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ta.wedding0414
プロポーズのときにもらったルブタンをテーマにしました。最近流行っているナチュラル系ではなく、赤と黒でかっこよくてゴージャスなイメージです。
maricuru掲載記事
https://maricuru.com/users/V0RsSlFn
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挙式
私たち夫婦は背が高い方なので、天井の高い解放感のあるチャペルを探しました。いくつか式場見学に回った際、天井が低い挙式会場を見て、ここに私たち夫婦が並んだら圧迫感があるかもと気づき、天井の高さにこだわりました。
また、リバースイート京都鴨川迎賓館は、真っ白なチャペルが特徴的で、私含め、自分の母親や義母が初めてそのチャペルを見たときに、思わず涙が溢れるくらい感動的な景色だったのが決め手です。
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披露宴パーティ
京都市内で100人ほどのキャパがあり、100人ゲストをお呼びしても圧迫感のない余裕のある披露宴会場かどうか、にこだわりました。
最終的にはゲストは90人になりましたが、テーブルを14並べてもウェディングドレスで歩き回れるくらい余裕がありよかったです。
また、入場の方法も4パターンありゲストにも楽しんでもらえるような演出ができそうと思ったのも決め手です。
コンセプトやこだわったこと
テーマがルブタンなので、ペーパーアイテムからテーブルコーディネート、ブーケなどもテーマカラーの赤と黒に統一しました。
招待状を受け取った瞬間から、ゴージャスでエレガントな雰囲気を感じてもらい、当日まで楽しみにしてもらえるよう工夫しました。
また、「ゲストとの時間を最優先する」ことも意識しました。感謝の気持ちを伝える、表す場としての結婚式を作りたかったのでお色直しも中座もなしにして、ずっとゲストの方々と一緒にいられるようにしました。反抗期もひどかった私たちなので、恩師や家族にもきちんと自分たちの思いを伝えられる企画も考えました。
この結婚式を機に、大切な人を再確認し改めて大切にしていこうと二人で話し合って決めました。
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WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
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- ショップ
- YNS WEDDING
お色直しがなかったため、オーダーメイドドレスショップの「YNS」で作ったウェディングドレスを挙式、披露宴、二次会で着用しました。SR17930-UNをベースにアレンジオーダーしました。
当日は身長165cmに14cmのヒールを履くので細かく採寸してもらいました。デコルテがきれいに見えるハートビスチェにしました。日本ではあまりないマーメイドドレス。ボリューミーな固めのチュール5枚から成る存在感抜群のトレーンに惹かれました。太ももの上の方でトレーンに切り替えされているので足が長く見えてよかったです。
披露宴では、オーダーメイドのフルレースのボレロを着て露出を減らし少しクラシックな感じにしました。
SHOESシューズ
足元はドレスで見えないので、履きなれているシューズブランドの「エスペランサ」ベージュのハイヒール、14cm、ストラップ付。メルカリでとってもお安くお譲りいただきました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
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ゆるっとした感じは私は似合わないので、少しカッチリしただけどキメすぎない海外ぽいヘアセットをしました。
メイクは濃いのが好きなので自前で。
前日に上下マツエクをして当日はその上からつけまつげをつけて、あとは普段と同じように化粧しました。
ACCESSORIESアクセサリー
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スワロフスキーのネックレス、ピアスをつけました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
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ティアラはたまたま入ったブライダルサロンで一目惚れしたものを購入しました。そのお店で3.5mものベールも購入しました。
NAILSネイル
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とにかくキラキラしたものが好きなので、いわゆる一般的なブライダルネイルとは正反対の主張しまくるロングネイルにしました。普段からロングネイルですが、ホワイトのグラデーションにオーロラストーンでフレンチにしたり、Vカットストーンを載せたり理想通りのネイルにしてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
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会場装花は結婚式のテーマカラーの「赤」をベースにしました。ゲスト卓の装花は値上がりしがちなので花びらを散らしてエレガントさを演出しました。
FOODお料理のこだわり
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友人の結婚式に1度しか行ったことがなかったので、結婚式でゲストが本当に楽しみにしてるのはお食事だと聞き、そこはケチらず式場で一番高いコースにしました。乾杯のシャンパンも一番高いモエ・エ・シャンドンにしたのでお酒スキのお友達が喜んでくれてよかったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
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特注のウェディングケーキは、ひとつの演出として入場もしました。
幼いころの友人が某有名ホテルでのパティシエをしていて、彼にこの結婚式の目玉であるケーキトッパーをお願いしました。
プロポーズのときにもらったルブタンのスパイクヒールをシュガークラフトで作成してもらい、バブリーな背の高いウェディングケーキの一番上に乗せました。
彼の再現力が素晴らしく、本物のヒールが乗ってるのかと思った!と言われたほどです。
ヒールパーツを目立たせたいので、他の部分は極力シンプルに。バラの花びらをあしらいテーマカラーを忘れません。
私たちの身長やゲストからの目線まで計算しつくして高さや1段ずつの厚さ、ボリュームなど細かいところまで、式場のパティシエさん、プランナーさんと何度も打ち合わせをしました。迫力のある大きさなので結婚式での見どころの一つでした。
イミテーションケーキなので、二次会まで置いておけて大満足です!
WEDDING FAVORS引出物
カタログギフトを「親族・上司」「恩師・先輩」「友人」の3つに贈り分けしました。
引き出物は「親族・上司」と「恩師・先輩・友達」に贈り分けしました。
「親族・上司」
木箱入りミルクバウム、祝い包みごはんのお供セット
「恩師・先輩・友人」
スイーツセット、高級苺チョコレート
PETITE GIFTSプチギフト
すでに引き出物が重いので、軽いものを、と思いクッキーにしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
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婚約指輪はなく、ルブタンをもらいました。
WEDDING RING結婚指輪
FINE CHANELのカメリアからインスパイアされた珍しい形の結婚指輪にしました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
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結婚式で絶対したいことの一つ、挙式でのファーストミートが叶ったこと、しかも普段サプライズしてもノーリアクションの新郎の、当日のあの笑顔を見ることができたのが一番嬉しかったです。
新郎の人柄のおかげで、挙式でも笑いが起き、緊張することなく私たちらしい挙式になりました。
お色直しなし、中座なしの結婚式は参加したことなかったので実際自分がやるとなると間がもつか、ゲストが残念がるのではないか、など不安もありましたが、こだわって作ったマイドレスを着て、大切なゲストの方々と幸せなひとときを過ごすことができて大満足です。
どのゲストともたくさん話したいが故、新郎新婦がそれぞれ会場内を動き回るという現象が起きましたが、友人も親族も「もっと話す時間少ないと思ってたから、嬉しかった!」と喜んでくれました。またゲスト同士も自由に動き回って、新しい交流が生まれたり、私たちの両親に紹介できたりしたことも良かったと思います。
バブリーな特注ウェディングケーキも写真映えして、友人たちからも「最近こういう大きいケーキ見ないからとてもかっこよかった!」と好評で、無理言ってでもこだわってよかったです。
花嫁・新郎の手紙では、親への感謝はもちろん相手の両親への感謝、そしてこれからの二人について話し「感動の涙より笑顔あふれる結婚式」思い描いていた通りの結婚式になりました。
二人らしさとは
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流行りやブームにとらわれない「自分たちの好き」を貫いてきた私たち。
クラブが好きだから、クラブ系ミュージックをBGMにする、派手なのが好きだから、3段ウェディングケーキにする・・まだあまり結婚式に参加したことのないゲストも多かったので、いわゆる「結婚式」にありがちなことを無難にやるより、いつも通りの飾らない、好きなものは好き!という世界観を結婚式でも表現できたかなと思います。
嬉しかった参加者の反応
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「自分たちらしさ」「ゲストの思い出に残るか」を大切にしたかったので「君たちらしい演出だったね」「結婚式って緊張すると思ってたけど、いつも通りの二人を見てたらリラックスして心の底から楽しかった」「絶対こんなこと他の結婚式ではやらない!(笑)」など、結婚式の個性を褒めてくれたり、楽しかったという言葉がうれしかったです。
また、ゲストとの時間を最優先したかったので、お色直し・中座なしのプログラムを、「何年振りかに会うけど花嫁さんとはなかなかゆっくり話せないと思っていたから。」と恩師がとても喜んでくれたのがうれしかったです。
私にとって結婚とは
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結婚する前は、単純に「好きな人と一緒にいられること」が結婚だと思っていました。結婚して1年が過ぎた今思うのは、結婚は家族が増えること=自分の味方ができることだということです。よく結婚すると自由がなくなる、と聞きますが、私は(もともと自由にしていましたが)結婚してからの方が自由になれた気がします。それは、旦那さんを含め旦那さんのご両親や親せきの方々とも家族になり、私の味方が増えたからだと思います。時に喧嘩もしますが、お互い同じ方向を向いて歩み寄っていくのが結婚だと思います。
後悔していること
ゲストテーブルの装花が打ち合わせしたときのイメージと全然違ってショックでした。ゲストの方のためのお金はケチりたくないと思っていて、イメージ画像を見せながら打ち合わせをしたのですが、実際違いすぎて旦那さんにも当日、高砂席で「装花、あれでいいの?」って言われました。寂しい感じになってしまい残念でした。
やりたかったけれど諦めたこと
やりたいことは全部やりきったので、特にありませんがしいて言うなら、もっとゲストとの時間を作りたかったです。お色直し・中座なしなのでずっとゲストと一緒に披露宴会場にいることはできましたが、もっとゆっくり話したかった、きちんと感謝の気持ちを伝えたかったというのが本音です。
節約のための工夫
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最初に「絶対譲れないこと」を決めて、そこには惜しみなくお金を使うようにしました。私たちは来てくださるゲストのためにお金を使いたかったので、装飾関係のお金は最小限に抑えました。ウェルカムスペースはほとんど自宅にあるものを使い、メルカリや通販で安く、だけど世界観は壊さない程度に利用しました。また、エステ等は体験だけで済ますなど細かいところでも節約しました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
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誰しも後悔しない結婚式を挙げたいと思っていると思います。自分たちの結婚式、一生に一度の結婚式ですが、ゲストありきの結婚式ということを忘れず準備に取り組みました。
ゲストの方々のことと自分たちのやりたいことをすり合わせることはとても大事だと思います。
私は最初にこだわるところを何点かだけに絞り、そこにはとことんお金と労力をかけました。絶対譲れないポイントは全て達成できたので大満足です。
結婚式は、大切な人を再認識できる素晴らしい一日になると思います。大切な方々と、結婚式がゴールではなく、今後もステキな関係を築いていけるような結婚式を挙げられるといいのかなと思います。不安なこともたくさんあると思いますが、楽しむ気持ちと集まってくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、体調万全で当日を迎えてください^ ^