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テーマは【écru (エクリュ)】です。フランス語ですが日本語にすると「生成り」や「自然のまま」「素直なまま」「未加工」という表現になります。私たちにとても近しい大切なゲストの方々を招待したので、いつも通りの自然体でいられるように、という想いを込めています。
ゲストにとっても肩肘を張らず、いつも通り二人に会いに来てもらうような感覚で過ごせる、そんな時間になったらいいなと思いました。
このテーマは自然が好きな私たちをイメージして、プランナーの佐藤さんが提案してくれたものです。ゲストと二人の繋がりを象徴するリボンをひとつのキーアイテムとして使用し、様々なところに取り入れています。
佐藤さんは、いつも私たちの想いや好みを丁寧にくみ取ってくださる方で、打ち合わせのたびに安心と信頼を感じていました。
そんな佐藤さんが提案してくださった「écru(エクリュ)」の、飾りすぎず、でも上質でナチュラルに洗練された世界観がまさに私たちの理想そのものです。
式全体のカラーや装花、テーブルコーディネート、小物に至るまで、そのテーマが一貫して表現されていて、当日は「まさにこの空間で結婚式を挙げたかった…!」と心から思えるほど、感動の空間が広がっていました。
ゲストの皆さんからも「センスが良くてすごく素敵だった」とお褒めの言葉をいただき、本当に嬉しかったです。
このテーマと、それを実現してくださった佐藤さんの存在があったからこそ、私たちらしい結婚式が形になったと感じています。

挙式
1. 白を基調とした、まばゆいほどの透明感
真っ白な空間に自然光がたっぷりと差し込んで、まるで光に包まれているようなやさしい雰囲気です。純白のドレスが映え、花嫁の美しさを引き立ててくれます。
2. 天井高×大理石バージンロードの開放感
天井が高くて、まっすぐに伸びた大理石のバージンロードが印象的です。
入場した瞬間、思わず深呼吸したくなるような、澄んだ空気と静けさがあります。
3. シンプルで洗練された空間美
装飾は最小限で、余白が美しいです。
だからこそ、自分たちらしい装花や演出がより引き立ち、ナチュラル〜クラシックまで幅広い雰囲気に馴染みます。
4. 入場時の“光の演出”が幻想的
扉が開いた瞬間に差し込むやわらかな光が、本当に映画のワンシーンのようでした。
ゲストの視線が自然と花嫁に集まる、感動的な演出です。
5. ゲストとの距離が近く、あたたかい空気感
広すぎず、でも圧迫感がない、ちょうど良いサイズ感です。
大切な人たちに囲まれて、声にならない想いまでも伝わってくるような心地よさがあります。

披露宴パーティ
『ブルーノクリスタル』は、天井のシャンデリアがとっても印象的な会場です。
落ち着いた雰囲気の空間なので、装花やペーパーアイテムがとても映え、おしゃれで上品なコーディネートが叶いました。
どこで写真を撮っても、絵になる空間になったと思います。
入場や乾杯などのシーンでは、照明や音響演出もしっかりサポートしてくださるので、ゲストの方にも楽しんでもらえたことが嬉しかったポイントです。
「ナチュラルだけど、ちょっと上品に」
「洗練された雰囲気で、写真映えも重視したい」
という方には、本当におすすめの会場です!
コンセプトやこだわったこと
1. テーマは【écru(エクリュ)】
「生成り」「自然のまま」「素直なまま」という意味を込めて、“飾りすぎず、自然体で、大切な人たちと心を通わせる一日”を目指しました。
あたたかくて気負わない空気感を大切に、肩肘張らずに過ごせるような空間づくりを意識しています。
2. ゲストとの“つながり”を感じられる演出
・プロフィール紹介をゲストに繋いでもらうことで、場に一体感が生まれました。
・リボンをモチーフにしたアイテム(結婚証明書・パールカーテン)もこだわりポイントです。テーマに沿って「結び」「つながり」を表現しました。
結婚証明書は、一人ずつご縁がつながるという想いを込めてリボンを結んでいただいています。
スイッチングレターを吊るすものにもリボン&パールカーテンを用いました。
・中座シーンでは親友へのサプライズを行い、感謝の気持ちを直接伝える場にできたことも、一生の思い出です。
3. 装花はアシンメトリーで動きのあるナチュラルデザインに
お色直しの衣装とも調和するように、あえてシンプルで柔らかいトーンで統一しました。
ゲストが一輪ずつお花を挿して完成させる参加型の装花演出も特別感があり、大好評でした。
4. “写真に残る美しさ”にもこだわりを
・チャペルは光がたっぷり入る明るい空間で、ナチュラルな緑に囲まれながら幻想的な写真を残せました。
・披露宴会場はブルーのクリスタルが煌めく「ブルーノクリスタル」を選びました。白を基調とした洗練された雰囲気が、どんな装飾にも映える会場でした。
5. 自分たちらしさが伝わる「小物・アイテム」
・プロフィールBOOKにはさりげないユーモアを載せました。
・リボン・パール・紙質など細部にまでこだわり、見た目にも統一感を持たせています。
「こんなの初めて見た!」とゲストに喜んでもらえたのも嬉しかったポイントです。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- PRIMACARA
ドレス名:Quatle(クアトレ)
購入ショップ:プリマカーラ 表参道店
たくさんのドレスを試着する中で、このドレスに袖を通した瞬間、「これだ」と心が決まりました。
クラシカルなシルエットながら背中の繊細なデザインやスカートのとろみ感が素敵で、自分らしいナチュラルさと、品の良さの両方を感じられたところが決め手でした。
背中にあしらわれたリボンがめずらしく、上質なミカドシルク風の素材感と、計算されたバックスタイルの開きで、チャペルでの後ろ姿がとても美しく映えたところ、あえて華美な装飾が少ないからこそ、自分らしいアクセサリーやブーケで表情を変えられたところがとても気に入っています。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ブランド
- PRIMACARA
ドレス名:Enni(エンニ)
お色直しでは、1着目のクラシカルな印象とはガラリと雰囲気を変えて、シンプルさの中に自分らしいモード感と遊び心を取り入れたいと思い、このドレスを選びました。
シンプルなマーメイドシルエットに大胆なラッフルショルダーを合わせたデザインで、メリハリのあるスタイリングと動きに合わせて軽やかに揺れるショルダーが、お色直しの入場シーンを印象的に演出してくれました。
華やかさのある上半身のボリュームを引き立たせるため、ヘアはポニーテールで高めの位置にしました。シンプルながらも印象に残るシルエットとデザインは、ゲストの方々からも「素敵!」と嬉しいお声をたくさんいただけました。
SHOESシューズ

ZARAのバレエシューズのようなデザインのものを選びました。サテン風素材でピンクカラーのヒールです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

1着目はドレスの上品な存在感を引き立てたかったので、きゅっとまとめたシンプルなシニヨンに、パールをあしらいました。
2着目は印象をガラッと変えるためにポニーテールスタイルを選びました。
ほどよく巻いた毛流れに、さりげなくちりばめたパールとリボンで華やかさをプラスしています。また、存在感のあるラッフルショルダーに負けないよう、顔まわりはタイトにまとめてメリハリを出し、後ろ姿はドレスのトレーンとリンクするような、優雅で洗練された印象を意識しました。
ACCESSORIESアクセサリー

シーンごとに雰囲気を変えたかったので、イヤリングもそれぞれ違うものを選びました。
挙式では、少し長めのパールのイヤリングをシンプルなシニヨンヘアに合わせて上品に、ドレスの繊細な美しさを引き立ててくれるデザインを選びました。
披露宴では、キーアイテムのリボンにちなんで黒のリボンにパールをあしらった少しモードなイヤリングにチェンジしています。
アクセントとしてコーディネートの引き締め役になりつつ、ゲストとの距離が近くなるシーンにも華やかに映えるよう意識しました。
お色直後は、ドレスのラッフルショルダーに負けない、存在感のある大ぶりのフラワーとパールの組み合わせのイヤリングです。
顔まわりはタイトにまとめ、後ろ姿のポニーテールとのバランスも意識して仕上げました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

1着目の挙式スタイルでは、パールのシールをさりげなくあしらい、透明感と上品さをプラスしました。
シンプルなシニヨンと相まった、繊細で洗練された雰囲気を大切にしています。ドレスの存在感を引き立てるように、あえてミニマルなアレンジに仕上げたのがこだわりポイントです。
2着目のお色直しでは、パールシールに加えて、黒のシアー感のあるリボンを使いました。
ドレスのラッフルショルダーとのバランスを意識しながら、ヘアスタイルにも動きを出して、後ろ姿まで印象的にしたのがポイントです。
甘くなりすぎず、少し大人っぽい遊び心を取り入れた仕上りになりました。
NAILSネイル

ネイルは、マグネットネイルで上品な輝きを意識しました。ベースに肌なじみのいい薄めピンクを選ぶことで、柔らかく女性らしい印象になるようにし、さりげなく指先にゴールドを効かせることで華やかさと特別感を演出しています。
シンプルながらも角度によってきらめくマグネットの輝きが、指先の動きを美しく見せてくれるお気に入りのネイルです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

メインの装花は、淡いピンクやスモーキーパープル、サンドベージュなどのくすみトーンで統一し、アンニュイな質感のお花をふんだんにあしらうことで洗練された大人の雰囲気に仕上げていただきました。
アシンメトリーで絶妙なバランスにしてもらったところもポイントです。
花器には透明感のあるガラスやアンバーのボトル、ゴールドのスタンドを使用し、抜け感と立体感を出しました。
また、ゲスト参加型のフラワービュッフェでは、そこに水色など少し明るめの花を加えることで、可憐で華やかな彩りがプラスされたと思います。
選ぶ楽しさと仕上げる喜びを感じてもらえる演出は、ゲストにも好評でした。
FOODお料理のこだわり

お料理は、幅広い世代のゲストに喜んでもらえるよう、味はもちろん見た目にもこだわってセレクトしました。
特にやわらかく仕上げた鮑は「とても美味しかった!」と好評で、「どの料理も美味しくてお腹いっぱいになった!」という声も多く、満足していただけたことがとても嬉しかったです。
彩りや盛り付けも華やかで、目でも楽しめるコースになりました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

ウェディングケーキは、フレッシュないちごとベリーをたっぷりとあしらったスクエア型のデザインを選びました。
トップには二人の名前と挙式日、テーマが刻まれたオリジナルのケーキトッパーを載せ、特別感のあるアクセントになっていたと思います。
WEDDING FAVORS引出物

引出物は、ゲスト一人ひとりの好みに合わせて自由に選んでいただけるようカタログギフトを贈りました。
特別感を大切にしたかったので、木箱入りのパッケージで上質なカードタイプを採用しています。
「高級感があって素敵」「選ぶのが楽しみ!」とゲストの皆さんにも喜んでいただけたので良かったです。
重たくなりすぎない点も、遠方からのゲストや女性ゲストへの配慮として好評でした。
PETITE GIFTSプチギフト

プチギフトは、私の実家で大切に育てられたお米です。
感謝の気持ちを込めて「心がほっとあたたまるギフト」を贈りたいと考え、家族の愛情が詰まった品をお渡ししました。
ナチュラルな風合いのラッピングで、お見送りの時間も和やかになったと思います。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

婚約指輪はatelier ST, CATでセレクトオーダーしたものです。
WEDDING RING結婚指輪

結婚指輪はCartierで選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

退場時には「僕のこと/Mrs. GREEN APPLE」を選んでいて、お世話になったゲストの方々に深くお礼をしたその瞬間、「ああ なんて素敵な日だ」というサビの歌詞が流れ、胸がいっぱいになりました。
この日を迎えるまでの道のり、支えてくれた人たちへの感謝、目の前の景色すべてがひとつになり、涙があふれました。音楽と気持ちがぴったりと重なった、忘れられない時間です。
二人らしさとは

「自然体でいること」「いつも思いやりを持つこと」が私たちにとっての “二人らしさ” です。
「気取らず飾らず、どんなときもお互いを大切に思い合える関係でいたい」
結婚式でも、そんな私たちらしさが自然と表れるように、肩肘張らず、あたたかな空気感を大切にしました。
嬉しかった参加者の反応

「これまで出席した結婚式の中で一番良かった」
「改めて出会えてよかったと思えた」
「人柄の良さや、お二人とご家族のあたたかい関係が伝わってきた」
そんな言葉をたくさんいただけたことが、何より嬉しかったです。
大切な人たちに囲まれながら、二人の想いや背景を自然に届けられたこと、そして、自分たちらしい結婚式を通してより深くつながれたことが本当に幸せでした。
私にとって結婚とは

私にとって結婚とは「どんなときも味方でいてくれる存在と共に、生きていくこと」です。
自分のままでいられる安心感や、日々のささやかな幸せを分かち合えること、嬉しいことも、悩んだことも、ひとつひとつを一緒に感じながら歩んでいけることが、結婚してよかったと心から思える瞬間です。
これからも、思いやりとユーモアを忘れずに、二人らしく穏やかな時間を重ねていきたいと思います。
後悔していること
前日のエステで施術アザができてしまい、少し焦りました。
当日は美容スタッフさんがとても丁寧にカバーしてくださり、写真にも残らず安心しましたが、できれば万全な状態で迎えたかったなと、少しだけ後悔しています。
これからご結婚式を迎える方には、前日はエステやマッサージなどの施術は控えめにするか、肌にやさしい内容を選ぶことをおすすめします。
特に肌が敏感な方や、初めてのサロンで受ける場合は、数日前までに済ませておくとより安心です。
やりたかったけれど諦めたこと

やりたかったけれど諦めたことは「ガーデンでのセレモニー」です。
ナチュラルな雰囲気が好きな私たちにとって、自然光が降り注ぐ開放的なガーデンで、大切なゲストに囲まれながら誓いを立てる時間に憧れていました。
しかし真夏の結婚式のため、暑さによるゲストへの負担や体調面の影響も考慮し、また都心の式場という立地や設備の関係もあり、ガーデンでのセレモニーは断念しました。
その代わりに選んだのが、自然光がたっぷり差し込むシャルマンシーナ東京のチャペルです。光や降り注ぐようなシャンデリアが輝く美しい空間は、まるで光の祝福を浴びているかのようで、ガーデンとはまた違った神聖で幻想的な雰囲気に包まれます。
「理想のカタチ」を柔軟に手放したからこそ出会えた、新たな感動があったと感じています。
節約のための工夫

節約のための工夫としては、「自分たちで作れるものは手作りする」というスタンスを大切にしました。
たとえば、プロフィールブックやペーパーアイテム、装飾に使うアイテムなどは、世界観を大切にしながら自作しています。デザインの統一感や素材感にはこだわりながらも、自分たちらしさを取り入れることで、結果的にコストカットにもつながりました。
「自分たちらしく、工夫を楽しむ」ことで、心から満足できる結婚式になったと感じています。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

私たちが式場探しの際に大切にしていたのは、“大人っぽくておしゃれで、あたたかい雰囲気”を感じられる空間であること、でした。
シャルマンシーナ東京のチャペルは、自然光がたっぷり入る明るい空間で、バージンロードや祭壇まわりの緑もナチュラルで美しく、写真に残る世界観もとても好みです。
披露宴会場「ブルーノクリスタル」は、都会的で洗練された雰囲気でいて、堅くなりすぎず、ゲストとの距離も近く、アットホームな時間が過ごせそうだと感じました。
しかし結果的に、担当プランナーの佐藤さんの存在が何よりもとても大きかったなと思っています。
こちらの曖昧なイメージにも丁寧に寄り添い、プロならではの視点でたくさんの提案をしてくださり、当日まで安心してお任せできました。
準備期間を含めて、ずっとあたたかくサポートしていただけたことが、この式場にしてよかったと思える一番の理由です。
みなさんも「自分たちらしさ」を信じて、大切な人たちと心から楽しめる一日にしてください。
結婚式の準備は、決めることや考えることも多くて、時には迷ったり、悩んだりする瞬間もあると思います。でも、どんな選択にも「自分たちらしさ」や「大切にしたい想い」が込められていれば、きっと素敵な式になると思います。
私たちもテーマを「自然体」にして、ゲストとのつながりや温かさを感じられる時間を大切にしました。当日が近づくにつれて不安もありましたが、終わってみると「心から幸せだった」と思える一日になったと思います。
焦らず、無理せず、自分たちのペースで、準備期間も含めて、一生に一度の大切な時間になることを願っています♡


























