

marie_arai
テーマは「パレット」です。
結婚式をゲスト一人一人のさまざまな色で彩りたいというのがコンセプトです。
ただ、式場を決める時点では全くコンセプトは決めておらず、準備を進める中でプランナーさんに提案いただきました。
アニヴェルセル表参道に決めたポイントは主に以下です。
①私が長らく表参道で働いており思い入れがある街だったこと
②遠方からもゲストが来るのでアクセスが良いこと
③お子様連れのゲストも不便しない会場であること
その他、会場の綺麗さ、スタッフの丁寧さ、食事のおいしさなども加味して決めました。

挙式
約100名のゲストがゆとりをもって座れる広々した空間で、ロイヤルブルーのバージンロードが素敵でした。
ちょうどリニューアルしたばかりのタイミングだったこともあり施設も大変綺麗でした。
特に良かったのはチャペルの控室です。
マジックミラーの小窓があり、挙式前にその中からゲストの皆さんが入ってくる様子を見ることができます。
また、式の最中に赤ちゃんが泣いてしまいそう…と心配なゲストの方は、挙式開始後にこの控室に入り中から式を見ることもできるようになっており、お子様連れゲストへの配慮も素晴らしかったです。
挙式後にはチャペル外の大階段でゲストの方がお花を持って迎えてくださり、全員で写真を撮れます。天気が良かったこともあり、この時にとても素敵な写真を残せました。

披露宴パーティ
アニヴェルセル表参道内には複数の披露宴会場がありますが、私たちは「アトリエ」という会場を選びました。
シャンデリアやキラキラした装飾などはなく、撮影スタジオのようなスタイリッシュな空間です。
しかし、シンプル過ぎる訳でもなく、片面にはピンクとブルーのおしゃれな壁面、もう片面にはグリーンがたくさんあり、お花もたくさん装飾いただけるので、華やかさは十分にあります。
装飾やレイアウトの自由度が高く、持ち込んだ私物もセンス良く配置くださり、大満足の会場でした。
コンセプトやこだわったこと
「自分らしさ」と「ゲストと話す時間」を重視しました。
披露宴会場や持ち込みの装飾、カラードレス、動画、紙小物類など、自分たちの好きなテイストをしっかり反映させています。
ゲストの方からも「すごく私たちらしい空間だった」と言ってもらえて、頑張って準備して良かったと感じました。
また、余興やファーストバイト、花嫁の手紙はカットし、極力ゲストと話せる時間を確保できるような構成にしています。
後半からは高砂にはほぼ戻らず、ずっとゲストの席に混じって喋っていました。
それでもまだ全く話し足りないくらいだったので、この構成にして良かったなと思っています。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- TAKAMI BRIDAL
ドレス名:Winty
事前に「チュール素材」「Aラインかプリンセスライン」とは決めていたものの、すごく迷ってしまい、トータル十数着試着させてもらっています。
最終的には提携先のTAKAMI BRIDALさんの「Winty」にしました。
スカートのスパンコールのキラキラ感と、ビスチェ部分の装飾に立体感があり華やかなことが決め手になりました。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ブランド
- TAKAMI BRIDAL
ドレス名:Blue Eclair
こちらはほぼ即決でした。
事前にホームページに載っていたものを見てひと目で気に入ったもので、色味も好みぴったりでした。
いわゆる王道的なドレスではないのですが、青い鳥のような立体感あるスカートが特徴的で、ゲストからも「私らしい」とたくさん褒めていただきました。心底気に入っている一着です!
SHOESシューズ

足元はドレスで見えないため全くこだわりがなく、ドレスの丈にちょうど合うような白いヒールを会場でレンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

挙式はアップ、お色直しはハーフアップにしました。
ヘアアクセサリーがとても気に入っていたので、それを生かすようなヘアセットにしてもらっています。
事前にヘアとメイク、それぞれ好きなテイストの写真や入れて欲しいポイントメイクなどは、指示書にまとめてリハーサル時にお渡ししました。
ACCESSORIESアクセサリー

挙式は、光を集めてキラキラするようなデザインのネックレスとイヤリングを選びました。ハートカットのビスチェタイプのドレスだったので、デコルテが寂しくならないように意識しています。
お色直しは、ドレスの襟ぐりにビジューの刺繍があったのでネックレスは外し、イヤリングは同じものをつけました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

挙式は、ビーズのお花モチーフのワイヤーを頭にぐるっと一周するタイプのアクセサリーにしました。繊細なキラキラ感と程良いボタニカル感、人とあまり被らなさそうなデザインに惹かれました。
お色直しは、雰囲気を変えてクラウンにしています。式場の担当者さんが「きっと似合うと思う!」と持ってきてくれたのが本当に素敵で即決しました。
少々伝わりづらいのですが、クラウンの角度が正面ではなく少し下を向いており、それがおしゃれで豪華な雰囲気を出してくれたと思います。こちらも人と被らないデザインでとても気に入りました。
NAILSネイル

ずっと長く通っているネイルサロンでオーダーしました。
信頼しているネイリストさんに披露宴会場のピンクとブルーの壁面、カラードレスの色、会場の装飾イメージから着想してデザインを作ってもらい、大満足の仕上がりになりました!
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

アニヴェルセル表参道の敷地内にあるHanahiroの松本様にご担当いただきました。
会場のピンクとブルーの色味に合うこと、甘くなりすぎないようスタイリッシュなお花も入れて欲しいことなどをリクエストしました。
その結果、打ち合わせの時点で出していただいたイメージ案が好みぴったりで、ほぼそのままのデザインでフローリストさんにお任せしました。
当日会場で初めて見たときは想像以上におしゃれで華やかで、1日だけなのが勿体無いくらい大好きな空間にしていただけて本当に嬉しかったです。
FOODお料理のこだわり

ゲストのためにもお料理には妥協したくなく、通常コースよりランクアップしました。事前の試食会でお料理がおいしいことは確認できていたので、安心してゲストの方に召し上がってもらえました。
正直、試食前はレストランウェディングと比べるとどうしてもお料理は劣るのかな……と少し不安だったのですが、全く遜色なくおいしかったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

ケーキもカラーコンセプトに合うようピンクとブルーの組み合わせで、あまりガーリーなデザインになりすぎないようシンプルめに作ってもらいました。装飾のフルーツはブルーベリーです。
挙式日がちょうど私の誕生日だったので、ケーキにろうそくを立てておいてもらい、新郎が火をつけて私が吹き消すという演出をしました。ファーストバイトはしませんでした。
WEDDING FAVORS引出物
引き出物は持ち込みができず、全てアニヴェルセル表参道の提携先から選択しました。
親戚はカタログギフト、友人は世帯参加の友人には有田焼の中皿、単身参加の友人には豆皿のセットです。
また、全ゲスト共通で鯛の形の最中スープセット、おかきとお饅頭のセットをお渡ししています。
PETITE GIFTSプチギフト

お見送りの際に、コーヒーと紅茶のセットを配りました。こちらも会場で手配いただいたものです。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

HARRY WINSTONで買ってもらいました。
HARRY WINSTONといえば!なマイクロパヴェも迷いましたが、一粒で見たときのインパクトに惹かれシンプルなソリティアにしてもらいました。
他にもいくつかブランドを検討しましたが、HARRY WINSTONで担当くださった方の接客とプロフェッショナルさが素晴らしく、ダイヤの美しさが抜群だったことから、夫婦共に気に入りこちらに決定しました。
WEDDING RING結婚指輪

和光で月桂樹の葉をモチーフにしたデザインの指輪を購入しました。
毎日つけるものなので、つけ心地が良くメンテナンスもいつでも対応してくれる国内ブランドにしたいと思っていました。
和光は祖母も好きだったこともあり馴染みがあったのと、シンプルながらも人と被らない葉のデザインに惹かれて決定しました。
また、当時は購入すると和光の屋上にある大きな時計台前で写真を撮ってくれるサービスもあり、いい記念になりました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

夫婦の家族や大好きな友人がこんなに一堂に会する機会は、一生で結婚式くらいしかないだろうなと思います。
チャペルの扉が開いてみんなの顔が見えた瞬間、大好きな人たちが集まってくれた実感が一気に湧いて、嬉しさでいっぱいになりました。
チャペルから出るときも、みんなが「おめでとう!」と声をかけてくれて、こんなに幸せな日が人生にあるんだと心から感じたのを覚えています。
あとは式開始前に、出産直後でどうしても来られなかった友人がサプライズでバルーン電報を会場に送ってくれ、その心遣いに感涙しました。
二人らしさとは

私たちの場合は友人ゲストがかなりの人数来てくれることになっていたので、とにかくゲストと話せる時間を作りたいと思っていましたし、それが「私たちらしさ」にもなると考えていました。
友人とワイワイ喋るのが大好きなので、高さのある高砂に座りっぱなしではなく、同じ目線の椅子を高砂に用意してもらい、ゲストの席に混ざりに行く時間もたくさん作りました。この方針が夫婦で一致していたのが良かったと思います。
また、視覚的に分かりやすい点で言うと、私たちの好きな色味でカラーコンセプトを統一したことも、二人らしさをしっかり出せたポイントでした。
嬉しかった参加者の反応

新婦側のゲストからは「とにかく私らしい空間でおしゃれだった」「ドレスがぴったりだった」「話す時間があって良かった」楽しくていい式だった」と言ってもらえました。
新郎側のゲストは若い男性が多かったのですが「元々結婚式をしたいとは思っていなかったけど、今回の式に出て自分も挙げたくなった」と言ってくれた方がいたようで嬉しかったです。
私にとって結婚とは

結婚すると、お互いの人生の良いことも悪いことも共有することになりますが、もし困難があっても協力して乗り越えるパートナーがいてくれることはとても心強いと感じています。
結婚式は、最も身近なパートナーとして生きていくことを誓う節目でもあり、来てくれたゲストの方々への感謝と絆を深めるきっかけにもなりました。本当に結婚式を挙げて良かったです。
結婚式の日の思い出は、何度も記憶の中から取り出して、これからも人生の糧にしていきます。
後悔していること
挙式後にゲストそれぞれの二次会を回るつもりだったので、全体としての二次会は行いませんでした。
ただ、アニヴェルセル表参道は披露宴終了後にも写真撮影があり、その後着替えて一度ご祝儀や荷物を自宅に引き上げていると全然時間がなく、ほとんど回れませんでした。
それを加味して最初から全体での二次会を企画すれば良かったかなとも思っています。
やりたかったけれど諦めたこと
エンディングムービーとして、当日撮って出しの映像を流してもらうオプションです。
プロの映像は心惹かれましたが、お色直し後の映像までは入らないことや、数分の映像で数十万円という価格を加味して諦めました。
結果的にその分の金額でゲストのお料理のランクアップに充てられたので良かったです。
節約のための工夫

新郎は席次表やプロフィールブックといった紙小物、私はプロフィールムービーとエンディングムービーを手作りしました。
会場の提携先に発注するとトータル数十万円かかるので、かなりの節約になりました。
その分、準備がとても大変でしたが、人と被りたくない派の私たちにとっては良かったと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

準備中はどうしても寝不足になったり喧嘩したり、1日のためにこんなにお金をかけていいのかと不安になることもあるかと思います。
でも当日の幸せな記憶はきっと一生モノなので、こだわりたいところは満足いくまでやりきって、当日は思い切り楽しんで過ごしてください。
式場については、最初はアニヴェルセル=ザ・王道!というイメージが強く、人と被りたくない派の私たちには合わないだろうか…と少し心配しつつ見学に行きました。
しかし、想像よりもずっと柔軟性高く各所をカスタムできることが分かり、結果とても満足する式にすることができました。