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「出会いに感謝する式」
「みんなで楽しめる同窓会のような式」
「『ONEPIECE』を詰め込む式」
上記3点を軸に準備を進めてきました。
私は、これまで出会った皆さんに感謝を伝える式にしたいと考え、旦那さんは友人たちが一堂に会す機会がなかなかないので、同窓会のように楽しめる式にしたいと考えていました。
また、新郎新婦が出会う前からお互いに好きだった『ONEPIECE』を取り入れることにもこだわっています。
ゲストが到着してすぐ目に留まるよう、ウェルカムスペースに『ONEPIECE』のグッズをたくさん配置し、さらに『ONEPIECE』に関するクイズの案内も行いました。
挙式
バックに海が見えるので、非日常を味わえます。また、挙式場の長椅子が内側に向きを変えられる点に魅力を感じました。さらに、サプライズムービーを作成できることも見学時に知り、ぜひ取り入れたいと思いました。
当日は3月にもかかわらず、朝から雪が降っていました。私たちの式は15:15からだったのですが、お昼に到着しても雪がちらついており、とても寒かったです。
しかし、挙式では私たちが入場して一礼した後にカーテンが開かれると、朝の天気を忘れさせてくれるくらい快晴となり、太陽の光と輝きが一気に会場を華やかにしてくれました。
ゲストの皆さんも「おぉー!」と感動してくださったことが、特に印象に残っています。
披露宴パーティ
私たちはヴィクトリアハウスを選びました。外にはプール付きのガーデンがあり、小さい子は外で遊ぶなどしていました。
天候によりますが、ガーデンからの入場が可能で、私たちはお色直しの際にガーデンから入場しています。どこから入場するかを事前に伝えていなかったため、ゲストの皆さんをびっくりさせることができました。
ゲストは80人近くいましたが、窮屈な感じはありませんでした。また、真ん中にスペースを設けた配置にしていただいたおかげで、どの席からも私たちが見やすく、私たちもゲストの皆さんを見渡すことができました。
コンセプトやこだわったこと
衣装や食事、ウェルカムスペースをこだわりました。また、以下のことにもこだわっています。
<挙式>
・新婦入場前に家族へサプライズムービー
通常、父と一緒に入場し、母にベールダウンをしてもらう流れですが、両親に最初は挙式会場にいてもらい、サプライズムービーを見てもらった後に、バージンロードを通って私を迎えに来てもらうスタイルにしています。母はチャペルでの結婚式をしなかったそうなので、思い出として歩いてもらいました。
・二人でクスッと笑える誓いの言葉を作成
人前式だったので、私たちで5つの誓いを考えました。当日は私たちもゲストも緊張していたこともあり、ややウケな雰囲気でした(笑)
・リングボーイ/リングドッグ
指輪は、新郎新婦にそれぞれ持ってきてもらうようにしました。リングドッグが新郎、リングボーイが新婦に届ける役割です。限られた時間でのリハーサルにも関わらず、お二方とも立派に努めてくださいました。
<披露宴>
・乾杯は新郎友人
かしこまった感じではなく、旦那さんの学生時代の部活のキャプテンに乾杯をお願いしました。
・友人スピーチは1番近くで(新婦側のみ)
当日、プランナーさんから「仲がとても良いということなので、ソファ席で話してもらうのはいかがでしょう?」と提案いただきました。通常、友人スピーチといえばマイクのそばで立って話すのが一般的だと思っていたので、新しい!と思い、すぐに採用しました。友人もびっくりしていましたが、1番近くで話を聞けてとても良かったです。
・「探せ!この会場に全てを置いてきた」クイズ
ドレス当てやBGM当てクイズなどのアイデアがある中で、私たちはどんなクイズにしようか考えていた時にフラワーコーディネーターさんから、ONE PIECEが好きなら、ガチャガチャのワンピの実の数を当てるクイズはどうでしょう?と提案をいただきました。
家で飾っているだけのワンピの実がたくさんあったので、まさかこんな形で活用できるとは思わず、こちらも即採用。会場内の7か所にバラバラに置いてもらったのですが、受付やロビー、ゲストテーブル、新婦のソファ席の横など、思わぬ場所にもあり、偏ることなく均等に回答が割れました。
・贈呈品は念願のアレ
両親への贈呈品は、父には写真立て、母にはウェイトドールを贈っています。贈呈の際、写真立てしか持っていなかったので、母は「私にはないのかぁ…」と思っていたところに、後ろから私もそこで初見となったウェイトドールを渡しました。
昔私が結婚する前に母は「ウェイトドールが欲しいんだよね〜」とボソッと言ったことがありました。実は私も母にはウェイトドールをあげたいと既に考えていたので(親子ですね)、その場では「ふ〜ん」と聞き流し、結婚式の日が来るのを密かに待っていました。
当日までサプライズにしていたので、それまで涙を堪えていた母は大号泣。私もそれにつられて泣いてしまいました。ぎゅっと抱きしめるようにウェイトドールを持ってくれた母を見て、とても幸せな気持ちになりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- alvina valenta
- ショップ
- Aylina
サテン生地で、胸元にハートのデザインが施され、シンプルすぎず派手すぎないところが素敵です。2回目の試着で出会い、直感的にビビッときました。
また、どうしても二の腕を隠したかったので、特別にオフショルダーを作っていただきました。オフショルダーはサテン生地とシフォン生地を組み合わせたデザインになっています。
SECOND DRESSドレス 2着目
こちらはカタログで見て気になっていたもので、試着をしてすぐに運命を感じました。ピスタチオグリーンのドレスですが、少しブラウンが入っていたり、ウエストのリボンもブラウンでメリハリがあり、とてもお気に入りの1着です。
今回も二の腕を隠したいとお願いしたところ、特別にオフショルダーを作っていただき、今後も使用できるようしてくださいました。誰かが着てくれることを楽しみにしています。
SHOESシューズ
ショップのものをお借りしています。12cmヒールを履きました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
<挙式>
私の勝手なイメージですが、挙式ではアップスタイルにする花嫁さんが多い印象がありました。そこで、なんとなく他とは違うことをしたいと思い、ダウンスタイルのハーフアップにしました。前髪は少し横に流しています。
<披露宴>
髪型は挙式と同じハーフアップのままで、アクセサリーだけを変えています。
<お色直し>
ガラッとイメージを変えたかったので、編みおろしのポニーテールにしました。前髪はくるくる巻いて横に流しています。
<メイク>
基本はオレンジメイクで、お色直しのときにラメのアイシャドウを付け足してもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー
<挙式>
義理のお姉さんから「1回しか使っていないからぜひ」ということで、ティアラとネックレス、そしてイヤリングがセットになっているものをお借りました。サムシングボローという言葉をヘアメイクさんから初めて聞き、快く貸してくれた義理のお姉さんには感謝しかありません。
<披露宴>
ネックレスを外し、@_shanti20_様の白い花のイヤリングに変えました。
<お色直し>
@_shanti20_様のオレンジの花のイヤリングです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
<挙式、披露宴>
義理のお姉さんのティアラです。
<お色直し>
編みおろしのポニーテールにベロアリボンと金箔をあしらいました。金箔は首筋から鎖骨にかけてもも付けています。Instagramで見つけて絶対にしたい!と思い、お願いしました。金箔はDAISO様で購入しています。
NAILSネイル
晴れ舞台なので、必ずラメを入れたいと思っていました。ウェディングドレスにもカラードレスにも映えるように、白、銀のラメ、ベージュの3色を使っています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
<メイン>
3月の季節に合わせてミモザ、フジ、アンスリウムなどを使用しました。
<挙式、披露宴のブーケ>
・旦那さんの誕生日(12/14)の花:朱色
・私の誕生日(3/22)の花のフジ:ディープモーベット
・結婚式(3/2)の花のチューリップ:ベビーピンク
上記の花を組み合わせたブーケにしてもらいました。
<お色直しのブーケ>
ガラッと雰囲気を変え、リース型のドライフラワーを使用してきます。
式場のフラワーコーディネーターさんです。
FOODお料理のこだわり
創業25周年を迎えた特別メニューがあったので、愛媛の地産地消メニューにしました。こだわりは宇和島鯛めしと塩パンです。式場見学で塩パンを提供いただき、とても印象に残ったので、当日もお願いしました。ゲストの方からも「とても美味しかった」と言っていただけました。
ちょっと面白いエピソードがあります。宇和島鯛めしを提供した際、ご飯が先に出てから少し後に鯛の刺身が出ましたが、鯛めしの食べ方を知らない他県の方が刺身が出る前にご飯を食べてしまったそうです。まさかそんなことが起きるとは思っていなかったので、後で聞いてびっくりしましたし、説明を少ししておけば良かったと反省しています(汗)
WEDDING CAKEウェディングケーキ
最初にカタログを見た時、どれも可愛すぎてすぐに選ぶことができませんでした。頭の中でトーナメントをした結果、とても王道ですが3段のハート型のケーキに決めました。
お互いアニメ『ONE PIECE』が好きなので、ケーキにちなんで、ホールケーキアイランド編のキャラクターをケーキの周りに置いています。
WEDDING FAVORS引出物
遠方から来るゲストがいたので、帰る際の負担を減らしたいという思いから、縁起物、引菓子、引出物の3点が選べるカードタイプのギフトカタログにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
PIARY様のクッキーにしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
NIWAKA様の「木漏日/せせらぎ」です。
〜やわらかな光 水とたわむれ〜
ふたりに降りそそぐやわらかな陽射しは、これからの穏やかなふたりの未来を表しています。
ブランドにそこまでこだわりはなかったのですが「重ね付けできるもの」は条件として伝えていました。
旦那さんが地元に帰った際に3軒回り、NIWAKA様で2時間半しっかり説明をしていただいたことで、ここで買おう!と決断したそうです。
WEDDING RING結婚指輪
NIWAKA様の「木漏日/せせらぎ」です。
NIWAKA様は京都発祥のお店で、私が大学生の時に京都に住んでいたこともあり、ゆかりのある指輪を選ぶことができて嬉しかったです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
どの瞬間も本当にかけがえのないものでした。
強いて言うならば、旦那さんからのサプライズムービーとダーズンローズです。私も旦那さんに向けてサプライズムービーを作ったのですが、旦那さんからもサプライズがあったことに本当に驚きました。
ムービーでは、私の好きな『トイ・ストーリー』のウッディに旦那さんがなりきり、私の友人からのメッセージ動画を集めてくれ、最後にウッディから旦那さんへバラを渡すシーンで終わりました。旦那さんが一人二役をしている感じです。そして、途中で姿を消していた旦那さんは、バラを持って扉から登場し、残りのバラを各テーブルから集めて渡してくれました。
「僕は全然手伝えなかったので、このサプライズで許してくれると思います」と先に言われてしまったので、やられた〜(笑)と思いましたが、終わりよければ全てよし、ということでありがたく受け取りました。
二人らしさとは
好きなものが同じなところです。私たちは、なんとかなる精神の旦那さんと、とにかく心配性な私という、性格が真反対な二人です。
ただ、アニメの『ONEPIECE』はお互い出会う前から好きで、推しのキャラクターも一緒ということが分かり、意気投合しました。『ONEPIECE』のことになると、とにかく熱くなります!結婚式では『ONEPIECE』要素をたくさん詰め込み、ゲストの方からも「二人らしいね」と言っていただきました。
嬉しかった参加者の反応
今まで何人かの友人の結婚式に参加していたので、それを参考にしつつ新しいことも取り入れたいと思っていました。
皆んなから「本当に良かった」「素敵だった」「楽しかった」「参列できて良かった」と言ってもらえたことが何よりも嬉しかったですし、準備を頑張って良かったなと報われた気持ちになりました。
私にとって結婚とは
結婚とは「寄り添い、支え合い、補い合う」ことかなと思います。家事分担や助け合いは一人ではなかなかできないもので、パートナーや家族がいるからできることなのかなと改めて思いました。
結婚してから、旦那さんのなんとかなる精神に助けられた場面がたくさんあります。「まぁいっか」と思えることも少しずつ増えました。何でもかんでも心配して深く考えてしまうことが少しずつ減らせるようになったのは、旦那さんと出会ったおかげなのでとても感謝しています。
結婚式は昔からの憧れだったので、実現できて本当に良かったです。一番「可愛いよー!」と言ってもらえる日でしたので(笑)仲の良い友達にも会え、家族や親戚が一堂に集まる機会はなかなかないので、誰一人欠席することなく当日を迎えられたことが本当に幸せでした。
後悔していること
プランナーさんとの写真を撮り忘れてしまいました。式や披露宴中も近くにいらっしゃったのですが、タイミングを逃してしまいました。本当に良くしていただいたので、とても後悔しています(泣)
始まる直前や終わった後などに、ぜひ声をかけてみてください。
やりたかったけれど諦めたこと
自分がしたいことは詰めました!
節約のための工夫
・ウェルカムスペースの作成
SHIENで安く購入したり、お譲りいただいたりしました。また『ONEPIECE』のグッズを置くなど、自分の家にあるものをたくさん持っていくことであまりお金をかけないようにしました。
・ポイント活用
以前、fitau様のLINEがあった際には、毎日ポイントを貯めて、貯まったポイントで席次表などのペーパーアイテムを安く購入していました。現在そのサービスはないかもしれません。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
日々情報がアップデートされているので、準備の大変さにとても驚きました。私はInstagramで花嫁アカウントを作って本当に良かったと思います。なかなか皆さんのようにすごいDIYができたわけではないですが、参考になるものがたくさんあり、とても勉強になりました。
また、旦那さんとの準備に対するギャップなど、悩まれている方がいるかもしれませんが、決して一人ではないということを忘れないでほしいです。私はとても悩みました。
もし、愛媛で結婚式を挙げたいと考えられている方がいれば、私はベイサイド迎賓館 松山様を推したいです。式場の方はとても優しく、分からないことはすぐに対応いただけるので、安心して任せられます。