挙式
『カトリック神田教会』という本格的な教会で挙式をしました。
家族、親族、ゲストを含めて、本物の教会挙式に参列するのは初めてという方がほとんどでしたが、「新鮮ですごく良かった」とお褒めの声をいただきました。
結婚式場のチャペルで挙式するときのような自由度はありません。決められた儀式を粛々とこなしていくことになりますが、生演奏のオルガンや聖歌などが深く心に響きました。
また、ステンドグラスが自然の光に当たり、教会内に綺麗に映し出されている光景がとても綺麗でした。
神様の前で誓いを立てるということをしっかりと実感でき、感動しました。
なかなかできる経験ではないので、本物の教会にして良かったなと思っています。
披露宴パーティ
私達が『日比谷パレス』を選んだ理由は、大きく2つあります。
まず一つめは、日比谷公園の中にあり、自然に囲まれていることです。
ガーデンウェディングも私達の憧れの1つでしたので、造られた自然ではなく、本当の自然に囲まれた日比谷パレスの雰囲気がとても魅力的でした。
もう一つは、内装です。
会場に入った瞬間、黄色の可愛らしい椅子が目に入り、一瞬にして暖かみを感じました。冬の結婚式だったこともあり、天気が良くないとどうしても暗くなりがちになるのではと考え、内装に暖かみがあることを重視しました。
見学に伺った際、ちょうど他の方の披露宴の準備がされていたので、当日のイメージが湧きやすかったです。
自分達のイメージにぴったりで、迷うことなくすぐに披露宴の申込みをしました。
コンセプトやこだわったこと
教会での挙式は流れが決まっていたので、オリジナリティは出せませんが、「とにかく楽しもうね」とお互いに言い合って楽しみました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
日比谷パレスと提携している『MAISON DE BLANCHE(メゾン ド ブランシュ)』というドレスショップで選びました。
希望しているイメージをお伝えして、候補のドレスを何着か持ってきていただくという流れでした。
担当の方がいろいろとご提案してくださったのですが、その中で、Aラインのキャミソールドレスにレースのボレロを組み合わせるスタイルが抜群に可愛くて、即決しました。
特に気に入ったポイントは、ドレスの生地がマットな感じの優しい白だったことです。まさに運命の1着、理想のドレスに出逢えたなと思いました。
当日はウェディングドレス1着だけで過ごしました。
とてもお気に入りのドレスですし、挙式の30分間で脱いでしまうのはもったいないと思い、披露宴もウェディングドレスのままにしました。
SHOESシューズ
『ORiental TRaffic(オリエンタルトラフィック)』というブランドのパンプスを履きました。色はグレージュで、レースになっています。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
元々髪の毛が肩上くらいの長さだったので、その長さを活かして、当日もミニボブにしました。
挙式では、内巻きにしただけのシンプルなスタイルにしてもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式では、『MAISON DE BLANCHE(メゾン ド ブランシュ)』でお借りした、ちょっと大振りの真珠のイヤリングをつけました。
歩くとぷらぷらと揺れる感じが上品で可愛かったです。
披露宴では、2日前に夫がプレゼントしてくれた真珠のピアスをつけました。
貰ったときに「結婚式で絶対につけよう」と思っていたので、実際につけられて嬉しかったです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式の時は何もつけず、披露宴の時にヘッドパーツで生花をつけました。
ブーケ・ブートニアと同じお花を使って作ってもらいました。
NAILSネイル
ベースは薄いピンクと白のマーブル、ポイントにキラキラを入れ、金の線をあしらって、おしゃれに仕上げてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
装花は、打ち合わせ時に「春のお花を使って欲しい」という希望とイメージをお伝えし、花の種類などはおまかせしました。
日比谷パレスの可愛らしい黄色の椅子に合うような装花で、ブーケ・ブートニアに使うお花と同じような雰囲気にしたい、というポイントをお伝えしました。ブーケ・ブートニアは白と緑だったので、装花も白と緑、椅子に合わせて黄色のお花を入れてもらいました。
担当のお花屋さんが「1月は春のお花が多く出てくる頃で、結婚式にとても良いんですよ」と教えてくれていたので、どんな様子になるのか当日までとても楽しみにしていました。
実際に装飾された会場を見たときは、お伝えしたイメージ以上の素晴らしいコーディネートで、本当に感動しました。
会場いっぱいに春のお花の優しい香りが充満しており、「生花にして良かったな」と思いました。
メインテーブルとゲストテーブルのお花は同じもので揃えました。メインだけ派手にしたくなかったのと、同じ花を置くことで『繋がり』をイメージしたかったからです。
メインテーブルの後ろにはグリーンのみの大きなリースを飾ってもらいました。
このリースは『縁』を意味しています。ゲストの皆さまとのご縁を今後も大切にしていきたいという想いを込めました。
FOODお料理のこだわり
試食会で出していただいたコースのお料理がとても美味しくて、「ゲストの皆さまにこのお料理をぜひ食べて欲しい!」と思い、試食会のコース内容をそのまま当日のお料理に選びました。
日比谷パレスでは、思い出の料理など、何か取り入れたい料理があれば特別メニューの対応をしてくれるサービスもありますが、ゲストの皆さまに「美味しかった!」と喜んでいただき、私達と同じ感動を味わってもらえて良かったなと思いました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
夫の好きなパティシエが作ったホールケーキのデザインがとても好きだったので、同じデザインでお願いしました。
とてもシンプルですが、世界一かっこいいウェディングケーキになったと思います!
中の部分はいちごのショートケーキでお願いしていたのですが、ノーマルなショートケーキかと思いきや、スポンジが紅茶になっていてとても嬉しかったです!
WEDDING FAVORS引出物
友人にはタオルセット、親戚と家族には食べ物のカタログギフトを選びました。両親には不要とのことでしたが、感謝の気持ちとして同じものを贈りました。
また、全員に共通でお味噌汁セットと焼き菓子をつけました。
PETITE GIFTSプチギフト
日比谷パレスで注文させていただいた、クッキーを贈りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
イエローゴールドに5つのダイヤモンドがついたデザインの指輪をいただきました。
WEDDING RING結婚指輪
イエローゴールドの「クラシックバンドリング」です。ダイヤモンドはついていないシンプルなデザインです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
終始感動していたので一番を選ぶのは難しいのですが、印象深いエピソードが一つあります。
夫がお手洗いで席を外していた際、私の友人ゲストが新郎席に座ってきたのです。その時点で、自由な披露宴だなと思っておもしろかったのですが、戻ってきた夫が自分の席が無かったので、そのゲストの席に座りました。
夫が私の友人たちと楽しそうに談笑しているのを見て、すごく嬉しくなりました。
新郎席に座ってきた友人は、普段からユーモア溢れる人柄なので、彼女だからこそのエピソードだなと思い、今でもその場面を思い出すとおもしろくて笑ってしまいます。
二人らしさとは
楽しいことも悲しいこともいろいろ共有して、楽しいときは笑って、悲しいときは励ましあったり、そういうことが自然にずっとできるのが「私達の2人らしさ」だと思いますし、これからも大事にしていきたいです。
嬉しかった参加者の反応
夫のお母さんが「ここにいた人みんなが家族のようだった」と言ってくださり、目指していたゴールだなと思いました。
私達が思い描いてきたテーマ、コンセプトでもある『アットホーム』がゲストの皆さまにも伝わっていたことが、本当に嬉しく思いました。
私にとって結婚とは
『繋がり』だと思います。
夫の家族、親族、ゲストとの繋がり、私の家族、親族、ゲストと夫の繋がりというように、結婚式に列席してくれた皆さまとは今後も何かで繋がりがあると思います。助けてくれることもあるかもしれません。
そんな繋がりを作ってくれるのが、結婚だなと思います。
後悔していること
後悔していることはありません!
余興やムービー、中座などを取り入れなかったことに「本当にこれでいいのか」と悩んだこともありましたが、何も後悔はありません。
それがスタンダードだからとか、みんながやってるからやるなどは、一切気にしなくていいのかなと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
ありません!やりきりました。
節約のための工夫
節約目的ではありませんでしたが、ドレスを1着にしたことで、結果的にコストダウンになったと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
日比谷パレスは、1日1組の貸切で自由度が高いことが魅力でした。
また、プランナーさんに「これはどうか、あれはどうか」と聞いたりすると一言目には「良いですね!」と肯定してくれるのも嬉しかったです。何でもすぐに確認してくれたり、実現に向けて一緒に頑張ってくださるところが頼もしくて、ここにして良かったなと思いました。
プランナーさんはいつもどんな話でも、悩み事でも質問でも、真摯に聞いてくださいました。私自身、友人の結婚式に出席したことがなかったので、挙式披露宴のイメージが全くつきませんでしたが、プランナーさんのお言葉やご提案にいつも助けられました。「OKです!」とよく仰っており、その言葉を聞くとホッとしました。
披露宴当日は進行や自分のことで精一杯でしたが、あとからプランナーさんが私たちを見守ってくださっている写真を見たときは、「ずっとそばに居てくれたんだな」と改めて安心感を覚えました。
日比谷パレスのスタッフの皆さんは本当に仲が良く、そんな皆さんの元で素敵な披露宴が出来たことを嬉しく思っています。チームワークの良さがあったからこそ、満足できる披露宴を作り上げられたと感じています。
結婚式の準備中は、一喜一憂もするし、無理し過ぎてしまうこともあると思います。
おふたりが一生懸命考えた内容には、何一つ間違いはないと思うので、準備から楽しんで、素敵な1日を迎えてくださいね。