shina_wed1101
テーマは「ここから 心から」。
私たちにとってかけがえのない存在であるゲストの皆様に、これまでの心からの感謝と、これからもよろしくお願いしますという想いを伝えるため、おもてなしにこだわったり歓談の時間をメインにするなど、ゲストとの時間を大切にしました。
挙式
大正時代の酒蔵をリノベーションされているからこそ醸し出されるクラシカルな雰囲気は唯一無二で、他の式場とは被らないとても印象的な空間です。バージンロード、椅子、照明、ステンドグラス、どこを切り取っても本当に美しいです。
厳かで温かみのある挙式を叶えることができ、人生の大切な節目としてふさわしい場所です。
披露宴パーティ
ゲストとの距離が近いので、歓談をメインにしたい、リラックスしつつアットホームな空間にしたいという方にはとてもおススメです。
また、家具や小物などアンティークな雰囲気で、和装はもちろん洋装にも合います。
コンセプトやこだわったこと
ゲストへのおもてなしを重視しました。
せっかく自分たちのために来てくれるのだから、良い時間を過ごし楽しんでもらいたい、ゲストの心にも残る式にしたい、という想いがありました。
ゲスト一人ひとりへのお手紙、挙式中やエンドロールなど感謝を伝える場面を多く取り入れたこと、歓談時間をメインとしたこと、新郎新婦がゲストとの関係性や想いを話す「ゲスト紹介」をしたこと、そのほか鎌倉らしいドリンクプランやお料理のオプションも用意し、最初から結びまで楽しんでいただけるようにこだわりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 白無垢
引き振袖に白無垢を重ねました。
提携先のAuthentique鎌倉にてレンタルしました。いくつか試着させてもらいましたが、生地の質感や色味のわずかな違いで印象が変わるので、光沢感が強すぎず適度で、一番肌なじみが良い色味のものに決めました。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 引き振袖
引き振袖。
披露宴入場前に小物を挙式で使ったものから変えて、華やかな印象になるようスタイルチェンジしました。ヴィンテージの生地から作られた着物で、アンティーク感が気に入り会場の雰囲気にとても合っていました。
クールな帯との組み合わせもお気に入りで、和モダンで自分らしさも取り入れたコーディネートができました。
THIRD DRESSドレス 3着目
- ブランド
- Peter Langner
- ショップ
- Authentique
ピーターラングナーのBIANCAというドレスをお色直しで着ました。AuthentiqueのHPを見て気になり試着したところ、バックスタイルがとてもかっこよく、生地の光沢やハリ感も上質で、サイズもぴったりだったので即決しました。
マーメイドですが身体のラインはそこまで強調されず、きれいめで大人っぽいスタイルになります。シンプルながらありそうでないデザインがお気に入りです。
SHOESシューズ
bellabelleshoesのCandice Nudeです。
クラシカルなデザインに一目ぼれし購入しました。クッション性があり履き心地がとても良かったです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
和装:着物に合うよう、柔らかく温かみのある印象にしてもらいました。白無垢では赤いリップ、引き振袖にはコーラルのリップに変えました。
また、白無垢には綿帽子、挙式後は洋髪で、全体を編み込んでボリュームを出し着物とのバランスやモダンな雰囲気を意識しました。
洋装:ドレスが大人っぽいシルエットなので、メイクも大人っぽくしてもらいました。ヘアはドレスのバックスタイルの邪魔にならないよう、シンプルなシニヨンでまとめました。
ACCESSORIESアクセサリー
ドレスに5連パールのロングピアスを合わせました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
引き振袖の際、髪全体を編み込みにしてオルガブランカの「PETLA 5pin」をランダムにつけました。
ドレスの際はバックスタイルを際立たせたかったのであえてつけませんでした。
NAILSネイル
ピンクベージュをベースに、爪先にゴールドのワンポイントを入れました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
メインのお花:胡蝶蘭、シンビジウム
華美にしすぎない「大人の引き算」で上品さがありながら、披露宴が温かい空間になるよう暖色の系統にしました。
FOODお料理のこだわり
コースは基本的に1つなのでそのコースをベースに、コースが始まる前にご提供できる「おつまみビュッフェ」をつけました。
また、新郎の実家でお米を作っているので、コースの〆にある鯛茶漬けに新米を使ってもらいました。鯛茶漬けはおかわりができ、ゲストの方からも好評でした。
WEDDING FAVORS引出物
全員
①「LADIES and GENTLEMEN」のハンカチ席札を注文し引き出物のひとつとして
②グランマーブルの「マーブルデニッシュ」(食パン)
以下、人により贈り分け
親戚:ペア箸
女性友人:CLAYDの入浴剤、熊野筆のチークブラシ、ペア箸(親戚のものとは別)
男性友人:MAORIのペアカップ、純銅ロックタンブラー、タオル&マグカップセット
上司(新郎側のみ):リーデルのグラスなど
PETITE GIFTSプチギフト
鎌倉らしく鳩サブレーにしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ブランド:木目金屋
桜模様が見えるカットに仕上げた「さくらダイヤモンド」が綺麗です。
WEDDING RING結婚指輪
ブランド:Proof of guild
決まった型がないので見本のデザインを参考に、ほぼフルオーダーで作ってもらいました。シンプルでもデザイン性が高く、人と被らない点が気に入っています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
コロナ禍のなか、ご招待した方がほとんど来てくださったこと、そしてゲストの方々の笑顔をたくさん見ることができたことです。招待状を送った頃は、コロナ禍で予定通りに結婚式ができると確信が持てず不安が大きかったですが、当日は無事に皆さんがいらっしゃって、挙式の退場時、ゲストの温かい表情を見て思わず目に涙が溢れました。
披露宴ではゲストの方同士でも盛り上がり楽しまれていたことが嬉しかったです。式後も「幸せだったね」と2人でしばらく言い合って、ゲストの方々が自分たちにとって大切な存在であることを改めて心から実感できました。
二人らしさとは
自分たちもゲストの方々もありのままの姿でいられること。
結婚式だからといって慣れないような余興や演出をするのではなく、深くお世話になった方々ばかりをお呼びしたからこそ、いつも通りの距離感で気取らずに過ごし楽しめました。
嬉しかった参加者の反応
とても感動的だった、ここで式を挙げたいと思った、(これから式を挙げる方が)自分の式もちゃんとしようと思った、という感想が特に嬉しかったです。
また、引き振袖やドレスも珍しい形だったためか、特に女性のゲストの方からバックスタイルや生地まで興味を持ってもらえて、たくさんお褒めの言葉を頂き嬉しかったです。
私にとって結婚とは
お互いの気持ちに寄り添い、2人で成長していくこと。嬉しいこともつらいことも感情を共有しその気持ちに寄り添うことで、相手の、そして自分の新しい一面にも気付けることで人としての成長にもつながるのではないかなと思います。
後悔していること
撮影指示書をもう少し詳しく作っておけばよかったです。
同じ式場の卒花さんたちの写真を参考にして必ず欲しいショットや雰囲気は伝えていましたが、当日はリクエストする時間があまりなかったり、楽しむことに集中していたので、できるだけたくさんリクエストをしておいてもよかったかなと思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
だるまケーキへの目入れを諦めました。
そのケーキはゲストたちにも振る舞われるので、コロナを気にしてやめました。
節約のための工夫
節約目的というよりは自分でデザインしたかったから、という理由の方が大きいですが、席次表・メニュー表・動画・ウェルカムボードはすべて手作りしました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
ひとつは、妥協はしないこと。
特に金銭面で迷う選択は多々ありましたが、終わってみるといい意味でそんなことを忘れるくらい、人生で最高の時間でした。叶えたいことは、叶えたい理由を考えながら、ぜひこだわってみてほしいです。
ふたつめは、ゲストを想うこと。
結婚式は自分たちにスポットライトが当たりがちですが、ゲストがあってこそ素晴らしい式になると強く思いました。どうしたらゲストに喜んでもらえるか、楽しんでもらえるか。このことを深く考えることで、きっとゲストの心にも伝わる素敵な式になると思います。