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FIRST DRESS

ドレス 1着目

ブランド

Vera Wang

VeraWangのTherese
正面から見ると、ロングスリーブとVカットの襟で上品に見えるのですが、後ろから見ると大胆な背中の開きとゴージャスすぎるロングトレーンというギャップに魅了され、即決しました。

繊細なレースでできた袖は、のばすと指先まで全て隠れるほど長く、それを手首でくしゅくしゅとするのが、とっても可愛いです。可愛さ、ラグジュアリーさ、ロイヤル感にモード感のすべてを兼ねそろえたドレスで、唯一無二なデザインがお気に入りのドレスです。

SECOND DRESS

ドレス 2着目

ブランド

Vera Wang

VeraWangのPavlova / nude　ペイント付き
元々イエローが好きで、イエロードレスと探していたのですが、イエロードレスというとフェミニンなものや美女と野獣のベルをイメージしたようなドレスが多く、あきらめていました。そんな中、見つけたのが、Pavlovaのnudeペイント付きです。

どんな体型でもスタイルよく見せてくれる計算されたマーメイドラインに、裾にだけにランダムに色付けされたイエローペイントが、上品でありながら可愛らしく華やかに見せてくれます。スタイルをよく見せてくれ、しかも、大人っぽくも遊び心があるドレスに、出会った瞬間運命を感じました。

また、光の加減によって、マスタードっぽいイエローからレモンイエローまで色合いが変わり、印象を変えてくれるところも気に入っています。

SHOES

シューズ

POOLSIDEのレースシューズ（7.5㎝ヒール）
シューズのベースはゴールドのグリッターなのですが、その上からオフホワイトのレースが重ねてあります。グリッターのキラキラ感は残しつつ、レースがかかっているので、ドレスを傷つけることなく安心して履ける、優秀なシューズです。

HAIR & MAKEUP

ヘアメイクのポイント

透明感や艶感を大事にしてもらいました。
私がヘアメイクさんを決めたポイントは、その人の素材を最大限に生かすことを大切にされていること、そのためにメイク前に30分ほどスチームを当てながら、顔から肩までのマッサージをしてくれるという点に感銘を受けたからです。

ですので、細かいことはプロの方にお任せし、ドレスと私の特徴を生かしてもらえるようにお願いしました。ウェディングドレスでは、ドレスのラグジュアリー感に合わせつつ、透明感と女性らしさを大事にしてもらいました。

カラードレスでは、ドレスの胸元がシンプルだったので、ヘアスタイルはハーフダウンにして毛先に動きを出してもらいました。ヘッドアクセサリーを付けなかったので、ヘアアレンジだけでも華やかに見えるように、計算して作ってくださいました。

メイクでは、オータムカラーを目元に追加し、リップを落ち着いた色に変更しましたが、肌の艶感、透明感は引き続き大切にしてもらいました。

ACCESSORIES

アクセサリー

ウェディングドレスでは、ドレスのゴージャスさに引けを取らないよう、母からもらった一粒パールのピアスとネックレスにしました。シンプルながらも上品で、こなれた感じをイメージして、ネックレスのチェーンは長めのものを選びました。

カラードレスでは、a.b.ellie のゴールドピアスのみを着用しました。大ぶりだけれどシンプルなつくりでエッジのきいたデザインが気に入っています。動くと揺れるところが可愛いです。

HEAD ACCESSORIES

ヘッドアクセサリー

ウェディングドレスでは、Ivory&Coのヘッドドレスを使用しました。全体にビジューが付き、所々にパールがちりばめられています。大きすぎないけれど、華やかで存在感のあるヘッドドレスです。

NAILS

ネイル

肌なじみの良いピンクをベースに華やかなものにしました。カラードレスと合わせるために、ゴールドのパーツを入れたり、ゴールドのラメを指先に入れたりしました。薬指には、ウェディングドレスのレースをイメージしたお花のデザインを入れてもらっています。

FLOWERS

メインで使った花や装花のテイスト

秋の収穫祭ということで、お花にこだわらず、メイン装花には赤く熟した実や紅葉した葉がついた枝ものをふんだんに取り入れてもらいました。ゲストテーブルには、ダリアのほかに、りんご、ぶどう、パプリカを飾ってもらい、落ち葉も散らしてもらうことで秋らしい楽しい装花にしてもらいました。

FOOD

お料理のこだわり

パレスホテル伝統のクラシックコースにしました。
元々はほかのコースを選んでいましたが、試食会に参加したところ、クラシックコースの料理がひと際絶品でバランスが良くお腹もいっぱいになり、一緒に参加した両親も含め満場一致でこちらのコースに決定しました。

ゲストのための費用は節約したくなかったので、ゲストの満足感を考え、こちらのコースを選びました。実際に、ゲストの方は、口をそろえて「おいしい」と言ってくださり、あまりの美味しさに「すぐ食べちゃった」「うちのテーブルは、食べるのが早くて、他のテーブルより料理が出るのか早かった」などとうれしい報告がありました。

また、90歳を超えるおばあちゃんも「美味しい美味しい」といってパンのお替りをしたり、コース料理を完食されました。周囲のゲストも驚きの食いっぷりだったとのことです。高かったけれど、このコースにして本当によかったぁと思っています。

WEDDING CAKE

ウェディングケーキ

イチゴと生クリームのシンプルなケーキにしました。
大きさも人数分のサイズのままです。

WEDDING FAVORS

引出物

親族には、パレスプレート（食器）の大サイズ2枚セット、友人にはパレスプレート（食器）の中サイズ2枚セット、両家祖父母には、陶器は重いのとそこまで需要はないと考え、今治バスタオル2枚組にしました。

引菓子には、パレスホテルのオレンジウィッチ＆レーズンウィッチの10個セットです。

PETITE GIFTS

プチギフト

プチギフトは二人の何かにちなんだものが良いという夫の思いがあり、夫婦で検討した結果、夫の大好物である、山田屋まんじゅうにしました。山田屋まんじゅうを2個ずつ、ゴールドのピローケースに詰めて配りました。

ENGAGEMENT RING

婚約指輪

私の父が宝石職人なので、父の手作りです。
デザインのインスピレーションを得るため、ヴァンクリーフやシャネル、カルティエなどのジュエリーショップに夫と行って、私たち二人と父でデザインを決定しました。

WEDDING RING

結婚指輪

婚約指輪同様、父の手作りです。
デザインのインスピレーションを得るために、ヴァンクリーフやシャネル、カルティエなどのジュエリーショップに夫と行って、私たち二人と父でデザインを決定しました。

結婚式で一番感動したこと

新婦退場のエスコートをお願いした友人たち（家族中心だったため、招待した友人は3名のみ）が、全員泣いてくれたことです。

事前に、友人には、司会者から質問という形で、幼少期の私の様子などに答えてもらうことは伝えていたのですが、エスコートのことは話していませんでした。ですので、名前が呼ばれると目を潤ませながら皆が高砂に来てくれました。

そして、スピーチでもするかのように、A4用紙いっぱいにメモを準備してくれていたり、普段聞かないような思いを話してくれたり、挙式の時に感じた思いなどを話してくれ、みんなで泣きながら、そして笑いながら退場したことが思い出深いです。

二人らしさとは

お互いに好奇心旺盛なところが似ていて、結婚式でもいろんなギャップを大切にしたいと思って準備してきたところが私たちらしいと思います。また、お互いに「ありがとう」と「ごめんなさい」を素直に言えることを大切にしようと考えています。

式場選びの時からゲストが楽しめることを第一に考えてきました。コロナで結婚式が延期したことで、何度も“このご時世に結婚式をする意味”について話し合い、やっぱりこんな時だからこそ、感謝を伝えたいし、こんな時に来てくれる人たちだからこそ、この時だけは思いっきり笑って楽しんで今日という日を幸せに過ごしてもらいたいと思いました。

ですので、ホテル婚ならではのラグジュアリー感や厳かな感じを大切にしつつも、ユーモアや遊び心を忘れないようにしました。

嬉しかった参加者の反応

挙式に関してはやはり「感動して、涙が止まらなかった」と言っていただけたことが、うれしかったです。披露宴では「こんな結婚式初めて」「こんな装花見たことない」「生演奏に迫力があって、コンサートに来たみたい」「料理がおいしすぎて、すぐ食べちゃった」と、言っていただけたことが嬉しかったです。

自分たちのこだわったところが、ちゃんとゲストに伝わっているんだなと感じることができたので、やって良かったと心から思いました。

私にとって結婚とは

人生のけじめのように思います。
今の時代、やらない方も増えていますが、実際に結婚式を行ってみて、一つの人生の区切りができたように思います。結婚式当日もそうですが、準備をする中で、たくさんの写真や思い出を振り返りながら改めて多くの方に支えられ成長してきたんだということに気付かされました。

そして、同じように夫もたくさんの方に囲まれて、今の夫がいることを知ることができました。そのような思いをすべて詰め込み、結婚式に臨むことで、私たちの中で単なる結婚報告ではない、これから二人で家族になっていくんだという決意ができたように思います。

結婚式での動画や写真は、どれも本当に素晴らしくて、仕事で嫌なことがあったときや疲れたとき、夫と喧嘩した時などに見返すと、不思議と心が落ち着いて元気が出ます。それだけ特別な一日だったんだと感じます。

改めて結婚について考えると、結婚とは、私は人生をより豊かにするものだと思います。夫と結婚して一人の時よりも時間が足りないくらい毎日忙しいですが、帰りを待ってくれる人がいることや、いつも自分の味方であり居場所になってくれる人が傍にいてくれることは、何にも代えがたい安心感になっています。

夫の存在があるからこそ、忙しくても心に余裕をもっていられたり、毎日に楽しみを感じて過ごせていると感じます。

やりたかったけれど諦めたこと

サンクスバイトとお手本バイトです。
披露宴の時間的に難しかったことと、コロナ感染の対策としても、食品を介した余興はできる限り控えたいと考え、なしにしました。

節約のための工夫

こだわらないポイントは、とにかく節約することです。
ペーパーアイテムでは、席次表、席札を外注にすることで、かなり節約できました。パレスホテルでは、ウェルカムスペースのグッズが持ち込み無料なので節約ポイントでした。家にあるお洒落な箱や台を活用したり、造花を手芸屋さんでリーズナブルに購入したり、家にある小物を飾ったりしました。

写真立ては、ZARA HOMEのセール品やIKEA、ニトリで購入しました。A1サイズのウェルカムボードはプリントパックを利用して、安く作成しました。そのほか小物は、100均を利用しています。必要なものは、購入先を工夫することで、節約することができました。

ウェディングシューズは、こだわりがなかったのでデパートのセールで探しました。マイシューズになった靴は、たまたま閉店セール中だったので半額で購入できました。また、ウェディング小物やドレスは、サンプルセールを活用することをお勧めします。私も、ヘッドドレスはVeraWangのサンプルセールで購入しました。

ブーケは、打合せ前に自分の中で価格の上限を決めておき、初回の打ち合わせの際に上限を超えないようにお願いしました。事前に相場を把握し、これ以上は難しいという上限を決めておくと、お互いに納得がいく結論が出やすかったです。