yukari__salt
テーマは「アットホーム」です。
私も主人も友人や職場との距離が近く、家族や親戚も一緒に笑顔あふれる雰囲気を大事にしたいと思っていたので伝統的な演出は避け、披露宴前に扉の前で迎賓をしたり、スピーチは対話式にしたり、ケーキカットはせずに和装で鏡開きなど、私たちが楽しむことはもちろん、ゲスト全員も楽しめるような演出を意識しました。
挙式
グリーンとウッドのバランスが素晴らしく、同日は晴れていたので光の差し込み方も良くて雰囲気はバッチリでした。新郎新婦が誓いの言葉を交わす中央前方がゲストの位置よりも低く、1番後ろまで見渡せるような作りになっていたので、挙式も笑顔あふれる空間になりました。
披露宴パーティ
披露宴会場は全て独立した作りになっているので、お手洗いや喫煙ルームで別会場のゲストと鉢合わせすることもなく、招待客のみで楽しめます。会場に入るまでの赤い壁の廊下や会場のインテリアなども全てがオシャレで、非日常の空間になっています。
コンセプトやこだわったこと
ケーキカットや友人スピーチなど、自分たちのこれまでの経験で必要ないと思ったものをカットして、自分たちなりの演出を考えたことです。装花は私の友人が偶然その会場のお花屋さんだったこともあり、かなりワガママを叶えてもらいました。そのテーマカラーに合わせて招待状も全て自分でデザインし、ムービーも自分たちで作成しました。
なによりも自分たちが楽しむことと、いろんなゲストの立場に立ってどうすれば楽しんでもらえるのか考えながらランチョンマットやレザー席札など手作りのアイテムをたくさん準備しました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- ANTONIO RIVA
ウェディングドレス
ブランド:アントニオリーヴァ
ショップ:トリートドレッシング
会社が近くにあり、前を通る度に憧れていたドレスショップ。カジュアルな雰囲気で挙式も披露宴前も行いたいと思っていたので、動きづらいプリンセスラインは候補から外し、Aラインかマーメイドと決めていました。より動きやすいAラインで候補を絞り、最終的にもう決めなきゃいけないというところまでドレスが決まらず焦っていたところ、新作ですと担当さんが用意してくださったドレスを試着した瞬間に一目惚れ!
胸のボリュームがコンプレックスだったのですが、選んだドレスはお洋服のように着られるので気にならず、カジュアルな雰囲気も上品な雰囲気も出せるところがとても気に入りました。友人も私らしい!と言ってくれてとても嬉しかったです。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 白無垢
和装
ショップ:トリートドレッシング
お色直しの衣装がなかなか決まらず、和装ということは決めていたのですが、色打ち掛けはなかなか気にいるものがありませんでした。色打ち掛けは豪華な雰囲気になってしまうし、テーマカラーも合うものがなかったので祖母と私の父が喜ぶ、と母からのアドバイスもあり結婚式でしか着用できない白無垢にしました。
私が選んだのは純白ではなく、少しクリームがかっている白無垢でした。ウェディングドレスが真っ白でカジュアルさが強かったので、白無垢は少し大人っぽく上品な雰囲気が出て、会場のカラーにも合うようなナチュラルな色味のものにしましたが、こちらも親戚や家族にも好評で、選んで良かった!と思っています。
SHOESシューズ
セブントゥエルブサーティーのシルバーラメのパンプスにしました。いろいろ探しましたが、今後もパーティーシーンで使えることと、百貨店で試し履きしたときの履きやすさが決め手でした。ドレスからチラッと見えても華やかだし、二次会の衣装も真っ白だったのでアクセントになり、一日中履いていても疲れず、足の痛さもなかったので式を思いっきり楽しめました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ヘアはウェディングドレスのときはカジュアルに、和装のときはしっかりと、と分けて、メリハリをつけました。メイクはナチュラルに見えること、普段より少し写真映えすることを意識しました。アイラインに少しだけイエローを入れて、テーマカラーのゴールドを意識しました。
ACCESSORIESアクセサリー
ウェディングドレスのときのみ着用したイヤリングを、オスカーデラレンタの真っ白なお花がモチーフになった大振りのものにしました。イヤリングやピアスが好きで、気になるものがありすぎて迷っているときにドレスショップで試着し、本当にツボで、二次会でも着用したいし今後も使いたい!と思いましたので海外から取り寄せて購入しました。
値段は張りましたが、その分シューズやグローブ、ドレス用下着を自分で手配して金額を抑えました。今でも見る度に気分が上がるので、購入できて本当に満足しています。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
和装のときのみ、大きな胡蝶蘭を付けました。アクセサリーは他に付けていなかったので、こちらもウェディングドレスのときと同様、主役のアクセサリーを大振りのものにしました。インスタで他の花嫁さんを見て絶対にやりたいと思っていたので、白無垢に白い胡蝶蘭で上品でクールな感じが出せて満足しています。
NAILSネイル
いつもお願いしていたネイリストさんにお任せしました。シューズと合わせてシルバーラメを使いたかったのと、ドレスや白無垢、二次会でも合うように白とシルバーを基調にしてデザインしてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
グリーンをメインにした装花にしてもらいました。大きなお花がたくさんあると結婚式!という雰囲気になってしまうかなと思ったので、ガーデンウェディングのようなカジュアルな雰囲気になるよう、小さなお花にしてもらいました。メインカラーを伝えて、ブーケとも統一させた黄色やネイビーのお花も少し入れてもらいました。
FOODお料理のこだわり
これまで友人の結婚式で体験したことを活かして、量が多いとテーブルがお料理でいっぱいになったり、友人同士で話す時間が少なくなってしまうと思いましたので、女性ゲストに合わせたメニューにしました。結果、ご年配の方も丁度よかったようで、主人の親戚の方からいつもご飯をあまり食べないお爺さまが完食した!と嬉しい声をいただきました。
男性ゲストはお酒が好きな方が多かったのでドリンクメニューのグレードアップをして、いろいろな種類が選べるようにしました。また、主人の職場の宮崎県の地酒を持ち込みしたりしたのでお酒は十分楽しんでいただけました。最後にデザートビュッフェも付けましたので、お子様も楽しんでくれたようです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
デザートはビュッフェがあったのと、ケーキカットで注目されるということが苦手だったのでウェディングケーキは無しにして、鏡開きを行いました。和装で全員の掛け声で樽を割ったので全員で参加してくださっている感じと、その後にお酒を注いで回りましたのでケーキカットよりもゲストを身近に感じられて良かったです。
WEDDING FAVORS引出物
式場オリジナルのカタログギフトをゲストごとに分けました。
PETITE GIFTSプチギフト
おちゃらかというお茶屋さんのフレーバー緑茶にしました。結婚指輪を買いに行った店舗で出されたお茶がとても美味しく、店員さんにお茶屋さんを聞いて直接連絡しました。東京にしか店舗が無く、メールと電話のやりとりのみでしたが、通常は商品化されていないものにも関わらず予算や量なども相談して親切に対応してくださいました。
自分たちで作成したオリジナルシールを貼って配りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
アベリの一粒ダイヤの指輪です。ローズカットのダイヤでキラキラというよりもキラリと控えめに光るところが気に入っています。婚約指輪、という伝統的な形ではなく、少し華奢で装飾もオシャレなので普段もつけられるデザインです。
WEDDING RING結婚指輪
ヴァンクリーフ&アーペルのシンプルなプラチナリングです。少し角ばったデザインで、余り人と被らないところと、世界的に有名なブランドなのでそのあとのメンテナンスも考えて決めました。クールなデザインだったので、仕事中も付けていられると、主人がとても気に入っていたのが決め手です。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
友人も親戚家族も全員楽しそうにしていたことです。どのテーブルも笑顔で、見ていてとても嬉しかったです。感動、というよりも楽しかったという感想が強いです。
二人らしさとは
ありのままで飾らないことだと思います。背伸びせず、等身大で私たちを表すことと、今の私たちがあるのは周りの友人、家族、親戚、職場の方のおかげであるという感謝を忘れずに、良い意味で周りを1番に気にして過ごしていることです。
嬉しかった参加者の反応
私たちらしい式だった!全部オシャレで演出も楽しかった!と言われて、本当に嬉しかったです。らしさが上手く伝わったということと、いろいろと準備してきたことが皆様にも共有できて、楽しい空間が演出できたということが嬉しかったです。
私にとって結婚とは
一緒に過ごすことで楽しいことは倍になり、辛いことは半分になるということは本当だなと思いました。とにかく今は周りの方への感謝の気持ちと、楽しい毎日で本当に幸せな気持ちでいっぱいです。
後悔していること
写真です!カメラマンさんとの打ち合わせが無かったので、指示書は渡していましたが、ライティングやアングルが期待していたよりもクオリティが低く、仕上がった写真でこれがいい!というものが少なかったです。特にベールダウンの写真で母がうまく写っておらず、残念でした。
友人が撮影してくれたものの方が、心がこもっているからかとてもいい表情で撮影されていて良かったです。カメラマンを選ぶときに同じ会場で撮られた写真をもっと見せていただいて、細かくお願いすれば良かったと思いました。あとはゲストの誰かにビデオカメラをお願いすれば良かったと思いました。ムービーの注文もできましたが、とても高額だったので諦めました…。
節約のための工夫
招待状、メニュー表、席次表などペーパーアイテムは全て自分で準備をしました。私が印刷会社に勤めており、デザイン部にいたため自分好みにデザインして社割で安く好きな紙に印刷できました。前撮りも自分でインスタで探して、かなりお安く撮っていただきました。
また、私が動画も少し編集できたので前撮りの映像や過去の2人の写真や動画使ってオープニングムービーやプロフィールムービーを作りました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
最初にどんなテーマにしたいかを決めると、その後ブレずに進めることができました。式場の雰囲気を活かしたテイストにすると、装花なども節約できると思います!インスタでたくさんのプレ花嫁様の写真を見てイメージを膨らませて、しっかり旦那様に伝えて2人が納得する内容になるようにちゃんと話し合う時間を取ることも必要だと思います。
まずは自分たちがどうしたら楽しめるかと、ゲストが楽しんでくれることを考えて、準備の期間もたくさん楽しんで欲しいです!あとはプランナーさんを質問責めにして、しつこいくらい当日の確認をした方がいいと思いました。
ベテランのプランナーさんは先回りして気を利かせてくれますが、同じ式場でも確認不足で嫌な思いをしたという花嫁さんもいらっしゃったので、自分達のことは自分たちで責任を持つ!くらいの気持ちでプランナーさんとお話を進めた方が安心です!