

kawaguchi
テーマは「Starting Caravan」です。
私は「sumika」というバンドが高校生の頃から大好きで、ツアーは必ず1公演以上は行くほどsumikaのライブに夢中になっています。
そのため、結婚式を挙げるかどうか決める前から、式では絶対にsumikaの曲をたくさん流そうと決めていました。具体的にどんな曲を流そうか考えているうちに「sumikaのライブのような結婚式にしたい」と思うようになりました。
そこで、私が初めてsumikaのライブを見に行ったのが2018年に武道館で行われた「Starting Caravan」というツアーだったので「sumikaのライブのような結婚式」と「これから夫婦として歩き出します」というふたつの意味を込めて、このツアー名をテーマとしました。

挙式
待合室、チャペル、披露宴会場すべての場所から港などがない海だけが広がる景色を見ることができます。私は当日大雨で叶いませんでしたが、アフターセレモニーを行うチャペル外の長い階段も、魅力的でした。私は雨女なので、当日も朝から大雨でしたが、それでもゲストの皆さんに「会場が素敵だった」と言っていただけたので、雨女の方にもおすすめできる会場です(笑)
また、土日はシャトルバスが運行しているので、ゲストの交通手段を気にせず招待できたのも良い点でした。レストランが併設されているので結婚式の1年後などの記念日に、またこの式場に戻って来られるというのも素敵だなと思います。

披露宴パーティ
披露宴会場には大きな窓があり、海が全面に見えるリゾート婚が叶います!高砂はソファとテーブルで選べるため、ゲストとの距離感を自分たちの好みに合わせて変えることができました。窓の外にあるバルコニーはとても広く、イベントやデザートブッフェなど、さまざまな活用ができる自由度の高さも魅力です。
そして、この式場ならではの「オールキャストフィナーレ」という演出もおすすめです。新郎新婦が一度退場した後、キャストの皆さんと一緒にバルコニーから再登場するという演出なのですが、これがとても好評でした。通常は手を振るだけなのですが、手を振る部分があるsumikaの曲を使い、キャストさんにも曲に合わせて一緒に手を振っていただく演出をしました!
コンセプトやこだわったこと
式でこだわったことは以下の通りです。
1.sumikaのライブような結婚式とBGM
2.ゲストとの距離が近く、ゲストが楽しめる結婚式
3.衣装
4.会場装花
5.エスコートカード
6.BGM当てクイズ
7.ウェルカムスペース
8.お料理
その中でも特にこだわった『sumikaのライブような結婚式とBGM』については、シーンごとに以下の曲を使いました。
・オープニングムービーはsumikaのメンバーがステージに上がるときのサウンドトラック
・入場は結婚式らしく「Familia」
・乾杯はイントロの一音目からパッと明るい「10時の方角」
・ケーキ入刀は「Dang Ding Dong」
・中座のプロフィールムービーでは「Vermilion」(縁にまつわる歌詞がある曲)
そして一番のこだわりは再入場です。
ライブで唯一タオルを振り回す「マイリッチサマーブルース」という曲を流し、影アナウンスで新婦の私が片岡健太さんのセリフを真似してコールをしました。式場スタッフさんにもご協力いただき「ラッセーラッセ!」の掛け声とともに、sumikaのライブタオルを振り回していただきました(笑)
ゲストにも受付時にタオルハンカチの配布とBGM当てクイズに参加していただき、再入場の時には全員でタオルを振り回しながら出迎えてもらいました!ライブで最も盛り上がる最高な曲なので、素晴らしい思い出になりました♡

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- chouette!
Instagramを見て、以前から可愛いと思っていたウェディングドレスでした。サテンのような王道タイプのドレスではなく、お花の刺繍と全体につけられたお花のようなチュールがとても可愛くて気に入っています。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ブランド
- chouette!
最初はテーマカラーのブルー系を試着しましたが、私のパーソナルカラーがブルベ冬だったため、黒いサテンのドレスを試着してみたところ、とても肌が白く綺麗に見えました。そして年末に「黒のチュール系やラメのドレスがあったらな」と話していたところ、年始の試着の際に黒のボリュームラメドレスが新着で登場!すかさず試着をしたところ、スタイリストさんも主人も私も満場一致で黒のラメドレスに決まりました(笑)
黒でもラメが全体に入っているので重すぎず、ボリュームもあって存在感バッチリです!つけ外しできる袖も可愛くて、私は袖をつけて着用しました。
SHOESシューズ
私は身長が低いので、chouette!にて15cmのヒールをレンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

ウェディングドレスでは、今流行りのカチモリヘアにしていただきました。ドレスの雰囲気に合わせて、はみ出した毛先はくるんと巻いてカールをつけています。
黒のラメドレスには、かっこよさとスタイリッシュさを意識しつつ可愛らしさも残せるように、高めのポニーテールにして毛先は強めに巻いています。メイクも雰囲気を変え、リップは赤め、チークを濃いめにして、挙式時と比べて雰囲気のギャップが出るよう表現してもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー

ウェディングドレスには、叔母から10年ほど前に作ってもらった誕生石入りのピアスを着用しました。小ぶりでしたが、サプライズでつけていたため、叔母が気づいて泣いていました(笑)
カラードレスでは、黒のチュールで作られた花が3つ連なったデザインのピアスです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ウェディングドレスにはベールがあるため、装飾品はなしにしましたが、披露宴ではこめかみから耳裏の部分と耳・首・鎖骨にかけてボディパールをつけました。
カラードレスでは、黒のベロアリボンと黒のチュールにラメストーンがついている2種類のリボンを、ポニーテールの結び目につけています。
NAILSネイル

ホワイトをベースにお花やラメといった、ドレスのポイントとなるデザインを取り入れたオーダーメイドのネイルチップを着用しました。左手薬指にお花を配置するようオーダーして、甘すぎず大人っぽい雰囲気もあるホワイトネイルに仕上がったと思います。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

カスミソウ、トルコ桔梗をメインで使用しています。バラはあまり好みではないので「バラを入れずに」とお願いしました。カスミソウのような小花が好きなので、ウェディング用のブーケにはカスミソウを入れて、グリーン7:ホワイト3でナチュラルな雰囲気にしています。最初はキャスケードブーケの予定でしたが、直前でクラッチブーケに変更しました。
カラードレス用のブーケは、ドレスの黒に合わせつつ、差し色でくすんだブルーを入れるようお願いしたところ、とても可愛くおしゃれなブーケを作ってくださいました。お花の知識があまりなくて、イメージでしか伝えることができなかったのですが、花の色や形もイメージ通りに仕上げてくださり、ブーケもとても可愛く大満足です。結婚式後はブーケを自宅に吊るし、ドライフラワーにして飾っています。
FOODお料理のこだわり

試食会で中間のコースとプレミアムコースを食べ比べました。お料理は、私たちがとてもこだわったポイントで、全体のボリュームがちょうど良かった中間コースをベースにしています。そこからスープの味を薄めてもらったり、春らしい食材にしたり、魚料理のソースを調整したり、メインのお肉をプレミアム仕様にしたりと細かくこだわりました!さらに、締めにカニのリゾットを追加して、ボリュームを調整しています。
ゲストからは「料理が本当に美味しかった!」と口々に言ってもらい、お料理が美味しい式場を選んで良かったと思っています。見学の時に試食したステーキがとても美味しかったので、そこも式場の決め手になりました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

ウェディングケーキは白いケーキに、淡いブルーとイエローのクリームと金箔を塗りかけ風に入れてもらいました。テーマカラーに沿って海をイメージしています。
WEDDING FAVORS引出物

年配の親戚にはお肉を、上司には金額が高めのカタログギフト、友人にもカタログギフトを贈りました。
PETITE GIFTSプチギフト
THE SURF OCEAN TERRACEのカタログにあったドライフルーツです。見た目がカラフルで可愛くて、小麦・乳アレルギーや授乳中のゲストにも配れるものを選びました。ラッピングなどは自分で用意することも考えましたが、費用があまり変わらなかったのでお願いしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

TSUTSUMIのウェーブがかった小さめのストーンが乗った王道デザインです。節約のため小ぶりなストーンを選びました。
WEDDING RING結婚指輪

銀座ダイヤモンドシライシの男女お揃いのデザインで、プラチナのウェーブです。私は当初ストーンなしの予定でしたが、可愛かったのでストーンありを選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

「全部!」と言いたいところですが、強いて言うなら再入場の時です。
・ずっとやりたかった曲フリとタオル回しの入場
・キャストさんの掛け声とタオル回し
・ゲストのタオル回し
予定していたもの全てが成功し、綺麗な景色に感動しました!黒ドレスと黒タキシードの衣装で登場したことで雰囲気がかっこよくなり、ゲストからもドレスの色について驚きの声をいただけて嬉しかったです。
二人らしさとは

参加した方全員が楽しめる式にしたことと、とにかく元気で明るいアットホームな雰囲気を作れたことが「ふたりらしさ」ではないかと思います。
嬉しかった参加者の反応

黒いドレスが「すごく似合っていた!」「めちゃくちゃ可愛かった!」と絶賛されたこと「お料理が本当に美味しかった」との声をいただいたことです。
また、50〜60代の親族から、現代の流行り風でアットホームな雰囲気の式を受け入れてもらえるか心配していましたが「すごく良かった」と真っ先に褒めていただけて嬉しかったです。
私にとって結婚とは

私にとって結婚とは「夢」と「スタートライン」です。小さい頃から、人生で振袖とウェディングドレスを絶対に着たいと考えていました。そのドレスを2着も着ることが叶えられたのは、主人や援助をしてくださった義母のおかげで感謝しかありません。
また、子どもが欲しいとずっと思っていたので「ここがスタートライン、家族を増やしてもっともっと楽しい人生を送るぞ!」という気持ちです。
後悔していること
ウェルカムスペースに置いたBGM当てクイズで、投票ボックスの後ろに置いた4色のタオルの色を基準にBGMを決めてしまうゲストが多く、正解者が極端に少なくなってしまったことです。タオルの色とBGMは関係なかったので残念でした。
受付については、当日受付をしてくださる方への指示書は必要ないと聞いており、担当プランナーさんのみに説明しました。しかし、受付の方への説明は担当プランナーさんではなかったため、確実に伝えるための指示書を用意しておけば良かったと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
再入場時にレーザービームを使用したかったことと、和装もしてみたかったことです。どちらも予算的に難しく断念しました。
そして、とても高い理想を言えば、沖縄で結婚式を挙げてみたい気持ちもありました。それは現実的に難しかったのですが、実家から比較的近い千葉県内でも、こんなに素敵なリゾート婚ができるということを知り、ここで挙げることができて良かったです!
節約のための工夫

招待状はWEBを利用し、席札や席次表など自作できるものは手作りしました。DIYに必要な材料はSHEINを活用して費用を抑えています。
装花についても可能な限り金額を抑えられるよう「グリーン多めでも大丈夫です」とお願いしていましたが、結果的にお花の色が映える素敵な装飾となりました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

会場・衣装・ヘアメイクは絶対に妥協せず、納得するまで選んでほしいです!最も金額がかかる部分ですが、削ろうと思えば削れる分、後悔につながりやすいので、衣装やヘアメイクは節約しない方が良いかと思います。
私たちは披露宴の乾杯の挨拶を新郎ゲストにお願いしていましたが、式の2週間前に急に断られてしまいました。代役が見つからず、私たちで挨拶を行っても良いか担当プランナーさんに相談したところ「むしろご自身でやった方がメリットが大きいと思います!」「乾杯の挨拶とウェルカムスピーチを一緒に行ってしまえば、歓談タイムが増えるのでウェディングドレスでのお写真も多く残せますよ!」と助言をいただいて、とても安心したことを覚えています。メール対応も早く、とても助けられましたし、毎回の打ち合わせも、大好きな海を見ることができて楽しみでした。
お料理や演出、チャペル、オールキャストフィナーレなど、THE SURF OCEAN TERRACEだからこそできたクオリティと内容だなと思ったので、この式場で式を挙げることができて本当に良かったです。