつ丁寧に選んでいった時間は、思い出深い準備のひとつになっています。
NAILSネイル

ネイルはサロンで普段からとてもお世話になっているネイリストさんにお願いしました。
ドレスの素材がサテンだったので、それに合わせてミラーネイルを選び、カラーはホワイト系にしましたが、真っ白だと手元の黄味が気になってしまうので、肌馴染みの良い白に落ち着かせて、上から落ち着いた色味のミラーパウダーを重ねてもらいました。
形は、ショートネイルより少し長めで、ラウンド気味のやわらかいカーブにしています。華やかすぎず、でもしっかり気分が上がる仕上がりになり、大満足でした!
ドレスとマッチしてトータルコーディネートが完成した瞬間、とってもテンションが上がりました。写真にもさりげなく映えるので、手元までこだわって良かったです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

式当日は、装花もブーケも白で統一し、シンプルで洗練された雰囲気に仕上げました。
装花は日比谷花壇さんにお任せしましたが、自分が持つブーケには特にこだわりたかったので、画像アプリやInstagramでたくさんの参考画像を見ながら、理想のイメージを固めていきました。
ブーケには「カラー」というお花を選びました。すっと伸びたラインと凛とした佇まいが、シンプルで綺麗めなドレスにぴったりで、とても気に入っています。
さらに、ストーンのついたブローチのような飾りをあしらってもらい、ヘッドアクセサリーやイヤリングとのバランスも整って、全体に統一感のある仕上がりになりました。
前撮りでは、地元の農協で購入したお花を使って、一部のヘッドパーツを手作りしたことが印象に残っています。
針金とフローラルテープがあれば意外と簡単に作れるので、費用を抑えたい方にもおすすめですし、自分の手で準備したお花は特別感があり、より思い出深いものになります。
FOODお料理のこだわり

お料理はフルコースで、私たちが特にこだわったポイントのひとつです。おもてなしの気持ちを大切にしたかったため、1人あたり16,000円のコースを選び、細やかな要望も伝えました。
県外から来てくださる親族のために、地元の食材をふんだんに使っていただいたことが大きなこだわりです。
また、新郎の父が中国と縁があったため、中国の香辛料を使ったお肉料理を取り入れて、家族とのつながりを感じられるよう工夫しています。
高齢の祖父母にも配慮し、お箸の用意や柔らかめのパンの提供など、食べやすさにも気を配っていただきました。
事前の試食で式場の方に細かく要望を伝えられたことで、当日も安心してゲストを迎えることができました。美味しいだけではなく“誰にとってもやさしい”料理を意識できたことが、本当に良かったと思っています。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

私たちはウェディングケーキを用意しませんでした。親族と職場の方のみのゲストだったこともあり、コース料理のデザートがしっかりしていたため、改めてケーキを用意する必要はないと考えたからです。
また、演出よりもゲストとの歓談や交流を大切にしたい気持ちが強かったため、思い切ってケーキの時間をなくすことで、その分ゆっくり皆さんとお話しする時間を確保できました。結果的に節約にもなり、自分たちにとって無理のない、ちょうど良い形になったと思います。
WEDDING FAVORS引出物

引出物は「その人にとって本当に必要なものを受け取ってほしい」という思いから、カタログギフトを選びました。高齢の祖父母やネット操作に不慣れな方にも配慮し、ウェブだけでなくハガキでも申し込めるタイプのカタログにしたのもポイントです。
世代や生活スタイルに関係なく、それぞれに合った品を選んでいただけるようにしたことで、受け取る方にとっても無理のない、喜んでもらえる形になったと思います。
PETITE GIFTSプチギフト
プチギフトはシンプルに「お水のボトル」を選びました。自分たちでネットで購入したので、節約ポイントにもなりました。そのまま渡すと少し味気ないかなと思い、ギフト用のタグに季節感のあるシールを貼って、ひとつずつ丁寧に手作業で仕上げました。
また、披露宴ではバーカウンターを設けたこともあり、お酒を楽しまれた方が帰り道に気軽に飲めるように…という配慮も込めて、お水を選んだという理由もあります。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

婚約指輪は、eteのものを選びました。
ミストピンクのリングに、控えめなサイズのダイヤがひとつ付いた、シンプルなデザインです。
指輪については、実はあまりたくさん調べたわけではなく、ハイブランドのものも見に行きましたが、新婚旅行に資金をまわしたいという思いもあって「華やかな指輪は、いつか自分で買っても良いかな」と考え、eteに決めました。
無理をせず、自分たちらしい“等身大の選択”ができたことに、とても満足しています。
eteのミストピンクは、本当にやさしい印象のピンクゴールドで肌馴染みが良く、そこもお気に入りのポイントのひとつです。
WEDDING RING結婚指輪

結婚指輪も、婚約指輪と同じくeteで選びました。
eteは普段から身近に感じていたブランドで、日常に馴染みやすく、それでいて華奢で上品な雰囲気があって、お気に入りのひとつです。
私が選んだのは、ミストピンクと呼ばれるやさしいピンクゴールドのリングに、小さな石がひとつあしらわれたデザインです。肌馴染みが良く、さりげない華やかさがあって、とても気に入っています。
夫は、迷わずシンプルなシルバーのリングを選びました。お互いの好みを大切にしながら、それぞれに合った指輪を選べたのが良かったなと思います。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

結婚式で一番感動したのは、挙式の最中に親族の方たちが涙ぐんでいる姿を見た瞬間です。普段からよく会っている親族ばかりですが、こうした特別な場で感情を表に出してくれる姿に触れると、胸が熱くなりました。
小さい頃からずっと大切に、温かく見守ってくれていた親戚のみんな。そんな大切な人たちが、今日という日を自分のことのように喜んでくれていることが伝わり、本当に幸せな気持ちでいっぱいになりました。
二人らしさとは

私たちは迷わず「スピード感と勢い」と答えます。笑
出会ってから結婚を決めるまで、気づけば本当にあっという間でした。一緒にいると、話がどんどん進んでいき「ま、やってみようか!」と自然に決まっていることもしばしば。でも、そのスピード感や勢いの中に、不思議と安心感や信頼があります。お互いの直感を大切にしながら進んできたからこそ、今の私たちがあるのだと思います。
これからも「私たちらしさ」を大切に、たくさん笑いながら前に進んでいきたいと思っています。
嬉しかった参加者の反応

参列者の方からは「アットホームですごく良かった!」という声をたくさんいただきました。
中には「こういう形式の結婚式は初めてだったけど、すごく良い式だったね」と言ってくださる方もいて、自分たちらしく準備して良かったなと、心から思えました。
特に印象的だったのは「すごく良かったから、もっと友達とか呼べば良かったのに!」という言葉です。あたたかい雰囲気の中で、自然体で楽しんでいただけたことが何より嬉しく、私たちにとっても忘れられない言葉になりました。
私にとって結婚とは

私にとって結婚とは「一緒に安心して人生を歩んでいける存在と出会えたこと」だと思います。恋愛感情というよりも「これからこの人と人生を共にできるか?」という理屈から、結婚を決めた部分が私にはありました。
夫とは、物の見方や価値観、物事の捉え方などが自然と似ているところが多く、仕事であったことや、テレビを観ながら感じたことを何気なく話す中でも、意思疎通のしやすさや心地良さを感じます。
そんな日々のやり取りの中に、じんわりとした「この人となら大丈夫」と思える安定感があり、それこそが、私にとっての“幸せ”なんだなと、しみじみ感じています。
後悔していること

後悔はありません!
やりたかったけれど諦めたこと
やりたかったけれど諦めたことはいくつかあります。本当は、お色直しで2着目のドレスを着たい気持ちもありました。でも、参列者の方に楽しんでもらうことや、式の流れの中でゆっくりと交流できる時間を大切にしたかったので、そちらを優先する形にしました。
また、昔から地味に「ウェディングケーキはどんなのにしようかな」と考えるのが楽しみだったので、ケーキを用意しなかったことにも少し心残りはあります。教会式にも憧れがありましたが、費用面なども含めて、私たちらしい形を選びました。
節約のための工夫

諦めたことと重なる部分もありますが、私たちは「やらない選択」をすることで、費用を抑えつつ、自分たちらしい結婚式を叶えることができました。
披露宴のコース料理にデザートが含まれていたため、ウェディングケーキは思い切って用意せず、演出の時間をコンパクトにしたことで、その分ゲストとの交流を重視できました。
また、お色直しをせずにドレス1着を通しで着用したことで衣装代を節約し、式の進行もスムーズになり、ゲストとゆったり話す時間も確保できました。
プチギフトはお水のボトルを自分たちでネット購入し、タグやシールでアレンジして手作業で仕上げたものを用意したため、コストを抑えつつ、感謝の気持ちが伝わるギフトになったと思います。
そして、当初予定していた教会式から、自由度の高い人前式に変更したことも大きな決断でした。費用面での負担を抑えながら、自分たちで内容を組み立てることで、より“私たちらしい”式を実現できたと感じています。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

正直、私も夫も最初は結婚式に対してそこまで熱量があったわけではありません。お金もかかるし、準備も大変そうだし、たくさんの人に連絡を取ったり打ち合わせを重ねたり…そんなイメージばかりが先行して、気が重い気持ちもありました。
もちろんドレスや「特別な日」への憧れはありましたが、それ以上に「プランを考えなきゃ」「余興も準備が必要かも」と、プレッシャーの方が大きかったと思います。
でも、いざ準備を始めてみると、今の結婚式って本当にいろんな形があって「こうしなきゃ!」という決まりはないんだと気づきました。プランナーさんは頼れるプロですし、SNSやネットにも情報がたくさんあります。自分たちのペースや気持ちに合った形を選んでいけば、それで十分です。「結婚式ってこういうものでしょ?」という固定観念を手放したことで、気持ちもぐっとラクになりました。
私たちは前撮りも同じ式場でお願いしたのですが、その時に使う着物用の髪飾りを日比谷花壇さんにもお手伝いしてもらいつつ、一部自分で手作りして持参しました。パール風の石やかんざし、生花などをいくつも用意したのですが、ヘアメイクさんがそれらをセンス良くまとめてくれて、形になった瞬間は本当に嬉しかったです。スタッフさんも楽しそうにアレンジしてくださり、撮影もとても楽しい思い出になりました。
「やりたいこと」「わからないこと」「不安なこと」は、遠慮せずにプランナーさんやウェディングの相談窓口(ゼクシィなど)にどんどん相談してみてください。納得がいくまで式場見学やドレス試着をして、自分たちのペースで進めていけば、それが自分たちにとっての“正解”になると思います。
ちなみに私は、準備期間がたったの3ヶ月だったので…時間には少し余裕を持っておくことをおすすめします!(笑)