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テーマ:両親への感謝を伝える、笑顔あふれる結婚式
テーマの理由:今まで育ててくれた両親に、なかなか素直に感謝の気持ちを伝えきることができていなかったため、ゲストと我々が話している姿や式の様子を見せることで、こんなに周りに恵まれていて支えられているということを伝えたかったため。
また、日ごろから沢山お世話になっているゲストにも、今まで参加したことのないような思い出に残る式になればいいなという思いでテーマを決めました。
【八芳園に決めたポイント】
①美しい庭園があること
お庭は江戸時代からほぼ変わらない景観で、本当に東京なのかと疑うくらい静かで自然豊かです。
②一棟貸し切りができる「白鳳館」という披露宴会場に一目ぼれしたから
白鳳館に入った際、びびっときました。
和婚にする予定はなかったですが「ここだ!」と決めてからすぐに「絶対に和装も着たい!」という気持ちになりました。
特別感を感じたい花嫁さんは、和婚にするつもりがなくても八芳園の見学に行ってみてほしいなと思います。
挙式
自然光がたくさん入る、リゾート感のあるチャペルがお気に入りです。90名程の招待客が全員着席することができ、広い挙式会場だった点も気に入っています。
また、ドレスのトレーンを長くしたのですが「自然光でキラキラと反射してとてもよかった」とゲストに言っていただけました。
竹に囲まれているので日本らしさを感じつつも、会場が白を基調としているためリゾートっぽい雰囲気もあり、唯一無二のチャペルだったなと思います。
また、牧師さんの言葉がとても印象に残っています。正直牧師さんの言葉をゲストはあまり聞いていないことが多いと思いますが、参列したゲストからも「牧師さんの言葉が印象に残っている」と言っていただけました。
外にある大階段でフラワーシャワーができるところも、特別感があっておすすめです。
披露宴パーティ
①一棟貸し切りのため人と被ることが少なく、工夫次第で唯一無二な演出ができること
→我々は紅葉のベストシーズンだったため、濡れ縁からの入場やケーキ入刀などでお庭を見ていただく機会を作り、季節感が出るような演出を行いました。
ゲストからもとても好評で、印象に残ったという声をいただいています。
②自然が豊かであること
→入口から、とにかく自然が豊かです。
日本庭園を眺められる、お家のような会場で披露宴ができるので、ゲストにくつろいでいただくことができました。
③他の披露宴会場のゲストとバッティングしないこと
→我々が白鳳館に決めたポイントでもあります。専門式場だと、どうしても他のゲストとバッティングしてしまうため、一棟貸切の白鳳館を選びました。
クロークも白鳳館専用のものがあるため、他の会場のゲストに会わない工夫ができます。
時間を作って参列してくれたゲストには、非日常感と特別感を味わってほしかったため、バッティングしない構造は個人的に大変満足でした。
コンセプトやこだわったこと
衣装、料理、映像です。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ショップ
- kind
総レースにビージングレースをドッキングさせた、ロングトレーンとロングスリーブのドレスです。フルオーダーで作りました。ドレスショップはkindさんです。
冬婚だったことと、私はアラサーということもあり落ち着いた雰囲気を出したかったので、ロングスリーブにすることを決めていました。
ただ、提携店には気に入ったドレスがなく、提携外を見ても自分のサイズに合うものがなかなかありませんでした。
1か月で100着以上のドレスを試着しましたが、結局フルオーダーで作ることを決めました。
私の顔タイプがフェミニンのため、素材は自分の顔に合う総レースをセレクト。襟元は希望のロングスリーブにあわせて、ハイネックのデザインを選びました。また、パフスリーブにすることで小顔効果を意識しています。
スカート部分はキラキラにすることで、今風の韓国感を出しつつ、大人な雰囲気に仕上げることができました。
最初はマーメイドドレスにしようと思っていましたが、白鳳館の会場の雰囲気を鑑み、Aラインのドレスに。
ドレスを選ぶ際は、チャペルと披露宴会場の雰囲気に合わせることがとても大切だと思いました。
自分の「好き」も大事ですし、実際私も自分の好きな要素を詰め込みましたが、会場とちぐはぐにならないように常に会場のことを頭に入れてドレスを作りました。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
THE KIMONO SHOPで選んだ色打掛です。
IKKOさんがデザインした新作で、一目ぼれで決定しました。
【決め手】
①ドレスとのギャップ
→ドレスが顔タイプフェミニンに合わせた甘い印象だったため、和装は大人っぽい雰囲気にしたく、こちらを選びました。
会場にはどんな和装でも合う雰囲気だったため、パーソナルカラーを考慮て、紺色ベースの色打掛に。
かっこいい雰囲気もありつつ、梅の模様がかわいらしい印象のデザインで、バランスがとれました。
②紅白の縁起の良い梅
→かっこよくなりすぎない丸い柄だったため、自分の顔の印象とちぐはぐにならない雰囲気にすることができました。
③大人っぽい総刺繍
→かなり重く移動は一苦労でしたが、とにかく豪華でした。背中には鶴と月、袖部分には紅白の梅があしらわれており、すべて刺繍で表現されています。
左右からの印象も違って見えて、本当にお気に入りの色仕掛です。
SHOESシューズ
kindさんでレンタルした、ホワイトの10cmヒールです。
ドレスが一番映えるのが身長170cmほどだったので、ヒールが高いシューズを選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
①挙式
王道のヘアスタイルがよかったので、クラシカルなアップヘアでティアラを着用しました。
将来写真を見返したときに、流行りすたりがなく、自分に合う雰囲気に仕上げたかったためです。
面長の輪郭を少しでも解消できるように、中顔面短縮メイクとハイライトやシェーディングの使い方を細かく指示させていただきました。
リップは、ピンクレッドのような色を様々なリップと混ぜて作っていただき、大人っぽくしています。
ヘアスタイルは、耳周りの毛を横に少し引き出すことで面長感を解消させました。
②披露宴入場
前髪もくるくる巻いていただき、韓国アイドル風のハーフツインにしました。
リップは青みピンクにして、挙式の大人っぽい印象からかわいらしい印象にチェンジ。涙袋もしっかり作っていただきました。
③お色直し入場
とにかく時短を優先に、かっこよくまとめてもらいました。
オンシジュームとカラーの生花をヘアードにしてもらい、つるっとしたスタイルに。耳周りの髪の毛を少し引き出し、前髪はワックスでぴたっと固めていただきました。
リップは赤系にチェンジし、アイシャドウにも少し赤を足して、大人っぽくかっこいい雰囲気に寄せることで披露宴入場のヘアメイクとのギャップを演出しました。
ACCESSORIESアクセサリー
①挙式
ティアラとElizabeth Bowerの1粒パールピアスを着用し、クラシカルな雰囲気にしました。
ティアラは面長感を解消するために、高さが低いものを購入。ピアスも王道な1粒パールにすることで、ドレスを際立たせるアクセサリーにしました。
②披露宴前入場
花柄のElizabeth Bowerのカチューシャに、おそろいの花柄ピアスを着用。
とにかく甘い雰囲気にしたかったので、シルバーのヘアアクセサリーとピアスでまとめました。
③披露宴入場
生花を使い、かっこよく仕上げました。
色打掛の補正色であるイエローをメインに、生花の迫力でヘアードを目立たせるようなスタイルに。
金箔も持ち込みましたが、かっこいい雰囲気にするために当日ヘアメイクさんのアドバイスを参考にして金箔をつけませんでした。
また、すべてにおいてネックレスはつけていません。ハイネックのドレスのため、ネックレスは不要でした。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
①挙式:ティアラ
王道のプリンセスのようなスタイルにしたかったため、ドレスの邪魔をしないヘッドアクセサリーを検討しました。
②披露宴前入場:カチューシャ
かわいらしい花柄にすることで、同じドレスでも印象を変えることができました。
③お色直し:生花
イエローが印象的なカラーの生花とオンシジュームをさしています。
耳周りにオンシジュームがくるようにしたので、ピアスのような雰囲気を出すことができました。
NAILSネイル
和装にも洋装にも合うネイルにしました。
会場のテーマカラーがゴールドだったのですが、自分のパーソナルカラー的にはゴールドが似合わないため、ゴールドが強すぎない色味にしてもらいました。
また、丸い柄を入れることで和装にも似合うようなネイルにしています。
全体的にホワイトでまとめているため、上品な印象にできたと思います。主張しすぎないけれど、人とはかぶらないネイルを意識しました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
季節のお花をメインに仕上げてもらいました。
テーマカラーである赤とグリーンを使用することは相談しており、マムやスイトピーやイタリアンルスカスを用いてかっこいい雰囲気にしています。
色打掛の雰囲気に合わせつつ、ホリデー感のあるクリスマスを意識したのがポイントです。
当日はplantscollectionさんにお願いしました。
また、ブーケはATELIER TEDIAさんで作成していただいたものを持ち込みました。
ドレスでは、ホワイトのみで作ったブーケを。ドレスの派手な雰囲気に負けないようなボリュームにしています。アシンメトリーなデザインが好みなので、ファレノやローズを用いて縦長のブーケにしてもらいました。
和装では、オンシジュームを1つにまとめたブーケを。ヘアードに用いたオンシジュームと色を合わせて、イエロー一色にしていただきました。
色打掛がかっこいい雰囲気だったため、オンシジュームで少しかわいらしさを出しました。
FOODお料理のこだわり
お皿を含め、ゴールドを基調とした色味にしてほしいと依頼。テーマカラーを伝えて、なるべく希望通りに合わせてもらいました。
料理は鯛の土鍋ご飯を入れたかったので、試食会前からランクアップしようと決めていました。そのうえで予算に合うよう、料理長と相談しました。
椀物で白子が使われていたため、蟹のあんかけにチェンジすることで万人受けする料理を意識しています。
また、主人の実家で栽培したお茶を持ち込む予定だったので、デザートはお茶に合うあっさりしたものに変更しました。
八芳園で手作りしてくださるわらび餅とほうじ茶アイスに変更したのですが、ゲストからも大好評でした。
土鍋ご飯はおにぎりのサービスがあったため、男性ゲストにもとても満足いただけたようです。
八芳園はとにかく料理がおいしいため、ゲストからも「本当に料理がおいしかった」という声をいただきました。
ちなみにゲストから一番好評だったのは、椀物と魚料理です。魚料理は野菜が根菜メインだったので、色のある野菜に変更することで目で見ても楽しめる料理にしました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ベリーベリーという3段のケーキにしました。
最初からケーキは3段にしたいという思いがあったので、八芳園のプランの中から決めました。
いちごが乗っている王道のケーキの形であり、ドレスの邪魔をせず、ケーキ入刀でもお庭の迫力に負けていない華やかさがあります。
元からベリーベリーのビジュアルが好みでしたが、ゲストからも好評でした。
WEDDING FAVORS引出物
男性ゲストにはラーメンセットとドレッシングのセット、女性ゲストにはバウムクーヘンとドレッシングのセットを。
カタログギフトは男女共通で入れました。
親戚には、それぞれの好みに合わせて贈り分けしました。例えば一人暮らしのゲストには、一人でも食べられるスープのセットなどを選んでいます。
八芳園のものではなく、PIARYの宅配形式にしたのがゲストからかなり好評でした。
当日重いものを持って帰らなくていい、というのはゲストの負担が減るのだと実感しました。
PETITE GIFTSプチギフト
八芳園で用意していただいた、クリスマス限定のソックス型のクッキーにしました。
最後はBGMをクリスマスソングにしてホリデー感のあるお見送りをし、我々がサンタ役でゲストへプレゼントを配るような雰囲気にしています。
最後までコンセプトをぶらすことがなかったため、一体感のある披露宴にできたと自負しています。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
BOUCHERONのFACETTEです。
個性的で人と被らない、太さのあるリングがよかったのでこちらに決めました。
結婚指輪と合わせるとファッションリングのような雰囲気にもなり、お気に入りです。
WEDDING RING結婚指輪
私はショーメのトルサード、主人は同じくショーメのノーマルのものです。トルサードに一目惚れし、こちらに決めました。
昔からあるデザインでありながら、人と被らないところが気に入っています。
主人は柄のない太めのものが良いとのことだったので、ブランドだけお揃いにしました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
披露宴入場です。舞台から入場したので、みんなの顔をゆっくり見ることができ、温かい祝福の声をいただきながら入場できました。
みんなの笑顔で自分の気持ちも高ぶり、とても印象に残っています。
二人らしさとは
笑顔があふれる式にすることです。
新婦も新郎も、笑顔がデフォルトなイメージだと思います。とにかく二人ともよく笑うタイプなので、笑顔が伝染するように心がけました。
私たちが一番楽しんで、一人一人のゲストと目を合わせたり笑顔でいたりすることを心がけました。
嬉しかった参加者の反応
・今まで行った結婚式で一番良かった
・ダントツで印象に残った
・とにかく料理が素晴らしかった
・ドレスが豪華だった
・Mizukiらしい式だった
・似顔絵大会がおもしろかった
・家族も友人も上司も、誰でも満足のできる式だったと思う
・二人の配慮が伝わった
本当に温かい言葉をたくさんいただきました。頑張ってよかった・・・!
私にとって結婚とは
結婚とは、 楽しいこともつらいことも二人で乗り越えるための一種の形だと思います。
一人ではつらいことも、二人でいれば乗り越えられたり、支えられたり……。結婚することで、この人をずっと支えていくし、お互いの一番の味方でいようという約束になるんだと思います。
結婚式は、関わってくださった方々に感謝の気持ちを伝えられたことが本当に良かったと思います。
結婚式という目標に向かって二人で話し合ったり、形にしたりすることは、二人の絆を強くしたように感じます。
後悔していること
キャプテンの声を抑えてもらうようにすればよかったです。
八芳園で当日アテンドしてくださった方たちの声が大きく、友人の動画すべてに声が入っています。
もちろんそのおかげで我々はスムーズに動けたので一概には言えないのですが、声のトーンだけでももう少し落としてもらうように途中で言えばよかったなと思っています。
また、介添さんに写真を撮ってくださいと伝えればよかったです。裏側の写真がほぼなくて後悔しています。
やりたかったけれど諦めたこと
カラードレスを着ることです。
色打掛を着ると決めていたので、お色直しでカラードレスを着ることができませんでした。
時間的に仕方がないことではあるのですが、いつか着れたらうれしいです。
節約のための工夫
すべて会場に任せるのではなくペーパーアイテムを手作りしてみたり、外注したりしました。
お花も予算などを伝え、希望の金額内で収まるように工夫することで節約できたと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
八芳園は、プランナーさんや働いているすべての方が温かく、できないことはないのでは?と思わせてくれました。
和婚ではない方も、ぜひ素敵なお庭を見に行っていただきたいと思います!!!