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us.59wedding
装飾テーマは「トラベル」
ウェルカムスペースのテーマは「タイムトラベル」
式全体のテーマは「Let it go , Let it be」にしました。
旅行に行く前のワクワクして眠れないあの時のように、私たちの式を楽しみにして欲しい。そして当日は、非日常の中で目の前の出来事を思いっきり楽しんでもらいたい。帰った後も、あの日は楽しかったなあと写真を見返して、何度でも思い出して欲しいという思いを込めました。
具体的には、結婚式の1週間前に準備の様子とテーマを伝える予告動画をゲストに送って、来る前からワクワクしてもらえるコンテンツを作りました。受付はホテルのフロントのイメージ。ルームキー風のエスコートカードを受け取り、披露宴では自分のお部屋でゆっくりくつろいでもらうという設定にしました。
またタイムトラベルのテーマに沿って、門から入り口までのコリドーには両家の写真を歴史館風に飾り、入り口の中には私たちが出会ってからの写真を中心に装飾しました。ウェルカムパーティーでは、ゲストとの懐かしい写真を飾り付けしました。
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挙式
初めて入った時に心を奪われたのは、花びらのバージンロードです。窓がなく、外が全く見えない白を基調としたチャペル。天候に左右されないし、お城のようにキラキラとした雰囲気がとても気に入っていました。照明の明るさも調整出来て、オプションでつけたイルミネーションでシルエット演出も出来ました。
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披露宴パーティ
ガーデンから繋がる大きなガラス扉がある披露宴会場。
カーテンが開くと明るい光が一気に入ってきて、プールに流れる水の音も心地いいです。見学の時に、再入場はガーデンからと決めていました。
コンセプトやこだわったこと
空気作りにこだわりました。
私たち、両親、スタッフさん、男性ゲスト、女性ゲスト、それぞれの感情がどう動くのか想像しながら、ゲストがチャペルに入ってから新郎が入場するまでのBGMや照明や入場のタイミングも決めて何度もリハーサルしていただきました。
「空気」は人によって感じ方も違い、はっきりとした答えがあるものではないので、何度も主人と話し合いましたが「全員の心の温度を同じにして、全員に同じように楽しんでもらう」「ベイサイド迎賓館神戸に集まるすべての人にとって、今日を特別で最高の1日にする」ということを目標に、二人で考え工夫しました。
ゲストは見ることのないスタッフさんへのメッセージボードを作ったり、受付後の時間に新郎新婦による館内アナウンスを流したりもしました。
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WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
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- ショップ
- FOURSIS & CO.
カヌレ
試着した瞬間「これだ!」と思った1着です。長すぎず短すぎないトレーンの長さがちょうどよく、ふわふわした感じが気に入っていました。ハートカットの胸元、Aラインの形、全てが可愛くて即決でした。
SECOND DRESSドレス 2着目
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- ショップ
- FOURSIS & CO.
MGL-0351
これも試着した瞬間に「これが着たい!」と思ったドレスです。何層にも重なったベルのような形も可愛くて好きでした。元々ボリュームのあるドレスなので、パニエの大きさは一つ小さくしてもらいました。
SHOESシューズ
特にこだわりがなかったので、アウトレットでヒールの高さが9センチ以上ある安いものを選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
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ウェディングドレスのヘアスタイルは王道の低めのシニヨン。ボリュームが出過ぎない程度にふんわりと仕上げてもらいました。少しでもゲストとの時間を作りたかったので、挙式と披露宴前半のヘアスタイルは変えていません。
カラードレスのヘアスタイルは高めのポニーテール。2段にして、下の部分は結ばず下ろしたまま長さを出してもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー
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ウェディングドレスのアクセサリーはシルバーのキラキライヤリング。動くと小さく揺れる可愛いものです。挙式の時のみ母からもらった真珠のネックレスをつけ、披露宴の時のみサッシュベルトをつけました。
カラードレスの時は、すりガラス風の大きめのお花のイヤリングをつけました。ネックレスは主人が初めてプレゼントしてくれた、美女と野獣モデルのものをつけました。黄色のドレスで、余興で友人に弾いてもらうピアノの曲も美女と野獣だったので、目立つものではなかったですがぴったりのネックレスでした。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
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ウェディングドレスの時はティアラを、カラードレスではシルバーの小枝のヘッドドレスをつけました。
NAILSネイル
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ピンクベージュの色味に、お花のデザインを入れました。お花以外の指はシンプルに。シェルとラメでキラキラのデザインと、細いゴールドラインのデザインにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
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ホワイトやピンクベージュのバラと、フランネルフラワーやカスミソウなどの細かい白いお花がメインになっています。
FOODお料理のこだわり
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予算と相談して、メインとなるお肉料理のみランクアップしました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
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ハート型の苺の三段ケーキ
ケーキ入刀の後は、同時バイトとサンクスバイトをしました。
「私の大切な人をこんなに素敵に育ててくれてありがとう」という意味を込めてサンクスバイトはそれぞれ相手のお母さんに。当日は母の日だったこと、自分の両親には感謝を伝える機会はあるけど、相手の両親に伝える機会は中々ないと思ったのでこの形にしました。
WEDDING FAVORS引出物
引き出物は全員カタログギフトです。親族と友人でカタログギフトのランクは変えました。
引き菓子は親族にはバームクーヘンと焼き菓子のセット。女性ゲストにはスープのセット。男性ゲストにはタオルとレッドブルのセットです。
PETITE GIFTSプチギフト
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31種類のフレーバーがあるブレスパレットの歯磨き粉にしました。数字とアルファベットがあって、アルファベットも合わせると63種類もあるようです!テーマのトラベルにかけて、ホテルのアメニティのイメージでした。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
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杢目金屋
私の誕生日でもあり、入籍の月でもある5月の誕生石「エメラルド」が入っています。ピンクゴールドとシルバーの2種類を混ぜて木目のように作ったリングは、決して同じ模様になることがない世界でたった一つの指輪です。
WEDDING RING結婚指輪
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et.le
ブランドにはこだわりがなかったので、いくつかのブランドが入っているジュエリーショップで、気に入ったデザインのものを選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
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ファミリーミートでお父さんがお姫様だっこしてくれたこと。小さい頃からずっと、お父さんみたいな人と結婚すると言い続けてきたほど私はお父さんのことが大好きです。
ウェイトベアを渡し、小さい頃を思い出してもらった後にお姫様抱っこがして欲しいと思っていましたが、さすがに無理だろうと誰にも言わずに諦めていました。当日、ウェイトベアを渡した後、プランナーさんが「ハグしてもいいですよ!」と横から言ってくださった時、「お姫様抱っこ・・・」と心の声が漏れてしまい、お父さんは「えー」と笑いながらやってくれました。
一瞬だったけどとっても幸せな忘れられない時間になりました。
二人らしさとは
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私たちは価値観も考えも正反対と言っていいほど違います。その性格のせいで、結婚が決まる前から何度も喧嘩をしてきましたが、今こうして夫婦になれたのは、どれだけ考えが違おうと、諦めずに相手を理解しようと向き合ってきたからだと思っています。
結婚式の準備でも何度も壁にぶつかり喧嘩をして泣いてきました。それでも諦めずにお互い何度も話し合い、コロナ渦での延期という状況も一緒に乗り越えてきました。「向き合うことを諦めないこと」これはプロポーズしてもらった時にも約束しました。
嬉しかった参加者の反応
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男性ゲストからは「今まで行った結婚式の中で一番良かった!」「参考にしたけどこの結婚式は絶対誰にも真似出来ひん」と言って頂けました。
祖母は「本当にいい式だった。あんないい式見たことがない」と帰ってからも涙を流して喜んでくれました。
私にとって結婚とは
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新しい人生のスタート。
今までの常識や価値観では見られなかった新しい世界がふと見える時があります。結婚はこれから続くそんな新しい人生の、最初の一歩だと思います。
後悔していること
動画を残して欲しいシーンを指定して、ゲストにお願いすればよかったなあと思いました。ありがたいことにゲストはたくさんの動画や写真を残してくれていました。
ただサプライズで登場するところや、内緒にしていた演出、フラワシャワーなどでゲストの手が塞がっているところは、誰も動画を撮っていなかったため、動画があるところと無いところの差が激しかったです。ここは残して欲しいということを、何人かに事前に伝えておいてもよかったかなと思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
デザートビュッフェとお茶漬けビュッフェ
お茶漬けビュッフェは金銭的に、デザートビュッフェは時間的に諦めました。演出を詰め込んでバタバタだったので、結果的にやらなくても良かったかなと思っています。
節約のための工夫
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ケーキナイフとマイクのお花、ケーキ前の装花は会場で頼まず、お義母さんにお願いして手作りしました。その他、席札やメニュー表や席次表、オープニングムービーも自分たちで作りました。
アクセサリーは基本メルカリやセール品などで安く購入したもの。ウェルカムスペースで使った風船を再入場で持って入場することで、風船の再利用とセカンドブーケの節約にもなりました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
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スタッフさんとの情報共有はしっかり確実にすること。私は形に残して確実に共有するために、打ち合わせごとに資料を作っていきました。
コロナ禍での結婚式、本当に笑って当日を迎えられるのか不安に押しつぶされそうな日もありました。何度も出欠の確認をして、その度に申し訳なさと欠席で返ってくるかもしれない怖さと戦った日もありました。一番来て欲しかった人が結婚式に来られなくなり、今でも涙が出るほど悲しくて悔しい思いもしました。
でもその先には、本当にやって良かったと思える最高の1日が待っています。プレ花嫁の皆さんにも、最後まで諦めずに、その日を迎えて欲しいです。