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今までお世話になった家族・職場・友人に感謝を伝える場となるよう、また私たち2人のこれからの人生の原点となる1日にできるよう、あたたかみのある式にしたいと考えました。
何十年経っても良い結婚式だったと思える正統なクラシカルさがありつつ、大人カップルならではのスタイリッシュさと余裕をかなえられるようにしたいと思い準備いたしました。
挙式
歴史あるホテルならではの伝統と格式がある一方、洗練されたモダンさもかなえてくれます。
扉を開けた瞬間にふわっと漂う檜の香り、天井に施された細やかな細工、挙式前に迎賓できる前室のお洒落な壁画など。格調高いのにあたたかみがあり、なおかつ写真にも映えるスタイリッシュな空間に一目惚れでした。
披露宴パーティ
大きな窓の外には一切の商業看板がなく、皇居の豊かな緑と現代的なビルの連なる街並みが広がります。何十年経っても「良い結婚式だった」と思い返せるような、夫婦の原点となる贅沢な光景だと感じました。
またホテル婚ならではのクラシカルさもありながら、ガーデンパーティのような開放感もかなえてくれます。
コンセプトやこだわったこと
列席経験の多いゲストに楽しんでいただけるよう、特に料理と空間デザインに重要な装花は大切に準備いたしました。
あとは自己満足とはなりますが、一番綺麗な姿で彼の横に並びたいと思い納得のいくドレス選びとダイエットは頑張りました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 白無垢
(hatsuko endo)
挙式では格式ある着こなしをしたかったので、艶のある上質な絹のお着物で、自分の背の高さに合う大振りの柄のものを選びました。また小物も全て白で統一して厳かなイメージにしました。
SECOND DRESSドレス 2着目
シンプルなAラインでありながら、インポートならではの絶妙な要素がたくさん詰まったドレスはようやく出会えたお気に入りの一着でした。
もともと式準備期間が半年と短かったため、verawangなど試着したものの購入期限に間に合わず、提携内外店舗を探し回りドレス迷子に陥っておりました。
先輩花嫁様のインスタグラムもたくさん参考にして、本番1ヶ月前にようやく決めたドレスは、上品なシルクのとろみ、大胆なバックのレース、アシンメトリーなスカートのデザイン、胸元のハートカットなど、全てがツボの運命の一着です。
SHOESシューズ
マノロブラニクのハンギシ
サムシングブルーを靴で取り入れることが憧れでしたので、色は新色のライトブルーにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
外注のfaccie様にお願いしました。
ただし挙式時は綿帽子よりも横顔が見えて凛とした角隠しと日本髪にしたかったので、ハツコエンドウ様に出張対応いただく形で二社様に依頼しました。
披露宴入場時は洋髪にアレンジいただき、センターパートと艶のあるボリュームシニヨンにしました。
お色直しでのウエディングドレスの再入場は、タイトにまとめたボリュームストレートポニーにしていただきました。
初めは流行りのゆるふわメイクや、オードリーヘップバーンのようなボリュームアップにしたいと考えておりましたが、プロのアドバイスにより潔い艶やかさと圧倒的な主役感を演出いただき、友人からもとても好評でした。
ACCESSORIESアクセサリー
マリアエレナのイヤリング。
ヘアがタイトなので遠巻きに見ても華やかな存在感がありました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
マリアエレナのボンネ。
初めはティアラに憧れがありましたが、全体のコーディネートのバランスを見てこちらもプロのアドバイスに従い、前は引き算コーディネートで何もせず、後ろに付けていただきました。
NAILSネイル
和装からも浮かないよう、限りなく自爪に近い淡いニュアンスピンクのワンカラーにしていただきました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
花材にははじまりの季節である桜と、母が結婚式で使ったカラーをメインに白いお花をふんだんにつかっていただき、和装にも洋装にも映え、品があり優雅な空間となるようお願いしました。
FOODお料理のこだわり
ホテル伝統のクラシカルメニューにするつもりでしたが、試食したところお酒を飲むゲストには少し重たい印象を受けたので、軽やかで見た目にも華やかなシーズナルメニューに変更しました。
パレスでは全てのをコースにライブパフォーマンスが付いておりましたので、舌の肥えたゲストの方にも満足いただけるだろうと安心感がありました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
交際のきっかけがお餅つきでしたので、お餅つきのパフォーマンスを取り入れました。
一方でデザートメニューが寂しくなりそうだったので、やらないつもりだったケーキ入刀も急遽追加いただいた経緯があります。
大人カップルとしてはいかにも結婚式という演出は少し気恥ずかしさもありましたので、華美な装飾はせず、和装にも会場装花にも合うような真っ白で上品なデザインを選びました。
WEDDING FAVORS引出物
パレスらしいものにしたかったので、陶器のプレート、焼き菓子、男性には大吟醸、女性には紅茶と、全てホテルオリジナルのものを選びました。
親族や上司にはそれぞれプレートを大きなものにしております。
PETITE GIFTSプチギフト
ソランデカブラス。
お酒を飲むゲストが多かったので水は喜んでいただけました。インスタグラムで見つけたWMの箔押しタグと麻紐で落ち着いたラッピングにしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
Tiffany &Co
WEDDING RING結婚指輪
HarryWinston
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
母が泣きそうな顔をして綺麗だね、と手を握ってくれたこと、父が本当に嬉しそうにニコニコしていたこと。
結婚式は親にとっても大切な儀式なのだと改めて感じました。
二人らしさとは
30を過ぎての結婚でしたので、そもそも結婚式を挙げるかどうかすらも迷っておりました。ただ今の2人があるのはたくさんの共通の友人と両親のおかげであり、あらためて感謝と決意を伝えたいと思い結婚式を挙げようと決めました。
一方で20代と同じような所謂結婚式らしいことをするのは気恥ずかしかったので、私たちは主役になり過ぎず、いかにゲストの方をおもてなしできるかを一番に考えて準備いたしました。
嬉しかった参加者の反応
あたたかな気遣いがたくさんの、本当に素敵な式だった。 今までたくさんの式に出てきたけど、こんな幸せな気持ちになったことはあったかな。
と言っていただけてとても有難く、私たちのやりたかったことが伝わったのかなと感じました。
私にとって結婚とは
披露宴の最後に、花嫁の手紙を読まない代わりに、新郎がサプライズで私に向けた手紙を読んでくれました。改めてこれからの人生を彼と過ごしていけるなんて私は幸せだと感じ、私も彼を幸せにしたいと責任の大きさを実感しました。
後悔していること
強いて言えば、準備期間が短かったのでホテルのアイテムフェアに参加する機会がなかったことです。
そこでお花・ヘアメイク・写真・映像などそれぞれのパートナー会社様のアーティストについて知る機会があったようなので、検討する情報が少ない状況だったことを残念に思っております。
やりたかったけれど諦めたこと
前撮りを諦めました。
準備期間が短くドレスの購入期限が過ぎていたことに加え、ゲストへのおもてなしとなることに比重を置きたかったので、優先順位をつけて削りました。
節約のための工夫
自宅鑑賞用の映像とアルバムはミニマムなものを選び節約しました。写真は自分でデータをプリントしてアルバムにし、自宅用と両家プレゼント用を作りました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式を終えて感じたのは、今までいかに人に恵まれお世話になったかと、ただただ感謝の気持ちでいっぱいとなりました。
間違いなく人生の節目となる幸せでかけがえのない1日となります。
準備期間も大切な思い出になりますので、ぜひゲストの顔を思い浮かべながら、楽しんで頑張ってください!