natsumon_wedding
挙式、ウェルカムスペース、披露宴ではそれぞれテーマを分けました。
まず挙式はクラシカルなドレスだったので王道のキリスト教式です。
ウェルカムスペースは夏婚ということで海のイメージで、シェルモチーフをメインに装飾をDIYしました。
披露宴はユニバーサルスタジオジャパンをテーマにしました。日常のデートはもちろん、二人が付き合ったきっかけや、プロポーズにも関係している、思い出深い場所だからです。
挙式
安藤忠雄さんが設計されていて、光の入り方や、写真に残した時の美しさがポイントです。天空のチャペルと呼ばれ、景色がいいです。当日も快晴で、真っ白なチャペルが輝いていて、とても綺麗だったことを鮮明に覚えています。
披露宴パーティ
こちらも四方がガラス張りで景色がよく、光がたくさん入ってきて明るい雰囲気で出来たことがよかったです。ある程度ラグジュアリーなので、そんなに装飾に力を入れなくてもよかったです。
コンセプトやこだわったこと
とにかくゲストに負担をかけたくないというのがあり、余興やスピーチは何もお願いしませんでした。
かわりにユニバーサルスタジオジャパンの年間パスポートが当たる抽選会を開催し、盛り上がったのでよかったです。抽選箱も、オープンしたばかりのニンテンドーワールドに売っているハテナブロックにしました。
テーブルナンバーはユニバーサルスタジオジャパンのキャラクターを設定し、DIYしたフォトプロップスを花瓶にさして、ナプキンとランナーの色もそれぞれイメージカラーにして、「あ、ここはエルモのテーブルなんだ!」などを一目でわかるようにしたことがポイントです。
メインテーブルにも、卒花さんから譲っていただいたユニバーサルスタジオジャパンのキャラクターたちのぬいぐるみを飾り、写真撮影の時にゲストに持っていただくようにしました。
メインバックに風船をおいたこともポイントです。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
人によっては、好みが別れるドレスだと思います。
フワフワ!キラキラ!なドレスも大好きだし憧れましたが、鏡を見て衝撃でした。
いつまででも、このドレスを着た自分を眺めていたい、ちゃんと自分なんだけど、まるで自分じゃないみたい、フワフワでもキラキラでもないのに、むしろシンプルなのに、どこかの国の高貴なお姫様みたい、そんな感想が浮かんだ運命のドレスです。
レースのロングスリーブで、ハイネック、サテン生地でとても上品なドレスです。私の希望が、他の花嫁様とあまり被らなそうな、レースのロングスリーブでした。
夏婚なのですが、あえて肩出しではなく、スリーブを着ることで意外性を狙いたいのと、レースから透けて見える素肌に、私は魅力を感じるし好きなので、この希望をだしていました。この条件に叶うドレスがそもそもなく、あってもショートスリーブでした。
紹介された唯一のロングスリーブが、このオリジナルドレスでした。可愛らしいだけじゃない、私の求めているクラシカルな感じ、気品が、このドレスにはあるなと思いました。
また、このドレスにはティアラ以外考えられないというくらいだったので、そこもどストライクでした。
結婚式にティアラを被るという夢が、ますます膨らみました。フィッターさんにも、ハイネックは人を選びますが、お客様はものすごくお似合いですねと、褒めていただけたのも、ポイントです!
夫にも、お披露目した瞬間に歓声をあげられました。
「本当に上品だし、これ着たら皆驚くと思う」と言ってもらえました。一番の推しということで、私と一致しました。家族に見せても、抜群に受けが良かったので、こちらに決定しました。
SECOND DRESSドレス 2着目
お色直しで着たドレスは、世界に一つしかない私だけのドレスです。京都に住む祖母がプレゼントしてくれました。
詳細ですが、祖母はもともと洋裁店勤務でウェディングドレスを作る仕事をしており、生地の裁断を担当していたそうです。その時の同僚の方が、現役で裁縫をされているので、その方にお願いして作っていただいたオーダーメイドドレスです。
祖母には孫娘にドレスを作ってあげたいという夢があったそうで、叶えることができて、お互いとても嬉しかったです。シンデレラが魔法にかかって、キラキラしている瞬間のドレスをイメージにしました。
生地を京都のノムラテイラーさんに見に行って、自分たちで選ぶとこから始まっています。試着を何回か重ね、話し合いながら作っていただきました。
とてもとてもお気に入りのカラードレスです。
SHOESシューズ
Dressmoreさんでレンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ウェディングドレスの時はクラシカルをテーマにしています。アイシャドウは、手持ちのCHANELのレベージュのライトで、ピンクメイクをしていただきました。
ヘアスタイルはアップでタイトにまとめましたが、サイドはちょっと残して可愛らしさも意識しました。
カラードレスの時のメイクは、手持ちのRMKのアイスブルーのアイシャドウを使っていただきました。
ヘアは、ダウンでふわふわにしていただきました。
前髪もくるくるで無造作な外国人風にオーダーしました。
ACCESSORIESアクセサリー
ウェディングドレスの時は、パールのイヤリングです。
カラードレスの時は、インスタグラムのプレゼント企画でいただいたエリザベスバウアーのイヤリングと、母が結婚時に祖母に買ってもらったというピンクパールのネックレスを貸してもらい、ステラブライダルのパールのブレスレットを着けました。
色みの統一までは難しかったですが、なるべくパールで揃えるようにしました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ウェディングドレスの時は、大好きなパールのティアラです。
カラードレスの時は、成人式の時に祖母に買ってもらった、スワロフスキーがついているカチューシャです。
NAILSネイル
インスタグラムのプレゼント企画でいただいたネイルチップをずっとつけていました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
バラです。
大人っぽくてシンプルより、可愛らしい雰囲気が好きだということをお伝えしました。
FOODお料理のこだわり
アルモニービーフが売りのようなので、ワンランクアップしました。フレンチがとても美味しかったので、あれこれ注文つけずにお任せでした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
特にこだわりはなく、ピンクで2段のハート形で、とにかくかわいいものをプラン内から選びました。
WEDDING FAVORS引出物
男性ゲストには夫チョイスの名入りタンブラー、女性には私チョイスの熊野筆のチークブラシを選びました。
食器類はほかの方の結婚式でも貰うだろうし、ありきたりだし、重いのでなしでした。引き菓子は夏なのでゼリーセット、ご祝儀を多めにくださった方にはヨックモックにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
みさご珈琲さんのメッセージドリップパックをラッピングして渡しました。ヨドバシカメラのプリント機で作ったイラストシールを貼ったりしてオリジナリティが出るようにしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
婚約指輪はアイプリモさんのKITALPHAを贈ってもらいました。メインダイヤモンドのサイドのミニダイヤをピンクダイヤにしたこと、裏側には私の誕生石のルビーが、日付とイニシャルと一緒に刻印してあることなど、夫のこだわりが詰まった指輪です。
後からいかにこだわってオーダーしたかを詳しく話してくれたことも、いい思い出です。
WEDDING RING結婚指輪
結婚指輪はBVLGARIさんのフェディウェディングリングです。私のはダイヤモンドのハーフエタニティリングで、とてもとてもお気に入りです。
夫のもエッジが特徴的で存在感があって、お気に入りのようです。なんでBVLGARIさんにしたのかを聞くと「試着に行ったときに、特に気に入っていたように見えたから」とのことです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
選びきれませんが、予想外でびっくりしたのが、高校の友達がサプライズでムービーを作ってくれていて、いきなり流れ始めたことです。
当時の思い出の写真や、わざわざ撮って編集してくれたであろう、来られなかった子たちも含めたメッセージ動画を見ていると、とても温かい気持ちになりました。
二人らしさとは
周りに言われるのですが、本当に仲良しです。
真剣な話し合いもするし、ふざけあいもするし、でもずっとべたべたではなく、それぞれ好きなことをしていて、まったく話さない時間もあります。
ずっと二人でいても苦にならないくらい、お互いのことが大好きなのが二人らしさだと思います。
嬉しかった参加者の反応
私は恥ずかしかった瞬間なども多く、どう思われていたか気になりましたが、「すごくいい式でした!」「とても幸せな気持ちになりました」「本当に綺麗でびっくりしたよー」など嬉しい言葉を頂きました。
私にとって結婚とは
結婚式自体は自己満足でしたが、ここでゴールではなく、二人のこれからを見守っていただけるよう、お伝え出来たことがよかったし、両親に気持ちを伝えられたいい機会だったと思います。
後悔していること
いくつかありますが、まずくっつけるものはきちんとくっつけておくことです。グルーガンや、のりの接着が甘かったりすると、「あれ、ここにつけておいたシールどこにいったのかな」なんてことが起きて少しもやっとします。
あと、ゲストテーブルの装飾が思っていたのと違いました。席札はカラフルなキャラクターが表面なのに、裏面のモノクロの部分を表として飾られていたり、端に置いておいてほしかった、あまり力を入れて作ったわけじゃない使い捨てマスクケースが一番目立つように置かれていたりと、残念なポイントがありました。
席札はチケット風のものをDIYしたのですが、モノクロ面にゲストの名前を入れてしまったので、それが失敗だったなと思います。それにしても、席次表で位置はわかるし、見栄えの面からもカラフルなキャラクター面を表で置いておいてほしかったです。
モノクロ面の写真がばっちり残っているので、見るたびに残念な気持ちになります。ゲストが入ってくる前にチェックの時間がありましたが、席札とマスクケースを置く前だったので、指摘できませんでした。
フォトプロップスは、一つ一つの花瓶にさしてほしかったのに、一つにまとめて置かれていたので、そこは指摘して直してもらうことができました。チェックの時間がなければそれもそのままだったと思うと…。
ゲストテーブルに関しては本当に残念ポイントが多く、指示書を作っておけばよかったです。
写真や衣装に関しても、後から母に散々文句を言われました。例えば、訪問着の管理がなっていないホテルだとか、家族写真を全然とってくれないカメラマンだとかです。
両親が後から文句言ってくるタイプだとわかっている場合は、事前に撮影指示書に、母と二人だけの写真を撮ってほしいとかを絶対に書いたほうがいいです。カメラマンさんは意外と撮ってくれないです。
友達などゲストとの写真に比重を置きがちですが、むしろ親戚も含めた家族写真の指示書を作ることを強くお勧めします。
やりたかったけれど諦めたこと
チャペルから見た夜景がすごく綺麗で、私はむしろ夜景が好みだったのでナイトウェディングがしたかったのですが、コロナだったり遠方のゲストの都合を考えて諦めました。また、高砂はソファ席がよかったですが、予算関係で諦めました。
あと、ラプンツェルみたいなランタンを使った演出をしたかったのですが、できるかどうかもわからなかったし、ユニバーサルスタジオジャパンがテーマなので、ディズニー要素を持ってきたら、ちぐはぐになりそうということで、やりたかったけれど諦めました。
節約のための工夫
まず削れるのは装花だと思います。
フローリストさんはあれもこれもおすすめですと言ってくるし、ついつい追加していってしまいますが、本当に必要かどうかをよく考えることです。
私たちの場合、チャペルではなにも追加してません。
最初、花絨毯をおすすめされていましたが、天空のチャペルは花絨毯なしでも十分綺麗なので、削りました。
ウェルカムスペースにも飾れますよと言われましたが断りました。
高砂は、メインバックにも飾れるといわれましたが、持ち帰れないしもったいないので、削りました。
かわりに風船置きました。
ケーキテーブルにすらお花は要らないのではと思い削ろうとしましたが、花首を並べておくことで抑えられますと提案していただき、そうしていただきました。
フローリストさんにはいろいろ言ってしまいどう思われているのか不安でしたが、考えてくださる方でよかったです。
また、招待状はWEBにしたり、席札、プロフィールブックはDIYしました。オープニングムービーやプロフィールムービーは外注しました。プチギフトも持ち込みました。持ち込み無料のものは持ち込んだほうが安くなる場合があります。
新郎新婦アクセサリー類も、ブライダルシューズ以外ほとんど持ち込みです。あと、写真関係ですが、最初、家族用に型物写真を注文していましたが、自分たちでアルバムを手作りして渡したほうがいいのではと思い削りました。ムービーも記録ビデオだけにしました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
インスタグラムを見ていると、たくさんの素敵な花嫁様がいらっしゃり、「私なんか…」と思われてしまうかもしれないですが、全くその必要はないです!
こだわりなんかなくても、お二人が納得いくウェディングが一番素敵だと思います!