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挙式のテーマは「家族でゆったりとした時間を」です。
家族のみでの神前式だったので、両家で色んな話ができるよう一つのテーブルを囲み食事をしました。挙式後は伊勢神宮を参拝し、結婚の奉告をしています。
介添えのスタッフさんがスポットごとに説明をしてくださり、和気藹々とゆっくり時間を過ごせました。
前職で猿田彦神社さんでの挙式と伊勢神宮参拝に同行させていただく機会があり、厳かな雰囲気にとても惹かれてここで式を挙げるのが夢でした。
三重県で和婚をお考えの方には本当におすすめです!
披露宴のテーマは「枠にとらわれない自由なパーティ」です。
家族と友人を招きました。
挙式とは別日で披露宴のみ行ったので、両親はモーニングや留袖ではなくジャケット・パンツスタイルのスーツとドレスにしています。
ゲストにも柄シャツやミニスカートもOKだと伝え、思い思いのコーディネートを楽しんでいただくよう促しました。
百花籠の一番の決め手は人力車入場ができることです。
とにかく驚く見たことない演出がしたかったのと、和装を着たかったのでぴったりでした。
ゲストと近い距離で過ごしたかったので、百花籠の中でも一番コンパクトなバンケットを選んでいます。

挙式
歴史ある会場でロケーションも綺麗です。
みちひらきの神様なので、結婚という節目にぴったりです。

披露宴パーティ
迫力のある和モダンな外観で、ゲストを乗せたシャトルバスが到着した際、歓声が上がったそうです(笑)
人力車や愛車での入場ができるので、人と被らない入場をしたい方にはおすすめです!
コンセプトやこだわったこと
たくさんありますが「全員に感謝を伝えること」「全員を楽しませること」にこだわりました。
ウェルカムスピーチや謝辞で遠方の人やキューピッドになってくれた人について触れ、友人代表スピーチや受付等の役割も各テーブルに振り分けました。
プロフィールブックには各テーブルの紹介を入れたので、みんな何度も読み返したそうです。
結びでは一日を振り返るエンドロールではなく、思い出の写真にメッセージをつけたサンクスムービーを各テーブルごとに上映しました。
退場の際は、握手やハグをしながら全テーブルを回って感謝を伝えました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目

- スタイル
- 白無垢
挙式 :杉新衣裳店で借りた桂由美(YUMI KATSURA)ブライダルハウスの白無垢です。
ふんわりとした手触りや色合い、胸元の刺繍が気に入っています。
また、伊勢神宮は花嫁衣装で入ることができないので、杉新衣裳店の振袖に着替えて参拝しました。
暗いトーンの生地に差し色で赤を入れて、自然の中に映えるようコーディネートしました。
SECOND DRESSドレス 2着目

披露宴 : nu-縫う-でオーダーしたウェディングドレスです。
元々婚礼衣装のスタイリストをしていて、たくさんのドレスを見てきたので自分だけのドレスを作りたいという思いがありました。
パンプスもこだわったので、歩くと足元がチラッと見えるように長さを細かく調整していただいています。
THIRD DRESS和装 3着目

- スタイル
- 引き振袖
披露宴:杉新衣裳店の引き振袖です。
帯が見えるのが好きというのと、人と被りたくないという思いで、打掛ではなく引き振袖を着用しました。
会場にぴったりのからし色がお気に入りです。
ウェディングドレスがふわっと柔らかい印象で、イメージを変えられるように小物を黒やブラウンでシックにしました。
未仕立てだったので、ふきの色も選べて良かったです。
SHOESシューズ

クロスストラップのベージュのヒールに、ブーケと揃えた赤の胡蝶蘭をつけました。
足元も華やかにしたくて、お花屋さんに用意してもらっています。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

【挙式】
白無垢:衣装の雰囲気に合わせてふんわりとしたヘアに、メイクも柔らかめにしていただきました。
振袖:この日のために伸ばした髪の毛を活かしたヘアにしました。リップも濃いめにして、かっこよくしていただいています。
【披露宴】
ウェディングドレス : みんなを驚かせたくて、当日ギリギリまで髪の毛を伸ばし、直前でハイトーンボブにしました。
「こっちの方が良い」と好評だったのでよかったです。
メイクはイエベなのでオレンジ系にしています。
引き振袖:衣装の雰囲気に合わせて大人っぽくタイトにしました。
アイシャドウやリップも濃いブラウンに変えて、かなり雰囲気が変わったと思います。
ACCESSORIESアクセサリー

【挙式】
使用しませんでした。
【披露宴】
ウェディングドレス:パールのピアスにしました。
髪飾りにお花を使用したので、ピアスは小ぶりであまり目立たないものを選んでいます。
引振袖:黒のタッセルピアスです。
懐剣や箱せこ、刺繍半衿の色に合わせて黒で統一しました。
ヘアをボブでタイトにまとめたので、存在感ある大ぶりのものにしています。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

【挙式】
白無垢: 振袖でお花を使用したかったので、白無垢はシンプルなかんざしと水引にしました。パールのかんざしがお気に入りです。
振袖:自然の中に映えるよう、赤の胡蝶蘭やナンテンをつけました。正面から見ても存在感のある個性的なデザインがお気に入りです。
【披露宴】
ウェディングドレス : 造花です。
耳元に垂れるようにつけるのが憧れだったので、お花屋さんに頼みました。おかげで顔周りが華やかになりました!
引き振袖 : 水引と金箔にしました。
どちらかというと、髪飾りよりピアスが目立って欲しかったので、ここはシンプルにしています。
NAILSネイル

現在ネイリストをしているので、ネイルは自分でデザインと施術をしました。
【挙式】
白無垢と振袖の柄に合わせて、菊をいれました。
職場のネイルサロンでプロデュースしている伊勢志摩の本真珠もつけ、本物ならではの輝きが結婚式という場にぴったりでした。
【披露宴】
衣装、会場の雰囲気全てに合うようにダークブラウンとオフホワイトで揃えました。
ネイルも主役の1つとなるように、存在感あるリングデザインにしたのがこだわりです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

私たちのお付き合いがスタートした秋の季節をテーマカラーにしました。
全てのカラーが入るようにいろんなお花や枝を組み合わせ、盆栽をイメージするような透け感のない花瓶に生けていただいています。
お花だけでなく、ダークグリーンのジョーゼットクロスを垂らすことで和モダンに仕上がったと思います。
お花は当日まで見ることができないので不安でしたが、イメージ通りで感激しました。
担当してくださったのは式場専属の水谷さんです。
花瓶にもこだわりがあったので、事前にいろんな花瓶を見せていただきました。
とても素敵な方だったので、打ち合わせも楽しかったです。
FOODお料理のこだわり

料理は式場選びの際に試食させていただき、とても美味しかったので、どのメニューを選んでも不安はなかったです。
通常メニューにプラスしてうなぎ丼をつけたことで、ボリュームもアップして良かったと思います。
ゲストからも「どれも美味しくてお腹いっぱいになった」と言っていただけました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

自分たちがウェディングケーキを入刀しているイメージがあまりできなくて(笑)
会場の雰囲気や衣装に合わせて、みたらし団子ドロップにしました。
ゲストのみんなも見たことがなかったようで、お団子が出てきた瞬間盛り上がっていました。
食べさせ合いをするファーストバイトも自分たちにはイメージができず、BIG団子に二人でかぶりつきました。
二人で披露宴のためにダイエットを頑張っていたので、ご褒美をもらえた感じがして嬉しかったです(笑)
そのあとはお互いの友人にサンクスバイトを行いました。
名前を呼ばれて泣いて喜んでくれた子もいて、やってよかったなと思います。
WEDDING FAVORS引出物
遠方のゲストが多く、二次会もあったので、とにかく荷物が少なくなるよう全ゲストカードタイプの引出物にしました。
両家の祖母には披露宴後にそれぞれの好きなものをプレゼントしています。
PETITE GIFTSプチギフト

付き合った記念日が11/11なのでポッキーにしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
NIWAKAのリングをプロポーズの時にプレゼントしてもらいました。
WEDDING RING結婚指輪

ringramでオーダーしました。
二人ともブランドにこだわりがなく、コーディネートの一部になるようなリングがよかったので、オーダーにして正解でした。
少し太めでゴールドなので、存在感があってとても気に入っています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

両家の両親からのサプライズムービーです。
二人の思い出の地である、香嵐渓で撮影したオープニングムービーを披露宴入場前に上映したのですが、それを両家の両親が完コピしたものが結びの前に流れました。
香嵐渓まで家から2時間ほどかかるのですが、わざわざ下見までしてどの場面をどこで撮影したのか記録してから撮影に臨んだそうです。
会場も大盛り上がりで、あまりにレベルの高いサプライズに感激しました。
自慢の両親です。
二人らしさとは

私たちにとっての二人らしさは、テーマでもあった「枠にとらわれない自由さ」だと思います。
まずは挙式と披露宴を別日で行ったことです。
家族との時間も、友人との時間も大切にしたかったので、分けてよかったと思います。
そして、神前式だったことでできていなかったベールダウンやジャケットセレモニーなど、家族で行うセレモニーを披露宴の中座で行ったことです。
本来はチャペルでの式で行いますが、こういったセレモニーは両親に新しい人生へ送り出してもらう意味があるので、挙式ではなく披露宴で行ってもいいのではないかと思い計画しました。
ゲストにも「二人らしくてよかった」という言葉をもらったので、伝わったと思います。
嬉しかった参加者の反応

司会業をしていて、これまでたくさんの結婚式を見てきたゲストに「今まで見た結婚式で一番良かった」と言ってもらえたことや、結婚式の参列経験がたくさんあるゲストに「参列して初めて泣いた」と言ってもらえたことが嬉しかったです。
高砂からみていても、たくさんのゲストが泣いて笑って良い表情をしていて、本当に幸せな気持ちになりました。
私にとって結婚とは

1番の味方が1番近くにいてくれることです。
お付き合いの期間が長かったので、結婚してもあまり変わらないかなと思っていましたが、安心感がかなり変わった気がします。
結婚式を挙げたことで、お互いの大切さはもちろん、家族や友人の大切さも改めて感じることができました。
後悔していること
大きな後悔はないですが強いていえば、ファーストミートやファミリーミートなどのゲストが見れないシーンを携帯で撮影しなかったことです。
そこまで気が回っていなかったので、誰かスタッフの方にお願いすればよかったなと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
これも強いていうならですが、テーブルクロスやナプキンの色を変更したかったのともっとDIYを頑張りたかったです。
予算と時間の面で諦めました(笑)
必要なものは全てDIYしましたが「なくても良いけど、あったらおしゃれだな」というくらいのものには手が回らなかったです…。
節約のための工夫

まずは平日に披露宴をしたことです。
ゲストに平日休みの子が多かったのと、式場には平日は1組しか入れないとのことで開始時間の決まりがなく平日の金曜日にしました。
平日の方が安くなる式場は多いと思うので、ゲストの休日の割合次第で平日にしても良いと思います!
あとはウェディングドレスとタキシードをオーダーにしたことです。
オーダーは意外とレンタルよりも安く済むことがあります。
特にタキシードは普段でも使えるデザインにしたため、これからも使えるので楽しみです。
後撮りも同じ衣装ですることになったので、オーダーにしてよかったなと思います!
DIYも頑張ったのでそこも節約にはなりました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

猿田彦神社さんは伊勢神宮が近いので、参拝ができたり観光ができたりと式以外の面でも家族に喜んでもらえると思います!
家族旅行を兼ねて、遠方からみえる方がたくさんいるそうです。
百花籠さんは洋装も和装もしたい方にはぴったりです!
外観も内装もデザインがしっかりしているので、装花やウェルカムスペースにあまりお金をかけなくても十分だと思います!
大切な人たちが集まる一生に一度の結婚式の準備はとても大変でしたが、間違いなく人生で一番幸せな時間でした。
全ての花嫁様がそんな風に思える結婚式を挙げられることを祈っています。