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私たちの結婚式のテーマは “感謝“です。
日々お世話になっている方々に感謝の気持ちを伝えられたらという気持ちで結婚式を行いました。
招待人数は親族40〜50名と、本当に親しい友人20名程度です。
新婦の親族は皆関西在住なので遠方からでも宿泊ができる場所、そして祖父母も納得がいくような格式高く、伝統があるホテルとしてThe Okura Tokyoを選び、上品で高貴なロイヤルウェディングを目指しました。
新婦祖父母が列席してくれるということで、美容室、挙式会場、披露宴会場が全て同じ階で簡潔するというところも魅力の1つです。
挙式
挙式会場はグランドチャペルとスカイチャペルの2つあります。スカイチャペルは41階の最上階に位置しています。天空をイメージした清潔感のある白を基調としていて、開放感があり明るく清いイメージです。私たちが選んだグランドチャペルは入るとイエローオニキスの光に包まれ、厳かで神聖な雰囲気があります。高さも7メートルと高く、当日はオルガンと聖歌隊の声が響き渡り心を震わせることは間違いありません。
披露宴パーティ
入るとすぐに目につく、ゴブラン織の美しいタペストリー。そして煌びやかなシャンデリアとロイヤルブルーの絨毯。その全てが正に「ロイヤルウエディング」を彷彿とさせます。窓も2つあり、ロイヤルウェディングの中にもアットホームなイメージがあります。62名のゲストで8卓でしたが少なすぎずちょうど良いと感じました。会場にはピアノを入れて生演奏を弾いていただき、その音色は会場にぴったりでした。挙式会場としてグランドチャペルを選択しましたので、新郎新婦の美容室、親族控え室、列席者の待合室、フォトスタジオ、そして披露宴会場メイプル、ウェディングに関わる全ての施設が同じフロアに集約しており、列席者の負担も少なくスムーズに移動ができました。
コンセプトやこだわったこと
1つはドレスです。
母と12店舗ものドレスショップに足を運び、納得がいくドレスを選びました。新郎には当日まで内緒にしていましたので、当日はファーストミートで涙を流してくれました。
2つめは新郎と2人で一緒に結婚式を作り上げたことです。
プロフィールムービーやエンドロールムービーは新郎がメインで作成しました。
そしてピアノの連弾もしました。ケーキ入刀は2人でする共同作業として知られていますが、2人でなにか一緒にできないかと、サプライズのピアノ演奏を新郎が考案したものです。
新郎はピアノを弾いたことがなく、私も幼少期のみでほぼ初心者同士でしたが、楽譜も読めない2人がピアノ教室に2ヶ月通い、披露しました。
3つめはウェルカムスペースです。
母が土台から全て作ってくれたイミテーションケーキを飾っています。センス抜群で列席の方々がたくさん写真に収めてくださいました。
最後は新郎へのサプライズムービーです。
新郎は共働き家庭で小さい頃から祖父母の家でお世話になっており、祖父母との結びつきが強い環境でした。
しかし92歳と高齢で結婚式は泣く泣く出席ができなかったので、私から新郎へ祖母からのメッセージのサプライズムービーを上映しました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- ヴィクトリアフランセスカ
VICTRIA FRANCEZKA HLD-00043-01(HL043)
提携店のザ コスチュームサロン ヴェルフェリーチェ様でお借りしました。
ドレスはミカドシルクで重厚感があり、刺繍が立体的で美しいです。
胸元のロールカラーのリボンや、バックスタイルも大きなリボンがあしらわれ、女の子の大好き要素が詰まっています。
バックはクルミ釦でトレーンも長く、ゴージャスで格式高い披露宴会場にピッタリでした。
ケーキカット後に、後ろのトレーンを外してもらい、退場の際はまた違ったバックスタイルにしました。
パニエは1番大きいものを使用し、ボリュームを出しています。
列席者の方々から「リアルプリンセスのようだ」と大好評でした。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- ANTONIO RIVA
ANTONIO RIVA DIAMANTE
こちらもザ コスチュームサロン ヴェルフェリーチェ様でお借りしました。
このドレスを着た瞬間の胸の高鳴りは忘れられません。
母が昔結婚式で着たカラードレスは桂由美の真っ赤なドレスなので、私もカラードレスの色は赤と決めていました。
試着してからすぐに出会ったものです。光によっては赤黒くもみえ、大人っぽく、ゴージャスな雰囲気があります。
座った時のフワフワ感もたまらなく可愛く、チューリップのようでした。
SHOESシューズ
12cmヒールが必要だったので、ザ コスチュームサロン ヴェルフェリーチェ様でお借りしました。
リボンのゴムがついていて歩きやすかったです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
◎ヘア
ウェディングドレス:黒髪の艶をしっかりと出すようなヘアスタイルです。しっかりと艶を出すことで王道で高貴なイメージにしました。
カラードレス:ウェディングドレスとはガラッと変えて、前髪を少し立ち上げて高めのポニーテールで、ボリュームを出しました。
◎メイク
艶感を残しつつドレスに負けないように美しく仕上げていただきました。
ウェディングドレスのリップは落ち着いたピンクのカラーで、カラードレスではリップの色をドレスに合わせて赤く、まぶたもキラキラにして披露宴感を出してもらっています。
ACCESSORIESアクセサリー
ウェディングドレスのイヤリングはザ コスチュームサロン ヴェルフェリーチェ様でお借りしたものです。挙式スタイルでは、イヤリングが小ぶりのものを、披露宴ではティアラに合わせて大きめのものに変更しています。
カラードレスのイヤリングはElizabeth BowerのJune Bud Pearlを購入しました。
肌馴染みの良いゴールドにして、あえてネックレスをしないことでドレスの美しさを強調しています。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式:リボンボンネ
挙式中、後ろから見える姿が美しかったです。
披露宴:ティアラ
こちらもザ コスチュームサロン ヴェルフェリーチェ様でお借りしたリアルジュエリーです。幅が広く、ヘアスタイルと合わさって「オードリーヘップバーンのようだ」と好評でした。
お色直し:提携の美容室でお借りしたパールとジルコニアのヘッドアクセサリー
たびたびキラキラと輝いて美しかったです。
NAILSネイル
- 4600円
職業柄、ジェルネイルをしたのがこの時が初めてでした。
ネイルは可愛くあって欲しいけれど主役ではないと考え、豪華すぎないデザインにしています。
色味はベージュピンクを何種類も配合して肌に合う、ピンクすぎない色味にし、ヘアアクセサリーとあわせてパールを装飾に施しました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
花屋さんはユー花園 オークラ東京店様です。
◎装花
高砂はドレスがたくさん見えるようにソファにしました。
客席からテーブルが見えないように、装花でテーブルを隠していただくことと、白いバラやダリアをメインに花を多く緑は少なめでお願いしています。
正面からはもちろん、斜めからも横からも美しい装花は列席者の方々から好評でした。
ゲストテーブルの花は高さがあるものと低いものを組み合わせ、高さがあることで空間に広がりがあり良かったです。
式場内に入った時の感動は忘れられません。
◎ブーケ
ウェディングドレスは、バラをメインにライラック、そして緑はハゴロモジャスミンにしていただいたキャスケードブーケです。
カラードレスのブーケは大きなダリアとカラー、紫色の胡蝶蘭を入れていただいたクラッチブーケです。ドレスにあって華やかでよかったです。
FOODお料理のこだわり
試食会で色々なコースをいただき、エスポワールを選んでいます。
メインのお肉を塩釜にするか悩みましたが、主人の意見もありフランベにしました。結果、大成功!列席者の方々から「お味がとても良かった」との感想はもちろん、フランベの動画に歓声が入っていてフランベにして良かったです。
また式当日は春節で、豆を食べると縁起がいいとされているためレンズ豆をお料理の中に入れていただきました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ブランシェです。装飾が豪華なシュガークラフトケーキで、会場にぴったりでした。
WEDDING FAVORS引出物
The Okura Tokyoオリジナルのギフトカードです。カードタイプだと軽くて荷物にならないし、個々人の好みにあって色々選択できるのでいいなと思いました。
PETITE GIFTSプチギフト
シヅカ洋菓子店のクッキーです。私の東京の実家のすぐそばにあり、新郎新婦ともに大好き!本当に美味しいと思っているものをお渡しできてよかったです。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
HARRY WINSTONのブリリアント・ラブです。
色々なブランドを見ましたが、HARRY WINSTONのダイヤの輝きは格段に違うと感じ、こちらのブランドにしています。
シンプルなソリティアと迷いましたが、いつも見ていて心が躍るブリリアント・ラブを主人に買ってもらいました。
WEDDING RING結婚指輪
CHAUMETです。
仕事柄、日々使用する結婚指輪はダイヤが付いていないものがよく、伊勢丹のブライダルアテンダントで色々なブランドのダイヤなしのプラチナのものを試しました。
その中でもCHAUMETの指輪はプラチナの量が多く、太さも適度で指輪の中にダイヤが1つ埋め込まれておりときめきました。指輪の中に、イニシャルと結婚記念日が刻印されているのも思い出です。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
たくさんありますが、新婦両親、祖父母が涙を流して喜んでくれたことです。
また新婦父にも最後の挨拶をしてもらいましたが、内容に新郎新婦ともに感動いたしました。
二人らしさとは
2人らしさとは、仲の良さです。
相思相愛で相手をいたわり、愛し合っているのが列席者の方々に伝わったと思います。
相手を思いやり、常にご機嫌でいることが大切だと思っています。
嬉しかった参加者の反応
“感謝”をテーマにしてきたので「結婚式が終わった今でも結婚式の動画をみて幸せな気持ちになっている」「大成功だった」という声を聞き、結婚式を挙げてよかったと実感します。
祖父は「できることなら私ともう一度結婚したい」とまで言っており、美しい花嫁姿を見せることができて良かったと思っています。
私にとって結婚とは
結婚とは大好きな人とずっと一緒にいられることです。
守るべきものが増えるのと同時に相手にも守ってもらえるので2人で強くなれ、また自分自身の新たな一面にも気づき、お互いに高めあえます。
結婚式をしてよかったと感じることは、2人で手を取り合って結婚式に向かって進むことで絆が深まり、より相手のことを知って好きになれたことです。
今後、結婚生活が続きどんな困難に立ち向かっても、この時の幸せな感情と感謝の気持ちを忘れなければ2人で手を取り合って乗り越えられると確信しています。
後悔していること
後悔は全くありません!
やりたかったけれど諦めたこと
ないです!
節約のための工夫
プロフィールムービー、エンドロールムービーを自作しました。
プロフィールムービーはテンプレートを購入し、2人の部分は新郎が構成を考え、またエンドロールムービーは最初から新郎が構成を考えました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
私達がThe Okura Tokyoを選んだ理由は、The Okura Tokyo自体に惚れ込んでいたからです。
ヘアメイクやカメラマンをThe Okura Tokyoでは持ち込み不可であることも、提携店を守っているからだと思い、そこも高評価ポイントです。
The Okura Tokyoは父の還暦のお祝いや仕事関係など今後も利用する予定があり、本当にこのホテルで挙式と披露宴を開催できて良かったと心から思っています。
プレ花嫁さんは本当に惚れ込んだ式場で挙式をすることをお勧めします!