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結婚式のテーマは「2人の思い出」です。
私たちは丸の内でディナーをした日から交際が始まり、新婚旅行ではパリ・バルセロナ・サンセバスチャンの3都市を訪れました。
その為、2人の楽しかった思い出を大切なゲストの皆様とも過ごせたら…というような願いを込めました。
●パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)に決めた理由
私は地方出身の為、遠方のゲストが都内で過ごす時間をより楽しめるよう都会的で細やかなおもてなしを感じられるパレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)を選びました。
また、私たちが交際することになった思い出の地"丸の内"の夜景を眺め、美味しいお料理を楽しめる式場に決めました。

挙式
パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)の内装はアートなデザインが特徴的で、チャペルも個性的かつアートなデザインであることが魅力です。
厳かな雰囲気もあり、大きな窓から差し込む夕方の優しい光が美しいところもとても気に入っています。

披露宴パーティ
大きな窓が一面にあり、披露宴会場の出入口からは外の景色が見えます。
私たちはナイトウェディングだったので、お見送りの時間には夜景がとても美しかったです。
会場内はシャンデリアや高砂後ろのデザインがお洒落でゲストにも人気でした。
また、自然光が入らない為、逆光を気にせず写真を撮ることができるのも良かったです。
コンセプトやこだわったこと
・王道より個性的な衣装
・装飾や衣装はクラシカルだけどゲストとの距離が近いアットホームな式
→中座はゲスト全員と新郎新婦がハイタッチ、乾杯挨拶は新婦、歓談時間を多めに
・今まで経験したことのない結婚式
→ハイタッチ中座、ボタンの結婚証明書、席札・手紙が航空券とパスポート、アンパンマンくじでデパコス引出物
・緩急のある式
→感動もあり、サイリウムで楽しむ時間もある
・ムービーは手作りしてマッチングアプリや旦那の骨折エピソードをアニメーションで組み込む
・リングガールは最年長のおばあちゃんに。笑
・席はナンバーではなく新婚旅行の観光名所や名物のイラストに
・新婚旅行の気分を一緒に味わえるDIY
テーブルナンバーは新婚旅行で訪れた観光地やその地の名物のモチーフを作り、パリでの前撮り写真を使ってオープニングムービーや招待状を作っています。
また、ゲストの皆様へのお手紙はパスポート風に、席札は航空券を模したものにし、ゲストがヨーロッパと丸の内を行き来している気分が味わえるようにしました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

ショップ:NUMBER5
ブランド:Vivienne Westwood
ドレス名:NOVA GRACE
個性的なデザインで他と被りにくく、スレンダータイプだけど、迫力のあるデザインです。
留学先がイギリスだった為、Vivienne Westwoodに親しみがありました。
オフショルダーやワンショルダーに変更できたり、トレーンの取り外しやスリットを強調させることができたり、複数の着方を楽しめます。
ドレスだけではなく、アクセサリーや小物と組み合わせて完成させたコーディネートでした。
クラシカルで女性的な曲線が目立つドレスなのにかっこよさがあります。
私自身、芯のある女性でありたいと思っているので、その点も魅力的でした。
SECOND DRESSドレス 2着目

ショップ:NUMBER5
NUMBER5 original dressです。
無駄のないスッキリしたデザインなのに、他とはあまり被らないドレスです。
和の空間にも合いそうな素材で朱色が式場の雰囲気に合っていました。
個性的な水引風ブーケを持ちたいと思っていたので、ドレスはよりシンプルにしたく、ウェディングドレスとのギャップが欲しかったので、ハッキリした色味のものにしています。
あとは旦那が「一番これがいい」と言っており、パールのリボンピアスを付けると大好きなミッフィーみたいだったので選びました。笑
SHOESシューズ

ブランド:ZARA
王道のウェディングシューズはホワイトだけど、個性を出したいと思いブラックシューズにしました。
Vivienne Westwoodのドレスが持つかっこよさに合わせ、自分が大切にしたい芯のある女性像を表現するため、ブラックシューズを選びました。
スリットからチラリと見えるピンヒールがお気に入りです!
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

ウェディングドレスでは海外風に高い位置でお団子をつくってもらいました。
タイトなお団子だと似合いそうになかったので、会場に合わせて少しクラシカルな縄模様のようなデザインを入れてもらっています。
髪色はオリーブ系にして柔らかさを出し、イギリスのブランドのドレスに合う透明感のある明るめの髪色にしました。
カラードレスではダウンスタイルにしました。
オレンジドレスの明るさや自分の性格に合う元気なイメージを出したく、毛先は外ハネにしています!
前髪はシースルーにすることで抜け感を出しました。
ACCESSORIESアクセサリー

どちらもNUMBER5でレンタルしました。
ウェディングドレスではリボンが垂れ下がるデザインのピアスと3連のパールネックレスを合わせて着用しました。
迫力のあるパールネックレスがVivienne Westwoodの胸元のデザインとマッチしていてお気に入りです。
大ぶりのピアスをそこに持ってくるかはかなり挑戦でした。笑
しかし、付けてみると意外とまとまり、大好きなコーディネートとなりました!
カラードレスではパールのリボンのピアスを付けました。
片耳ずつが半分のリボンのデザインになっているため"最初(1人で生きていた頃)は1人でもリボンにできていて、後半(結婚してから)は2人で1つに結ぶ"という意味も込めています。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ヘッドアクセサリーはつけませんでした。
NAILSネイル

ドレスのデザインを邪魔しない、個性のあるものにしたく、ビジューやストーンが乗っているデザインにしました。
ボタンの結婚証明書と並ぶとジュエリーのようで、ボタンのジュエリー感も少し表現しています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

装花はMUKUさんにお願いしました。
会場のイメージを大きく左右するのが装花だと思っており、衣装に合わせてクラシカルでシックなかっこいい雰囲気の中に女性らしさや凛とした美しさが欲しかったので、ホワイト・パープル・グリーン系で統一しています。
一本一本の花の生命力や動きを表現したかったので、花の入れ方や量を工夫し、高低差を出せる花瓶を用意してもらったり、ナイトウェディングの雰囲気を楽しめるようキャンドルも置いてもらいました。
ウェディングドレスのブーケは垂れ下がるデザインで、会場装花と近い色味や花材を用意して、私の好きな胡蝶蘭を入れてもらっています。
カラードレスのブーケは水引風にしたかったので、ワイヤーを用意して、そこにスイートピーなど動きのある花材をつけてもらいました。
FOODお料理のこだわり

季節のコースです。
見た目が華やかなものの方が喜ばれるのかなと思い、写真を見て決めました。
さらに、その時の旬なものを味わって欲しいという思いを込めて選びました。
最後の最後までお肉のランクアップをするか考えましたが、変えなくても良かったくらいゲストの皆様がお料理に満足してくれて良かったです!
WEDDING CAKEウェディングケーキ

シックな雰囲気にしたかったので、装花は付けずパールを模したシンプルなものにしました。
ウェディングドレスに合わせたパールのネックレスとケーキのパールがリンクしていて、その点でも合っていたのかなと思います!
WEDDING FAVORS引出物

私の親族は実用的なものが好きなので、Amazonのギフト券や百貨店の商品券を贈りました。
友人には女性も男性もデパコスにしています。
受付でアンパンマンキャンディくじを引いてもらい、そのキャラクターがまさかの引出物くじだった!というサプライズにしました。笑
同じくらいの金額のものを10種類程用意し、お見送りの時に直接手渡ししました!
ゲストの皆様の喜ぶお顔が見られてよかったです。
PETITE GIFTSプチギフト

地元の銘菓を贈りました。
地方出身なので、地元で有名の美味しいお菓子をラッピングして配っています。
地元から参列したゲストの皆様はなかなか自分では手にとらないので喜ばれ、関東出身のゲストの皆様には珍しくて喜ばれました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

CHAUMET ジョセフィーヌ エグレットです。
一粒ダイヤで個性的なデザインがあり、ファッションリングとしても楽しめ永く愛用できる良質なものです。
また、本店があるヴァンドーム広場は新婚旅行で訪れた思い出の地でした。
WEDDING RING結婚指輪

BOUCHERON キャトルラディアントです。
デザインは同じですが、それぞれ自分の好みで似合う色にしています。
色が違うようにお互いがいつも同じものを選ばなくても、デザインが同じように同じような価値観でいたいという思いを込めました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

新郎からのサプライズブーケと手紙です。
新郎謝辞の最後に、新郎が私に向けて日頃の感謝や想いを言葉にして伝えてくれたことがとても嬉しかったです。
また、私に見つからないようプランナーさんにメールをして花束を用意していたようで、ばれないようなサプライズをしてもらったことがなかったので(笑)
とても感動しました。
お花も私の好きな花材や色を伝えてくれたのが分かるもので、感謝でいっぱいです!
二人らしさとは

私たちの人生でとても大切な存在であるゲストの皆様が楽しめる、素敵な時間を過ごして欲しいという想いです。
私も新郎も、ゲストの皆様なしでは生きて来られなかったと言っても過言ではないほど、大切で尊い存在だと思っています。
そのため、結婚式の準備の中で何度も話し合い、行き着く先は"ゲストの皆様に楽しんで欲しい"でした。
その気持ちが原動力となり、私たちらしさそのものでした。
嬉しかった参加者の反応

「こんな結婚式初めてだった!」「楽しかった〜美味しかった〜!」「今までで一番面白かった!」「一人一人を想って準備したことが伝わった」と言ってもらえてとても嬉しかったし、結婚式を挙げてよかったなと心から思うことができました。
私にとって結婚とは

結婚とは、同じ方向を向いて支え合いながら生きていくことです。
どんな課題に直面してもお互いの存在があることで安心し、手を取り合えば恐れることなく前に進めると私は思います。
結婚式を挙げて、自分の人生や関わってきた方々のことを考える機会になりました。
また、それが当たり前でないことを心の底から感じることができ、支えてくださる皆様をより大切にしたいと思えるようになりました。
後悔していること
ブライダルエステと聞くと前日に行くものだと思い込んでいましたが、前日に予約すると指圧が残るかもしれないので施術できませんとキャンセルになりました(笑)
エステをしたい方は指圧のことも考えて、1週間より前に行った方がいいかもしれません。
やりたかったけれど諦めたこと
高砂をハイチェアにしたかったのですが、お値段が張るので辞めました…。
というより、そこにその予算をかけるならもっと他にかけた方がゲストの皆様も楽しめるし、私達も思い出に残ることができるのでは!?と思いました!
宝くじに当たったら、ハイチェアを選んでいたかもしれません(笑)
節約のための工夫

・ペーパーアイテムやムービーは全てDIYしました!
・写真やムービーも最小限にしましたが、エンドロールはお色直しまでなど、どうしても入れたいところはオプションをつけています。
・フラワーシャワーはSHEINで購入しました。
・新郎の蝶ネクタイなどはハイブランドのものですが、メルカリなどを利用して好きなデザインのものをリーズナブルに購入しています。
・ウェディングシューズのヒールは高いものが良かったのですが、普段は10cm以上のヒールを履かないのでプチプラだけどオシャレなものをZARAで選びました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)
のスタッフの皆様のおもてなしや、提携先のアーティストさん方の技術は本当に素晴らしいので、安心してお任せできました。
私たちは色々と持ち込んだり演出を取り入れたりと、プランナーさんも大変だったと思うのですが、一つ一つ丁寧に対応してくださりました。感謝でいっぱいです!
私たちも準備をしていく中で不安なことがたくさんありました。
気になることはプランナーさんや私たち卒花嫁にたくさん頼って良いと思います。
ほとんどの方が初めての結婚式なので、慣れている人はいないと思います。
私を含む卒花嫁もそうやって準備をしてきました。
私が今、このような花嫁レポートを引き受けさせてもらったのは「ここまで色々アイデアを組み込んだり、持ち込んだりして個性を出しても大丈夫!」ということを伝えたいと思ったからです。
これから結婚式を挙げる多くの花嫁様が"みんながやっているから"ではなく"私たちがやってみたい"と思える式を実現して欲しいなと心から願っております。