挙式
なんといってもステンドグラスが素晴らしいので、本格的なチャペルで挙式をされたい方にとてもおすすめです。
私は教会式にしたので、全ての曲がパイプオルガンの生演奏と聖歌隊の方の生歌で、そこも本格的だなと思いました。
聖歌隊の方の実力も素晴らしく、家族が絶賛していました。
とはいえ柔軟にしてくれている部分もあり、参加者が讃美歌を歌う必要がなかったり、神父様の説教も現代的な内容になっていました。
誓いのキスもやらないこともできます。私たちは壇上ではなく、退場時にクロージングキスをやることにしました。ゲストからロマンチックだったと好評でした。
教会式はやりたいけど宗教色を強くしすぎないようにしたい、ゲストの混乱を避けたいという方も少なくないと思うので、とても良い対応だと感じました。
また、讃美歌も一部クリスマスソングになっていたので、ゲストにクリスマス気分を味わってもらい、挙式から盛り上げることができたと思います。
チャペルから出るとすぐ中庭なので、お外での演出も可能です。
私たちはフラワーシャワー、バルーンリリース、コスメトスを行っています。
バルーンリリースは昼間のイメージが強いですが、パステルカラーの風船が夜空に映えてとても感動的でした。
披露宴パーティ
どちらの会場にも階段とガーデンがついているので色々な演出が可能です。
私は再入場でドレス当てのサイリウムをゲストに振ってもらい、階段から二人で入場しました。
ゲストも大盛り上がりでしたし、私たちもアイドル気分でとても楽しかったです。
寒い時期だったので、ケーキ入刀やデザートビュッフェは室内でお願いしました。
全体で80人ほどいましたが、それでもスペースに余裕があるため、やりやすくて良かったです。
また、木目調の部屋だけにはなりますが、高砂の後ろの壁に大きな装飾があるため、装花はそこまで頑張らなくても迫力があるのが良かったです。
コンセプトやこだわったこと
サプライズでいっぱいの結婚式にしたことです。
ゲストの皆さんに驚いてもらうためには、予想を超えたものを用意しないといけないなと思ったので、ゲストの立場に立ってシミュレーションをたくさん行いました。
挙式はロイヤルウェディングのイメージで厳かに行いたかったので、ゲストにはスイッチングレターを渡しました。
招待状に誕生日を記載してもらい、誕生日カラーで一つ一つデザインしたものです。
披露宴ではルスールカップを席札にして、オープンセレモニーを全員で行いました。
再入場では、ドレス当てのサイリウムを振ってもらっています。
意外性を狙ったドレスを選んだためか近しい人がみんな外していて、それが上から一目でわかって笑ってしまいました。
登場した瞬間、ゲストからも驚きの声が上がっていたので狙い通りになったなと思います。
抽選のプレゼントだけでなく、全員に参加賞のリンツを配りました。
ゲストは何度も結婚式に参列している年齢だったので不安でしたが、当日は驚きの声をたくさんいただけて頑張って良かったなと思いました。
ドレス色あて
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WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- Tous Les Deux
ドレス名：DYO-2101
昔から憧れのアトリエさんで、ロイヤルでクラシカルなドレスがたくさんあります。
ハートコートはドレスの持ち込みが可能で、トゥーレドゥーのドレスを着られている先輩花嫁様がたくさんいたことも、式場を選ぶ理由になりました。
ミカドシルクを選んだのは、自分が骨格ストレートでハリ感がある生地が得意だったのと、ロイヤルウェディングといえばシルクのドレスというイメージがあったからです。
その中でもスカートの後ろのレースの刺繍が素敵だったので、この型番を選びました。
Tous Les Deuxさんはレンタルでもドレス専用に作ってくれ、上半身は如何様にもカスタマイズできるので、型番はスカートの部分で選びます。
スカートにこの刺繍があるシルクのドレスはこれだけということでこちらに決めました。
挙式ではロングトレーンとロングベールを合わせ、ロールカラーでまさにロイヤルウエディングという雰囲気にしました。
披露宴ではレースブラウスを着用し、ロングトレーンを外してお気に入りのレース刺繍を見せるようにして、可愛らしさを増やし動きやすいスタイルにしました。
バックにつけたリボンもお揃いのシルクで作られていて、前からでも分かるボリューム感がお気に入りです。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- KIYOKO HATA
ドレス名：KH-9009
ウェディングドレスがシルクなので、カラードレスは違う生地でかつ、夜の式なのでキラキラがついていて夜のパーティーに合うものを探していました。
最初、このドレスは本命ではなく、他のドレスのついでに選んだものでした。
着てみるとチュールが柔らかくて着心地がいいですし、ボリュームがすごいのにとても軽くて動きやすく、スカートのスパンコールがキラキラと上品に光るのも夜にぴったりだなと思いました。
骨格ストレートなので、もふもふのドレスは似合わないと思っていましたが、このドレスはウエストが埋もれないので、問題なく着られました。
また、パーソナルカラーがブルベなので、紫寄りのピンクは肌が白く見えてすごく良かったです。
色違いのベージュは人気でよく見かけるのですが、こちらのカラーは店舗限定カラーのためか存在すら知らなかったので、偶然着られて本当に良かったなと思います。
SHOESシューズ
DIANAのグリッターシューズです。
足の幅が細く、レンタルの靴だとパカパカしたり前ズレして痛かったので、購入したものを履きました。
DIANAの靴はどれも足にピタッとハマって歩きやすかったのと、この靴ならどんなドレスを選んでも邪魔しないかなと思い選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式は落ち着いた印象にするため、チークを肌馴染みの良い色にし、リップはマットにしました。
ヘアはクラシカルにしたかったので、つるっとしたシニヨンしています。
披露宴はハーフツインに変更し、可愛さをプラスしました。
骨格ストレートの厚みを強調しないように、カールは同じ方向に揃えてボリュームが出過ぎないようお願いしています。
お色直しはドレスに合わせてブルべカラーのチークを重ね、リップも少し艶のあるピンクに変更し、イメージチェンジしました。
ドレスがかなり可愛い印象なので、大人っぽさをプラスするためにつるんとしたポニーテールにして、前髪もすっきりしたスタイルにしてもらっています。
ACCESSORIESアクセサリー
ウェディングドレスでは王道で行きたかったので、Elizabeth Bowerのパールピアスをつけました。
カラードレスでは髪をアップにするので、大振りなものがよく、同じくElizabeth Bowerのクリスタルドロップピアスをつけています。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
シルクドレスとリボンボンネの組み合わせに憧れていたので、挙式はリボンボンネを後ろにつけました。
挙式はゲストが後ろ姿を見る時間が長いので、良い選択だったと思います。
披露宴はIvory & Co.のAlexandraをつけました。こちらも憧れのティアラでした。
ドレスのブラウスのキラキラとマッチして、ロイヤルな雰囲気になったと思います。
前撮りではロールカラーのスタイルにこちらのティアラを合わせたバージョンも撮ってもらいました。
お色直しはドレスのベルトと色を合わせた黒のシアーリボンとポニー部分にパールシールを毛流れに沿ってつけてもらいました。
ゲストからものすごく好評でした！
NAILSネイル
クリスマス×ウェディングというイメージで、色々なものを参考に自分で考えたデザインをお願いしました。
ベースカラーは粒子が細かめのマグネットネイルで控えめに光らせ、リース、オーナメント、キルティングなど、クリスマスや冬のモチーフを散りばめてもらっています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
装花・会場装飾
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ハートコート横浜はお花の持ち込みがNGなので、日比谷花壇さんになります。
大人可愛いテイストが好みで、メインで使ったのはバラ、そしてネイビーのリボンです。
クリスマス専用の式場装花プランがあり、クリスマスツリーやお花にリボンを巻いていたのが素敵だったので、それをネイビーにカラーチェンジしたものがベースになっています。
ゲストテーブルは式場プランのコスパが良かったので、ローズクラッシックというプランにしてリボンを追加し、メインのお花部分をそのプランに寄せて作ってもらいました。
ソファには愛猫のクッションを作って置いてもらいました。
ゲストがクッションを持って写真を撮ってくれたので、愛猫も参加したような気分になり、嬉しかったです。
FOODお料理のこだわり
お料理
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前菜を新郎新婦で選べて、お肉の薬味をゲスト自身が選べる、カスタマイズコースにしました。
お料理はそこまで期待していなかったのですが、ゲストから「美味しかった」という声をたくさん聞けたので、これにして良かったなと思いました。
デザートはデザートビュッフェにしました。ハートコート横浜はデザートがすごく美味しい印象なのでおすすめです。
また、ハートコート横浜ではオリジナルカクテルを作ることができます。
私たちの愛猫をイメージしたチョコクッキー味のカクテルを作り、私たちはそれで乾杯をしました。
みんながそれを見て、たくさん頼んで写真を撮ってくれていて嬉しかったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキ
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大好きなゲームである「ゼルダの伝説」モチーフのケーキです。
ハートコート横浜ではケーキのデザインを提出できるので、目一杯モチーフを詰め込んだオリジナルケーキになりました。
周りには持ち込んだフィギュアを置いてもらって、BGMもゲームの楽曲にし、ケーキ入刀もゲームに出てくる剣で行っています。
ケーキが出てきた時も剣を出した時も、ゲストの反応がすごく良かったですし、自分たちも楽しめる演出になりました。
WEDDING FAVORS引出物
記念品はオープンセレモニーを行ったルスールカップです。
業者さんが名前を見て、一人一人のデザインを選んでくれるのですが、ピッタリすぎて私たちが選んだと思っていた人もいらっしゃいました。
他は男女で特に区別はつけず、お茶漬けなどの式場で選べるものを選びました。
カードタイプのものも考えましたが、自分が後からやるのをめんどくさがってしまうタイプなので、当日渡すものにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
Danisaのバタークッキーです。
プチギフトとして販売されているものは、量が少なく割高だと感じたので、バタークッキーを買って、契約者向けのフェアで書いていただいた似顔絵をシールにして貼ったものを渡しました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
LUCIEのオートクチュールの指輪です。
私も指輪を選びたかったのでプロポーズは指輪なしで行い、二人で指輪探しをしました。
LUCIEはローズクラッシックというクラシカルなシリーズが好みで気になっていました。
初めて伺った時からデザイナーさんをつけてラフ画を書いてくださり、5時間もヒアリングをしていただきました。
ローズクラッシックの指輪をもとに、私は青が好きということからサファイアを取り入れた素敵なデザインを作ってくださり、LUCIEさんで購入することに決めました。
オートクチュールだからと言ってお値段が高すぎることもなく、良心的だったのも良かったです。
WEDDING RING結婚指輪
婚約指輪と同じく、LUCIEのオートクチュールの指輪です。
婚約指輪と重ね着けでき、新郎の指輪ともリンクする素敵なデザインをしていただきました。
オートクチュールで作るとデザインをくれるので、結婚式のウェルカムスペースに飾ることができました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
バージンロードを歩いている時です。
入場までは緊張しておらず、むしろ楽しい気分だったのですが、皆さんがスイッチングレターを読まれていたからか歩いている時にすごく温かい笑顔を向けて下さっていて、ベール越しにその顔を見ていたら思わず泣いてしまいました。
二人らしさとは
DIY
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ほとんどのアイテムを手作りし、好きなものを詰め込んだことです。
エスコートカードは二人とも好きな映画にちなんで、昔の前売りチケット風に作って、ドレス当て投票権をもぎれるようにしました。
新郎はカメラ好きでさまざまな機材を持っていて私は動画編集が趣味だったので、オープニングムービーはそれらを駆使しながら、面白いカットや音ハメを入れた、見ていてワクワクする映像を心がけて作りました。
反対に、プロフィールムービーはお食事をしながらのんびり見て欲しかったので、ゆっくりした解説風の動画を自作しています。
元ネタをわかってくれる方が多かったので、笑いが起きていたようです。
プロフィールブックは新郎新婦のことだけでなく、地元のおすすめの店を書いて観光案内要素も取り入れた一冊にしました。
後日、新郎の両親が私の地元の掲載した場所を巡ってくれていて、嬉しかったです。
嬉しかった参加者の反応
女性ゲストの多くが式中に泣いている姿を見て、頑張って良かったなと思いました。
「今まで参列した中で一番こだわっていた」「すごかった」と言ってくれる人もいて、とても嬉しかったです。
ケーキやムービーなど、少しふざけた所もしっかり笑いが起こっていたので、安心しました。
また、カラードレスのコーディネートはすごく好評で、新郎ゲストからも「すごいですね！」「タイプです！」とお声がけをいただいて嬉しかったです。
私にとって結婚とは
結婚とは、人生という大きなプロジェクトのメンバーになることです。
結婚にまつわるさまざまな行事はとても大変ですが、それを乗り越えることで夫婦としての結束が強まったなと思います。
また、結婚式は人生で一度きりの友達が全員集合するパーティなので、想像以上に楽しかったですし、自分の好きなもの発表会という感じでもあったので、最高でした。
後悔していること
当日、ゲストと話すことを優先しすぎてケーキを食べ損ねたことです。
お食事は試食していたのですが、ケーキは当日しかないので食べれば良かったなと夫婦揃って大後悔しています。
また、当日ではないのですが、式場での前撮りでファーストミートを行ったことです。
ドレスの試着に旦那が全て同行していたし、最終フィッティングも数日前にやっていたので特に何も起こらず...。
ウェディングドレスの撮影時間がタイトだったので、追加で撮りたかった場所での撮影ができませんでした。
ファーストミート自体は行わず、やった風の写真だけ撮影すればよかったです。
やりたかったけれど諦めたこと
夜なので花火を使ってガーデンから入場をしてみたかったですが、難しかったようで諦めました。
節約のための工夫
夜の式にしたこと、アイテムやムービーを全て手作りしたこと、ゲストテーブルの装花を式場プラン+αにしたことです。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
準備でおすすめなのはやることを全て書き出し、いつやるかを決めておくことです。
今どのくらい進んでいるのか分からないという不安な気持ちを解消できますし、二人での分担もしやすくなります。
素敵な式にしたいと思うとやることが多くて大変ですが、乗り越えたら素晴らしい一日が待っています。頑張ってください！
ハートコート横浜の先輩卒花嫁さんにたくさんお世話になったので、プレ花嫁の皆様のお役に立つことで恩返ししたいと思っています。
何かあればお気軽にInstagramでお声がけください。
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