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day05thnov
ゲストとの時間を大切にした、海外風のアットホームなウェディング。オータムカラーをテーマカラーとして意識しました。
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挙式
鏡張りのマナーホールで行う挙式は、とてもロマンチック。
ゲストの表情まで見えるほど距離が近く、最初は少し恥ずかしいかも…と思いましたが、大切な方々に見守られて温かい気持ちになりました。
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披露宴パーティ
ヨーロッパ風の洋館レストランは、どこを切り取っても絵になる空間です。
お料理のクオリティがとても高く、ゲストに心ゆくまで楽しんでもらうことができます。
コンセプトやこだわったこと
アットホームな海外パーティー風の披露宴にしたかったので、新郎新婦もゲストと同じテーブルにつき、食事をする時間を作りました。
そのために、晩餐テーブルがある会場を式場選びの譲れない条件にしていたほど。お色直しはしなかったので、その分、多くのゲストとゆっくり話ができました。
またウェディングをきっかけに出会ったカリグラフィーを使って、ペーパーアイテムやウェルカムボードをdiyしたことも、こだわりのひとつです。
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WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
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フランス、パリのデザイナー
(Celestina Agostino)のドレスです。
繊細なレースやくるみぼたんがふんだんに使われた、フェミニンな雰囲気に一目ぼれでした。試着した瞬間、ほかのドレスとはくらべものにならないくらい自分にしっくりときたので、ほとんど迷わずに決めることができました。
お色直しに時間がかかるのが嫌で、もともとドレスは一着しか着ないつもりでしたが、このドレスに出会ったことで「1日、このドレスで過ごしたい」という思いが強くなりました。
裾が広がりすぎないシルエットも、アットホームなパーティにぴったりだったと思います。
SHOESシューズ
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BENIRの白いパンプスにしました。
ドレスのレースを引き立たせるため、あえてシンプルなものをチョイス。7cmヒールでありながら、1日はいていても疲れない安定感は、さすがウェディングシューズの専門ブランドだなぁと感じました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
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挙式はアップスタイルにして、少しだけ大人っぽい雰囲気を意識しました。
パーティはボブヘアを生かして巻いてもらい、ふわふわと揺れるフェミニンなイメージに仕上げてもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー
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JUNOでおすすめしてもらった、パールのイヤリングをつけました。小さいパールがたくさんあしらわれています。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
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JUNOのお花のヘッドアクセサリー。ドレスの色と雰囲気に合ったものを選びました。
NAILSネイル
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ピンクと、ピンクベージュの2色を使ったシンプルなネイルです。
ワンポイントで左右一本ずつ、ビジューをあしらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
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ピンク、赤、ブラウンをベースにした、オータムカラーで式場のフローリストさんにお願いしました。
ピンクのなかでもくすみカラーにしてもらうことで、大人可愛い雰囲気に仕上げてもらいました。
FOODお料理のこだわり
試食した、どのお料理も本当においしかったのですが、メインのお料理のランクを上げるなど、自分たちが一番おいしいと思うコースにカスタマイズしました。
式場オリジナルのフレンチカレーも、絶対に入れたいと思い、取り入れました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
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以前に雑誌で見て、自分の結婚式にはこんなケーキがいい!と思っていた、3段の真っ白のケーキをオーダー。それぞれの段にドットやボーダーなどの柄をクリームでデコレ—ションしてもらいました。
トップには、and merciの木製ケーキトッパーをさしました。
WEDDING FAVORS引出物
遠方からのゲストもいたため、荷物にならないよう、後日宅急便でゲストのお宅に届くantinaの引出物にしました。
vent ouestというカタログギフトを全員に送り、
引き菓子は、親族と女性ゲストにはHenri Charpentierのマカロン、男性ゲストには同じくHenri Charpentierのフィナンシェにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
光浦醸造のフロートレモンティーと、ネームプレートとして席においた、会場オリジナルのアイシングクッキーを贈りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
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CHANELのリュバン ドゥ シャネル エンゲージメントリング。
WEDDING RING結婚指輪
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夫婦ともCHANELで、
私はリュバン ドゥ シャネル ハーフエタニティリング、
夫はジョン エターナル マリッジリング。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
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幼馴染が挙式のあいだ、ずっと泣いているのが聞こえて、こちらも涙ぐんでしまいました。
その幼馴染の涙を始め、笑顔で祝福してくれたり、
激励の言葉をかけてくれたり…。
そんなゲストの姿から、私たちがこれまで、こんなにもみんなに見守られて生きてきたんだということを実感して、とても嬉しく思うと同時に、こみあげるものがありました。
二人らしさとは
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物事を決める時、前例や一般的なウェディングにとらわれず、本当に「私たちふたり」がしたいことか、必要なことなのか、というものさしで図ることが、ふたりらしさにつながるのではないかと思います。
その際、最初は意見が違ったとしても、最後にはお互いが納得してひとつの答えを出すようにすることを、結婚式準備でも、日々の生活でも大切にしています。
嬉しかった参加者の反応
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「自分たちが着飾るだけの式ではなく、ゲストへの感謝の気持ちを表したいという想いが随所に感じられた、とても素敵な式でした」という言葉を、尊敬する方から言われたことが心に残っています。
また、父から後日メールで
「子育てはとっくに終わっているけど、式を通して成長が実感できてとてもよかった。これからは自慢の娘と言える」
と言われました。幼い頃から厳しい父だったので、この言葉も嬉しかったです。
私にとって結婚とは
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日々のメンテナンスを経て、ふたりだけの味ができあがっていくもの。
長い時間いっしょに過ごせば、結婚前とは違うお互いの一面が見えてきたり、適当になってしまう部分が出てきたりもすると思います。
それを「気をつかわなくていい関係」と捉えられればいいけど、「馴れ合い」にならないように、必要に応じてメンテナンスを忘れないようにしたいです。
そして時間とともに、ふたりだけの関係性ができていけば、と思います。
あとは月並みかもしれないけど、自分が笑顔でいることと、相手を笑顔にしてあげること。その両方を大事にしていきたいです。
後悔していること
ほとんどないですが、夫は料理を全部食べることができなかったことを今も悔やんでいます。
せっかくゲストと同じテーブルについて、お料理もその席に持ってきてもらったのに、話をすることに夢中になってしまったみたいです。
やりたかったけれど諦めたこと
丸の内での前撮りです。
準備期間中、忙しくてなかなか時間が取れなかったことと、予算オーバーになってしまったため諦めました。
節約のための工夫
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ペーパーアイテムと、ムービーを手作りして節約しました。
その分時間はかかったけれど、外注するよりかなり費用は抑えられたし、ふたりでいっしょに作り上げていったのも、よい思い出です。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
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いざ結婚式の準備が始まると、理想と現実のギャップに悩むことも多いですが、一番譲れないものは何なのかを夫婦で共有しておくと、悩んだ時にはそこに立ち返れば、おのずと答えが出てくるような気がします。
準備期間は忙しかったり、ストレスフルだったりしますが、自分の理想のウェディングになったときの喜びはひとしお。
夫婦ふたりで作り上げた達成感も感じられると思うので、楽しみながら準備期間を過ごしてください。