s.for_wedding
テーマは【Better together】です。
この言葉は私たち夫婦のモットーであり、出席してくださる人生を支えてくれた皆さまへの感謝の気持ちを表しています。
楽しいときに一緒に分かち合えばもっと楽しくなり、辛いときに一緒に悩めば心が軽くなるという意味を込めて、このテーマを選びました。
会場の入り口のデジタルサイネージや受付で配布したQRコード用紙(自作のホームページを読み込んでもらう用)、そしてプチギフトには、すべてに共通して【Better together】の文字を入れました。
挙式
歴史のある山王日枝神社で挙式をしました。
我々日本人の文化であるはずなのに、まるで異文化体験のような気持ちになりました(笑)
足が悪い祖母が参列するにあたり、神社のすぐ側まで車で行くことができ、とても良かったです。
披露宴パーティ
1日1組限定でワンフロアを貸切できることや、お料理のコースを全てオリジナルで考えられることは、特別感をより強く感じることができてとても良かったです。
コンセプトやこだわったこと
ゲストファーストであることと、私たち夫婦のオリジナリティを大切にするために、いくつかの定番演出を省くことにしました。
まず、ペーパーアイテムは使用せず、デジタルにしました。
他の卒花嫁の方々のアイテムがとても素敵で、私も作ってみたいという思いはありましたが「捨てづらい」という意見を聞いたことがあったため、やめました。
代わりに自作のホームページを作り、オリジナリティを大切にしています。
次に、食事とドリンクです。
ドリンクはソフトドリンクのメーカーも全て把握し、決めました。
また、ケーキ入刀も行いませんでした。
フォーシーズンズホテル東京大手町ではケーキが無料で提供されるサービスがあったため、勿体ない気もしましたが、私たち夫婦にはケーキ入刀の意味が響かなかったことと、余興に夫婦揃って出演したため、夫婦の演出は一つで十分だと考えました。
そして、花嫁の手紙も省いています。
親への感謝の気持ちは手紙を渡しました。
代わりに、締めの言葉を私と夫のそれぞれで行いました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
SECOND DRESSドレス 2着目
- ショップ
- NUMBER 5
全身にスパンコールがあしらわれた、少しアバンギャルドでおしゃれなドレスを選びました。
これは、NUMBER 5のセンス抜群なスタイリストの方に「これが似合うと思う」と提案されたものです。
それまではオスカーデラレンタのレース系デザインを考えていましたが、試着してみて気に入りました。
他と被りにくいブランドとデザインで、後ろのスリットからシューズが見え隠れするところもお気に入りです。
THIRD DRESSドレス 3着目
- ブランド
- Millia London
- ショップ
- Angelica
ウェディングドレスよりも先に決めました。
流行のブラックドレスです。
ゴージャスで洗練された雰囲気があり、同時に軽やかさも感じられる唯一無二のデザインだと思い、即決しました。
SHOESシューズ
ウェディングドレスに合わせたのはJIMMY CHOOのAvery 100です。
ドレスはVivienne Westwoodの全体にスパンコールが施された少しアバンギャルドなスタイルを選んでいたので、それに負けない一癖あるデザインの靴を探していました。
そして、表参道のJIMMY CHOO旗艦店でキラキラしたこの一足と出会い、一目惚れ。
結婚式の日にしか履けない特別感に惹かれて即決しました。
ドレスの後ろにスリットが入っていたので、靴のリボンが見え隠れするところもお気に入りです。
10cmヒールですが、ストラップが付いているので安定していて歩きやすかったです。
ブラックドレスに合わせたのはManolo BlahnikのHangisi、ブラックのレースです。
ウェディングドレス用のシューズは結婚式の日にしか履けない特別なものを選んだので、ブラックドレスには結婚式後も長く使えるデザインを探し、定番のシューズに決めました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
<和装>
低めのシニヨンは和装の前撮りで満足したので、雰囲気を変えたいと思っていました。
新日本髪に寄せたいけれど、ゴリゴリな日本髪感は出したくない、前髪は無しという要望を叶えてもらいました。
実は和装のヘアスタイルが一番お気に入りです。
<ウェディングドレス>
低めのタイトシニヨンにしました。
NUMBER 5のスタイリストが「この髪型が似合う」と断言してくれて、すぐにその気になりました。
パールを使いたい、アシンメトリー重視、アクセサリーは左耳にパールシール、右耳にピアスをつけたいという希望を元に、デコルテにもパールを貼ってもらいました。
このスタイルはオシャレな友人にも好評でした。
<ブラックドレス>
ふわふわのハイポニーテールにしました。
リボンの形は作らずにチュールを使った飾りを付けたいと思い、ブラックチュールドレスに合わせて事前にチュールを買い、当日即興でヘッドドレスを作成してもらいました。
これは母にも好評でした。
ヘアアレンジのために髪の量を減らさないように、美容師さんが気を遣ってくださいました。
この日のためにカラーやカットを1年間かけて調整してくれた美容室さんにも感謝です。
<メイク>
艶、キラキラ、濃いめのリップをお願いしました。
「お気に入りのコスメを持ってきてねー!」と言われたので持参しています。
・Clé de Peau Beautéのハイライト
・BOBBI BROWNのLUXE EYE SHADOW(ムーンストーン)
・LANCÔMEのリキッドファンデーション
ACCESSORIESアクセサリー
<ウェディングドレス>
ネットで探しに探したイミテーションパールのアクセサリーを右耳に付け、左耳はパールシールのみにしました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
<ウェディングドレス>
パールピンを使い、タイトシニヨンを際立たせるためにシンプルにしました。
<ブラックドレス>
ドレスに合わせたブラックチュールを使ったヘッドドレスを合わせました。
NAILSネイル
仕事柄ネイルはできないのですが、前撮りをネイルチップで過ごしてみた結果、取れるかもしれないと気になってしまいました。
そのため、3日間ほどでオフすることにはなりますが、自爪にジェルネイルを施しました。
ずっとフットネイルをしてもらっているネイリストさんにお願いしています。
私の「パールとキラキラ、ベージュ系で」という適当なオーダーにも関わらず、トレンド感のあるマグネットネイルを素敵に仕上げていただきました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
フォーシーズンズホテル東京大手町の会場ははっきりした色が使われていないため、お花にはしっかりとした色を取り入れた方がメリハリがつくとの意見をいただき、私と夫の好きな赤とオレンジを使うことにしました。
装花を決める時期に、友人2人から私のイメージカラーはオレンジだと言われたので、単純な私はその気になってしまいました。
FOODお料理のこだわり
シェフと共にオーダーメイドで用意しました。
・カリフラワーのババロアとコンソメジュレプロシュート
・ズワイ蟹のタルタルとアボカド鱒のいくらと紫蘇のクーリ
・平目の昆布〆と小松菜のお浸しビーツドレッシング
・ウナギの蒲焼とパプリカマリネラディッシュとオレンジレディクション
・パテドカンバーニュオニオンサワークリームバルサミコソース
初回の試食時に強めの味付けと感じた昆布〆はマイルドにしていただきました。
・トリュフリゾットと帆立のソテー
・ハーブサラダとパルメザンチーズチップ
こちらは初回試食時に、一口目が一番美味しく、その後食べ疲れすると感じたため、米の量を減らすことにしました!
ホタテが十分に大きくて最高でした。
ゲストからもかなり好評だった一皿です。
トリュフリゾットにするか雲丹リゾットにするかで迷い、親友に決めてもらました!笑
・金目鯛のポワレとズッキーニ茄子のソテーとセミドライトマト
・貝のジュとサフランのエキストラバージンオリーブオイルソース
こちらは色にこだわり、赤いお魚と黄色いソース、緑の付け合わせにしています。
ヒラメ等の皮をパリパリにできたため、食感にアクセントがくるお魚にするか、最後まで迷いました。
・牛フィレのローストマッシュポテトとペコロスのキャラメリゼ
・パープルポテトチップとスチームベジタブルイマデラソース
フィレは、ゲストに課金しているかどうかが分かりやすい部分かと思います(笑)
そして、ソース選びにとても迷いました…
和風にするか、洋風にするか、トリュフ入りにするかしないか…最終的には王道を選んでいます。
付け合わせにポテトチップを入れることで食感に変化をつけられたのも良かったです。
また、母が好きなヤングコーンと私が好きなブロッコリーも入れました。
「映えるブロッコリーありますか?」という変な質問に、シェフがスティックセニョールを教えてくれました。
・ジャスミンとホワイトチョコレートのムース
・ラズベリージュレフレッシュベリー
ホワイトチョコが好きではない私でも食べられるデザートでした。
ラズベリーのおかげでさっぱりしています。
ゲストからの評価も好評で、お見送りの際に多くの方から「ご飯美味しかった」と言っていただけました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは用意していません。
WEDDING FAVORS引出物
三越伊勢丹の味覚百景を、値段に差をつけて贈っています。
ギフトカードは意外と注文したいものが見つからないことが多いので迷いましたが、全て食べ物に絞ることにしました。
その結果「思い切りが良くてよかった」と好印象でした。
引菓子にはnoix de beurreのフィナンシェです。
私と夫が好きなお菓子で普段からよく食べているため選びました。
PETITE GIFTSプチギフト
ねんりん家の一口サイズのバウムクーヘンをテーマの【Better together】のシールを貼った袋に入れてお渡ししました。
ねんりん家のバウムクーヘンは、私も家族も大好きで、東京のお土産に買うことが多いです。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
GRAFFのコンステレーションです。
予算内で納得のいく華やかさが、サイドから見てもキラキラしていること、他のブランドにはないデザインで選びました。
WEDDING RING結婚指輪
CHANELのココクラッシュです。
仕事中に指輪をしないと決めていたため、ファッションリングとしても着けやすいデザインにしました。
いつか同じシリーズの違うデザインを重ね付けすることも目論んでいます。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
遠方から88歳の祖母が頑張って参列してくれ、一緒に中座をしてくれました。
それを見届けてくれた両親、親戚、友人の温かい視線が心に残っています。
二人らしさとは
何事も平等感を大事にしました。
始まりの挨拶も締めの挨拶も、各々が行っています。
嬉しかった参加者の反応
「楽しかった!」という意見がとても多く、嬉しかったです。
また、結婚式の夜に数名から「余韻で興奮して寝られない」とLINEが来たことも嬉しかったです(笑)
私にとって結婚とは
1人で生きていくのも最高ですが、2人でいるともっと最高になれるものだと思っています。
結婚式の準備をする際に、お互いに役割分担をして、負担が偏ることなく進められたことで、これからの夫婦生活への安心感を得ることができました。
また、両親に幸せな姿を見せられたことが、一番良かったと感じています。
後悔していること
披露宴はあっという間に終わります。
一連の流れを全て録画してくれるカメラマンさんをお願いすればよかったと後悔しています。
やりたかったけれど諦めたこと
予算が限られていたため、装花のボリュームアップはある程度で諦めました。
節約のための工夫
節約のための工夫はありません。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
フォーシーズンズホテル東京大手町は、こちらからお願いをすると、できるだけ希望に沿うようにしてくださいます。
音響や照明のリハーサルなどは元々予定にありませんでしたが、不安があることを伝えたところ、事前に会場でリハーサルを行っていただけました。
とても有り難かったです。