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全体のテーマは『タイムレス』です。いつ思い返してみても素敵だったと思える流行りに乗りすぎないタイムレスな結婚式、披露宴を目指していました。
会場は重厚感を大切にしつつ、お洒落な抜け感や海外風なイメージを取り入れることができそうな会場を選びました。オリジナリティを出しつつおしゃれで自分たちらしい結婚式になるように準備を進めましたが、参列者の方にはいろんな視点から褒めていただき頑張って良かったと思ってます。
ドレスや装花などで洒落感、海外の雰囲気などは出せても会場の重厚感やクラシカル感は後から出せないので、会場選びでは後から何を選んでも素敵になるパターンを想像できることが東京會舘を選ぶ決め手になりました。

挙式
白い大理石の床と木目調のチャペルは明るく、おしゃれな雰囲気が何より気に入っています。100人ほど収容できる点も招待客数が多くなることを想定していた私たちにはぴったりでした。
また見学に行った際、暗転しているところから演奏に合わせてカーテンが開き、大きな窓が見える演出に一目惚れしました。
VR見学となってしまうことも多いかもしれませんが、検討されている方はぜひ時間を見つけて直接見学してみて欲しいです。

披露宴パーティ
収容人数的に大きめの会場を探していたこともありますが、私たちの選んだ会場は挙式会場と同じフロアだったこともあり、動線が良く参列者に負担をかけたくなかった部分にもぴったりでした。
窓の大きい部屋にしたことで開放感が出ると思ったのですが、当日はあいにくのお天気で開放感に寄与したとは言い難いですが、写真写りの逆光が気になることもなかったのであまり気にしていません。笑
また、横長の会場にしたこともあり、120名ほどの参列者でも比較的みなさんと距離を近く感じることができたと思います。親族にも疎外感を感じて欲しくなく、高砂と最後列の距離は気にしたポイントでもありました。
コンセプトやこだわったこと
装花、ドレス、生演奏、手作りアイテムにこだわりました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

1着目はNUMBER 5さんで手配したVivienne WestwoodのFRAIJAというドレスを着用しました。
選んだ決め手は生地の質感、デザインの抜け感と洒落感です。他のブランドやショップでは出会えない唯一無二のドレスだったと思っています。
結婚式のテーマであるタイムレスは、このドレス選びでも共通していました。いつ思い返しても素敵なドレスだったと思える歴史あるブランド、流行りに流されないデザインはぴったりだったと思います。また、会場でクラシカルな面を存分に出せるので、ドレスや装花で洒落感や海外感を出す方向性にもイメージ通りでした。
生地はタフタシルクで見た目通り着心地も軽く、胸元のアシンメトリーなデザインもとっても自分らしいと思えたのが決め手になっています。スカートにはスリットが入っており海外風なおしゃれさを感じさせ、可愛さもカッコ良さも兼ね備えているドレスでした。試着当時はチャックが閉まらなかったもののダイエットをする覚悟で決定しました。笑
SECOND DRESSドレス 2着目

2着目はNUMBER 5さんで手配したJuliet Kimのブラックドレスです。1着目と同じく2着目もアシンメトリーなデザインでこれも自分らしいと思いました。どちらかでスレンダーなドレスを着たいと思っていたのと、着るだけで抜群にオシャレに見えるこのデザインは他にはないと思い、こちらもすぐ決まりました。
チュールもとっても繊細で軽やかさが出るのでブラックでも重たすぎず着ることができました。流行り廃りではなく、洒落感と参列者のみなさんの予想を裏切るような雰囲気になると思ったので、お色直し入場では歓声が沸いて嬉しかったです。笑
SHOESシューズ

ZARAで選んだピンクベージュのサンダルです。1着目も2着目も海外っぽいドレスデザインだったことと、さらにここで足元に抜け感を出すことで海外風のウェディングスタイルになると思ったので、あえてシンプルで装飾のないものにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

挙式スタイルはシンプルにオールバックでシニヨンにしました。ドレスを引き立たせたい思いと、タイムレスなヘアメイクにしたいと思っていたからです。挙式会場や会場内の撮影でも重厚感のあるタイムレスなスタイルな写真が残せたと思います。
披露宴入場スタイルは一変してダウンヘアにし、披露宴会場の装花との雰囲気が合うように抜け感を出しました。ヘアメイクも色味を出してもらい、ドレスの黄味がかった色味と調和するようにしてもらい、挙式との変化を出しています。
お色直しスタイルは海外風に振り切った他の人と被らないヘアスタイルにしました。眉毛を書き足してもらいちょっと海外のお人形さん風を目指しています、、(笑)また、ブーケに合わせてピンク系で装花との統一感も出してもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー

挙式ではシンプルなバロックパールピアスを合わせています。ヘアスタイルと重複しますが、タイムレスを一番のテーマにしていたのであまり主張のないシンプルなものにしました。
披露宴入場ではNUMBER 5さんでお借りしたゴールドのイヤリングです。ドレスの色味とマッチしたゴールドと、一気に出る洒落感、抜け感が一気に雰囲気作りをしてくれました。
お色直しでもNUMBER 5さんでお借りしたキラキラのイヤリングです。このイヤリングがお色直しのポイントでした。ここでこの印象強いイヤリングをスタイリングするのは担当さんのご提案で、自分自身だけじゃ選べなかったハイセンスさだと思います。ドレスの抜け感と会場の重厚感とのバランスも取ってくれたイヤリングでとってもお気に入りです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ヘッドアクセサリーは着けていません。
挙式だけシンプルなベールを着用しました。
NAILSネイル

ネイルはハンドとフットお揃いの白のスクエアフレンチです。ネイルでも大人っぽい海外の抜け感を出したかったのと、サンダルだったこともあってフットとお揃いにしました。ネイルもスクエアにしたことで洒落感が出て、雰囲気が変わったと思うのでこだわってよかったです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

日比谷花壇の粂谷さんにご担当いただきました。
「グリーンのアマランサスをメインに使いたい」とリクエストをしています。全体的にグリーン系統でお願いしており、当日は希望通りの装花でとってもお洒落な雰囲気に仕上がりました。
また、テーブル装花や高砂装花ではコケを使いたいとリクエストしています。他にはない抜け感が出る装花になりましたし、いろんなリクエストをするにあたっても自身で色々事前にリサーチしてダメ元でも聞いてみてよかったです。
当日は本当にいろんな方に褒めていただいたのもありますが、夫も大喜びでした。花器の素材も色々相談させてもらい、会場のカーペットの色味やソファの色味とあわせていろんな相談ができたことが本当に素敵な装花に仕上がった理由だと思います。
FOODお料理のこだわり

お魚料理の舌平目のボンファムを試食会で食べて絶品だったので、これは絶対に入れ込みたいと思いました。ゲストからも「全部美味しかった」と言ってもらえたので、最終的に自分たちが試食したコースにして良かったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

装花に合わせてグリーン系のフルーツを使ったケーキにしてもらいました。こちらもギリギリ、ダメ元でプランナーさんにフルーツの種類を変更できるか相談したところ「OK」とのことだったので、ダメ元でも相談してみて良かったです。
WEDDING FAVORS引出物

参列者が多かったのでおおまかに贈り分けをしました。会社の同僚や夫の友人にはRed Bullとグラフのセット、私の友人たちにはNachtmannのペアボウル、親族たちにはNachtmannの大皿、他にも上司層には細かく贈り分けをしています。
PETITE GIFTSプチギフト

10月挙式だったこともあり、夫の実家で作っている新米を贈りました。パッケージを自作して3種類をランダムに配ったため、参列者のみなさんもどれが手元に渡ったか後で照らし合わせてくれました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

BOUCHERONのポンドゥパリです。
BOUCHERONのブランドイメージや雰囲気が好みだったこと、ポンドゥパリのデザインが気に入り選ばせていただきました。ザ・婚約指輪というよりは少し変わったデザインなところが気に入っています。
WEDDING RING結婚指輪

結婚指輪もBOUCHERONで選びました。私はキャトルラディアント、夫はゴドロンにしました。婚約指輪と同じブランドで選びましたが、BOUCHERONは重ね着けができるので、今後どこかの記念で増やすことできたらいいなと思っています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

2人で結婚するということを大切なみなさんの前で挙式という形で誓い合い、改めて夫婦になるという重みを実感しました。
二人らしさとは

周囲の人への感謝を伝えつつ、楽しい会にすることが二人らしい結婚式になったと思います。また手作りDIYも二人で分担して取り組んだので、小さいところまで拘り抜いたところも二人らしさが出た部分だったと思います。
嬉しかった参加者の反応

ドレスや装花、ペーパーアイテムや生演奏など、いろんな部分を「素敵だった」と言ってもらえて嬉しかったです。また「こんな結婚式に参列したのは初めて!」と言ってもらえたことが準備を頑張った甲斐があったと思いました。
私にとって結婚とは

信頼だと思います。二人の大切な人に結婚の宣言、お披露目をすることで二人の信頼関係が再確認できたと思いますし、これからの夫婦生活の原点にもなると思います。
後悔していること
ブライズルームでライトを付けてもらえることを知らなかったことです。ブライズルームから写真や動画の撮影が始まっていたので、ライティングができたのであれば最初からやりたかったのが後悔ポイントです。
やりたかったけれど諦めたこと

特にありません。
節約のための工夫

ムービーアイテムを2つ手作りしました。オープニングムービーもプロフィールムービーも自分の思い通りに自作できたので、時間は少しかかりましたが手作りして良かったポイントです。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

自分のやりたいことを明確にしていくことがおすすめです!式場にも出来ることと出来ないことの制約があるので、自分のこだわりたいポイントがカバーできるのかどうかという点は見学時には必ず聞いていました。こだわりたい可能性があるポイントの裕度の高さは確認しておいて損はないです。
式を終えてみて気付いたポイントですが、披露宴で生演奏を取り入れたところ、これがぐっと雰囲気を作り込んでくれて、いろんな方にとても褒めてもらいました。私たちは、大きなウェディングフェアで実際に生演奏を聴いて取り入れることに決めたので、百聞は一見にしかずということで何事も自分の目でみて参考にすることが一番良いと思います。
盲点でしたが、きっとウェディングフェアで聴いていなかったら取り入れていなかったので足を運んで良かったです。