挙式
「出雲大社福井分院」で行いました。
雅楽の生演奏や巫女神楽などもあり、本格的な神前式を執り行うことができます。
春の温かな光が差し込み、新緑の青々とした緑が神殿の黒色の床に反射する様子がとても美しかったです。
披露宴パーティ
遠方からのゲストが多かったため、交通の利便性が良い会場を探していました。
カノビアーノ福岡は、リモート見学だったにも関わらず、写真や動画を使っての丁寧な説明で、お料理や演出など当日に期待が持て、その後の打ち合わせもオンラインでできるという点も心強く決め手となりました。
「アッズーロ」は白を基調とした王道な雰囲気の会場で、壁4面を使った大迫力のプロジェクションマッピングの演出があり、ゲストの方にも楽しんでいただけました。
バルコニーや隠し扉から入場できる点も、遊び心があって気に入ったポイントです。
コンセプトやこだわったこと
《コンセプト》旅・空・青
福岡・福井・広島の3つの場所と
Another Skyからイメージを広げて、
航空券風のご芳名カード
旅雑誌風の席次表
紙飛行機の席札をDIYし、
互いの両親へは地元の銘品を贈りました。
《こだわり》
二部制にしたことです。
地元が離れており、ゲストも日本各地から集まるため日程を2つに分けました。
新郎の地元福井で挙式と親族のみの披露宴を行い、新婦の地元福岡で友人も招いての披露宴を行いました。
自分たちが移動することで、遠方への移動が難しいお子様やご高齢の方にもご列席いただけました。
また、今まで一番お世話になってきた大切な家族を紹介したいという思いから、
家族全員にどこかでスポットライトが当たるように役割をもってもらうようにしたことも、こだわりの1つです。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 白無垢
「モードコレクション美和」の白無垢です。
白無垢でありながら、赤×金の刺繍で華やかさもあるところが気に入っています。
挙式と親族披露宴で、懐剣・扇子・筥迫・重ね衿を入れ替えることでプチ衣装チェンジしました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ショップ
- yamadaya
ドレス:ディマス
細かい刺繍が施されたチュールを使ったドレスで、ボリュームはありますがずっしり感がなく、動きやすいところが決め手です。
ウェディングドレスに合わせたイミテーションフラワーのブーケは、30年前に祖母が母の結婚式のために作ったものです。司会者さんにブーケについて紹介していただいた時、祖母の可愛い照れ笑いに私も笑顔が溢れました。
THIRD DRESSドレス 3着目
- ブランド
- Lulu felice
- ショップ
- yamadaya
ドレス:パパラチア
青に近いブルーグリーンのドレスです。
結婚式のテーマに合った色を選びました。
華やかなグリッターとはっきりとした色味で、ウェディングドレスからがらっと印象を変えることができます。ウエスト部分の形がしっかりしていて、シルエットが綺麗に見えるのが気に入りました。
ブーケは母が私のために作ったブーケを持ちました。母とどんなブーケにするか相談したりして、当日まで一緒に楽しめて良かったです。
SHOESシューズ
挙式では白の草履、披露宴では15㎝ヒールです。
かなり高さのあるヒールでしたが、歩きやすかったです。全て衣装店さんでお借りしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式では、
白無垢にナチュラルなシニヨンです。
披露宴では、
ウェディングドレスの際には綺麗めシニヨン、
カラードレスの際にはハーフアップにしました。
ACCESSORIESアクセサリー
ウェディングドレス着用時はパール、
カラードレス着用時はシルバーのアクセサリーです。
こちらも衣装店さんからお借りしたものです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ヘアメイク
アルバムを見る挙式では、母手作りのつまみ細工です。
式では白×銀、親族のみの披露宴では赤×金にチェンジしました。
披露宴ではウェディングドレスの際に、祖母が作ったイミテーションフラワーに自作した3mのロングヴェールを合わせました。
カラードレスの際は、母手作りのバックカチューシャティアラです。
NAILSネイル
挙式ではピンク×ホワイト
披露宴ではライトベージュにグリッターのネイルにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
色のリクエストのみ伝えて、季節のお花を使っていただきました。空のコンセプトに合わせて、花器の下に綿で雲を作り、水にお花を浮かべて空の上のような雰囲気の装花にしていただきました。夏に合う涼しげな印象になりました。
FOODお料理のこだわり
お料理
アルバムを見る出雲記念館での親族披露宴では、福井野菜を使った博多雑煮や、鯛の塩釜開きを福岡の辛子高菜を添えた福井三国名物である鯛ままに仕上げていただくなど、福岡と福井を合わせたオリジナルメニューを考案していただきました。
カノビアーノ福岡での披露宴では、パスタが含まれているコースでしたが、広島風お好み焼きを入れたことで麺料理が増えたため、通常のパスタをカットしてデザートの量を増やしていただきました。お魚やお肉の種類など、細かいメニュー変更にも対応してくださり、友人が披露宴の料理が美味しかったからと、後日リストランテへ食事に行っていました!
WEDDING CAKEウェディングケーキ
特別に作っていただいた広島風お好み焼きにヘラで入刀しました。
ソースとネギを二人でトッピングして、大小のヘラでのファーストバイト
ゲストの皆様にも楽しんでいただけました。
WEDDING FAVORS引出物
待合スペースに福岡・福井・広島のモチーフのついたペンライトを用意し、行きたい場所を選んでいただきました。ペンライトは再入場でゲストの皆さんに振ってもらい、各卓にセッティングした引出物とは別に、テーブルラウンドでお土産に見立てて引菓子をお渡ししました。
モチーフごとに、
「にわか面(福岡)」→あまおうバウムクーヘン
「めがね(福井)」→羽二重がさね
「カープ帽(広島)」→瀬戸内レモンケーキ
と贈り分けしています。
PETITE GIFTSプチギフト
「We Love FURUSATO! ‘’Nippon 47Cookies!’’」です。
福井と福岡のパッケージのクッキーに、名前を入れていただきました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
婚約指輪はクリスマスにサプライズのプレゼントでもらいました。
「NIWAKA」のものです。
WEDDING RING結婚指輪
婚約指輪にあわせて「NIWAKA」でふたりで選びました。
繊細で細身なデザインが気に入りました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
ゲストの皆様に向かい合った時です。
これまでの人生で二人を支えてくれた大事な方々が、一堂に集まってくださっている光景に感動しましたし、こんな日は一生に一度だと目に焼き付けました。
披露宴の最後のオールキャストフィナーレでは、大好きなプロデューサーさんが私たちの隣に来てくださいました。プロデューサーさんの「せーの!」の声でお辞儀、会場には聞こえない私たちにだけ届くその声に、結婚式を挙げるまで知らなかった沢山の準備や打ち合わせなどが思い出され、本当にこれでおひらきなのだという寂しい気持ちと、無事に迎えられた安堵でいっぱいになりました。
二人らしさとは
私は元々DIYが好きで、披露宴に向けての準備を率先して進めました。彼は私の作ったものをいつも褒めてくれて、その分家事を率先して頑張ってくれました。
新婚旅行は私に代わって、彼が引っぱってくれました。それぞれができることを頑張り、二人合わせたら何でも楽しめることが二人らしさかなと思います。
嬉しかった参加者の反応
神前式で母と入場できたのは嬉しかったのですが、父ともヴァージンロードを歩きたかったという心残りがありました。プロデューサーさんに相談したところチャペルでの親族紹介式へのエスコートを父にお願いすることになりました。当日チャペル脇の控室に現れた父の満面の笑顔にやってよかったなあと心から思いました。
父から彼にエスコートを受け渡された時、これから彼と生きていくのだということを改めて実感しました。私の欲張りなお願いに柔軟に対応してくださった式場の皆様に感謝です。
私にとって結婚とは
支え合いながら、一緒に人生を楽しむこと!
後悔していること
披露宴の最初でカッペリーニのみ出していただいたのですが、手を付ける隙が無かったことです。「とても美味しかった」と好評だったのがさらに惜しく…他のお料理はお部屋でゆっくりといただきました!
やりたかったけれど諦めたこと
遠方からの結婚式だったので、負担を減らすためにウェルカムスペースは諦め、ほとんど式場のものをお借りしました。
節約のための工夫
DIY
アルバムを見る二部制で記録撮影を2回する代わりに、前撮りはせず挙式の映像や写真を、ムービーやアイテムに使いました。
動画編集は「Filmora」
ペーパーアイテム作成は「PowerPoint」「Word」「ibisPaintX」を活用し
ヴェールの生地はユザワヤで購入しました。
できるものは自分で、納得のいくまで細かく修正できるので、節約もかねて一石二鳥です!
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
笑って泣いて、きっと人生で一番幸せな日になると思います。リラックスしていっぱい楽しんでください♪